脳性小児麻痺の弟を中卒プーの末弟任せにした姉2人の今さら

テレフォン人生相談 2023年11月24日 金曜日

意外にも、脳性小児麻痺どころか、小児麻痺でもヒットしない。
少なくともここ10年はテレフォン人生相談では出てこなかったワードらしい。
字合ってるかしら?

昔は禁治産者なんていう言い方があったけど、成年後見人制度の下で廃止。

もっとも、脳性小児麻痺の大学教授(*)もいるし、一概に括るものではない。

(*)櫻田淳:さくらだじゅん 1965年~
国際政治学者 北海道大学法学部卒 東京大学修士課程終了

 

確かに次男のプーは困ったもんだが、一方で長男が自宅で生存しているという事実は、三食、風呂を始めとする身の回りの世話を誰かが担ってきたっていうこと。
少なくとも母親が亡くなって以降。
福祉サービスを使いつつ。

次男の浪費のせいで実家の処分に至ったようだけど、アンタらもちゃっかり分け前を手にしているしね。

だから次男のイラ立ちは分かる。
なんで長男の財産を長男本人ですら自由に使わせてもらえないのか?っていう。

底を突けば生活保護を受ければいいという言い分も無茶な話ではない。

長いプー歴でそっち方面の知識には長けているんでしょ。
なのに家族信託が残っているおかげで申請すらできない。
姉貴らは何も分かっちゃいない。

 

あと、声をあららげる中川弁護士w

長男の弁護士であるハズがないとか、
不動産が売れるワケがないとか、
司法書士が断るハズだとか・・

自分で質問しておいてそれはないんじゃない?

中川  「どの程度の判断能力があるの?」
相談者 「受け答えとかはできますしい、これがいいことだ、悪いことだとかはちょっと難しい」

「はい」と「いいえ」の意思表示ができさえすれば、同居の弟の導きで印鑑登録だってできるし、委任状だって作ることができる。
なんなら郵送ベースでも可能。

あとの法的手続きは長男の印鑑証明書を付ければOK。
遺産分割協議書だろうが、不動産売買だろうが、代理人の依頼だろうが無問題。

ボケた親の子どもがよくやることと同じ。
犯罪でもなんでもないよ。

そんな驚かなくても・・

 

アタシが母の成年後見人を申し立てたのが8年前。
精神科のある医院3つで断られたのも懐かしい。
受付のお姉ちゃんから医者まで「セーネン?コーケン?」

何が言いたいかっていうと、制度が急速に広まったのはここ最近ですから。
中川センセ。

 

パーソナリティ:  田中ウルヴェ京
回答者:  中川潤(弁護士)

相談者: 女60歳 夫60歳 子供二人は独立してふたり暮らし 結婚した妹 弟57歳と弟48歳のふたり暮らし

田中ウルヴェ京:
もしもし、

相談者:
あ・・

田中ウルヴェ京:
テレフォン人生相談です。

相談者:
恐れ入りますう。

田中ウルヴェ京:
はい。
まず、年齢からお願いします。

相談者:
60歳です。

田中ウルヴェ京:
60歳。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
ご結婚はされてますか?

相談者:
あはい

相談者:
ご主人の年齢お願いします。

相談者:
60歳ですう。

田中ウルヴェ京:
60歳。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
お子さんいらっしゃいますか?

相談者:
はい。
二人いるんですがあ、

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
二人とももう、家を出ております。

田中ウルヴェ京:
はい。
では、お二人暮らしですか?今は。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
はい、わかりました。
今日はどんなご相談でしょうか?

相談者:
私のきょうだいのことでなんですが。

田中ウルヴェ京:
はい。ごきょうだい、何人いらっしゃいます?

