仲良しからの謎の拒絶を相談してきた小6娘。共に悩まず広い視野から助言を
(回答者に交代)
三石由起子:
こんにちは!
相談者:
あ、よろしくお願いしますう
三石由起子:
はいはい
相談者:
はい。
三石由起子:
あのね、
相談者:
はい
三石由起子:
12歳、小学校6年生ね。
相談者:
はいはい。
三石由起子:
12歳って、あの、やっぱりいろんなことを考え、始める、ときなんだよね。
相談者:
はい
三石由起子:
ね、もう、あのお、お話を聞いてる限りよくできたお嬢さんだと思いますよ。
相談者:
あー、はい
三石由起子:
ただね、
相談者:
はい
三石由起子:
ただあのお、この12歳の、女の子にとっては、
相談者:
うん
三石由起子:
家庭と、学校っていうのが、
相談者:
うん
三石由起子:
社会の全てなのね。
相談者:
はい
三石由起子:
ね
生きるの100%なんですよ。
相談者:
はい。
三石由起子:
で、母親に、その中の、問題を相談してきたときっていうのは、
相談者:
はい。
三石由起子:
母親がね、
相談者:
うん
三石由起子:
その娘と同じ視点っていうかさ、
相談者:
うん
三石由起子:
同じそのお、視線の狭さっていうか考え方の狭さで、
相談者:
うんうん
三石由起子:
物を考えて、も、アドバイスってできるわけないんで。
相談者:
はい
三石由起子:
ね
あのやっぱり、大人として、
相談者:
うん
三石由起子:
母親として、
相談者:
はい
三石由起子:
人生の経験者として、
相談者:
はい。
三石由起子:
もっとね、具体的にこうすれば、ああすればっていうんじゃなくて、
相談者:
うん。
三石由起子:
もっと、大きな事をね、
相談者:
うん
三石由起子:
のんびりとアドバイスするのが一番いいと思うんだけれども。
相談者:
はい。
三石由起子:
例えばね、なんか・・私は気づいてないけれども、何か悪いことしちゃったのかなあ?、なんていうことを言ってくるわけでしょ?
お嬢さんが。
相談者:
そうです、そうです、はい
三石由起子:
もしそうだったら私は知りたいし謝りたいって。
相談者:
うんうん
三石由起子:
そういうことはね、「じゃあ、あのときじゃないか?このときじゃないか?」っていうのはアドバイスにならないのね。
相談者:
うんうん
三石由起子:
だからね、そういうときはさ、もうちょっと大きなことをアドバイスするっていうか。
例えばね、
相談者:
はい。
三石由起子:
「人っていうのは、ママもそうなんだけれども、気づかずに人を傷つけることっていうのは本当によくあるんだ」って。
相談者:
うんはい
三石由起子:
「自分はその悪意でなくてもね、どういうわけか知らないけど、人から急に嫌われたりっていうことは、ママにもあったよ」、みたいな事を、
相談者:
うんうん
三石由起子:
言ってやるといいと思うんだけど、多分ね、ママ忘れてると思うんだけどあったはずなんですよ。
相談者:
はい。
三石由起子:
だからね、「そんなことはいっぱいあるんだ」
「ただね、わざとでなければそれでいいんだ」っていうふうに言ってやれば楽になると思うのね。
相談者:
ふーん
三石由起子:
わざと意地悪してやろうとか、悲しい目に遭わせてやろうとか、
相談者:
うん
三石由起子:
そういうふうに言って、相手が傷ついちゃったんだとしたらそれはあなたの責任だけれども、こっちが何の悪気い、もないのに、
相談者:
うん
相談者:
言葉とか、タイミングが悪かったりしてね、
相談者:
うん
三石由起子:
傷、ついてしまうことはあるんです。社会にはね。
相談者:
うん
三石由起子:
それはもう防ぎようがないし、しょうがないことで、ママにもたくさんあったんだと。大事なのはわざとでなければいいんですよっていうことを教えてやったら、すごく楽になると思う。
