反対を押し切った進学校で留年の危機の娘が不登校。心配で泣き出す親父の空回り
(回答者に交代)
大原敬子:
こんにちは。
相談者:
こんにちは。
大原敬子:
あのですね。
相談者:
はい
大原敬子:
今、お父様のお話の中で、
相談者:
はい
大原敬子:
見えたものがあるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
ご両親と、
相談者:
はい
大原敬子:
お嬢さんとの、関係なんですけども。
相談者:
はい
大原敬子:
「思い切って言ってみようか」っところに、ここまで来た・・原因があるんですね?
相談者:
・・
大原敬子:
「思い切って言う」っていう・・
相談者:
はい
大原敬子:
多分、無意識に、吐露したと思うんですけれども、
相談者:
はい
大原敬子:
「思い切って」ってことは、
相談者:
はい
大原敬子:
どっかで、忸怩(じくじ)たるものがあって、言いたいことも、言えない関係に、なってたんですか?
相談者:
そう、です、ね・・
大原敬子:
なるほど。
相談者:
はい
大原敬子:
そして、お嬢さんが、
相談者:
(くしゃみ)
大原敬子:
一つの言葉の中で、発したことっていうのは、「離島留学」ですねえ?
相談者:
はい
大原敬子:
一生懸命調べて、
相談者:
はい
大原敬子:
「じゃあ、行こうね」って言ったときに・・「無言になる」・・とおっしゃってましたねえ?
相談者:
はい。はい。
大原敬子:
全部、お嬢さん、心、訴えてるんです。
無言になるってん、どういう状況か?
いくつもあるんですけども、
相談者:
はい
大原敬子:
一つは、そのときに感情的に?、「うん、行くよ」って、言ってしまうときもあるんですね?
相談者:
・・はい
大原敬子:
もう一つは、「えっ??、本気になってしまうんだ。離島を」っていうふうに、お嬢さん自身が、あなたたちの、気持ちを確かめること、あるわけです。
相談者:
・・はい
大原敬子:
無言っていうのは、自分がわからないときなんです。
相談者:
・・はい
大原敬子:
わからなくて、強い何かを、引っ張ってほしいときですよねえ。
相談者:
はい
大原敬子:
でも、つい・・「あなたが言ったね?」、「じゃあ、お父さんとお母さん、調べたよ。じゃあ、ここにしよう」と思ったときに、「こおんなに、決まっちゃうか」ってことですね。
相談者:
・・はい・・
大原敬子:
この、お嬢さんの性格、違うのは、先ほどの、高校の、進学のときに、「私達は反対したけど、彼女は行った」って、言いましたねえ?
相談者:
はい
大原敬子:
そのぐらい、意志の強い子なんです。
相談者:
・・はい
大原敬子:
それが、強い・・子が、こういう、返事をしてるんです。
そこを、頭に入れてほしいんです。
相談者:
はい
大原敬子:
次にですね。「布団の中に、潜り込む」とおっしゃいましたね?
相談者:
はい
大原敬子:
これはあ、自分の選んだ道なんだけども、必ず、責任追及がされると、怖いとき、不安なときですねえ、不安、恐れ、誰かが守ってくれないときです。
相談者:
なあ・・はい・・
大原敬子:
次に、「涙ぐむ」とおっしゃってましたねえ。
相談者:
はい
大原敬子:
これは、どういうことかっていうと。自分でもわからないとき。でも、つらくて悲しいときは、言葉では出せないものがあるわけですねえ。
相談者:
はい
大原敬子:
この涙で、わかってほしいってことです。
相談者:
はい
大原敬子:
次に、「お腹が痛い」って言ってましたねえ。
相談者:
はい
大原敬子:
お腹が痛いってのは、不安、怖い。
相談者:
はい
大原敬子:
自分はどうしていいかわからない。
相談者:
はい
大原敬子:
というときに、お腹が痛くなるんです。
相談者:
うん・・
大原敬子:
恐怖ですね。
相談者:
はい
大原敬子:
そうすると、布団に潜る。涙ぐむ。
相談者:
はい
大原敬子:
お腹が痛い。
で、お嬢さんが、「ここで行きたい」ってときに無言になる。これ、全部、お嬢さんの・・ある一つの、共通点があるんですね?
