家出した姪を預かって3年。弱音はスルーされて姪ファーストの回答は現状維持
テレフォン人生相談 2023年11月6日 月曜日
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)
相談者: 独女47歳 父79歳 母75歳 3年前から同居する姪17歳と4人暮らし
今日の一言: 自分の言いたいことを言うことで人は成長していきます。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
あ、もしもし。
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
はい、よろしくお願いします。
加藤諦三:
はい。最初に、年齢を教えてください。
相談者:
はい、47歳です。
加藤諦三:
47歳。
相談者:
はい
加藤諦三:
結婚してます?
相談者:
いえ、していません。
加藤諦三:
ずうっと一人ですか?、それとも、離婚して一人になったんですか?
相談者:
いえ、ずっと一人です。
加藤諦三:
ずっと一人ですか?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい。で、今はそうすると、ご両親と一緒に暮らしてるの?、それとも一人で?
相談者:
あ、はい・・
加藤諦三:
・・
相談者:
ずっと両親とです。
加藤諦三:
ずっと両親ですか?
相談者:
はい
加藤諦三:
と、両親は今、おいくつですか?
相談者:
父が、79で、
加藤諦三:
70・・
相談者:
母が、 75です。
加藤諦三:
75。はい、それで、どんな相談でしょうか?
相談者:
三年前からあ、
加藤諦三:
はい
相談者:
姪っ子があ、兄の子供なんですけど。
加藤諦三:
はい
相談者:
うちに、家出をしてきてるんですよ。
加藤諦三:
んで、その、子供は何歳ですか?、あなたの家に来てるっていう・・
相談者:
17歳なんですよ。
加藤諦三:
17歳っていうことは、今・・高校生?
相談者:
本当は、高校三年生になる、はずなんですけど。
加藤諦三:
はい
相談者:
中、学、三年生の頃に、
加藤諦三:
ええ
相談者:
後半で、不登校になりまして。
加藤諦三:
はいはい・・
相談者:
高校を受験することができなかったんですよ。
加藤諦三:
はい
相談者:
自分で選べなくて。
加藤諦三:
はい
相談者:
それで、二年、間、うちに、いたんですよ。
加藤諦三:
そうすると、学校は、全く、行ってなくて・・中学校は・・
相談者:
卒業しました。
相談者:
卒業したんですか。
相談者:
はい。そ・・
加藤諦三:
ていうのは、卒業式に出たの?
相談者:
卒業式には、出ました。
加藤諦三:
・・
相談者:
卒業式に出る前からもう、本当は、家出、してたんですけど。
加藤諦三:
うん
相談者:
一回、家に帰って、
加藤諦三:
はい
相談者:
その後 に、お母さんと喧嘩をして。
加藤諦三:
うん
相談者:
うちの姪っ子は、やるせなくなったりとか、感情が高ぶると、
加藤諦三:
うん
相談者:
なんていうんだろう。
叫ぶんですよ。
加藤諦三:
叫ぶ?
相談者:
はい。それ、が、近所迷惑になるからといって、お母さんが、(苦笑)ちっちゃい・・
加藤諦三:
はい、そいで・・
相談者:
クッションを、
加藤諦三:
はい
相談者:
顔に、押し当てたんですよ・・
加藤諦三:
ちょっと、今日の、今日のあなたの、
相談者:
はい
加藤諦三:
相談の、内容と、関係あるわけですか?、この子は。
相談者:
はい
加藤諦三:
はい
相談者:
それで、家を出てしまって。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、もともと、お母さんと、合わなかったんですよ。
加藤諦三:
・・はい
相談者:
それで、頭の中にその、お母さんの・・今まで言われたこととかが、出てきてしまって。
加藤諦三:
うん・・
相談者:
「勉強とかが、ちゃんと、手につかなくなる」、とか、言うんですよね?
加藤諦三:
うん。今は、どうしてるんですか?
相談者:
普通に、通信制の高校に、通えるようになってます。
加藤諦三:
じゃあ今は、高校に、通っているわけね?
相談者:
はい。高校、一年生になってます。
加藤諦三:
ばい
相談者:
そして、相談っていうのは、
加藤諦三:
はい
相談者:
両親と、昨日、会ってきたんですよ。
加藤諦三:
この子が?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい
相談者:
でも、お母さん、から言わせると。
加藤諦三:
ええ
相談者:
「あなたは、何も変わっていないね」って、
加藤諦三:
はい
相談者:
言われたんですよ。
加藤諦三:
ええ
相談者:
でも・・私から見たら、彼女はすごくう、前向きになってるしい。変わってるんですけど。
加藤諦三:
はい
相談者:
お母さんから見たら、「何も変わってない」って・・
加藤諦三:
あ、はい
相談者:
言われて。すごく、傷ついているんですよね?
