物が消え部屋がきれいになる新興宗教に娘が。全否定せず実害の兆候に監視の目を
テレフォン人生相談 2023年5月1日 月曜日
相談者: 女63歳 夫69歳 長女39歳 次女36歳
今日の一言: 家族に対する憎しみが、新興宗教に入る動機になっていることがあります。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
あ、もしもしい。
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
よろしくお願いします。
加藤諦三:
はい。最初に、年齢を教えてください。
相談者:
はい。えと、私は、63歳です。
加藤諦三:
63歳。
相談者:
はい
加藤諦三:
結婚してます?
相談者:
はい、してます。
加藤諦三:
ご主人、何歳ですか?
相談者:
えと、69歳です。
加藤諦三:
69歳。
相談者:
はい
加藤諦三:
お子さんは?
相談者:
娘が2人おりまして。
加藤諦三:
はい
相談者:
長女が、39歳。
加藤諦三:
はい
相談者:
次女が36歳です。
加藤諦三:
はい、わかりました。
相談者:
はい
加藤諦三:
それで、どんな相談でしょうか?
相談者:
はい。次女おお、なんですけども。
加藤諦三:
36歳のお嬢さんですね?
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
はい
相談者:
2週間前に、
加藤諦三:
はい
相談者:
新興宗教に入ったことを知って、
加藤諦三:
はいはい。
相談者:
驚いてしまったんですけれども。
加藤諦三:
はい
相談者:
このお、新興宗教に入る・・きっかけは、
加藤諦三:
はい
相談者:
次女が、10、年前に、
加藤諦三:
はい
相談者:
進行性の、病気・・の、手術を、したんです。
加藤諦三:
はい
相談者:
で・・そのときに、占い師?
加藤諦三:
はい
相談者:
のところに、相談に、行くようになって。
加藤諦三:
はい
相談者:
以来ずっと、頼りにして、
加藤諦三:
はい
相談者:
きて、いたんですが。
加藤諦三:
はい
相談者:
1年前に、
加藤諦三:
はい
相談者:
主人が、
加藤諦三:
はい
相談者:
胃がんの手術を、した後に、
加藤諦三:
はい
相談者:
どうも、その、占い師いいい、に、
加藤諦三:
ええ
相談者:
勧められるままに、
加藤諦三:
はい
相談者:
新興宗教に、入ったということを、2週間前に、知ったんですけども。
加藤諦三:
ご主人は、その・・お嬢さんが、新興宗教に入ったというのを、知ってるわけですね?
相談者:
2週間前に、
加藤諦三:
はい
相談者:
主人と、私が、
加藤諦三:
はい
相談者:
娘の・・住んでいるところに行って、
加藤諦三:
は、はい。
相談者:
知ったわけですけどもお。
加藤諦三:
うん
相談者:
部屋があ、
加藤諦三:
ええ
相談者:
かなり、荷物が減ってて、綺麗になってって・・
加藤諦三:
はい
相談者:
(吸って)カウンターのところにい、経典・・とか、
加藤諦三:
あーあ、あーあ、ああ、
相談者:
あ、そういうものが、置かれていてえ。
加藤諦三:
はい
相談者:
娘から、はな、しを、聞いて、
加藤諦三:
はい
相談者:
びっくりしちゃっ・・たんですけども。
加藤諦三:
このお、お嬢さんは、結婚してんですか?
相談者:
あ、してません。
加藤諦三:
してませんか?
相談者:
はい
加藤諦三:
ということは、もう、このお嬢さんからすると、今、は、生活の全てが、新興宗教になってるわけですね?
相談者:
そういうような、・・気がします。はい。
加藤諦三:
はい。それで、今日のあなたの相談というのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
この、36歳のお嬢さんを、どうやって、
相談者:
はい
加藤諦三:
新興、宗教から、抜け、出してもらえるか?っていうことですね?
相談者:
そうですね。あと、その、占い師?
加藤諦三:
うん
相談者:
なんか、ものすごく・・「先生」って言って、慕っているのでえ。占い師の人との関係もお、
加藤諦三:
うん
相談者:
終わりにしたいな、と思うんですけどもお。
加藤諦三:
うん。
せっかく・・電話かけてきていただいたのに、
相談者:
ええ
加藤諦三:
失礼になるんですけれども。
相談者:
はい
加藤諦三:
36歳のお嬢さんは、
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたとか、あなたのご主人。要するに、お嬢さんからすると、お父さんと、お母さんですよね?