相談者:
(鼻を吸って)はい
大原敬子:
それは・・「そうじゃないんだ!」って。「話しても、わかってくれない」っていう、叫びだと思います。
相談者:
んあああ・・
大原敬子:
非常に、繊細な、お嬢さんですね?、これは。
相談者:
・・
大原敬子:
で・・まず、このお嬢さんが、親が反対しても「行きたい」という、強い意志があって、
相談者:
はい
大原敬子:
前向きの、お嬢さんであるならば、
相談者:
はい
大原敬子:
常に、日々ね?、「いやあ、よくやってるよ」っていう、承認的な、言葉が、あったかどうか?
相談者:
ああ、それは、あのううう、妻も私も、塾なりの、送り迎えもお、しますし、「今日は、どうだった?」っていうような、そういうときの・・声かけは、できるだけ、してるようには・・してます。
大原敬子:
それは、声かけでは無くって、
相談者:
はい・・
大原敬子:
親の心配です。
相談者:
・・あああ・・
大原敬子:
その子では無いんです。
相談者:
ああ・・
大原敬子:
「今日寒かったね」、
相談者:
はい
大原敬子:
「頑張った」って。「うんうん。テストはいいの。よく頑張った。あなたは、自分が、行きたいって言うんだから。その強さを、バックアップするのよ」って、言葉が欲しいんですね?、子供は。
相談者:
・・
大原敬子:
でも親は、「成績がどうだった?、塾の先生が、何て、言った?」「出来たの?」・・一見見ると、子供の、結果を見たいんですけども、それは翻ってみれば、私達が、知りたいんです。
相談者:
・・
大原敬子:
そして・・「こんなに送り迎えをしてるお父さんお母さんは偉いでしょう?」と、子供たちは、受けとめて、しまうんです。
相談者:
・・あああ・・
大原敬子:
重いですね?、すごく。
相談者:
はい
大原敬子:
「今日はね、お父さんお母さん、来ちゃった。いい顔してる。じゃあ、帰って、温かいもの食べようね」って言うと、子供から、「今日ね、テストがこうでね」って喋るんです。
相談者:
・・はい
大原敬子:
子供から喋るのと、親が聞くとは、全然、違うんですね?
相談者:
はい
大原敬子:
特に、このお嬢さんの場合には、反対を押し切って行った学校なんです。
相談者:
はい
大原敬子:
それが、塾に、送り迎えしたときに、「どうだった?」「成績は?」って、言ってしまうと・・ものすごい、重圧なんです。
相談者:
はい・・
大原敬子:
「お父さんとお母さん、愛はわかるけども」、
相談者:
んなああ・・
大原敬子:
「この私の心ではないでしょ?」って。
相談者:
はい
大原敬子:
「表面的なものの、私が頑張った、成果によって、お父さんとお母さんは、私を愛してくれる」というふうに、彼女は、理解したと思いますよ?
相談者:
はああ・・
大原敬子:
そして、お嬢さんは、反対をおし仕切って、受験勉強してるってことは・・そう、とう◆#$大変なんですね。
そこで駄目だった場合に、彼女はですね、「やっぱり・・反対を押し切ったけども、駄目だったじゃないか」っていう事が、怖いんです。
相談者:
んあああ・・私い、としては、
大原敬子:
うん
相談者:
妻と話をしているのはあ、
大原敬子:
はい、はい。
相談者:
娘が言ったように、離島う、を、もう少し・・しっかりと、3人で、話をしながら、選ぶっていうことと、それから、通信制の、学校を、探すのか?、それとも、最後まで、学年を全うして、地元の、公立高校へもう一度受け直す。この三つぐらいで、ゆっくり決めようか?っていうような話は、妻の方から、娘の方には、今日、伝えて・・います。はい。
大原敬子:
そうしましたらですね、
相談者:
はい
大原敬子:
そこまで、方針が決まってるならば、
相談者:
はい
大原敬子:
お嬢さんが、「お父さんお母さんは、こういう気持ちで、私に言ったんだ」ってことを、あなたたちが伝えることが、まず、大事なんですね?
