母が施設に入ってあふれる解放の涙‥鏡に映る自分が母に見え始めた

テレフォン人生相談 2023年7月8日 土曜日

パーソナリティ: 今井通子
回答者: 坂井眞(弁護士)

相談者: 女63歳 夫65歳 母91歳(施設入所) 姉67歳 弟61歳 妹59歳(それぞれ結婚して独立) 長女44歳 長男43歳 次男38歳 次女35歳

今井通子:
もしもしい、

相談者:
も、

今井通子:
テレフォン人生相談です。

相談者:
こんにちはあ。

今井通子:
こんにちは。

相談者:
はい

今井通子:
今日は、どういったご相談ですか?

相談者:
私と母親との・・ことなんですけどお。

今井通子:
はい

相談者:
はい

今井通子:
あなたおいくつ?

相談者:
63です。

今井通子:
63歳。

相談者:
はい

今井通子:
お母様は、おいくつですか?

相談者:
・・9じゅうう、1です。

今井通子:
91歳。ええ、まずあなたは・・ええと、ご主人、いらっしゃいます?

相談者:
はい、います。

今井通子:
おいくつでしょう?

相談者:
65です。

今井通子:
65歳。お母様は、だからあなた、に、お父様いらっしゃる?

相談者:
亡くなりました。

今井通子:
何年か、前、ですか?

相談者:
はい、そうです。もう、2じゅう・・4年、ほど、前です。

今井通子:
あ、そんなに前に。はい。

相談者:
はい

今井通子:
ごきょうだいは?

相談者:
4歳上の姉と、私と、弟、と、それから4歳の妹がいます。

今井通子:
う、ちょっと待って、(苦笑)まず、

相談者:
はい

今井通子:
お姉さまは、4歳上?

相談者:
はい。で、

今井通子:
え、で、

相談者:
2歳下に、弟が、います。

今井通子:
あ、2歳、し、下ね?、はい。

相談者:
はい

今井通子:
そして、その、弟さんから、4歳下?

相談者:
いえ、2歳下です。

今井通子:
あ、2歳下。

相談者:
はい

今井通子:
妹さんがいる。

相談者:
はい

今井通子:
4人きょうだい?

相談者:
はい、そうです。

今井通子:
(吸って)でえ、他のお、方々も、ほとんど結婚されてるのかな?、そうすっと。

相談者:
みんな結婚してます。

今井通子:
はい。で、あなた自身は、今・・お母様?

相談者:
はい

今井通子:
との、話ですね?

相談者:
そうです。

今井通子:
ん、どういうこと、ですか?、まず。

相談者:
小さいときから、ちょっと、母親は、ずっと・・姉えええ、ばかり、可愛がるっていうんですか。あ、た、し、は、それは、普通のことだと思ってたんですけど。中学の頃から、

今井通子:
はい

相談者:
うちの姉は、ちょっと、何でも物を買う、癖がありまして、

今井通子:
はい

相談者:
それで、私もちょっと、欲しいものがあったときにい、あの、姉が、「あんたも買ったらいいじゃない」って言って、くれたっていうか、(苦笑)そういうので、私もちょっと、買ったんですよ。買ったっていうか、付けて、持ってきたっていうんですかね?

今井通子:
はい

相談者:
そうしたときに、あの、親に、すごく・・怒られたんですよね。それで、そのときからあ、「ああ、私は、姉とは違うんだな」・・っていうふうな、少し、こう、心の中で、気を、つけてはいたんですけどお。

