目に見える役割と目に見えない役割。酒の匂いプンプンで知的障害の娘を送る夫
(回答者に交代)
マドモアゼル愛:
はいどうも、こんにちは。
相談者:
あ、こんにちは。
マドモアゼル愛:
ずっとお話しい、聞いてきて、あなた大変だったな、と思うんです。やっぱり。本当に。
相談者:
大変でした。
マドモアゼル愛:
うんんん。基本的に、責任を持ってえ、お嬢さんの、面倒を看るのが、お母さんしかいなかったわけだよね?
相談者:
そうですね。
マドモアゼル愛:
ね。そいで、未来の・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
納得するう、展望が見えないわけだよね?
相談者:
あ、そうです。
マドモアゼル愛:
ね。
相談者:
もう本当に、定年になってえ、
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
家族旅行したりとか、
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
普通に、老後の夫婦、も、してみたい・・
マドモアゼル愛:
うん、うん。
相談者:
と思ったんですね。2人で、家庭菜園するとか。
マドモアゼル愛:
うん、うん、うん。
相談者:
でも、もう、何かにつけて・・難癖つけるん、ですよ。
マドモアゼル愛:
うん・・
相談者:
だから私も、もちろん・・気が強い方なので、
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
こう、言い返すんですけど、
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
夫は黙るか、わからないっていうか、話をそらす・・
マドモアゼル愛:
だから、旦那さんは、ほら自分の世界は、お酒しかなくて。
相談者:
あ、そうですね。
マドモアゼル愛:
それ以外の、社会は、閉ざしてるわけだよね。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
それであなたは、その、点で、まだ、こう生きたい、ああ生きたいという、・・刺激を、夫に与えてしまうわけよ。
相談者:
あーああ。
マドモアゼル愛:
それが恐怖なんだよね、夫からしてみれば。
相談者:
あ、は。
マドモアゼル愛:
自分は、何も、ない人生だっていう・・ことを、奥さんの行動を見ることで、刺激されてしまう。っていう面もあるような気がすんだよ。
相談者:
あーああ、
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
考えたことなかった・・ですね。
マドモアゼル愛:
きっとそうだと思うんだよね?それはね?
相談者:
んーんん・・
マドモアゼル愛:
だから、方法としては、「安心おしよ♪」、「私がついてるよ」っていう、一つの解決の仕方もあるけれども。あなたにはもう、「できない」ということ、じゃない。
相談者:
そうです。
マドモアゼル愛:
そうすっと、特に娘さんの、ことを、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
面倒看なくちゃいけないっていう、責任があるわけだから、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そこら辺を、1回、別居するなりね?っていうな、ところで、言った方が・・話は早い気がするんだよね?
相談者:
あーあああ。
マドモアゼル愛:
うん。ただね、一つね、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
もう1個、ちょっと考えられるのが。
まず病院では、「病的なほどのアル中ではないや」っていう、判断なわけですよね?
相談者:
あはい
マドモアゼル愛:
それから、退職した後も、週4日も、会社に行って、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
ちゃんと勤め、上げているっていう、事実があるわけだよね。
相談者:
あはい
マドモアゼル愛:
それから、2番目のお嬢さんが、「いやあ、別に、その程度平気なんじゃない?」っていうふうに言ってると。
相談者:
あーああ。
マドモアゼル愛:
ことになると、お母さんの、見方と、ずいぶん違ってる・・わけだよね?やっぱりね、家族の見方っていうのは。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
35歳のね、今、ま、障害があるっておっしゃっていましたけれども、
相談者:
あ
マドモアゼル愛:
お嬢さんは、どうなの?
相談者:
知的障害があるので、わからないので、
マドモアゼル愛:
うん、うん。
相談者:
別に、あの、
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
何も、してくれるわけではないんですけど、
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
嫌いじゃないですね。
マドモアゼル愛:
そこなんだよ。問題は。
相談者:
あーあああ。
マドモアゼル愛:
知的障害の人が、何もわからないと思う?
相談者:
・・あーああ。
マドモアゼル愛:
知的障害の人でないと、見えない世界あると思わない?
相談者:
あ、そうですねえ、はい、確かにい・・それは
マドモアゼル愛:
だからね、お父さんは、優しい人なんだよ。
相談者:
・・はい
マドモアゼル愛:
知的障害、の、子から見ると、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
生命としての存在感とか、手応えとしての、温かみとか。
そうしたものは、得て、いるんだよね?お父さんからね。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
だから、あなたは、35歳の娘さんを、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
責任を持って看ようとしてるけれども。本当は悲鳴をあげてんじゃないの?
