妻の自死の悲しみ方。書き置き見ても出てくるセリフは後悔でも懺悔でもなく‥

(回答者に交代)

マドモアゼル愛:
はい、どうもこんにちは。

相談者:
あ、こんにちは、お世話になります。

マドモアゼル愛:
はい。
ええっと、まだ一ヶ月・・四十九日も、経っていないんだよね満中陰。

相談者:
そうですね。はい。

マドモアゼル愛:
ね。
だからまあ、霊はまだ・・ ええ、側に、いらっしゃると。

相談者:
・・まあ、それが、本当なのかどうかわかんないですけど。(涙声)(鼻を吸って)

マドモアゼル愛:
うん。
でも、そう想像す、し・・ できた、方がね?まだまだ、お別れの時間が・・あるとも言えるよね。

相談者:
(鼻を吸って)

マドモアゼル愛:
28年間、あなたは幸福だったですか?

相談者:
◆#$%□&▽幸せでした。(涙声)

マドモアゼル愛:
幸せでした。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
奥様はどうでしたか?

相談者:
・・幸せだったと思います。

マドモアゼル愛:
楽しい思い出がいっぱいあると。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
いうことだよね?

相談者:
ええ

マドモアゼル愛:
よくできた奥様でしたよね?、じゃあ。

相談者:
そうですね。

マドモアゼル愛:
お料理も上手だった。

相談者:
そうですね。(涙声)

マドモアゼル愛:
・・そして孤独になった。

相談者:
はい・・

マドモアゼル愛:
・・まあ、確かに・・ 孤独、なんだけれども。どうやって生きていこうかってことでもあるよね?

相談者:
・・そうですね。はい。

マドモアゼル愛:
今日一番・・お尋ねになりたい・・事柄っていうのは、どういうこと・・でした?

相談者:
・・このお、寂しさに、打ち勝つためには・・やっぱりこの先、まあ、一人で、こう・・過ごしていくうちに・・ええ・・ まあ・・本当に、忘れることができるのかという・・

マドモアゼル愛:
んなの、できっこないですよ。

相談者:
・・あ・・はい・・

マドモアゼル愛:
うん。
当たり前の話。

相談者:
そうですよね。

マドモアゼル愛:
うん。
当たり前の話。・・ だからね?・・気になるんですよ、僕、ちょっと。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
うまく言えないけど、気になる。

相談者:
ス(鼻を吸って)

マドモアゼル愛:
何が気になるのかって?・・奥様を失われた、最大の悲しみの中にあることは、確かですよ。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
・・その・・最大の悲しみが。
「自分が孤独になった」。 ・・「妻の美味しい料理は食べれない」・・

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
そら、その通りなんだけども。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
そして、「この、寂しさに打ち勝つためには?」と。
視点が全部ね・・自分なんですよ。

相談者:
・・はい・・

マドモアゼル愛:
気になるんです。僕、ちょっと。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
だから、「奥様、まだいるよ」って言ってんだ。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
四十九日のね、前ですから。

相談者:
・・

マドモアゼル愛:
奥様に、お尋ねになってみたらどうかなあ?

相談者:
・・

マドモアゼル愛:
「お前は、なんで、死を急いたんだ?」と。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
・・「本当に、お前が幸せだったのか?」と。「俺と居て、幸せで、いてくれたか?」と。

相談者:
・・

マドモアゼル愛:
なんか、す・・鞭打つようなことでい・・お話になるけれども。

相談者:
はい・・

マドモアゼル愛:
今、一番大事なことは、奥様が・・

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
どういう・・ ことで、この28年生きてきて。
そして、どういう思いを、残したまま、亡くなったかと。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
いうことを、あなたに・・ 一つのテーマとして、与えている死でもあるんだよ。
と思うんですよ。

相談者:
あ、はい・・

マドモアゼル愛:
その視点が、 まず自分の、お苦しみ。
これは当然だけれどもね?・・ それは、さておいて。・・

相談者:
・・

マドモアゼル愛:
これから、だって、四十九日も前だからあ。あの、法要は、小さくやってるわけ?、それとも・・親類とか集めて、おやりになってんですか?

相談者:
いえ。ああ、まあ、私だけです。

マドモアゼル愛:
ほかの、ご親族っていうのは?

相談者:
ええとまあ、私の姉が来るかもしれないですけど。

マドモアゼル愛:
奥様の、ご親類は?