今井通子:
あ、そう、そうなんですか。はい。

相談者:
うちの・・姉は、まあ、お金に、だらしなくて。小さいときから、何でもこうう、与えられてたんでね。だから、専門学校に行ったときも、結局、続かなくて。授業料を、使い込んだりい、あの、バス、代を、使い込んだりい。
ああの、いろんなものを、使い込んだり、それで、足りなくて、店から、つけて、物を買ってくるとか。
最初、私、よくわかんなかったんですけど、信販会社の人が来て、「あの、娘さん、こういうふうに、お金払ってないんで、これどうにかしてください」ってえ、来たりしたこと、あったんですよね。そういうこともあったりして、母親は、とても、お金には厳しく・・私は、言うようになって。
結局・・私も、家え、を、早く・・高校卒業して、出たかったんですけど、「姉で失敗したから、お前は、絶対、家から出さない」っていうふうに言われまして・・で、私の・・そんなにない、給料から、必ず、あの、「家には、あんたの」・・「かかってる分のお金として、2万、云々を入れなさい」とか、そういうふうなことを言われたりして。(苦笑)ちょっと、私い、は、全然・・そういう面で、いろんな世間を、あんまり、知らなかったっていうのかな。だから、言われるがままでやっててえ・・そして、何か、自分も、お金には厳しくしなくちゃいけないっていう感じで、いたん、ですよね。で、自分の行動も、結構、親には監視されるようなこともあったりしたんですけど。なんか、私は、もう、旦那のところ、逃げるようにして、20歳で、結婚したんです。
ま、その後も、いろいろ・・ありましたけどお、旦那も、大事にしてくれるので、それでは・・少し、慰めにはなって、た、り、自分で、こう、気持ちを、切り替えたりしてたんですけど、3年ほど前、うちの親が、施設に入ったんですよね。そしたら、そのときに、私が、なあぜか知らないけれど、もう、涙が出て、涙が出て。(苦笑)実家に、寄って、顔出さなくちゃいけないん、じゃないかっていう、何か、そういう、それをしないと・・私の、中で、何かこうう、「やらなかったのがまずかったな」、いや、や、私の気持ちが何か、イライラするから、「やっぱ、行った方がよかったのかな」とかって、思いながらずっと過ごしてたんですけど、施設に入って、「行かなくていいんだ」っていうふうに思った途端、すごく、涙が出て、(苦笑)解放された気になったんですよね。
ただ・・自分の疲れた顔を見たときに、そこに、母親のが・・あるんですよね。そしたら、それが、とても、(苦笑)自分と一緒・・つらいっていうんですか?、それを、どうやって、自分で受け入れていいか、わかんないんですよね。◆#$%□&

今井通子:
それは、何?
ご自分の顔を見て、

相談者:
・・そうです。

今井通子:
お母さんの顔だと、思っちゃったってこと?

相談者:
思ったってことです。

今井通子:
あああ。

相談者:
そのときに、「あ!」と思っちゃって。

今井通子:
うん

相談者:
それで、これから、まだ・・長生きは、するでしょうし。
施設・・に、顔を、見に、いかなくちゃ・・いけないのか、なあ?とかっていう、何か、自分で、自問、自答したりしてるんです。やっぱ、親だから、顔見に行った方がいいのかなあとか。

今井通子:
うん。だから、それって、罪悪感みたいなものです・・かね?

相談者:
はい。そうです。はい。

今井通子:
うん。そうしますと、今日のご質問は、なんですかね?

相談者:
だから、母親が・・との、こと。それで、私、自分・・は、ね?、子供おお、に対しても、そういうふうに、うまく接せれないとこも、ちょっとあるんで。私は、母親に対しての気持ちを、変ええ、た、方がいいのか?
そうすることで、私は・・自分の、子供にも、ちょっと・・冷たいとこもあるのかな?、とか。
母親にあま・・

今井通子:
あ、お子さんはあ、上から、男女と、今の年齢を、おっしゃっていただける?

相談者:
4、じゅう、4で、女。43、男。って3・・8男。っで35の女です。

今井通子:
(吸って)そうするとお、お姉さんのことばかり、言ってる(苦笑)、お母さん、を、感じながらあ。あなたは、お子さんに対して、平等にしようと思ったの?、それとも・・自分も、何か、長女ばっかりって、なっちゃいそうだなあって、不安を持ったのかしら?

相談者:
女の子が、どうしても、何かこう、しっかりしてるっていうのか、冷たい、というのか、自立してるっていうのか。それは、私が・・ばあちゃんに、対しても、冷たい・・素振りいい、を、感じてて、うちの娘たちは、私にも、冷たいのかなあ?とかって思ったりするんですよねえ。

今井通子:
あああ、そういうことですか。
そうすると、今日のご相談っていうのは、どこに、ありますかね?

相談者:
母親に対して、私は、これから、どうやって接していったらいいのかな?っていうことですよね。

今井通子:
あああ、そういうことですか。

相談者:
・・はい

今井通子:
そのう、お母様に対する接し方でえ、こうなっちゃったんだけど、

相談者:
うん

今井通子:
自分・・は、どうしたらいいのか?、ということじゃなくて、まだそれでも・・お母様と、どうしたらいいか?を、

相談者:
ああ、いや・・ちが・・

今井通子:
うん。追求しようとしてらっしゃるわけ?

