積ん読・テレビ三昧・外食‥親の遺産と年金で暮らす75歳の望みは話し相手
テレフォン人生相談 2023年6月26日 月曜日
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 森田豊(医師で医療ジャーナリスト)
相談者: 女75歳 40年前に離婚 一人暮らし 子どもは53と47
今日の一言: 人間と人間とを結びつける感情は感謝です。
加藤諦三:
もしもし
相談者:
もしもし?
加藤諦三:
はい。テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、すいません、よろしくお願いいたします。
加藤諦三:
はい。最初に、年齢を教えてください。
相談者:
75歳です。
加藤諦三:
75歳。
相談者:
はい
加藤諦三:
元気な声ですね(苦笑)
相談者:
あ、(苦笑)そうですか。
加藤諦三:
はい。(苦笑)
相談者:
お話出来ることが、嬉しくて。
加藤諦三:
それで今、結婚してます?
相談者:
いえ。独身・・
加藤諦三:
独身ですか?
相談者:
一人、一人です。
加藤諦三:
ずうっと独身ですか?、それとも、離婚して、今一人ということ?
相談者:
離婚して、一人です。
加藤諦三:
何年前ですか?、離婚したのは。
相談者:
40年ぐらい前でしょうか。
加藤諦三:
そのとき、お子さんはいたんですか?
相談者:
子供が2人
加藤諦三:
2人。
相談者:
おります。
加藤諦三:
何歳ですか?
相談者:
上の子は、50、3歳で、
加藤諦三:
はい
相談者:
下の子は、47歳です。
加藤諦三:
で、あなたは、今、一人で暮らしてんの?
相談者:
はい
加藤諦三:
わかりました。それで、どんな、相談ですか?
相談者:
一人暮らし、が、もう、何十年にもなりまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
一人で生活してると、誰ともお話・・する機会もなくて。
加藤諦三:
(吸って)もう、40年、ずっとですか?、それとも・・離婚してからしばらくは、お子さんと一緒にいたんですか?
相談者:
いましたけど、
加藤諦三:
うん
相談者:
もう子供も巣立ってから・・30年ぐらい。
加藤諦三:
30年ぐらいですね?はい。
そうすっと、寂しいっていうよりも、寂しいことに慣れてしまった?
相談者:
人と話したいな、と思うんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
出かけていった先でも(苦笑)、人に会っても、挨拶ぐらいで済んでしまって、
加藤諦三:
あああ。
相談者:
雑談とかあ、世間話ができないん・・ですね。
加藤諦三:
(吸って)生活は、どうなってるんですか?
相談者:
年金と、親のお、遺産、ですね。
加藤諦三:
そうすると、経済的には、心配ないんですね?
相談者:
はい。そうです。
加藤諦三:
ああああ。すと、今の、問題は、「思ってることを言いあえるような、友達が欲しい」と。
相談者:
そうですねえ。はい。
加藤諦三:
だけど、「そういう人が、地域の中では、できない」ということですね?
相談者:
そうですね。はい。
加藤諦三:
70歳を過ぎて、
相談者:
はい
加藤諦三:
もう、新しく友達を作るのが、しんどいっていうようなこともあるんですか?
相談者:
それもありますね(苦笑)。あのう・・ありますけど、人と会ったら、世間話い、とか、身近な話ぐらいはしたいんですけど、
加藤諦三:
ううん。
相談者:
たまあに、喫茶店なんか、出かけても、
加藤諦三:
ええ
相談者:
話が・・出ないんですね。相手も。
加藤諦三:
んん。
相談者:
話すこともなくて。
加藤諦三:
そうすと、53歳と47歳の、
相談者:
はい
加藤諦三:
お子さんとの関係も、今は無いわけですね?
相談者:
上の子は、手紙をくれます。
加藤諦三:
ええ
相談者:
下の子は、私を病院に、送るために、車に乗せてくれたり、
加藤諦三:
はい
相談者:
買い物へ、行ってくれたりですけど、それは、月に、1回です。
加藤諦三:
要するに、いろんなこと、してくれるけれども、言葉の交換っていうより、情緒の交換が欲しいわけですね?
相談者:
そうですねえ・・
加藤諦三:
本なんか、読むの・・ことは、
相談者:
あ、本はあ、好きで、買ってはくるんですけれども、
加藤諦三:
うん
相談者:
1ページぐらい読んだらやめちゃって、テーブルの上に、何冊か、そのままになってるっていう、状態なんですねえ。
加藤諦三:
意欲が湧いてこないんですよね?
相談者:
そうなんですねえ。はい。
加藤諦三:
うん。人と接し、う、る、ことで、意欲が出てくるんですけれども。
相談者:
うんんん。
加藤諦三:
テレビでも、一日、観てるわけですか?
相談者:
観てます。24時間。
加藤諦三:
すと・・テレビが、友達みたいになってるわけね?