加藤諦三:
はい
相談者:
でも・・私も母も・・父も、あまり体強くないんで。
加藤諦三:
はい
相談者:
今後、姪っ子の、両親と、どう 関係を持っていけばいいのか・・
加藤諦三:
はい
相談者:
それか、もう、見切った方がいいのか。
加藤諦三:
ただ、この子が難しいのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
今、あな、たは、この子の母親でもないし。
相談者:
そうなんです。
加藤諦三:
・・
相談者:
で、難しいのが、父親は、母親の価値観を、「認めてあげろ」って言うんですよ。
加藤諦三:
(吸って)要するにあなたのお兄さんは、自分の・・妻を、認めてあげるということを、言ってるわけですか?
相談者:
はい。
母親の、育った環境も、認めてあげろって言うんです。
加藤諦三:
はい
相談者:
でも、兄は、娘が・・母親になんて言われてきているかは、あまり分かってないんですよ。
加藤諦三:
はい
相談者:
すごい「痩せろ痩せろ」とかあ。人格否定をすごく・・されてきてるんですよ。
加藤諦三:
はい
相談者:
それが、あまり、わかってないんですよね?
加藤諦三:
お兄さんがね。
相談者:
はい
加藤諦三:
はい
相談者:
それで、「知らなかった」って。でも、「そんな・・つもりで言ってるわけじゃない」っていうんですよね?
加藤諦三:
っで・・今日のあなたの相談というのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
あなた自身のことではなくて。
相談者:
なくて、はい。その、姪っ子に、私たち家族、が、どう接していけばいいのか?と。今後、姪っ子の、両親と、どう関係を持っていけばいいのかっていう・・
加藤諦三:
うううっ・・
相談者:
そういう、相談です。
加藤諦三:
はい、わかりました。
今日はあのう、幼児 研究の、大原敬子先生がいらしてるので、伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)
ご相談者さん、何とか話を聞いてあげて、姪の高校卒業をサポートしてあげて欲しいです。あと、精神病院の思春期外来にも行って聞いてみたら?
姪は17歳ですから、思春期終盤ですか?ご相談者さんや両親だけで解決できる問題じゃなさそうなので、第三者の意見も聞いてもらいましょう。
母子ともに発達特性があるのかなと感じました。言葉を字義どおりに受け取り、共感やコミュニケーションが苦手な母と、感情のコントロールがまだ難しく、ネガティブな記憶を繰り返し脳内再生してしまう娘。そりゃ水と油だろうし、むしろ娘さんにとっては逃げ場所があってよかったような気がします。
今回のアドバイスや専門家の力も借りながら、支えてあげて欲しいです。
「傾聴の本」… お母さんはお母さんで努力しているのでしょうね。母親なら そんな本読まなくても 自然とわかることなのに…
母親に必要なのは「学」よりも「情」。
この両親たちが、とくに母親が、どんな育ち方をしたのか興味あります。
むごいようでも 母親との関係修復は無理だから 外に目を向けて愛し愛される対象を見つけた方がいいと言ってあげた方がいいですよ。そんなに簡単にはいかないでしょうが、そう言ってくれる人がいるのといないとでは 大きく違うと思います。
母親は自分の娘の大進歩の成長がわからないというのか?
姪は頑張ったんだし、少しは自分の言動に気づいてほしいなと思う。
抱きしめるなんて大仰なことはしなくていいから、軽く肩をポンポンしてあげるだけでもいいんじゃないかな。
相談者さんは あくまでも叔母さん。あまり気負わずに 可愛がっていうあげるだけで充分だと思います。
さすがです
大原先生の回答に感銘しました。
当たりますように・・・祈ってます
きっと、姪子の母は発達障害だよね。
旦那もグレーゾーンかな。
うん、この子は自立するのが大切だよ。
そして、適切な愛情をくれる人を見つけに行けると良いね。
相談者さんは充分やってる。
相談者さんの親の介護も、その姪っ子にもやってもらいなよ。姪っ子だって、今は人に守ってもらう立場に終始しているけど、助け合える関係に発展させていけたらと思う。そしてその方法は、今相談者さんが既にやってることを、負担になりすぎない範囲でやってあげることだと思う。あくまでも、相談者さんの人生は、相談者さんのものなんだから。
お母さん、傾聴の本読んでるってすばらしい!お母さん自分の不器用さを自覚してますね。娘と関係がよくなるようにと藁にもすがる思いでしょう。
親子だからこそ感情が高まってあることないことまで言ってしまう。
案外似た者同士な気がします。
むしろ親子喧嘩せず反抗期がない方が心配。
本当に親を拒絶したら親族の家になんて居候しません。
見守ってくれる優しいおばさんもいてくれる。よかったですね。