相談者:
四人 ですう。

田中ウルヴェ京:
四人。

相談者:
妹がいてえ、

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
障害のある 弟がいてえ。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
一番下に、ちょっと歳の離れた、弟が・・おります。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
それで、35年前ぐらいに父が亡くなりい、

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
15年、前に、母が亡くなりい。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
私ももう、妹も、家を、嫁いで出ておりい。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
障害のある弟を、一番下の弟が看ていたんですけれどお。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
一番下の弟のお金の、使い方がとてもあ、ら、くう。

田中ウルヴェ京:
うん・・

相談者:
父が亡くなった時の、生命保険とかあ、そういうお金もお、全て無い状態になりい。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
母が・・亡くな、った、時い、も、まあ、家はまだあったんですがあ、

田中ウルヴェ京:

相談者:
大体、7年ぐらい前にい、「もうお金がないから」といってえ、「実家を売りたい」ということでえ。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
売りました。で、一番下の弟はあ、中学校を卒業して、い、からあ・・まともに働いたことがなくう。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
実家のお金とかあ、で、今まで暮らしていました。

田中ウルヴェ京:
はい。
この・・ 一番下の弟さんは何歳ですか?

相談者:
えっと、48になります。

田中ウルヴェ京:
48歳?

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
障害のある弟さんは何歳ですか?

相談者:
57になりますう。

田中ウルヴェ京:
57歳。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
で、ご相談は何でしょうか?

相談者:
弟たちが実家を売って、アパート暮らしを始めたんですがあ。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
その時に、家を売ったお金なので、兄弟四人で、分けたりとかして。遺産を相続した感じになったんですがあ。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
障害のある弟の分はあ、まあそんな、経緯もありましたのでえ、私と妹で、家族信託・・

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
の形にさせて、もらってえ。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
月々い、障害年金と、ひと月ごとですがあ、私たちに、その預かったお金からあ、生活費としてえ、障害のある弟に、お金を、自動的に振り込むような形が続いて、いました。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
で・・ その一番下の弟、の、分けたお金があ、なくなってからあ、

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
やっぱり・・まあ、一緒に暮らして、面倒を看てもらってるのでえ。

田中ウルヴェ京:
うん・・

相談者:
やれ、「なんとか代が足りない」。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
「車の車検代が・・ない」。

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
「漏電しているから直したい」。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
金の無心がとても増え、て。この状態でやるとあっという間に、あと1、2年でもう、(苦笑)なくなってしまう、ということでえ。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
そおのことを話したらあ、「生活保護を受けるからいいんだ」という感じで、言い始めてえ。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
で、障害のなる弟にかけていたあ、保険とかも全部・・解約していたっていうことがわかってえ。

田中ウルヴェ京:
おん・・

相談者:
私と妹はあ、少しでもお金があるうちにい、

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
障害のある弟を施設・・とかに入れないとお、

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
1、2年後には、お金がなくなってえ。

田中ウルヴェ京:
おん

相談者:
暮らしていけない・・

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
ということでえ、一応、その、信託の方からあ、少し、預貯金をおろしてえ、

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
別に、キープ、したんですね?

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
それを、弟に相談する前にい、

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
一番下の弟が怒り出してえ。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
「残高照明を送ってくれ」っていう感じでえ。

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
で、1週間ぐらいしたら、もう弁護士をつけたということでえ。私たちがお金を横領したという、感じで取ったのかあ。

田中ウルヴェ京:
ああ・・なるほど。

相談者:
で、その弁護士さんとお、半年ぐらい前に、その話になりい。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
私たちの気持ちは、弁護士さん・・わかってくださったと思って。とりあえずその・・一回引き出したお金は、すぐに戻しましたあ。

田中ウルヴェ京:
うん・・

相談者:
で、話し合いをしたいと言っても、もう、一向に受け付けて、くれず、う。先月の末に、その、弁護士さんもお・・「このままやってもただの連絡係でしかないのでえ」

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
「手を引きます」ということでえ。そのお金も、弟は、分割して払うからとかあ。

田中ウルヴェ京:
はあ・・

相談者:
「障害の、こういうあれを使っているので、安く済むから」とは言っていたんですがあ。

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
弁護士さんの、「手を引きます」という形の、連絡があった後にい、

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
弟から、久しぶりに、 連絡が来たのはあ、弁護士費用の請求・・

田中ウルヴェ京:
え?

