週末しか飲まないアルコール依存症の会社員?嫁→姑と増幅する感情的事実
(回答者に交代)
大原敬子:
こんにちは。
相談者:
こんにちは。お世話んなります。
大原敬子:
はい。一つ一つ、整理しましょうか?
相談者:
はい
大原敬子:
最初にお電話いただいたときに、アルコール依存症であるってことですよね?
相談者:
はい
大原敬子:
で、家庭崩壊だ。
相談者:
はい
大原敬子:
でも、家からは、離れていますよね?
相談者:
はい
大原敬子:
この、家庭崩壊とか、依存症とか、云々の・・話した言葉は、どなたから聞いた言葉ですか?、お嫁さんですか?
相談者:
お嫁さんです。
大原敬子:
全部、嫁さん?
相談者:
そうですね。
大原敬子:
息子さんは、入ってないのね?
相談者:
ええ
大原敬子:
そうすると、これ、お嫁さんとあなたの関係なんですよね?
相談者:
はい
大原敬子:
と、申しますのは、息子さんは、まず、依存症とか云々言ってますけど、ちゃんと、病院に通ってらっしゃる。
相談者:
はい
大原敬子:
もう、これは、ドクターに任せた方がいいんですね?
相談者:
はい
大原敬子:
ドクターは、入院も、おっしゃってないでしょ?
相談者:
はい
大原敬子:
で、会社は、行ってますよね?
相談者:
はい
大原敬子:
で、普通の、ウィークデーは、飲んでないんですよね?
相談者:
はい
大原敬子:
・・どこに問題があります?
相談者:
あの・・
大原敬子:
まず、そこだけの部分ね?、いいですか?
相談者:
はい
大原敬子:
で、「あの」っていうのは、全部、お嫁さんから聞いた言葉なの?
相談者:
そうです。
大原敬子:
あなたは見てないんですよねえ?
相談者:
はい
大原敬子:
あのね?、事実は一つなんです。でも・・感情的事実は、人の数ほどあるんですねえ。
相談者:
はあ。
大原敬子:
ですから、そのお嫁さんが、感情も入ってる事実も、あるかもしれないんです。
相談者:
ええ、ええ、ええ。
大原敬子:
それに、あなたの感情が、また入ってるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
だから、さも「入院しなくちゃいけない」とか、
相談者:
ええ、ええ、ええ。
大原敬子:
もう、息子さんは、「アルコール依存症である」とか、
相談者:
はい
大原敬子:
お互いの、事実ではなくって。事実は間違いなく、病院に行ってるわけですから。
相談者:
ええ、ええ。
大原敬子:
すと・・あなたの感情的、事実と、
相談者:
はい
大原敬子:
お嫁さんの、感情的事実が、二人で話し合って、くんずほぐれずいってるうちに、だんだんだんだん・・入院になっちゃったんですよね?、これ。
相談者:
・・ううんん・・
大原敬子:
違いますか?。じゃあ、聞きますけど、あなたは、その息子さんが、お嫁さんから聞いたときにですね、
相談者:
はい
大原敬子:
「こんな状態で、家庭崩壊ですよ」ってたときに、あなたは・・どう思ったの?
相談者:
普段、私達の、家族で、お酒飲ん、だときも、
大原敬子:
うん
相談者:
やはり・・弱いっていうか、正常じゃなくなるっていうのを、わかっていたので、それがやはり、嫁さんを、困らせてるんだなって思いました。
大原敬子:
それは、あなたが受け取ったことよね?
相談者:
そうです。
大原敬子:
お嫁さんが、愚痴を言った言葉を、あなたは、聞いてあげてるけれども、
相談者:
ええ
大原敬子:
それが幸せに、繋がります?
相談者:
・・いや、今はもう、
大原敬子:
うん
相談者:
お嫁さんは、自由に、幸せになってもらいたいんですよ。独立してでも、何でも。
大原敬子:
あ、あなたは、嫁さんと、息子が、別れてほしいの?
相談者:
いやいやいや!、でも・・お嫁さんが、疲弊してる、らしいんですよ。
大原敬子:
いや・・「らしい」って言うけども、疲弊してるっていうことは、毎日毎日、
相談者:
あ、それ、孫からです。
大原敬子:
・・お孫さんが?
相談者:
はい
大原敬子:
あなたに、なんていうの?
相談者:
「お父さん、もう、全然、人の話を聞かないから」って・・
大原敬子:
うん
相談者:
「もう、お母さんかわいそう」っていう感じ。
大原敬子:
うん
相談者:
それで息子に、電話、したら、「今、ちょっと仕事が忙しいから、会えない」っていう、返事でした。
大原敬子:
うん。息子さん、ちゃんと、
相談者:
う、ええ。
大原敬子:
「今忙しいから」って、対応してるわけでしょ?