相談者:
うん
三石由起子:
それとね、
相談者:
はい
三石由起子:
相手のその女の子に対してもね、
相談者:
はい。
三石由起子:
小学生っていうのはすごく不器用だから、
相談者:
はい。
三石由起子:
例えばね、何か新しいものに出会ったり、新しいことをしようとしたときにね、ずうっと一緒にいて話をしてた子がね、
相談者:
うん
三石由起子:
急にうるさくなっちゃったりね、
相談者:
ああ、ああ
三石由起子:
急に飽きちゃったりすることってあるのよ。
相談者:
うんうん。
三石由起子:
でも小学生っていうのは不器用だから、
相談者:
はい
三石由起子:
大人みたいにほら、器用じゃないから、
相談者:
うん
三石由起子:
そこそこの付き合いみたいのができないんですよ。
相談者:
うん。
三石由起子:
だから、あんまり上手にできない・・時期だからね、だから、向こうは、もうあなたに飽きたかもし・・(苦笑)飽きたって・・
相談者:
うんうん
三石由起子:
ね
相談者:
うんうん。
三石由起子:
あるじゃないすか。好きなものだってずっと食べてれば飽きるって。
相談者:
うんうん
三石由起子:
また、でも戻ってくるかもしれないし、それはあなた想像しても間違うから、
相談者:
うん
三石由起子:
「悪意には取らない方がいいよ」っていうようなアドバイスがいいと思うのね。
相談者:
はい
三石由起子:
じゃあ、あの、手紙の内容を考えてみようか?とか、
相談者:
うん
三石由起子:
そのお泊り合宿のときのこと、どうだった?、ちょっと思い出してごらん、みたいなのは何の、役にも立たないと思うのね。
相談者:
うん、はい
三石由起子:
それよりはさ、やっぱり、いろいろな考え方があるんだっていう、ことを教えた方がいい。
相談者:
うん
三石由起子:
口に出して言ってやってもいいと思うんだけどね。
あなたにとっては今、家庭と、学校が、人生の全てだろうけれども、実はそうじゃなくてね、
相談者:
うん
三石由起子:
中学に行くと・・ものすごく、あのお、面白いっていうか、バリエーションに富んだ友達もいっぱいできるし、
相談者:
うん
三石由起子:
高校なんかもっとすごいし。あなたの考え方と、全然違う人もいるし、今、同じ考え方の子が面白いかもしれないけれども、自分と違う考え方をする子がおもしろい時期だってあるんで、
相談者:
うん
三石由起子:
それは、あの、相手だってそうかもしれないし。ね?
きらいぃ・・っていうことじゃないかもしれないから、
相談者:
うん
三石由起子:
とにかく、「人にされたことは」、
相談者:
うん
三石由起子:
「悪意に取らないように」
相談者:
ああ、はい
三石由起子:
っていうことを教えたらいいと思うんだよね。
相談者:
はい
三石由起子:
悪意に取らないように。
相談者:
はい
三石由起子:
それとね、
相談者:
はい
三石由起子:
あの、もう一つ・・大事なのは、今あの、ちょうど小学校・・6年生なんていうのは、世の中で普通に使われている言葉や漢字っていうのは、もう読める、時期なので、
相談者:
うんうん
三石由起子:
いい本を教えてやったらいいと思うんだけど。
相談者:
うん
三石由起子:
あの、お嬢さん、本好き?
相談者:
ああ、好きです、はい
三石由起子:
好きだったらさ、やっぱり・・児童文学のね、ませた子っていうか、早い子、だったら本当にあの、文学書なんか読み出しちゃう年なんだけれども、
相談者:
はい
三石由起子:
今ね、アタシその、心のケアをするんであればね、
相談者:
はい
三石由起子:
小学校3、 4年、向けの、童話ってあるじゃない?
