中学校のヒーローは精神病院。14歳の息子から首絞められる父兄の信頼厚き保育士

(回答者に交代)

森田豊:
もしもし、森田豊です。

相談者:
あ、あ、よろしくお願いいたします。

森田豊:
今お父さん、56歳で、息子さんが14歳っていうこ、と、は、ご夫妻にとっても、息子さんへの期待が大きかった、あ、だけに、

相談者:
はい

森田豊:
今の現状を、なかなか受け入れられないのかな、と、

相談者:
はい

森田豊:
思いますね。

相談者:
はい

森田豊:
でえ、(吸って)これから、どうやってお父さんお母さんが、息子さんと接していくか、ですよね。

相談者:
はい

森田豊:
これは、(吸って)まず、(吸って)、精神科から、退院された後、一番大事なもは、やっぱり、法律を守ると、

相談者:
はい

森田豊:
いうことかなあ、と思います。

相談者:
はい

森田豊:
それと、その、子の、命を守る。それから、その子が、他の・・子に、危害を与えないようなことで、

相談者:
はい

森田豊:
まあ、ある意味、そこを見守ると。

相談者:
はい

森田豊:
もうここお、に、まず持っていくのかな?と思います。

相談者:
はい

森田豊:
その上で、一つう・・わからないんですけど、今、3週間経ってるわけですよね?入院して。

相談者:
はい

森田豊:
精神科医の先生から、具体的な例えば、病名ですとか、何とか障害とかそういう言葉は出てきてますか。

相談者:
いや、病名は、聞いておりません。
ただ、一言で、息子のことを表現するならば、「驚かないでくださいよ」って前置きしながら、「ヤクザに多いタイプです」と、「人を魅了して、人を惹きつける」と。

森田豊:
んー

相談者:
で、「道いを、間違いなければ、私などを、飛び越えて、大成功する人だと思うけども、」

森田豊:
んん

相談者:
「もし理解とか、サポートが得られないと、道を踏み外して、悪い・・方の道に、行ってしまう、だろう。どっちか両極、の人生、送るかもしれない」っていうふうに、

森田豊:
んん

相談者:
先生は言ってました。

森田豊:
うん。そのお、精神科の先生の話から、

相談者:
はい

森田豊:
だけ・・でしか、私は推測しかできませんけれど。

相談者:
はい

森田豊:
そうなると、何かの病気というよりは、

相談者:
はい

森田豊:
個性とか、

相談者:
はい

森田豊:
その人の、多様性の問題・・なのかな?と思いましたね。
それは、ま、一つ、(吸って)病名が独りい、歩き、しちゃいけないと思うし、ある意味病気、でもないんですけれど。
発達障害っていうふうには、その、医者との間では、

相談者:
あ、あのう・・

森田豊:
話は出ませんでした?

相談者:
初見では、「病気かなあ・・」っていうふうに、おっしゃって。「しいて言うならば、ADHDの・・多動と、衝動、性、がある」っていうふうに、言ってました。

森田豊:
あ。確かに、そのうう、発達障害、の、一つの、形だとすると。
まあ、1世代前は全く手がぁ、出せない、

相談者:
はい

森田豊:
手に負えないことも多かったんですけどお、

相談者:
はい

森田豊:
最近やはり、精神科医の中でも、それをちゃんと診断できるような基準というのも、出てきましたのでえ。

相談者:
はい

森田豊:
ん、おそらくその医、師、も、病名というよりは、この障害に当たるんですけど。

相談者:
はい

森田豊:
そこを視野に、もう少し時間をかけて、

相談者:
はい

森田豊:
診断・・に、至るように、

相談者:
はい

森田豊:
努力してるんだと、思いますね。

相談者:
はい

森田豊:
でえ、もし発達障害だとすると、現代においては、どうやって、親が関わっていったらいいのか?。で、発達障害を持つ親の中あ、では、こういうふうに接していけば、お子さんが、社会生活を、ある程度苦労軽減しながら、生き抜く方法っていうのも、この生きにくい生活の中から、そういう、光も、見えてきていることは確かなんですよね。