相談者:
母がいるんですけど。

マドモアゼル愛:
はい

相談者:
ちょっと遠いんで。

マドモアゼル愛:
はい

相談者:
なかなか、すること、できませんし。高齢なもんですから。

マドモアゼル愛:
ああ、はあ、はあ。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
ご兄弟、奥様のご兄弟も、居ないわけ?

相談者:
わあ・・おります。
それも、かなり、遠いんですね。

マドモアゼル愛:
ああ、いらっしゃることは、いらっしゃると。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
お声はもちろん・・かけ?

相談者:
かけましたけど。

マドモアゼル愛:
うん

相談者:
あのう、こちらまで・・ご高齢なもんですから。

マドモアゼル愛:
ああ、皆さんね?

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
ううん・・

相談者:
お墓もおお、あの、

マドモアゼル愛:
うん

相談者:
私のお墓には、入れないんですね。

マドモアゼル愛:
なんで?

相談者:
んん・・実際に、あの、生前二人で・・(吸って)ん、相談しまして。

マドモアゼル愛:
はい

相談者:
お互いどちらが、亡くなっても、

マドモアゼル愛:
うん

相談者:
まあ、別の、まあ、「散骨ですとか、後は樹木葬っていう形で・・しようね」っていうことは、言ってましたので。

マドモアゼル愛:
・・その後に、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
お子さんもいらっしゃらないわけだから。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
お参りしてくれる人も、いないだろうと。

相談者:
そうですね。

マドモアゼル愛:
そういう ような、お寂しい、状況は、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
ご夫婦で、共に、あったわけだよね?、だからね?

相談者:
そうですね。はい。

マドモアゼル愛:
なるほどね。そうですか。
じゃ、そうされるわけ?

相談者:
・・そうですね。まだ、あの、決めてはいませんけど。

マドモアゼル愛:
うん

相談者:
まあ・・一年になるか二年なるかわかんないですけど。先に、

マドモアゼル愛:
うん、うん。

相談者:
ええ、納骨は、しようかなと思ってますけど。

マドモアゼル愛:
ああ、そうですか。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
そこらへんのじ・・まだね?、一年・・まだ一か月ですから、お亡くなりになって・・

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
この一年は、そうしたことに、・・寂しさの中で、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
あなたしかいないんだから。

相談者:
ええ

マドモアゼル愛:
いかに弔うかと・・

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
いう、視点で、ものを、見ていかなくちゃいけない時だと思うんです。

相談者:
ええ

マドモアゼル愛:
その時に、「私が寂しい」は、当たり前だから。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
それは、置いといて。その時、初めて・・妻が残っている。妻が日々、どういう思いで生きていたのかという、手が・・かりが。

相談者:
◆#$

マドモアゼル愛:
きっと、出てくる気がするんですよ。

相談者:
・・

マドモアゼル愛:
僕、やっぱりそこが・・一つ、本当に、あなたも、要するに夫として、送らねばならない立場に、なったわけだよね?

相談者:
ええ

マドモアゼル愛:
うん。
まあ、ここはだから、奥様の為に・・一つ、課題として。奥様の、ことを、散骨に至るまで・・思いを込めて、実行なさり。
その中で、28年間の生活を、もう一回、噛みしめてみるときに、 されるのが、よろしいんじゃないだろうかな?と。
そして、孤独の寂しさは、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
それとも、もちろん、埋まらないと思うけれども。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
3回忌のあたりになって。 「この寂しさはどうにもならない」っていうお話だったら、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
もっと素直に、私も、聞けるような気がするんです、

相談者:
ああ・・

マドモアゼル愛:
はい。
まあ一方的な・・大変、失礼な言い方かもしれないけども。奥様も・・ 「そうして、私を、ちゃんともう一回見て」って、言って、いるような気が。まあ、勝手ですけどね?

