中学校のヒーローは精神病院。14歳の息子から首絞められる父兄の信頼厚き保育士

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
いい、ご指導いただきましたね。「理想、を、高くしてはいけない」ってこれは、今、お母さんが、59歳ということですよね。

相談者:
はい

加藤諦三:
それで、期待が大きすぎたかもしれないっていう、

相談者:
はい

加藤諦三:
それが、あのう、実際に今、精神科で、治療を受けているわけですから。その結果が、しっかりしないと、何とも申し上げられないんですけれども。

相談者:
はい

加藤諦三:
むしろ問題は、子供のことでもって、ご夫婦の関係が、うまくいかなくなるっていうことが、問題なんですよね。

相談者:
はい

加藤諦三:
よく子供は、親のかすがいだっていうことを言いますけれども。

相談者:
はい

加藤諦三:
結婚の調査でもって、実際には、子供がいないときの方が、夫婦関係ってうまくいってるんですって。

相談者:
はい

加藤諦三:
というのは、子供がいるからどうしても「こう育てたい」というようなことでもって、夫婦の関係が壊れてくる、ケースが多いんですよ。

相談者:
はい

加藤諦三:
ですから、そうならないように、教育者一家の、奥さんの、

相談者:
はい

加藤諦三:
価値観とか、

相談者:
はい

加藤諦三:
人生に対する夢とか、

相談者:
はい

加藤諦三:
そういうものを、ご夫婦の間で、

相談者:
はい

加藤諦三:
よく話し合って、

相談者:
はい

加藤諦三:
この、お子さんのことでもって、夫婦関係が壊れるっていうような、これは、あのう、馬鹿らしいことですから、

相談者:
はい

加藤諦三:
それを避けるように、注意してください。

相談者:
はい、わかりました。

加藤諦三:
それでよろしいでしょうか?

相談者:
あ、ありがとうございました。

加藤諦三:
はい、どうも失礼します。

相談者:
あ、はい、ありがとうございます。

加藤諦三:
子供は、夫婦関係の繋がりを強めるのではなくて、ときに夫婦関係を壊すような働きをすることがあります。

 

「中学校のヒーローは精神病院。14歳の息子から首絞められる父兄の信頼厚き保育士」への17件のフィードバック

  1. 首しめの前後が分からないが息子なりに親の首をしめてでも訴えたいことがあったのでは無いか?家出にしたって、体を張った命懸けの抗議に思える。
    発達障害のことは分からないがオシャレに拘りのある、皆を鼓舞出来るスター性のある子なのかなと思った。問題はこの子ではなく、親の狭い価値観なのでは?

  2. 森田さん、2回目ですが、今後は加藤さん以外とも当たることを期待しましょうか。
    本題ですが、長男さんの行為、明らかに犯罪だけに、毅然とした対応はして欲しい。
    とはいえ、精神障害者認定が下りたということは、今後は特別支援学校通学なのか?
    奥さん一家の教育者一家の話は、奥さん、犯罪人が出ないようしつけたのでしょう。

    1. ・精神障害者認定がおりたとは言ってない
      ・特別支援学校は肢体不自由や知的障害がない発達障害は該当しない

    2. 障がい者なのは相談者本人(お父さん)ですよ。病弱で持病での障がい者認定だそうです。(身体?)
      息子くんは、精神科入院で落ち着くと良いですね。
      同時に、この両親にこそカウンセリングが必要そう。

  3. 坊っちゃん、可哀想ですね。主治医からはサイコパスのように言われたみたいですが、本当に発達障がいでしょうか。幼い頃から家を出て行きたいと思うなんて、家が心地よい居場所ではなかったからではないでしょうか。その対応が、おもちゃを買うとか、美味しいものを食べるとか。そんなことではなく、心の通いあいや身体のぬくもりが欲しがったのでは?ひとつひとつの行動をみれば、衝動的なADHDに見えるかもしれません。母子関係や家庭環境をしっかり見極めて、正しい治療をしなければ立ち直れないのではないでしょうか。母も心療内科を受診し、本来の親子関係を取り戻してほしいと思います。

  4. 全くもってお手上げ案件ですね。
    対して、森田先生の優しさと賢さが浮くという皮肉。
    森田先生、ありがとうございます。

  5. 派手な身なりでも学校から拒否されず、同級生からも慕われる。傷つけるのは自分自身。その子良い子なんだろうなと思う。

    良い大人に出会って、良い方向に人生進めると良いね。

  6. 衝動性の高いADHDの子と躾に厳しい教育パパママとの相性は最悪だと聞いたことがあります。相談者の息子がどうかは不明ですが。子は特性のせいで「行儀良く」はできない、なんなら本人もできずに困っているのに、親は本人の努力を求めて毎日激詰めしてくるわけです。努力の問題ではないということが理想の高い教育パパママには理解できないし、子は病んでいくという話でした。

  7. 母親は世間体ばかりで口うるさい、父親は妻の尻に敷かれて気弱で息子に迎合してふわふわしている。
    息子に夢を見ていて現実逃避している相談者へのイライラを息子は表現してるだけ。

  8. 首を絞めるという所だけみると犯罪者ですが、そこに至るまでに相応の虐待があったと思います。

    強盗に反撃して殺しても無罪な様に、息子さんに罪はない。
    その証拠に入院中では何の問題も起こしていない。

    COLABOの様に、家に居場所のない子供達が直接避難できる安全に過ごせる居場所の整備が急務です。

  9. 息子さんが登校した時に人が集まってきて声をかけるのは、みんな面白がってるだけなのでは?
    本当に人望があれば運動会でみんなを鼓舞したりしないと思う。加藤先生の仰る「僕を見て!」というアピール。
    お父さんの「出ていかれちゃったら寂しくて困るから一緒にいようよ」という腰の引けた発言に脱力。4歳くらいから出ていきたいって、どんな家庭だったんだろう。
    息子さんが可哀想。

  10. 同級生によく似たヤツがいた
    両親教師で、一人っ子で、注目を浴びたいから悪ぶって突飛な格好をしてたけど、内面は気弱で寂しがりで、必死で誰かとつながろうとしてた
    この相談を聞いて、やっぱりあいつも親の関心が欲しかったんだろうなとふと思い出した

    相談者妻も「誰もが認める立派な幼稚園の先生」で、そこに自負を持ってるから、息子がイマイチでは自分の沽券にかかわると思うような人なんだろうなあ
    息子が4歳から暴れてるってのも、そんな母親に「自分にもっと関心を持ってよ」という叫びなんだろう
    だけどそれは母親にはきっと届かないだろうし、母親への怒りを自分に向けたのが今回の自傷行為なんだろう

    こんな時に、父親だけでも息子の味方であればまた違うんだろうけど、このふにゃふにゃした迎合的な相談者じゃそれも厳しかろう
    14歳の息子が両親に絶望してるのは想像に難くない、誰か尊敬できる人を家族の外に見つけられますように

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