相談者:
違いますね・・ああ、でも、そうなのかなあ・・

今井通子:
いや、

相談者:
私、自分で、わかんない・・

今井通子:
いいんですよお♪
どっちでも、いいんですよ?

相談者:
はい

今井通子:
私は、

相談者:
うん

今井通子:
あなたが、

相談者:
うん

今井通子:
何を知りたいかを、はっきりさせて、いただければ良いので。

相談者:
はああ。

今井通子:
うん。はっきり言っちゃうと、「お姉さんばっかりかわいがったお母さんと」、

相談者:
はい

今井通子:
「これからどう、接したらいいのかな?」って。

相談者:
そうですね。多分、そうだと。

今井通子:
それでいい?

相談者:
はい、それでいいと思います。

今井通子:
(苦笑)わかりました。

相談者:
はい・・

今井通子:
(苦笑)今日はですね、弁護士の、坂井眞先生がいらしてますので、

相談者:
はい、はい。

今井通子:
伺ってみたいと思います。

相談者:
はい

(回答者に交代)


「母が施設に入ってあふれる解放の涙‥鏡に映る自分が母に見え始めた」への29件のフィードバック

    1. 5月24日のテレ人相談
      大叔母92歳に怯える大男43歳の
      精神状態に似ているわ

  1. 面倒くさい相談者だと感じる。
    電話をかけてくる前に、相談したい内容は整理しておくべきでは
    ないだろうか。

    1. 同感。そういう所が娘さんから冷たくされる原因では?

      そういう私も大嫌いな毒母に顔が似ていて受け入れられない。
      私が母を嫌悪しているように、いつか娘からも嫌われるのではないか、、と起きてもいない事でモヤモヤする時もあり。

      相談者さんの気持ちはわかりますね。

  2. 実家ぐらしのときは私も食費などの名目で三万円入れてましたが社会人だしそれくらいはやると思ってました。時折全額親に渡してるって人もいて、それはちょっと…と思いましたが
    2万3万なら良心価格かなと思いますね。

    あと年を取ってくるとオカンにソックリになるのは当たり前ですよ!遺伝だし。小さい頃は父親似だった私も今は80%オカンです。

  3. 接し方もクソもない。
    母親が嫌いなら距離を取ればいいだけなんだけど依存性が強いからそれができないこともよくわかる。
    だったらとにかく物理的に距離を取るしかない。
    もう大人なんだから別に親に依存しなくても生きていけるわけだし別に親子付き合いなんてなくていいんだよ。
    親だからって別に好きになる必要もないし、世の中には子供を受け入れない親もいるし親を受け入れられない子供もたくさんいる。
    好きなものは好き、嫌いなものは嫌い、これでいいんだよ。
    いちいち難しく考える必要はない。

  4. 63になったんだし、自分の好きなようにしたら。
    ママは91でしょ。も、十分じゃないかな。
    ママに会いに行きたきゃ行く。嫌なら行かないで良くない?
    (来てくれて嬉しい〜、なんて言わないママみたいだけどね)
    で、ママと似てきて嫌って思うなら鏡捨てる。
    私も鏡見ると経年劣化にゾッとするけど、メンテしなきゃならないから大切にしてるよ。
    ママママも大事だけど、自分の残りタイムも考えて楽しく生きましょう。
    同世代、頑張ろう!

  5. ご相談者さん、最後は気持ちが楽になったと仰っていたので、とりあえずというところでしょうか。後は遺産相続でトラブルにならなければなあ。

  6. どんだけ年を取っても毒親は自分を苦しませ続けるんだなぁ。。

  7. まあ典型的な毒親みたいだけど施設に入ってくれてむしろよかったじゃん。
    これを機会に母親は単なる毒親だったんだという現実を受け入れて明るく生きていきましょうよ。

  8. 施設に行きたくなければ、行かなかったらいいというアドバイスに一言。
    洗濯物もあり、これは現実的に不可能なのでは?

    1. 今時は洗濯物も、家庭での持ち帰りか施設での洗濯(有料)か選べる時代。
      相談者は4人きょうだいの2番目ということで、本人がキーパーソンでなければ施設から細々した書類などの呼び出しも少ないかと思う。
      「行きたくなければ行かなくて良い」まさに、これに尽きる。

      1. そこまで割りきるのはどうかな?(そのようなシステムがない施設も少なくない。)
        相談者自身も、介護が必要な年齢に近づいているのだし、せめて、親の洗濯物ぐらい自身でして施設の職員に手渡すぐらいのことしたらいいのでは?