相談者:
・・(鼻を吸って)

マドモアゼル愛:
弔うっていう、意味をね?。
まあ、もう一回ね?、あのおお、妙憂先生、お坊さんで、いらっしゃいますから。わたくしもちょっと、伺いたいなと、いうふうに思う、次第です。はい。

(再びパーソナリティ)

「妻の自死の悲しみ方。書き置き見ても出てくるセリフは後悔でも懺悔でもなく‥」への21件のフィードバック

  1. 答えの出ない相談でしたね。
    でも 残念なのは、奥様ががんに立ち向かわずに死を選んだこと。医者が「治療をしましょう」と言う時は、治る見込が少しでもあるということです。見込みゼロなら それはそれはドライに治療を打ち切りますよ。安らかに旅立つための緩和ケアに切り替えられます。癌治療は辛いけれど 頑張って欲しかったです。😢

    1. う〜ん??
      なんか、奥さんと心の底では
      触れ合っていなかったような感じ

      自分の事ばかりだよね

  2. この6月に妹が癌で亡くなりました。義弟は62歳。とてもおとなしい人で 比較的近くに住んでいながら、これまでもあまり交流がなかったので 気にしながらも 49日以来 連絡をといませんでした。鬱陶しがられるんじゃないかと思って… この相談は妹からのメッセージかも。 今からショートメール送ってみます。
    それから… 妹は最後の2ヶ月は自宅で過ごしましたが、義弟が本当に良く看護をしました。父が 「見ていて ありがたさに涙が出る」と言うほどでした。この相談者さんも そんな時間を奥さんと二人で過ごせたら 少しは納得がいったかもしれませんね。妹のの最後の言葉は「しあわせ(ニッコリ)」だったそうで 義弟はその言葉で少し救われた、と言っていました。

  3. 夫が常々「俺より先に死なないでくれ。寂しくて耐えられない。」と言っています。
    わたしも夫を見送ってから逝きたいと思っています。寂しいのは私も同じですが、夫の面倒を最後までみたいし、ひとりで取り残されて寂しそうにしている夫の姿を想像すると 可哀想でたまりません。
    できれば そのあとすぐ 私も逝きたいですね。

  4. 亡くなった直後は葬儀や手続きや何やかんやで忙しい。
    1ヶ月経って四十九日前で、急に寂しさに襲われる時期かもね。
    遺書ありの自死ということで「何かできたんじゃないか」「なぜ相談しなかった?」など自問自答すると思うよ。
    ひにちぐすりじゃないけど、時が癒してくれることもある。
    そんなことを実感させられる相談でした。本当に、答えがない。

  5. 色々と大変だと思いますが、玉置さんと愛さんの言うことをしっかり聞いて、奥さんを供養しながら余生を過ごしていただければなあと思います。
    とはいえ、お子さんなし、奥さんのご家族というか親とかご兄弟も遠方では本当に大変ですよねえ。あと、「癌=死」、まだ残っているんだなあ。
    奥さんのように末期でなきゃ何とか挽回できる見込みがあっただけに、テレビならいのちの電話の話が出てもおかしくない状態だったのでしょう。
    それから、散骨や樹木葬の話が出ていましたが、今の弔い事の象徴とでも言えるのでしょうか。本当に時代が大きく変わったという感じがします。

  6. 一緒にもっと旅行に行きたかった。まだまだいっぱい一緒にしたいことあった。人生100年まだまだ一緒に過ごせると思ってた。
    自死するなんて夢にも思ってなかった。彼女と過ごした28年、とてもオレは幸せだったのに。オレは一体彼女の何を見てたんだろうか?1人で行ってしまうなんて。彼女は一体何を思ってたのか?寄り添うことができてなかったと思うと、胸が張り裂けそうだ。

    こんな感じで言ってくれたら、この相談者さんに感情移入できたと思うのですが。

    子供じゃねえんだよ。
    美味しいご飯が食べられないとか寂しくてどうしたらいいのとか。
    申し訳ないけどその程度の男なんだなと。
    でも本当にご愁傷様です。心からお悔やみ申し上げます。

  7. まさか妻の枕元で
    「俺の飯はどうなる」
    なんて言ってなかったよね(汗)

  8. 奥さん、結婚してなくて独り身だったら自死を選んだかな。治療に向き合って元気に生きたんではないか、と思ってしまう。
    乳がんの診断をされて落ち込んでいる時に、食事や掃除洗濯が十分にできない時に、そんなことくらいで家事ができないのか、とか言ったり、乳房切除に対してデリカシーのないことを言ったりしたんじゃないの。自分から言わないだけで。そうじゃなきゃ、迷惑かけられないとか言わないもん。奥さん、子供がいなくて夫の世話係役を常に果たさないと承認されない結婚生活に絶望したんじゃない?妻や女性として否定されながらする治療より、自死を選んだ訳だから。
    こういうこと、少しでも思い当たるなら、こんな自己憐憫な電話はできないわな。