相談者:
はい、そうです。
大原敬子:
いい、息子さんじゃないですか。それで?
相談者:
「今週は、じゃあ、無理だなあ」と思、って。◆#$%
大原敬子:
その間に、お嫁さんが、「お母さん早くしてください」って言ってました?
相談者:
あ、いや、そういうことは・・ないです。
大原敬子:
じゃあ、お母さんが、しっかりと、ジャッジすればね?
あなたの旗振りで、変わりますよ?
相談者:
どのようにしたらいいでしょう?
大原敬子:
だって、まず、息子が大事でしょ?
相談者:
はい
大原敬子:
息子さんは、一応、会社では、給料も、いただいてるわけでしょ?ちゃんと。
相談者:
はい、はい。
大原敬子:
ということは、一般的には・・やるべきことやってるんですよね?
相談者:
はい。きちんと、やっていると思いっます。
大原敬子:
で、お嫁さんは、あなたに、愚痴を言ってるわけですよね?
相談者:
そうですね。
大原敬子:
それは、あなたが、煽っては駄目ですよ?
相談者:
はいはい。煽っちゃ駄目・・ううんん・・
大原敬子:
煽ってるんじゃない?、(苦笑)もしかしたら。ッハッハ。
相談者:
いやあああ、あまり、立ち入れないようにしてるので。ほ・・
大原敬子:
立ち入ってます。それもう、すでに。
相談者:
アッハッハッハ(笑)
大原敬子:
エッハッハ(笑)
でねえ?、そこで、戻りたいんです。
相談者:
はい
大原敬子:
わたくしはあ、今の話を聞いて、息子さん夫婦が、良い悪いは抜きとして、健全ですよ?
相談者:
・・
大原敬子:
問題は、あなたの中に、なぜ、これに、気になるだろうか?っていう・・自分の心に立ち戻ったほうが、いいような気がするけど。
相談者:
ううんん・・
大原敬子:
例えばですよ?
相談者:
はい
大原敬子:
あなたは、叱るかも、しれますけど。
今、もう、自由ですよね?、自分一人で。
ふと、一人のときに、何か、自分の存在がなくなってしまいますよねえ?
相談者:
ええ、ええ。
大原敬子:
「誰かの、役に立ちたい」
相談者:
はい、はい。
大原敬子:
私という、存在を、自分が、知りたいっていうときには、このような、ことまで、首出しちゃうんですよね?
相談者:
今まであまり、
大原敬子:
ん
相談者:
息子夫婦には・・干渉しないようにはしてきてるん・・ですけど。
大原敬子:
うん
相談者:
やはり、息子お、が、アルコールっていうのは、私は、一番引っかかっちゃって。
大原敬子:
あのね?
相談者:
・・はい
大原敬子:
アルコールって言っても、ドクターから、「入院しろ」とか、云々は、無いわけでしょ?
相談者:
ええ、ええ。
大原敬子:
なぜ、私は、息子の、アルコール依存症、気になるだろうか?、ってところに、あなたの中に・・いいお母さんでありたいのか?、わかりません、何、とにかく、ただ、往々にして、自分の生きる価値がなくなってしまうと、人のために、役、立ちたいといって、問題が起きるのが、嬉しい場合あるんですよ。
きついかなあ?
相談者:
ううんんんん。
大原敬子:
そうです。これね?、そうでなかったら、このまま、ほってごらんなさい?。自然に終わりますよ?
相談者:
別れても何も、ほっとくわけですか?
大原敬子:
ほっとくったって・・「助けてくれ」って、きたの?
相談者:
あのううう、ま・・半年くらい、前、に、息子のことで、「言ってくれ」っていう、お嫁さんから、あって、今回、孫から、「おばあちゃん、何とか、お父さんに言ってよ」っていうような、連絡が、あったんですよ。
大原敬子:
昔から言われてるように、男女の仲は、12歳、以降は、口を出してはいけないって言うんですよね。
相談者:
そういう状態でもですかね?
大原敬子:
そういう状態かどうか、わからない。これは。
そしてもう一つは、非常に、世の中が・・もつれて、しまう、うち(家)はね?、自分の愚痴を喋るんです。相手に。でも、「どうすれ」ってことは、思ってないんです。ただ・・感情を吐き出してるんですねえ。
相談者:
うんん・・
大原敬子:
それを、話を聞いた、その人が、暇であった場合に、自分の中に、何か自分の、存在を知りたい時は、その、何気なく話した言葉を、非常に広げてしまって、
相談者:
はいはい。
大原敬子:
問題を起こしてしまうんですよ?