相談者:
が、来ました。

田中ウルヴェ京:
弁護士費用は・・弟さんが持つん・・はずです、が、

相談者:
◆#$%

田中ウルヴェ京:
そうではないというこ、と、ですね?

相談者:
で、結、局、障害のある弟の名前でえ、弁護士さんをつけているのでえ。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
そこから出してくれと。

田中ウルヴェ京:
ああ・・

相談者:
それでえ、どうしようと思って。弟の住んでいる、役所とかに相談しても、やっぱ、「後見人とかでないと、細かい事情が、話せない」と言われえ。(吸って)

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
どこに相談したらいいのかなあ、と思いましてえ。

田中ウルヴェ京:
うん。

相談者:
◆#$%□&

田中ウルヴェ京:
では、弟さんとどうしたらいいか?、というご相談になりますか?

相談者:
はい。
どのような解決策があるのかあ。

田中ウルヴェ京:
うんん、そうですね。

相談者:
も、本当に何か、行き詰まってしまってえ。

田中ウルヴェ京:
そうですね。はい、わかりました。
今日の回答者は、弁護士の中川潤先生です。
中川先生、

相談者:
あ・・

田中ウルヴェ京:
お願いします。

(回答者に交代)


「脳性小児麻痺の弟を中卒プーの末弟任せにした姉2人の今さら」への39件のフィードバック

  1. 中川先生のお怒りはごもっとも。
    後見人とか障害があるならもっと早くにやっとくべきことで今更何を言っているのか。
    結局めんどくさいから世話を全部弟に丸投げにしていたツケが回ってきただけ。

  2. 35年前に父親が亡くなった当時、相談者は25歳。
    一方、末の弟はまだ13歳の中学生。
    母親が存命だったから障害のある弟と中学生は実家暮らしで、相談者と妹はとっとと嫁に出ちゃったんじゃないの?
    自分は51歳だけれども、その当時ですら中卒で働く同級生は学年に数人いたかどうか。
    末の弟は家を出る機会を失ってしまった…。中川先生の怒りもごもっとも。

  3. 弟からすれば相談者への復讐の意味もあるのかもしれないと感じた

    相談者は障がいのある弟にどれほど関わってきたのだろうか?多分面倒な世話などは全て末の弟に丸投げしていたのではないかな

    もしそうならそれで遺産や家を売ったお金はちゃっかりもらって行こうとするのだから末弟としたら腹が立つだろう

    1. お金や法的手続きはもちろん大事なことなんだけど、障害のある弟さんがどんな生活してるか、何に困っているか全然気にかけてないみたいで冷たいお姉さんだと思いました。下の弟さんはヤングケアラーで進学も就職もできなかった。可哀想です。
      弟さん達の気持ちを考えてみてほしい。

  4. 「〜でぇ」「〜りぃ」「〜のぉ」…
    気になって仕方なかったぁ〜。

    末弟の無職やら金遣いやらは、娘たちから年の離れた末っ子息子で、母親が甘やかしたのかも?、と思ったけど、それと
    『障害のある弟の世話を丸投げ』は、また別の話。

    中川先生とのやり取りで、相談者の物知らなすぎにびっくり…。
    わたし58だけど、制度や機関の存在くらいは知ってるし、その程度は普通だと思ってた。

    中川先生のやきもきを、聞きながらすごく感じた。

  5. 私も離れて住んでいるという理由、というのは言い訳で、本心は面倒くさいからなんですが、母と父の介護を弟に丸投げしてしまって、でもその分実家を売ったお金や両親の遺産分は全部弟に譲りましたよ
    弟の中卒や無職というのも自分の兄に障害があり父親が亡くなったなどの家庭環境であれば本人が望んだわけではないかもしれないしなんだか都合のいいお手伝いさんとして弟を利用していたのではありませんかね?
    私も同じような境遇だったのでその女特有のズル賢い思考めちゃくちゃわかるんですけど

    1. 私は女で相談者さんも女性ですので少なくともこの相談に関して女特有と書いたまでですが揚げ足取られるくらいこの書き方が気に触った感じでしょうか?