相談者:
はい
三石由起子:
児童文学ね。
相談者:
うん、はい
三石由起子:
例えばあのお、ケストナー とかさ、
相談者:
はい
三石由起子:
あるいは、あの、ホームズとかさ、
相談者:
うんうん
三石由起子:
ルパンとかさ、
相談者:
はい
三石由起子:
メアリーポピンズとかさ、
相談者:
はい。
三石由起子:
ああいうものをね、知らなければ出会えないから、
相談者:
うん
三石由起子:
「これ面白いよ」「これ読んでごらん」とか、
相談者:
うんうん
三石由起子:
そういう、もう、あの、ピンポイントでその子の話をしないで、
相談者:
はい
三石由起子:
「まあ、そういうことはあるよ」と。「わざと意地悪したんじゃなきゃそれでいいよ」って。「あんたいい子だし、そんなに、あの、落ち込むことないよ」
くらいの励まし方がちょうどいいんじゃないかと思う。
相談者:
ああ、はい
三石由起子:
ね。
言ってるう、ことわかるかな?
相談者:
あ、わかりぃ、ますけれども、
三石由起子:
うん
相談者:
突き詰めなくていいってことですね?今回のことに関して
三石由起子:
いいってこと、いいってこと、いいってこと。そういうこと。
相談者:
うんうん、そうなんですね、うん、わかりました。
三石由起子:
うん、だから、わざとやったんでなければそれでいい。
相談者:
うんうん
三石由起子:
「思い当たることがなければ、あなたの責任じゃない」って。
相談者:
うん
三石由起子:
人の事をね、
相談者:
うん。
三石由起子:
自分が気付かないうちに傷つけるっていうことは本当によくあることで、
相談者:
はいはい
三石由起子:
ママもいっぱいそんなことはしてきただろうし、
相談者:
うん
三石由起子:
されてきただろうし、
相談者:
うん
三石由起子:
でもそんな事はお互いのことだから、気にしなくてもいいし、中学になればまた違う友達も出るし、
相談者:
うん
三石由起子:
違う考え方もいっぱいあるんだよって。
相談者:
うん
三石由起子:
うん、だってルパンなんてさ、あれ、あのお、泥棒だもんね、主人公ね。
相談者:
(苦笑)
そうですね
三石由起子:
(笑)そうだよ。だけど面白いんだから、
相談者:
(笑)そうですね
三石由起子:
そお
で、メアリーポピンズなんて・・魔女だしね。
相談者:
(苦笑)はい
三石由起子:
うん、面白いんだもん、そういうことがね、
相談者:
あー、はい
三石由起子:
だからね、いっぱい考え方っていうのがあって。
相談者:
うんうん
三石由起子:
わざとでなければいいんだよって。何も気にしなくていいんだって。
相談者:
はい
三石由起子:
うん
相談者:
分かり・・
三石由起子:
いうことを教えてあげたらいいと思うよ。
相談者:
じゃ、ごめんなさい、
三石由起子:
うん
相談者:
これから、ま、あのお、中学高校になっていって、
三石由起子:
うん
相談者:
いろんなまた悩みとか出てくると思うんです。
三石由起子:
うんうん
相談者:
私としたら、あの(苦笑)先生、今おっしゃったように、子どもと同じ目線なんですね、今。
三石由起子:
うん、そうなのよ
相談者:
ああ、じゃ
三石由起子:
そこが問題なのよ。
相談者:
そこ問題ですよね。
じゃ、どう・・
三石由起子:
そそそ、うん、そうするとぐるぐる回っちゃうし、同じように落ち込んじゃうし、
相談者:
そうですよね
三石由起子:
だからさ、母親っていうのはさ、
相談者:
はい
三石由起子:
やっぱり母親の貫禄っていうのがあるわけですよ。
相談者:
はい
三石由起子:
ね、ちょっと上からあ、そのお、先をも見るっていうか、
相談者:
はい
三石由起子:
子供と同じ頭で考えずにさ。
相談者:
(苦笑)はい
三石由起子:
ね!
相談者:
はい
三石由起子:
うん。だから、ママだって失敗したし、ママだってそういう目にあったことあるし。でもなあんでもないよっていうことを、
相談者:
うん、うん
三石由起子:
うん。
相談者:
はい
三石由起子:
そういうふうに教えてやるのが、いいと思うな。
相談者:
あ、大きくこう、
三石由起子:
そう
相談者:
あれって、言葉と、で包んであげたらいいんですよね?