相談者:
うん。ええ、ええ。
大原敬子:
今、あなた・・70歳で、本当、今、幸せでしょ?
相談者:
幸せじゃありませんよお!
大原敬子:
(苦笑)そうでしょ、
相談者:
そっ、しあ、
大原敬子:
不満なんでしょう?(苦笑)
相談者:
幸せじゃないですよお
大原敬子:
だったら、なおさらです。あなた。
相談者:
だ、ま、あ、
大原敬子:
素直ね。(苦笑)だって幸せだったら、こんなことしてませんもん。
相談者:
・・
大原敬子:
不満だってことでしょう?寂しんでしょう?
相談者:
いや・・そうじゃなくて、私は、
大原敬子:
うん
相談者:
夫の方で、精一杯なので、息子は、息子の方で、「自分たちで、やってくれ」って感じい、ですよ。
大原敬子:
かわいいですね、あなた。(苦笑)絶対に、認めてないのね。寂しいんです、自分が。
そしてもうひとつ・・
相談者:
そうですかね。イヒヒヒ(笑)
大原敬子:
寂しいんです!
そして、この、お嫁さん、こんなに言うならね?、「私だって、今、大変なのに、なぜ、お父さんとかの病院に来ないのか?、と。あなた、不満もあるんですよ?
相談者:
あ、もう、でも・・それは、諦めてますから。
大原敬子:
ほら、やっぱ、寂しかったんじゃない。
相談者:
・・
大原敬子:
ただ、あなた自身が、自分でね?「私は今寂しいんだ」ってこと?
それから、「なぜ私は一人で、こう、頑張ってる」◆#$%、不満もあるんですね?
相談者:
・・
大原敬子:
「幸せでしょう?」って、私が訊いたら、素直に、あなた、「幸せじゃない」って。あなたの幸せは何ですか?、じゃあ。
相談者:
健康で、
大原敬子:
あん。◆#$%□
相談者:
それで、いられれば、もう、それで、十分です。
大原敬子:
じゃあ、幸せじゃない。
相談者:
はい
大原敬子:
そしたら、今、健康で、少しでも、お父さんの、施設に行くこと。
相談者:
ええ
大原敬子:
あとは、お嫁さんに「頑張ってるわね」とか、「大変でしょ」とか。
相談者:
お嫁さんに、元気づければいいんですか?それとも・・
大原敬子:
元気づけるは、聞いてあげることです。これ。
相談者:
聞いてあげればいい。
大原敬子:
はい。これ、昔から言うんですけどね。聞くだけ。聞く仏って、よく言いますけども、
相談者:
ええ、ええ、ええ。
大原敬子:
お嫁さん「こうや」言ったら、「そう、大変ね!」、「わかるわあ」、「ありがとう!」って言うんですよ。
相談者:
ええ、ええ、ええ。
大原敬子:
もし、そうであるならばですよ?
相談者:
ええ
大原敬子:
あなたが、出るところは、お嫁さんが、「お母さん助けて」と言ったときです。
相談者:
わかりました。
大原敬子:
それだけ。それから、息子さんは、「お母さん、僕どうしたらいいだろうか?」って言ったときだけ。
相談者:
はい、わかりました。
大原敬子:
その二つが、あなたが自分の健康を守ることと、あなたが、もっと、もっと、幸せに・・楽に行くのは、それが一番だと、思いますけども。いかがでしょうか?
相談者:
わかりました。はい。
大原敬子:
はい
相談者:
もう、
大原敬子:
うん
相談者:
聞くだけのことにします。
大原敬子:
そうなんです!
そして向こうが、考える力を、持つんです。
相談者:
・・
大原敬子:
聞くってことは、感情、全部、吐き出せるんです。
相談者:
そうですね。
大原敬子:
吐き出すと、人間ってのは、損得ではないんですけども、自分は果たして、これでいいだろうか?って、考えちゃうんですよ。
相談者:
ええ
大原敬子:
だから、ああ、そおうか、お嫁さん、溜まってるなって時は、「そう、そう!」で・・「全部吐き出してね」って。
で・・整理して、「息子とうまくやってね」って感じで、とにかく、感謝ではなくっていいんです。「ああ、そうなの、そうなの」だけで十分です。
相談者:
はい
大原敬子:
そしたら、あなた、健康で、御主人様の、施設に行けるし、
相談者:
ええ
大原敬子:
いつまでも、元気でやれると思いますよ?