相談者:
ええ、ええ、はい。
加藤諦三:
その関係は、良くなかったですね?
相談者:
そういうことに、なると・・思います。
長女なんですけどもお、
加藤諦三:
はい
相談者:
3年前に、統合失調症を、発症して。
加藤諦三:
はい
相談者:
でえ、あのう、長女があ、次女に、何回か、手紙を最近・・送っていたらしくてえ。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、その手紙があ、統合失調なので、
加藤諦三:
うん
相談者:
妄、想の、世界の話。
加藤諦三:
うん
相談者:
それを、私達は、知りませんでした。
加藤諦三:
うん
相談者:
でえ、次女が、私達に、「言えなかった」っていうのは、
加藤諦三:
うん
相談者:
やっぱり・・親子の関係に、問題があったと、思ってます。
加藤諦三:
そこが、きちんとしてれば。
相談者:
ええ
加藤諦三:
きちんとっていうか、まあ、
相談者:
ええ
加藤諦三:
心の触れ合う関係であれば、
相談者:
ええ、はい。
加藤諦三:
新興宗教には、入らないんですけれどもね。
相談者:
ですね、はい。はい。だと思います。
加藤諦三:
そで、一旦、入ってしまうと、
相談者:
はい
加藤諦三:
新興宗教っていうのは、まず、その人の、人間関係を切ろうとしますからあ、
相談者:
あああ!(吸って)そうなんですね!?
加藤諦三:
ええ。だから、36歳のお嬢さんは、
相談者:
◆#はい
加藤諦三:
あなたと、あんたのご主人、お父さんとお母さんの関係を、切る、よう、に、
相談者:
ええ。ああああ、・・
加藤諦三:
思ってるんでしょうね?いま。
相談者:
ああ、そういうううう、感じですね。
加藤諦三:
でえ、そのおお、近い人たちを、憎むっていう、・・そこをををを、きっちり、新興宗教の方で、つかんじゃうと、
相談者:
はい
加藤諦三:
なかなか大変なんですよね?
相談者:
っあああああ(ため息)そうなんですかあ・・
加藤諦三:
だって、一緒に憎んでくれるわけですから。
相談者:
ああああああああ、(吸って)そうなんですねえ・・
加藤諦三:
だからあ、このお嬢さんは、誰に話しても、自分の、本音の部分っていうのは、
相談者:
ああ、はい、ええ。
加藤諦三:
理解してもらえないんだけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
この占い師・・を通した、その新興宗教は、自分の今までの、
相談者:
はい
加藤諦三:
理解してもらえなかったことが、理解してく、くれたんで、しょうね。
相談者:
はあああ・・そう言われれば、そうだと思います。はい。
加藤諦三:
ああ・・非常に、難しい質問ですけれども。
相談者:
はい
加藤諦三:
今日はですね、
相談者:
はい
加藤諦三:
医師で、医療ジャーナリストの、
相談者:
はい
加藤諦三:
森田豊先生が、いらしてるので、
相談者:
はい
加藤諦三:
相談してみてください。
相談者:
はい
(回答者に交代)
もちろん、ご相談者さんがもうひと頑張りする必要はあると思いますが、次女が長女を新興宗教に巻き込まないかが正直なところ本当に心配です。
ご相談者さんも良くない状況をしっかり話してくださったことで、話がスムーズに進みましたが、加藤さんの放送回では余り聞いたことないです。
正直宗教絡みの問題の解決って難しい。
それが新興宗教となるとほぼ不可能に近いと思う。
取り返しがつかなくなる前に諦めて縁を切るくらいしないとダメかも。
とにかく関わり合わない方がいい。
新興宗教に心の安寧を求めた原因が家庭環境だっただろうから
両親がやめさせようとするのは火に油を注ぐことになる。
非常に心配だろうが本人がやめる気になるまで待つしかない。
もしお布施などのために借金を申し込まれたらそれは突っぱねたらいいと思う。
臨床経験が豊富な高橋さんの意見を聞きたかった。
新興宗教は概して儲け目的でしょうが、支出が少なく、ご利益があるなら何も悪い事ではない。私は新興ではない宗教をしていますが、年齢とともに精神疾患の薬がだいぶ減りましたよ。宗教も千差万別ありますが色眼鏡で宗教を認識しないでほしいです。
お布施はほどほどに、毎日祈祷をすれば良い。