相談者:
はい

森田豊:
ただ、その間ん、一番私が心配するのは、お父さんお母さんが、心が折れないかな?と、思うんですね。

相談者:
・・

森田豊:
ですから、理想を、少し、下げないといけないのかな?と思います。

相談者:
実はその点なんですが、妻、は、わりかしあのう・・「世間一般の、お子さん、方のように、学校にきちんと通って、お勉強をしてくれえ、たらいいな」というんですけども。私はあ、「学校・・なんかもう、あのう、給食、食べに、行く、だけでいいよ」と。「友達に顔見せに、行くだけでいいよ」っていうふうに言うと、怒るんですね?「そんなことを、い、息子の前で言っちゃ駄目だ」と。「本気にするから」っていうふうに、言われたことがあります。

森田豊:
息子さんの前で、それを言うことはどうかな?と、私も思います。

相談者:
あーー、はい。

森田豊:
っていうのは、まだ、診断もついてないですし。
息子さんにそのことを言うのは、どうかな、と思いますけれど。

相談者:
あ、はい。

森田豊:
ですから、息子さんへの接し方というのは、今後出てくる診断に応じて、

相談者:
はい

森田豊:
変わってくる。あるいは前向きなことを言ってもいいと思うし、

相談者:
はい

森田豊:
ま、過度な、前向きなことは言ってはいけないと思いますけど。

相談者:
はい

森田豊:
問題はやはり、お父さんお母さんが、こういった、もしかしたら発達障害かもしれないお子さんを抱えたときに、

相談者:
はい

森田豊:
どうやって、リーダーシップをとって、家という大きな船を動かしていくかなんですけれど。

相談者:
はい

森田豊:
決して動じてはいけないと思うし、お母さんの考えてるような、「ああするべき、こうするべき」、そして「こうやって育つべき」っていう、

相談者:
あーああ、

森田豊:
ちょっと理想を、少し、変えないといけないので、

相談者:
ああ

森田豊:
そこは、夫婦の間で、

相談者:
ああ、はい。

森田豊:
やはり、同じ方向を向かなければいけないのかな、と思います。

相談者:
はい

森田豊:
ですから、考え方を、同じにして、

相談者:
はい

森田豊:
子供への接し方、とか、

相談者:
はい

森田豊:
ああするべき、こうするべきっていう、理想を、

相談者:
はい

森田豊:
2段階か3だい、段階か、下げてみて、

相談者:
あ・・

森田豊:
その結果ですね、例えば10年後20年後に、

相談者:
はい

森田豊:
お子さんが、何とか、この、おー、社会と、うまく、接していって、

相談者:
はい

森田豊:
そして、良い方向に行けば、

相談者:
はい

森田豊:
それはそれで、嬉しいことですよね。

相談者:
はい

森田豊:
ですんで、今からあんまり、理想を高くしてしまうと、うん・・それこそ、うまくいくものがうまくいかなくなっちゃうのかな、と、私は思いました。

相談者:
・・はい。わかりました。

(再びパーソナリティ)


「中学校のヒーローは精神病院。14歳の息子から首絞められる父兄の信頼厚き保育士」への17件のフィードバック

  1. 首しめの前後が分からないが息子なりに親の首をしめてでも訴えたいことがあったのでは無いか?家出にしたって、体を張った命懸けの抗議に思える。
    発達障害のことは分からないがオシャレに拘りのある、皆を鼓舞出来るスター性のある子なのかなと思った。問題はこの子ではなく、親の狭い価値観なのでは?

