目に見える役割と目に見えない役割。酒の匂いプンプンで知的障害の娘を送る夫

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
あなたの友達がね?

相談者:
はい

加藤諦三:
あなたにその、「夫はあなたに甘えてんのよ」って、

相談者:
はい

加藤諦三:
言ったって、おっしゃいましたよね、先ほど。

相談者:
あ、みんな言います。

加藤諦三:
それは、あなた、当たってると、思わない?

相談者:
そうなんですけど、余裕が私が、

加藤諦三:
ないんだよね?

相談者:
はい

加藤諦三:
それはそうだと思います。
要するに、甘える人っていうのは、人を選んで、るんですよ。

相談者:
はい

加藤諦三:
だから、夫のマイナスの感情の、ゴミ箱みたいになっちゃってんだよね?あなた。

相談者:
あ、そうなんです・・

加藤諦三:
で、あなたは夫が変わってもらいたいわけですよね。

相談者:
はい

相談者:
夫が変わってもらうためには、あなた自身が、「私は、ゴミ箱ではありません」という、あなた自身が、変わんないと無理なんですよ。

相談者:
どうやったらいいんですかねえ?、それも、よくわからなくて。

加藤諦三:
だから、あなたは、ゴミ箱になって・・嫌なんでしょ?

相談者:
嫌です。それがすごく、半分ぐらい嫌です。お酒およりも。

加藤諦三:
だから、ゴミ箱になるのを、拒否すればいいわけですよ。

相談者:
はい

加藤諦三:
他の人には、いい顔する。

相談者:
そうです。

加藤諦三:
あなたには、マイナスの感情を吐き出してる。

相談者:
そうです。

加藤諦三:
ご主人は、ものすごい、我慢してるんですよ。外の人との、接する中で。

相談者:
・・あーああ。

加藤諦三:
何を我慢してるかっていうと、攻撃性を、我慢してるんですよ。
怒りとか。

相談者:
あ、あ、そういう感じがします。すごく。

加藤諦三:
だから、あなた、

相談者:
そ、

加藤諦三:
「私は、ゴミ箱じゃないですよ」っつって、

相談者:
はい

加藤諦三:
あなた自身が、

相談者:
はい

加藤諦三:
本気で、変わんないと駄目です。

相談者:
はい

加藤諦三:
おそらく、あなたが本気で変わる、決意すると、

相談者:
はい

加藤諦三:
何にもしないでも、ご主人変わるかもしれないね。

相談者:
あ、そうですか。

加藤諦三:
だって、あなたの雰囲気が、違ってくるから。

相談者:
わかりました。

加藤諦三:
よろしいでしょうか?

相談者:
はい、わかりました。ありがとうございました。

加藤諦三:
失礼しますう。
依存症とは別名、否認の病といいます。認めない、俺はアルコール依存症なんかではない、というふうに言い張ります。

 


「目に見える役割と目に見えない役割。酒の匂いプンプンで知的障害の娘を送る夫」への11件のフィードバック

  1. 旦那さんのアルコール依存症と思われる状態、治らないと思いますので、知的障害の長女を置いての離婚も仕方ないのかなあという感じがします。
    ご相談者さんが「ゴミ箱ではない」と言えば言うほど、旦那さん、アルコールにますますのめり込んでいきそうな感じがしてしまうんですよねえ。

  2. 「わたしはごみ箱じゃないですよ」って、
    相談者が本気で変われば…

    と、加東先生のアドバイスでしたが、具体的にどんなふうに…みたいなヒントが聞きたかった。
    ものすごく聞きたかったです。

    1. 残念ながら加藤先生は『具体的なアドバイス』、今まで一度もしたことがありませんし、相談者が問えば逆上します。

      1. 相談者が自分で考え行動しないと意味がないから心構えの部分を説いてるんでしょ。
        「自分はゴミ箱じゃない」という意識があればそれが言動に現れるという部分が大事なんであって、ゴミ箱にされそうな時にその場を離れるのか止めてと言うのかは人によるし、あくまで枝葉の部分。

  3. アルコールが翌日まで残っている問題については一度検問で引っかかって警察に怒られるくらいのインパクトがないと変わらなさそう。というか事故に巻き込まれる人が出なければいいが・・・。

    1. 送り迎えってもしかして徒歩かもしれないですね。
      こりゃ早とちりをすみません。

      1. 嘱託の仕事をまだまだしているようなので、車を運転しているのでは?

  4. もうね、飲酒運転する時点で完璧にアル中ですよ。 
    気を悪くされる方がいらしたらごめんなさい。私は散々酷い目にあわされましたから。
    飲み続けることで脳がアルコールに乗っ取られて行きますから、当人の意思と関係なく飲まずにいられない。この年齢では治らないと思って今後の事を考えた方がいいですね。アル中の家族は地獄だってよく言われますが、本当にそう思います。

  5. 今日の愛先生の回答は相談者さんに安らぎを与えたかもわからないけど親(故人)がアル中だった私からするとアル中を過小に捉えすぎてるかなぁと思った。
    このご主人はかなりの域まで来てる。
    相談者さんは速やかにここから逃げるかもう諦めるしかない。このままだとご主人、いずれ仕事にも支障を来たすよ。
    で、酒飲んでどんな失敗をしても凝りないし、やめられないのがこの病気。
    (逆に失敗すると更に加速して悪化する)
    周りは地獄です。本当。

  6. アル中夫に知的障害娘。初老の女が一人で背負うには重すぎる。こんな生活してたら共倒れだよ。福祉課とか良い知恵持ってないのかな。心配すぎる。

  7. 愛先生の心の持ち方のアドバイス、神です。この旦那さんのようにお仕事もきっちりされてる。長女送る等の役もつとめと、酒も呑む、しかも大酒、この方物凄いパワフルです。
    相談者さんの大変さがどれ程か、。そこは分かり得ないけど、、
    聞いた事がある話で障害のお子さんは福を背負って来てくれた。と。
    夫婦でいいところ沢山あげて認め合って、感謝しあって、楽しくお酒を飲めば悪くないと思う。
    我が父は、アル中で仕事せず、呑んでばかりで、夫婦喧嘩をさせない努力を子供ながらしてました。
    接し方次第で、相談者さんの心持ちが変われば旦那さん、変わると思う。

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