相談者:
そうなんですよね。結果的には、そううう、言えますね。
加藤諦三:
食事を作るんで、も、誰か親しい人、に、ご馳走したいと思って、作るなら、いいですけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
自分一人のために、食事を作ってるんでは、もう、美味しいものを作ろうという、意欲も湧いてこないわけね?
相談者:
湧きません。それでえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
数年前からあ、外食とか、お弁当買ってきたり。
料理作る、こと、は、好きだったんですけども、
加藤諦三:
うん
相談者:
自分のための食事、っていうのは、
加藤諦三:
うん
相談者:
いつの間にか、やめたんですね。
加藤諦三:
そうだねえ。
相談者:
それで・・あちこち食べに行ってます、一人で。
加藤諦三:
う、う、そうすっと・・ボランティア活動なんか、する機会っていうのは、あまりないんですか?
相談者:
私もう・・長年、生きてきまして、
加藤諦三:
うん
相談者:
人の役に立ったことがあるかって言ったら、無いのでえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
そういう、気持ちは、最近、持つことあるんですけれども、
加藤諦三:
うん
相談者:
なあんか、いつも、テレビを観て、楽してる私が・・人のために何か、役立つことができるのかなあっていう、半信半疑と、自信が、無いっていうか。
加藤諦三:
あああ。人のために、役に立つことをやると、元気になってくんですよね。
相談者:
あああああ、そうですかあ。
加藤諦三:
うん。だから、ボランティア活動なんかする機会があればね?
相談者:
ええ
加藤諦三:
それは、すごく、いいんですけど、
相談者:
ええ
加藤諦三:
そういう機会っていうのは、なかなか、無いわけね?、今。
相談者:
そうです。無いですねえ。
加藤諦三:
そこが、難しいとこなんだよねえ。
ボランティアすれば、元気になるんだけど。ボランティアをする・・意欲、が、出てこないっていうことですからね?
相談者:
はい
加藤諦三:
困ったねえ。
相談者:
そうです。困ってます。
加藤諦三:
じゃあ、75歳で、一人で、どうやって、自分が、元気になるか?っていうことを、
相談者:
はい
加藤諦三:
伺って、
相談者:
う、大変うれしいです。
加藤諦三:
みたいと思います。よろしいですか?、はい。
相談者:
はい
加藤諦三:
今日はですね、
相談者:
はい
加藤諦三:
医師で、医療ジャーナリストの、森田豊先生が、いらしてるので。
相談者:
はい
加藤諦三:
相談してみてください。
(回答者に交代)
金銭的に余裕のある様なので、有料老人ホーム(住宅型)など入所されるのはどうでしょうか?
ホーム内でサークルもあるみたいです
先生方がいろいろアドバイスしてくれたけど多分何もしないだろうな。
三石御大にバッサリ斬ってもらった方が良かったかも。
テレビは24時間観ている、は言い過ぎ笑
介護保険対象者、いわゆるまだ深刻な病気を持っている状況ではないということなのか?包括支援センター、こんな状態でも相談、大丈夫かなあ?
元気なうちに終活も考えてみてもいいかなあと思いますが、親の遺産、万一深刻な病気→介護保険対象になった時の費用に充てられるよう節約を。
声質がふっくらしてていかにも裕福そうで羨ましい限り。
言いたいことを言い合えるお友達が欲しいとのことですが
生活レベルが違いすぎて、相談者さんが本音を言えば「自慢かよ!」と嫉妬が生まれるだけかも…。
皆言いたいことを言い合ってるようでいて色々匙加減測ってお話してると思います。
よって相談者さんの言うようなお友達は幻想。
ちなみに私は田舎住まいですが、麦藁帽子で草引きでもしているだけで色々話しかけられます。草引きから初めて見られてはいかがでしょう。
ま、暮らしに困ってる訳でも無し、特に何かしたいことも無い。この年から友達作るのも面倒なんだろうし、このまま気楽に生きていけば?余程ヒマだったらたまに声色変えて人生相談に電話してみたら
?ってこんなこと書いたら怒られるね絶対(謝)
給与、ボーナスからごっそり引かれた年金がこういう人に回ってるかと思うと、現役世代、辛すぎます。
自分が彼女の立場ならこんなことで絶対悩まない。テレ人に相談したりせず気ままに楽しく暮らせる。
この人の悩みって実は別のところにあるんではないだろうか?子供とも疎遠そうだし嫌われてるのか距離を置かれてるのかな?
普通だったら年に何回か子供たち孫たちよって賑やかな時間を持てると思うのに。
寄せつけない性格なのかな?
スマホもない、友人もいないって言ってるし「こんなボランティアどう?」とか「※※に問い合わせるといいですよ」とか、1から10まで教えないと見つけるのも困難そう
回覧板で「児童の登下校の見守り」とか募ってたりするけどね
特に病気でもなさそうだし経済的に余裕があるみたいだから、地域のサークル・習い事やカルチャーセンターなどに行くのもいいと思うのだけれど。近くにないのかな?おとなしいか気難しい人なのかな?