三石由起子:
そうそうそうそう
相談者:
ウンウンウンウン・・分かりました
三石由起子:
そんなことはね、あの、よくあることなんだって。
相談者:
うんうんうん
三石由起子:
でそれしょうがないんだって。
相談者:
うんうん
三石由起子:
自分で胸に手を当ててね、
相談者:
うん。
三石由起子:
意地悪したんでもなければ、
相談者:
うん
三石由起子:
悪い、あのお、気持ちでしたことでなければ、
相談者:
うんうん
三石由起子:
それでいいんだよ、しょうがないんだよって。
相談者:
うん
三石由起子:
いうことを、言ってやったら安心するんじゃない?
相談者:
ああ、分かりました
三石由起子:
うん、と思うよ。
相談者:
はい
はい、ありがとうございます。
三石由起子:
う、うん
(再びパーソナリティ)
三石さんの回答が自分の中の回答とピッタリ一致しました。滅多に無いことなので嬉しかったです。
大人っぽくてしっかりしたお子さんで全然問題ないと思う。お母さんにきちんと相談してるなんて素敵。
女の子の通過儀礼ですね・・・。
明らかな犯罪行為(暴力、カツアゲなど)が行われていないならば
三石先生の言うようにおおらかなお母さんでいてあげて欲しいです。
お嬢さんはお母さんに助太刀をしてほしいのではなく話を聞いてもらって甘えたいだけなのだから。
タピオカとかパンケーキとか食べながら女子トークを聞いてあげるとなおよいかもしれませんね。
わたしも、中1の時にそれまで仲良しだった幼なじみが鬱陶しくて堪らなくなって、距離をおいたことがあります。完全にわたしの嫉妬です。可愛くて、賢くて、絵が上手でみんなから好かれる子でした。彼女といると劣等感を感じるようになり離れました。思春期の始まりですね。そういう年頃だと言うしかないですね。
忘れられない思い出です。
同感です。多分、嫉妬でしょう。
あるいはその子がカチンとくるような一言を発し、
その子が自分の中で他にイライラすることがあり、
その腹いせをしてるのかも。
ノー天気な子がムカつくって私もあった。
思い返せば自分はガマンばかりしてた。
親にも相談できなかった。うちの親は大袈裟に反応し、
なんでも白黒つけたがるタイプだったから。
幼い頃は、家が近いとか、同じクラスなど物理的な理由で仲良しになることが多いと思いますが、そろそろ「気が合う」などの精神的な理由で親しくなる時期がきたのかもしれません。その子には、娘さんより気の合う友だちができたのかも。で、まだ幼いので露骨に切られちゃったのかもしれませんね。
三石先生の回答の通りにされたらいいと思います。
友達とのいざこざを相談できるお母さんってすごい。誇っていいと思う。普通は全力で隠すよ。親子関係がそれほど悪くなくても。
ずっと、お子さんにとって「なんでも話せるお母さん」でいてあげてほしい。
でもこの年代で友達に離反されるって、メンタル辛いんだよね。結構傷になる。なんとか乗り切れるといいね。
長女はちょうど思春期に差し掛かっているだけに、大変な時期でしょう。ご相談者さん、今回は手応えあったみたいなので、一安心だと思います。
相談の本質とはズレるけどさ、兄と妹の10歳差にくいつく今井さんに配慮のなさを感じた。
・相談者は再婚で長男は前夫との子。
・二人目不妊。
・儚くなってしまったお子さんがいた。
…素人でも訳ありか?と理由を想像できるのに。
同意。あそこで大笑いする意味が全く不明だった。
10年に一度の…(笑)
母親の貫禄(どんと来い的な)を見せるの大事ですね。
女子の友達問題は厄介だと分かるし、人にどう思われるかとか考えてしまい、こうした方がいいんじゃないかとか、細かくアドバイスをしてしまいがちですが、、
子供の心を軽くして、ポジティブに保ってあげるの事が大切なんでしょうね。