相談者:
・・はい
大原敬子:
例えば、「お父さんは一生懸命やったけども、どうも、言葉を捉えてしまう」。
相談者:
はい
大原敬子:
それから・・「反対した時に、頑張って行ったよねって。あれも、理解していなかったかもしれない。」
「塾に行ったときにね、『今日はどうだった?』ってのは、一生懸命、コミュニケーション取ってるんだけども・・それは、翻ってみれば、自分たちが、望んでる言葉◆#$%しれなかった」っと。
相談者:
・・はい
大原敬子:
「重かったよね?」って。「それを感じたのは、『お布団』『涙ぐむ』あれを、お父さんは、見逃していた」って。
相談者:
・・はい・・
大原敬子:
「そこに、心が全部出ていた」って。
相談者:
・・はい・・
大原敬子:
「それすらわからなかった」って・・「でも、今回、こういうことが起きて。初めて・・ナ二ナ二ちゃんの、気持ちが、理解できるように、な、っ、て、き、た」。
相談者:
はい
大原敬子:
そこまでを、まず、話せば、お嬢さんね?
相談者:
・・はい
大原敬子:
「え!?、お父さん、そんな細かなとこ、見てくれたの?」って。
相談者:
はい
大原敬子:
そのとき、初めて・・「私は一人では無かった」ってこと、気付くんです。その上で・・
相談者:
はい
大原敬子:
これからの、選択は、どうしようか?で・・先ほどの、選択を、お話してみてください。
相談者:
はい
大原敬子:
お嬢さん、多分、だんだんだんだん?
相談者:
はい
大原敬子:
あなたたちに、歩み寄ってきます。
相談者:
はい
大原敬子:
信じてください。
相談者:
はい、はい。
大原敬子:
お嬢さん、すごいですよ?
愛を、求めています、あなたたちに。
相談者:
はい
大原敬子:
よろしいでしょうか?
相談者:
ありがとうございます。はい。
(再びパーソナリティ)
なぜ中学のときにお父さんや学校の先生はその進学校を反対したのでしょうか。
その時点で娘さんにとってお父さんは敵になっていたかもしれませんね。
今は偏差値の高いオンラインでの学校もあるのでぜひいろんな進路を見つけて欲しいです。
中学の先生と相談者が反対した理由知りたいですね。娘さんの学力では入学できても苦労すると思ったのかもですね。
それから進学校って校風が独特なところもあるでしょう。
入ってから成績不振で苦労する生徒、合わなくて退学した生徒を先生方は数多く見ているでしょうし。
相談者の言った内容を聞くとなんとかしてやりたいという心境なのはわかったし、個人的に山村留学や離島留学はやめた方がいいが、転校等うまくいけば良いと思っています。
僕もとくめいさんの言うこと、その通りだと思います。その上で、留年→中退を見据えた対応が必要な時期に入っているのだろうと思います。
今は多くの通信制高校があり、受け皿がご相談者さん世代よりも著しく多いだけに、もし中退になってもそちらに行けるよう導いてくれれば。
泣くなよ父ちゃん。
親の不安や焦りや揺らぎを、娘が感じ取って余計拗れるってのもあるのでは?
小学校の時凄くできる自信あったんだけど、あの中学入ったら下から数えて20番だったよ!がはは!超有名私立中高一貫校出身の夫が言ってました。
なぜこのくらいの気持ちになれない?
上には上がいるし、人生長いよ!とおおらかになれないのは、人間が小さいからだと思います。
お父さんがまず頑張らないと。よく世の中見ろ。
泣くんじゃねえ。
甘やかした結果。
読解力ないんか?
このお父さん本当に分かってくれたのかな〜明日にでも娘に離島を見に行こうなんて言わなきゃいいが、人間の上っ面しか見て無いような共感性の薄さを感じる
ですね、わたしもそんな印象。
父親がすごく焦ってる感じがする。
だから、離島と娘が言えば、離島まっしぐらで、家庭内での父親の声掛けとか、そういう「まっしぐら」さに、娘が追い詰められてる、逃げ道を塞がれまくってるんでは…?