相談者:
・・そうです。◆#$%
マドモアゼル愛:
本当は看たくないんだよ。
相談者:
あっ、グループホームに、
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
30歳ぐらいになったら入れるかなっていうふうに、見通し、が、あったんですけどやっぱり・・現実はもう、日本全体がグループホームを作らない、
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
みたいになってきて。
マドモアゼル愛:
うん、うん。
相談者:
じゃあ、私とっていうか、まあ、主人も含めて、
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
看ていこうと思って、5年前に、リフォームしたんですね。
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
で、「やってこう」って思った・・んです。
マドモアゼル愛:
(吸って)
相談者:
その後に、そんなふうに、夫が、変化してったので、
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
難しいところに来てる。・・
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
っていう、感じなんですよね。
マドモアゼル愛:
娘さんは、旦那さんと別れて、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
お母さんに頼って、これから生きていくことを、喜ぶかな?
相談者:
それはやっぱりい・・両親がいた方が、いいんだろうな?っていうのは、思います。◆#$%□
マドモアゼル愛:
ん、それは、どういう?
相談者:
もう、「ここが自分の家だ」と思って、るのと、
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
やっぱ、お父さん・・と、施設に、行ったりするのも、喜んで行ってます。はい。
マドモアゼル愛:
うん。そうすると、この・・5人の、家族は、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
目に見える・・ものの責任においては、お母さんが一生懸命やって、大変で、悲鳴もあげてるっていうのは、わかったけれども。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
お母さんが見えてない、部分に関して、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
何か、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
お父さんの前では緊張する必要ないんだっていう、ような、
相談者:
あーあーあー、はい
マドモアゼル愛:
安心感の、働きは、あったんじゃないかな?
相談者:
あ、あります。はい。
マドモアゼル愛:
うん。それを、お母さん・・妻は、あんまり、認めていないよね?
相談者:
確かに。
マドモアゼル愛:
好き嫌いってあったのかもしれないけども。
相談者:
いや、んんんん、
マドモアゼル愛:
うちの親父が、1日、5合?の、日本酒を、
相談者:
あーーー・・
マドモアゼル愛:
毎日飲んでる人だっ・・たんですよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そいで、お酒飲みに対する悪い印象って、僕、持ってないんですよね?実は。
相談者:
あ
マドモアゼル愛:
まあ、うちの親父の酒が、楽しそうな酒だったから。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
それで、うちのお母さんも、ま、昔の人だから、「夫が働いてきてんだから、自分のお金で飲むの、場合、いいんじゃないの」ぐらいの、ことで、褒めもしないし、けなしもしないでいたから、ま、親父は自由に飲めた、んだと思うのね。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
それで、アル中になることもなく、死んじゃった、わけですよ。他の病気で。
相談者:
あーあああ。
マドモアゼル愛:
だからいつも、アルミの、変な、ところにお酒を入れて、かんをして、
相談者:
はい、はい。
マドモアゼル愛:
飲んでましたけども。
やっぱり棺桶に、それ入れましたもんね、それみんな。
相談者:
あーああ。
マドモアゼル愛:
「それ入れてあげなくちゃ、可愛そうだよ」なんて感じで。
相談者:
あ、あーあああ。
マドモアゼル愛:
見方だよね?やっぱりね?
相談者:
そうですね。そういう見方を、したことがなくって。
マドモアゼル愛:
うんん。
相談者:
息子が帰ってきたときも、「じゃあ、乾杯しよう」とかって、
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
そういう雰囲気も、もう、私が消しちゃったのかもしれないんですけど。
マドモアゼル愛:
うん。酒イコール駄目っていう、ことに、なっちゃったから。
相談者:
う、そうなんです。だから息子、も、
マドモアゼル愛:
そう、
相談者:
なんか、楽しそうじゃないのかな?