お子さん二人いるみたいだけど、不仲なのか遠くに住んでいるのかよくわからない。
男の子なのかな?
きょうだい付き合いもないのだろうか。もう亡くなっている可能性もあるけれど。
電話で話せるような昔の友もいないのだろうか…。
転勤族だった私も他人事じゃない。
身近に特に親しい人いないし、かといって世の中いろんな人いるから人間関係も面倒になってきた。つかず離れずの立ち話ぐらいがちょうどいいのだけれどそれもなかなかない。
でもこれからみんなが抱える問題のような気がする。
シニアの気楽な「かたりば」が地域に必要だと思う。
地域の婦人会みたいのはないのかしら。
相談者さんはボランティアなんて考えたこともないんでしょうね。小学生の登下校の見守りでさえこの人にはハードル高そう。
羨ましいような羨ましくないような相談者だった
親の遺産と年金で悠々自適の生活
だけど離婚して独り暮らし、遊びに行く友達もいなさそうだし、新しく友達を見つけようとする社交性も積極性も乏しい
かといって一人で楽しめる趣味もなく、夢中になれることもない
・・・なんというか、勿体ない余生の過ごし方としか言いようがない
たぶん順風満帆の人生を送ってきて、離婚は経験してるけど、基本的に苦労知らずなんだろうな
自分で頑張らなくても済んできたから意欲もないし、家族含めた周りの人間への興味関心も薄いから、人が寄り付かない
その生き方が、老後になって答え合わせの最中なんだろう
森田先生に相当背中を押されてたけど、この相談者、最初の一歩が踏み出せるかなあ
変な意地とかプライドを捨てられるかどうか
それにしてもモリコー先生、90過ぎてもFB更新されてたんですね
昔新宿で見た桂米丸師匠90歳の高座には圧倒された
あの年代の方々は本当にエネルギッシュだ、自分もそうありたい
病人の家族を抱え、働けど楽にならざりの自分からするとうらやましい限り。週6で働いてみたら寂しいなんて言ってる暇なくなるって。ゴミ拾いでも、美化運動でもしてみるべし。体動かせ。
1ページで読書をやめ、テレビを24時間見る、というとこに、受動性があらわれてる。能動的に考えず、受動的に悶々とする余生を図らずも選び取ったということ。
結局人間ってないものねだりする生き物ですよね。
人間関係に悩みながら働いてたら、ほんと嫌気さして、もう誰とも話したくない!一人になりたい!ってなりますからね。
三石先生なら、働かなくていいなら、ありがたがって遊びなさいよ!文学でも俳句でもやりなさい!散歩でもいいでしょ。そしたらそれ子供たちに話してみ〜、このばあさん楽しんでるなって感心するよ、ってとこですかね。
人の役に立つこと、人から必要とされると確かに生きる活力湧いて活動的になります。
でもそれにこだわって、人の仕事まで奪って優越感に浸る人もいるので、なんか生きづらいな〜って思うことある。
(自分の愚痴ですみません)
成熟できなかった人なんだろうなぁと思う。
ずっと専業主婦だったのかな??
仕事をすれば大変なこともあるし、思い通りにもいかない事もある。
だから、当たり前の何もない日常が幸せ。
そう思えば、付かず離れずの人間関係や初見さんでも有難い存在だと思えるはずなんだけどなぁ。
やっばり、感謝の気持ちが足らないと思う。
グズグズ悩んでるなら、新たな環境を切り開く位の気概が欲しいよね!
無事に先週急きょ差し替えになった内容が放送されて喜んでいます。
森田豊さんの語り口が優しいです。
これからもがんばってほしいです。
アノサー、今日は加藤先生の回答なんだからさあ、何々先生だったら、こう回答するっての止めてくんない!
言えてる!
最近の相談の傾向だけど、孤独な高齢女性が増えたように感じる
人間は家庭、仕事以外に「第三の場所(サードプレイス)」が必要だと痛感する
趣味や楽しみ、仲間や行きつけの店でもなんでも
相談者くらいの年代の人はかなり「クセ強め」の傾向が・・その名は団塊
そこに認知症も加わってきそうな時期に、内容にもよりますが、やる気もないのに「ボランティアを」と言われても、される側が気を使ったり、追い詰められた相談者が、妙な騒がしい活動に救いを求めたりしたら大変
「下手な考え休むに似たり」と、どなたかこの番組の先生も言っておりましたし、「活動的な××ほど怖いものはない」と言う名言もあるくらいです。
そういった意味では物足りないと思うくらいの脂の抜けた生活の中で消費等で経済をまわしていただくのが押し付けがましくない良質のボランティアになるような気がしますが・・
ペットを飼うとよいかもしれない
もちろん責任もって
きっと人間なんかより寄り添ってくれると思う
アレルギーの心配や動物が苦手でなければネコはいいですね
おしゃべりインコやひらひら熱帯魚、ロボット犬・・いろいろ考えるだけでワクワクしますね