        1. システムの有無はどうしようもないけど、「看取りまで完全在宅で介護したい」親子関係もあれば「洗濯物を運ぶことすらやりたくない(なるべく関わりになりたくない)」親子関係もあるんだよ。介護者本人が決めれば良い。他人が口出すことじゃない。

          1. >>介護者本人が決めれば良い。
            これは、あなたが口出ししてるのでは?

            >>他人が口出すことじゃない。
            コメント欄は、リスナーが意見するところなのでは?

            1. 番組の回答者が「行きたくなければ行かなければよい」と回答し、相談者本人も葛藤の末にやっと距離を置いて心の平穏を保とうとしているのに「そこまで割りきるのはどうかな?」「洗濯物くらい運べば?」と他人がコメントするのはあまりにも無神経だし文脈読んでくれという話をしている。

              1. 世界人権宣言 第19条)
                すべて人は、意見及び表現の自由に対する権利を有する。この権利は、干渉を受けることなく自己の意見をもつ自由並びにあらゆる手段により、また、国境を越えると否とにかかわりなく、情報及び思想を求め、受け、及び伝える自由を含む。

                1. 文脈無視のコメントにツッコミが入れるのもまた言論の自由ですからね

                    1. このツリーの一連の書き込みを見て思うこと。
                      放送になかった裏側を勝手に想像して、なーにを議論しているんだかね。
                      相談者は次女で、姉(長女)に実家へ顔を見せろ、電話しろなど言われていたんでしょう?
                      毒母は甘やかした姉か、実家を継いだであろう弟(長男)と暮らしていたんじゃないの?
                      短い20分番組の中で想像できるのは、この程度。
                      むしろ介護のキーパーソンとなり、洗濯物運びをしている第一候補は弟嫁だと思うね。

  9. 「行きたくなければ行かなきゃいい」
    他人は簡単にそう言うんだよね…
    ここのコメ人の中で経験者はどの位いるんだろう?

    私自身、毒母から逃げた立場で
    会わなきゃいいと頭でわかっていても、罪悪感が湧いてきて苦しい。今まで母に支配されてきた「昔の自分」が会え!と命令してくる。
    でも今の自分は断固拒否。折り合いをつけるのはつかれるし、病むんです。

    一方毒母自身も70代になってまで、90代の祖母の呪縛から抜けられていない。祖母から子供扱いされる毒母。祖母の元から去る&会わない、なんて選択肢はありえない。指摘したら烈火の如く怒り出す。
    彼女はもう一生抜けられないでしょう。

  10. 子供の頃のように直接的な被害をうけているわけではないからいいと言うものではない。
    電話の向こうのモンスターと話せば、1日中気分は悪くなるし、電話を拒否してもそれはそれで気になるし。結婚後も悪影響を受け続けることもありますよ。

  11. 私も、シンプルに、好きか嫌かで考える方がいいと思います。
    今井先生の言うように、自然に割り切って世間ていができるならいいとおもいますが、そうじゃなく罪悪感で頑張ってしまうと、相手に巻き込まれて自分の心と体を壊しかねないです。自分の心、大事になさってください。

  12. あくまで私見です。
    (ほぼ老年期)うつ病の疑いあり、信頼できる医療機関受診をおすすめします。

  13. 「洗濯物くらい」みたいな「毒親でも家族なんだから」主義者にとって、私みたいな「毒親と絶縁した」人間は極悪非道なんだろうな。連絡が繋がるだけでも人道から離れた親の業を肯定している罪深さを感じていた。当人は「私の常識は世界の常識!お前は非常識!お前は私を越えることはない!でも私の面子の為に結婚は一回くらいしろ!介護マシーンになれ!」が口癖だった。人格否定して「結婚しろ」は本当に支離滅裂。当人は人脈自慢もしていたから、私がいなくても「世界の常識」たる彼女への世話人はいることだろう。
    35で絶縁敢行した私でも残された影響で苦しむのだから、相談者は尚更だろう。毒親介護に老後のエネルギー吸いとられた挙げ句、自身にも毒の要素を見出だしてしまったのだから。

  14. 私は兄が遠方なので、施設にいる母親(支配的)の所に行きたくなくても行くしかなかったです。
    洗濯物くらいは我慢できても、しょっちゅう受診や買い物で呼び出されてました。施設から電話が来るので。
    相談者さんは顔を見せに行かなきゃならないのかな?と迷えるだけ幸せです。きょうだいがいるんだから。

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