  9. 愛先生流石ですね。
    同情で終わりそうな相談でしたがしっかり相談者さんの自分のことしか頭にない自己中心性を指摘してくれた。
    それまでどんだけ自分が悲しくて寂しいかを熱弁してたのに先生から奥さんのことを思いやった発言がない矛盾を指摘されると一気に静まったところが印象的でした。

  10. 宝塚歌劇ファンですがこのほど歌劇団の若い団員が飛び降り自死してしまいずっと落ち込んでいます。
    影響で劇団内部の不協和音があからさまになってしまいそれを隠蔽しようとする劇団側にもガッカリしています。
    今回の男性の内容はそんなことがあったのでとてもタイムリーな内容でした。玉置さんや愛さんが言うように今すぐ無理して立ち直る必要はないと思います。とりあえず一日一日食べて寝て生きていきましょう。
    今回の相談聞いて亡くなったタカラジェンヌに対して改めてしっかり追悼しようという気持ちになりました。

  11. まだ1カ月なので、マド愛先生もかなり遠慮してたけど、要するに奥さんと心が触れ合っていなかったのだと思う
    28年間、奥さまはずっと孤独だったのでは?
    亡くなっても駆けつけない親族との関係性(遠い、とか理由になりますかね?)、誰も弔問しなかったとかなんだかすごい。60歳そこそこなら、友人とかもいるのではないの?相談者はそんなことも知らなかったのではないかい?
    あるいは、自死が世間体悪くて恥ずかしく思っちゃってるとか

    ウツが入っていたかもしれない、とか
    ホントに愛していたなら、そんなに簡単に妻が自死を選んだことをスルーして、自分が寂しいなんて言えないよね
    自分のことしか考えてない、ある意味孤独な人ですな

    1. ご相談者には、2人が言っていたことは一生わからずに終わるかもね

  12. 「今は自分の悲しみにフォーカスするよりも生前の奥さんに思いを馳せたら?それが弔いになるのだから」って話はマド愛先生はしてたとは思うけど、奥さん生前の旦那のスタンスがどうこうとまでは言ってないし、そこに「架空のクソ旦那」を紐付けて相談者批判するのはちょっとやりすぎでは?
    少なくとも伴侶を亡くした精神状態の人にかける言葉ではないと思う。

    1. 「架空のクソ野郎」ではありません
      相談者の話す言葉や内容で感じたことです
      ここのコメントに配慮、要りますかね?

      1. 配慮しないのはあなたの自由ですけど、少なくとも私は憶測入り混じった相談者批判を不快に感じましたし、相談者本人がコメント欄を見て傷つく可能性もそれなりにあるんじゃないですかね?

  13. 親は高齢だとしてもせめて奥さんのきようだいはどんなに遠くても
    駆けつけるものだと思いますが、元々交流がなかったのかな。
    相談者の身内や何でも話せる友人はいないのかな。
    自死されたショックでお辛いでしょうけど、今は淡々と弔いの儀式をして
    気を紛らわせるしか。

  14. 私は乳がん患者です。
    告知された時が一番辛かった。
    周りに相談しまくりました。
    手術も怖いし、
    死ぬのも怖い。
    胸がどうなるかも怖い。
    生活も心配。
    しかも、わけわからんなか、色んなことの自己選択を迫られます(自分で決める必要がある)

    奥さんの、辛さもわかります。
    私はSNSでがん患者とつながり、YouTubeで研究してのりきりました。

    奥さんはそう言うタイプではありません。

    静かに暮らしている古風な雰囲気のご夫婦です。
    散骨の仕方も含め、人に迷惑かけることをしないように、気を遣って寄り添って生きてきたんではないかな。
    どうぞ、旦那さんまで自死とかしないでください。
    言葉にできない辛さだと思います。

    不器用な旦那さん、色々なこと言葉にするのも苦手だったんではないでしょうか。
    これ以上なく弱ってる人を、責めるのは可哀想。

    寂しいと言ってもいいし、
    いろんなところに頼って迷惑かけていいんです。
    あちこちで自分を支えてもらいながら、心が少し膨らんできたら、
    奥さんのこと、それからでもいい、私はそう思います。

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