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
って思います。はい。
マドモアゼル愛:
本物のアル中の人と、僕ねえ、
相談者:
ああ、
マドモアゼル愛:
お酒飲んだことあるんですよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
で、そのとき、「なんで・・、アル中なったの」など、いろいろ、話しながら、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
しかも、それを全部、笑い話に変えてったんですよ。
相談者:
えーええ。
マドモアゼル愛:
そしたら、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
その人、1合も飲まないで、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
「今日は酔ってしまった」っていう◆#
相談者:
ああああ、はい。
マドモアゼル愛:
本当にね、僕ね、涙が出ましたよ。本当に。それは。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
うん。
相談者:
んんんん。
マドモアゼル愛:
「あー、この人。わかってもらえないで、生きてきたんだな」っていう・・
相談者:
あああー。
マドモアゼル愛:
のが、何かわかったのね。
相談者:
あああー。
マドモアゼル愛:
だからこのお酒は、悪いお酒だとは思うよ?確かにお母さんから見ても。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
しかし、このお酒が、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
実は、家に、欠けていたものを、補ってくれていたっていう面も、あるような気がするんだよね。
相談者:
あーあーあー。
マドモアゼル愛:
うん。だから、ま、そこら辺、たくさんの視点からね?
相談者:
はい、はい。
マドモアゼル愛:
もう1回考えてみるっていう・・ところ、は、必要かな、と。
相談者:
わかりました、なんか、
マドモアゼル愛:
はい
相談者:
本当に何か・・(涙声)
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
久しぶりに泣けます・・
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
もお・・泣けなかったですね。
マドモアゼル愛:
うん、うん、
相談者:
涙がもう、出ないぐらいに・・しんどかった・・んですけど。
マドモアゼル愛:
ね、大変だったもんね。
はい、加藤先生、
相談者:
ありがとうございました。
マドモアゼル愛:
はい。聴いてみたいなあと、思います。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
はい
(再びパーソナリティ)
旦那さんのアルコール依存症と思われる状態、治らないと思いますので、知的障害の長女を置いての離婚も仕方ないのかなあという感じがします。
ご相談者さんが「ゴミ箱ではない」と言えば言うほど、旦那さん、アルコールにますますのめり込んでいきそうな感じがしてしまうんですよねえ。
「わたしはごみ箱じゃないですよ」って、
相談者が本気で変われば…
と、加東先生のアドバイスでしたが、具体的にどんなふうに…みたいなヒントが聞きたかった。
ものすごく聞きたかったです。
残念ながら加藤先生は『具体的なアドバイス』、今まで一度もしたことがありませんし、相談者が問えば逆上します。
相談者が自分で考え行動しないと意味がないから心構えの部分を説いてるんでしょ。
「自分はゴミ箱じゃない」という意識があればそれが言動に現れるという部分が大事なんであって、ゴミ箱にされそうな時にその場を離れるのか止めてと言うのかは人によるし、あくまで枝葉の部分。
アルコールが翌日まで残っている問題については一度検問で引っかかって警察に怒られるくらいのインパクトがないと変わらなさそう。というか事故に巻き込まれる人が出なければいいが・・・。
送り迎えってもしかして徒歩かもしれないですね。
こりゃ早とちりをすみません。
嘱託の仕事をまだまだしているようなので、車を運転しているのでは?
もうね、飲酒運転する時点で完璧にアル中ですよ。
気を悪くされる方がいらしたらごめんなさい。私は散々酷い目にあわされましたから。
飲み続けることで脳がアルコールに乗っ取られて行きますから、当人の意思と関係なく飲まずにいられない。この年齢では治らないと思って今後の事を考えた方がいいですね。アル中の家族は地獄だってよく言われますが、本当にそう思います。
今日の愛先生の回答は相談者さんに安らぎを与えたかもわからないけど親(故人)がアル中だった私からするとアル中を過小に捉えすぎてるかなぁと思った。
このご主人はかなりの域まで来てる。
相談者さんは速やかにここから逃げるかもう諦めるしかない。このままだとご主人、いずれ仕事にも支障を来たすよ。
で、酒飲んでどんな失敗をしても凝りないし、やめられないのがこの病気。
(逆に失敗すると更に加速して悪化する)
周りは地獄です。本当。
アル中夫に知的障害娘。初老の女が一人で背負うには重すぎる。こんな生活してたら共倒れだよ。福祉課とか良い知恵持ってないのかな。心配すぎる。
愛先生の心の持ち方のアドバイス、神です。この旦那さんのようにお仕事もきっちりされてる。長女送る等の役もつとめと、酒も呑む、しかも大酒、この方物凄いパワフルです。
相談者さんの大変さがどれ程か、。そこは分かり得ないけど、、
聞いた事がある話で障害のお子さんは福を背負って来てくれた。と。
夫婦でいいところ沢山あげて認め合って、感謝しあって、楽しくお酒を飲めば悪くないと思う。
我が父は、アル中で仕事せず、呑んでばかりで、夫婦喧嘩をさせない努力を子供ながらしてました。
接し方次第で、相談者さんの心持ちが変われば旦那さん、変わると思う。