  2. 森田さん、2回目ですが、今後は加藤さん以外とも当たることを期待しましょうか。
    本題ですが、長男さんの行為、明らかに犯罪だけに、毅然とした対応はして欲しい。
    とはいえ、精神障害者認定が下りたということは、今後は特別支援学校通学なのか?
    奥さん一家の教育者一家の話は、奥さん、犯罪人が出ないようしつけたのでしょう。

    1. ・精神障害者認定がおりたとは言ってない
      ・特別支援学校は肢体不自由や知的障害がない発達障害は該当しない

    2. 障がい者なのは相談者本人(お父さん)ですよ。病弱で持病での障がい者認定だそうです。(身体?)
      息子くんは、精神科入院で落ち着くと良いですね。
      同時に、この両親にこそカウンセリングが必要そう。

  3. 坊っちゃん、可哀想ですね。主治医からはサイコパスのように言われたみたいですが、本当に発達障がいでしょうか。幼い頃から家を出て行きたいと思うなんて、家が心地よい居場所ではなかったからではないでしょうか。その対応が、おもちゃを買うとか、美味しいものを食べるとか。そんなことではなく、心の通いあいや身体のぬくもりが欲しがったのでは?ひとつひとつの行動をみれば、衝動的なADHDに見えるかもしれません。母子関係や家庭環境をしっかり見極めて、正しい治療をしなければ立ち直れないのではないでしょうか。母も心療内科を受診し、本来の親子関係を取り戻してほしいと思います。

  4. 全くもってお手上げ案件ですね。
    対して、森田先生の優しさと賢さが浮くという皮肉。
    森田先生、ありがとうございます。

  5. 派手な身なりでも学校から拒否されず、同級生からも慕われる。傷つけるのは自分自身。その子良い子なんだろうなと思う。

    良い大人に出会って、良い方向に人生進めると良いね。

  6. 衝動性の高いADHDの子と躾に厳しい教育パパママとの相性は最悪だと聞いたことがあります。相談者の息子がどうかは不明ですが。子は特性のせいで「行儀良く」はできない、なんなら本人もできずに困っているのに、親は本人の努力を求めて毎日激詰めしてくるわけです。努力の問題ではないということが理想の高い教育パパママには理解できないし、子は病んでいくという話でした。

  7. 母親は世間体ばかりで口うるさい、父親は妻の尻に敷かれて気弱で息子に迎合してふわふわしている。
    息子に夢を見ていて現実逃避している相談者へのイライラを息子は表現してるだけ。

  8. 首を絞めるという所だけみると犯罪者ですが、そこに至るまでに相応の虐待があったと思います。

    強盗に反撃して殺しても無罪な様に、息子さんに罪はない。
    その証拠に入院中では何の問題も起こしていない。

    COLABOの様に、家に居場所のない子供達が直接避難できる安全に過ごせる居場所の整備が急務です。

  9. 息子さんが登校した時に人が集まってきて声をかけるのは、みんな面白がってるだけなのでは?
    本当に人望があれば運動会でみんなを鼓舞したりしないと思う。加藤先生の仰る「僕を見て!」というアピール。
    お父さんの「出ていかれちゃったら寂しくて困るから一緒にいようよ」という腰の引けた発言に脱力。4歳くらいから出ていきたいって、どんな家庭だったんだろう。
    息子さんが可哀想。

  10. 同級生によく似たヤツがいた
    両親教師で、一人っ子で、注目を浴びたいから悪ぶって突飛な格好をしてたけど、内面は気弱で寂しがりで、必死で誰かとつながろうとしてた
    この相談を聞いて、やっぱりあいつも親の関心が欲しかったんだろうなとふと思い出した

    相談者妻も「誰もが認める立派な幼稚園の先生」で、そこに自負を持ってるから、息子がイマイチでは自分の沽券にかかわると思うような人なんだろうなあ
    息子が4歳から暴れてるってのも、そんな母親に「自分にもっと関心を持ってよ」という叫びなんだろう
    だけどそれは母親にはきっと届かないだろうし、母親への怒りを自分に向けたのが今回の自傷行為なんだろう

    こんな時に、父親だけでも息子の味方であればまた違うんだろうけど、このふにゃふにゃした迎合的な相談者じゃそれも厳しかろう
    14歳の息子が両親に絶望してるのは想像に難くない、誰か尊敬できる人を家族の外に見つけられますように

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