相談者:
はい。わかりました。
大原敬子:
本当にわかりました?
相談者:
はい
大原敬子:
納得してる?
相談者:
ええ。ありがとうございます。
大原敬子:
はい
相談者:
お世話様です。
大原敬子:
はい、こちらこそ。
相談者:
ありがとうございました。
大原敬子:
頑張ってね。
(再びパーソナリティ)
週末だけアルコール依存症というのは、平日の仕事で出てきたのであろうストレスをお酒で発散する、正直なところそんな感じもしてしまいます。
ともあれ、飲み方というか、お酒との付き合い方を直す意味でも、今行っている精神科の言うことを聞いて、余裕があればダルクさんにも通所を。
アルコール依存症の恐ろしさをご存知無い方に、この問題は語れない。病院にかかっているとか、仕事に行ってるからとか安直に考えないでもらいたい。家族はいつかはまともな夫になってくれるだろうかと期待しては裏切られる、の繰り返しでいつの間にか共依存になってしまう。本人は酒の為にはどんな嘘でもつきますし、もう飲まないと言いながら頭の中はアルコールでいっぱいなんです。この問題で悩んでいる家族には逃げて、としか言えません。ごめんなさい。(泣)
わかりますわかります!
アルコールについては軽く考えられがちなんですよね。
この悲惨さを解らない人にいくら訴えてもただのお酒好きで片付けられてしまう。(もちろんそれは仕方ないし当たり前の事なんですが)
家族は裏切られ続けて人間不信です。飲む量は関係ない。
飲んで人格が変わるのも立派な依存症。
家族にいたら地獄です。
役目を終えて時間にゆとりができた高齢者特有の相談というか、奥さんの愚痴を真に受けがちな典型的な例かと。
この前も似たような相談がありましたが、妻というのは愚痴る生き物。
しかしそれを真に受けてしまっては余計な詮索になり解決どころか問題がややこしくなる。
多分この相談者は大原先生の言う通り自分の人生に対してもそうですが、特に息子に対して不満があって、それをアルコール依存症という材料を利用して不満の吐け口にしているだけかと。
子供の出来が悪いからと熱意が空回りしている熱血ママタイプ。
本当はその熱意を別のところに向けるべきなのに旦那ではなく息子にむけている。
息子は単に関わってほしくないのでしょう。しかしそんな相談者を遠ざける息子に対し妻が相談してくるという口実を利用してしつこく息子に関わり合おうとする。
本当に大原先生のアドバイス通りで、もう無駄に首を突っ込まず相手は立派な大人の夫婦なのだから放っておけとしか言いようのない相談でしたね。
本当に困った時は多分相談者にではなく専門機関に相談するはずですから。
ちゃんと治療を受けてるなら相談者が口出しできることは何もない。
それをなんの専門知識も持たない親に相談するということは要するに不満の吐け口というか愚痴を聞いてほしいだけなんですよ。
それだけで奥さんは日頃のストレス発散になるんです。
世の中に旦那に不満のない主婦なんてまあいませんからね。
嫁から愚痴を言ってもらえる姑というだけでも相談者は十分役目を果たしてると思いますよ。
週末だけ飲んでるアル中ってあり?
アル中は365日皆勤だぜ。朝からずーっと飲んでる強者もいるが、これは別格、逃げましょう。
しかし、嫁が姑にちょくちょく電話して、孫まで何だかんだと嫁に加勢してるのは異常。
嫁は基本、姑には絶対に自分からは触らない。
電話相談も良いけど、嫁抜きで息子と直接話せば?
案外メンタルヤバイのは嫁かも。
70歳、シルバー界ではまだまだヤングw面倒臭い夫の世話も終わって羨ましい限り。
嫁だ息子だ孫だなんてそこら辺に置いといて、シルバー界で輝きましょう。
親がやめなさいと言ったくらいで止められるなら
そもそもアル中にはなっていないわけで・・・。
お嫁さんは夫に苦労させられて、その生みの親である相談者さんに愚痴るというかソフトに当たることでストレスを発散させているのかなあと思います。体力気力が持つならひたすら聞いてあげて欲しい・・・。
相談とは関係ないですが、アル中の人はそれを理由に会社の忘年会や送別会も欠席するのでしょうか?それくらいしないと断酒は難しそうですね。
世間ではアル中に対する認識が低すぎるので、たとえ本人が強い意志を持って今断酒していると言っても、まぁ一杯位なら大丈夫だよなんて、無理やり飲ませようとする輩がいる。一杯でも飲んだらもう終わりなのです。無理に飲ませるのは犯罪にして欲しい
どう考えてもアル中ではない