こんなふうにされて、挙げ句泣かれたら、娘はさぞ息苦しかろうなぁ。
元中学校教員です。同じような生徒をたくさん見ています。教師が反対したところで、本人が受けたいと言えば、その通りにするよりありません。そうしなければ、本人の中に「もしかしたら希望校に受かって、その方がいい大学に行けたかも、充実した生活が送れたかも知れない」といった後悔が、いつまでも残るからです。
進学校とは厳しい場所です。高校と中学校では、勉強のレベルもスピードも違います。でも、そこまでの想像が及ばなかったのでしょう。無理もないです。
ご両親にできることは、本人の意志が固まるまでじっくり待ってあげることだと思います。子供が納得した上で、自分の足で歩くより、他に方法はありません。
高校留年して、1年後輩と一緒に勉強をやりなおし、上位国立大へ進学した教え子も見ましたし、中退して通信制高校から国立大へ行った教え子も見ました。子供に自分の頭で考えさせて、自分で選択させ、選択を信じてあげることが大切だと思います。
泣くようなことかな……💧
何だこの急に取ってつけたよーな泣きは……
いわゆる進学校ってこんなにハイパーな奴らばっかり居るのか
わたしごときが勝てるわけがない
定時制課程4年で卒業できたことは
まったく感謝しかない
きちんと4年で卒業されていることは立派です。
勉強の得手不得手が人生のすべてではありません。
薄っぺらい親にガチャしてしまったら、子はカサンドラな苦悩を患ってしまう
わかる。親は焦るんだよ。周囲に遅れてしまう、なんでうちの子は「ふつう」にできないのか。
地域トップ高には、その地域の各中学のトップ群が集まってくるわけで、それまで5位をくだったことがなかった子が2桁・3桁位を取って心が折れるというのはアルアル。
(そこで発奮する生徒、現状維持に甘んじる生徒、ドロップアウトする生徒さまざま)
ましてやこのお嬢さんは学力不足が懸念されていたからなおさら。
今は中退させずに、転学、が主流なんだよね。通信制高校、いいよ!
大学進学の気持ちが強かったら高卒資格は自宅で通信、受験対策は予備校のダブルスクールで現役合格の生徒さん、たくさん見てます!
お嬢さん、今エネルギー不足なんですね。そんなときに、自分で判断できないと思いますよ。離島なんてもってのほか。今はしっかり心身ともに休んで、元気が出てきたら、どうしたらいいか決めたらいい。今すぐ決めなきゃならないなら、とりあえず留年にしておけばいいような気がする。昔と違って色んな選択肢があるし、優秀なんだからいくらでもやり直しできる。
娘さん、大きな挫折を感じてるんだろうなあ
中3で相当頑張って難関の進学校に入ったけど、そこには地域の選りすぐりの猛者がひしめいてて、圧倒されたんだろう
ここでギブアップしては今までの努力が水の泡になる、だけどもう周りにはついていけない、その絶望感はわかる気がする
ただ、相談者=父親がこんだけうろたえてるのが、絶望感を数割増しにしてる気がする
相談者も挫折知らずの苦労知らずなのか、心配しつつもどーんと構えてるなんて腹の据わった態度は取れないんだろうな
それどころか、中3のときのチャレンジも「やめとけ」といい、壁にぶち当たった今は今でおろおろして涙を流す
こんな親を信用する娘がいるもんか、むしろ頼りない、情けない親父だと思われてるよ
離島山村留学自体は、本人の向き不向きとか、行先との相性の問題とかもあるし、それで万事解決とは思わない
だけど、娘さんが「環境を変えたがってる」、もっと言えば「両親から離れたがってる」のは間違いない
娘さんからしたら話も気持ちも通じない親だったこと、それこそが相談者が反省すべき点じゃないかな
高レベルな進学校に反対を押し切ってでも必死の努力で入られたお嬢さんなので自力で道を切り拓いて行くと思います。
今の経験が糧となり将来大輪の花を咲かせるかもです。
とりあえず、親は金は出しても口出すな! ですね
他の沢山のコメントと同じく、まだまだやり直しできるし色々な選択肢があると思います。
今はそんなふうに考える余裕もないかもしれませんが、若いうちに挫折を経験して良かったのでは?
私の知人は有名一貫校から2トップに入る私大に進学、旧国営企業に就職後ヘッドハンティングされてこれまた超有名企業に転職しましたが、そこではじめて挫折を経験したようで、鬱になってしまいました。
年取ってから、しかも世帯をもってからの挫折はしんどいですよ。