      1. 多分だけど女特有=女性差別ダー!!的なネット民によくある偏ったフェミ思想の押し付けなんじゃない?知らんけど。
        こういう無駄な粘着リプする人って大体相談内容とかあんま関係ないから内容に対してではないと思うよ。
        ただ言葉に過剰反応してるだけで。

      2. 私は11月24日 11:40 PMとは別人かつ女性ですが一緒にしないでとは思いましたよ。主語が大きすぎ。

          1. 元コメが「私も同じような境遇だったのでそのズル賢い思考めちゃくちゃわかるんですけど」とかだったら納得ですけど、他人を巻き込まないで欲しいですね。

            1. 女のみんなー!女ってずる賢いよね!皆もそうだよね⁉︎と同意を求めたら女に背中から刺されて怒涛の連コメご立腹で草

              1. ずる賢いのは自分だけだったって図星が随分2023年11月24日 6:54 PM匿名には効いてるみたいだね

                1. 何のブーメラン?別に私は同じ境遇じゃないし、面倒だからって介護を丸投げしたりするつもりはないから一緒にしないで欲しいだけなんだけど。

                  1. 誰と混同してるか知らないけどマトモにやりとりする気はないわけね。女ってだけで一括りにしないでもらえればそれでいいです。さようなら。

      3. 相談者も11月24日 6:54 PMに近い思考回路で弟に押し付けたのか、シンプルに考えが甘かったり先延ばししてしまったのかなんて相談からは計り知れないと思うが、勝手にご同類認定した上でクソデカ主語で語ったらつっこまれるのは当然。
        介護を弟に丸投げした罪悪感は相談者や「女」全体とシェアするのではなく1人で背負ってほしいですね。世の中には面倒でも介護介助を全うしてる女も男も大勢いますよ。

          1. どう取られようと構いませんが、連投ではないですよと一応言っておきますね。そして反論がないということは認めるわけですね。

  6. 相談者も自分の家庭があるから次男に口を出せない部分もあったんじゃないかな
    長男の障害年金や親の遺産で兄弟二人は暮らしていたのだろうか?

    次男は長男との暮らしに不満があってもお金で解決していたのを相談者が大袈裟に騒いでいるだけなんじゃないかという気がしたが…
    関わる気がないのならそっとしておけばいいと思うのだが…

  7. とにかく公的機関に相談できることは相談しないと、相当厳しいのでは?ウルヴェさんや中川さんから言われたこと、確実に実行して欲しいねえ。

  8. いつもながら、そんじょそこらの法学部出より法手続や法律実務に通暁してる管理人さんの博識にただ脱帽
    いつも勉強になります・・・

    きょうだい児の方に時々ある話だが、相談者の末弟も、最初から周囲(相談者含む)に兄貴の面倒を見ることを宿命づけられてきたんじゃなかろうか
    そんな状況で勉学も労働も意欲が持てなかったから、15からずっと無職って面もあるように思う

    相談者は相談者で、末弟を介護要員としながらプーであることを下に見て、しかも障害のある上の弟のことは金で解決しようとして、具体的なお世話なんかにはずっとほっかむりしてきたんじゃないのか
    もちろん自分の家庭が最重要なのは当然だけど、今困ってるのも金が尽きてどうしようってとこだし、その上っ面しか見てない態度と、80年代OLがそのまま年を取ったような話し方があいまって、どうにも無責任で軽薄な印象を受ける
    中川先生も、そんな相談者の薄情ぶりが透けて見えたから、たまらず爆発されたんだろう
    「お前は障害のある弟さんにどれだけ関心持ってきた?ずっと見捨てて来たんじゃないのか?」って

    1. 面倒を全て弟に押し付けておいて貰うものは貰うとは何て卑しい姉妹だろうか。

  9. 成年後見人制度の手続き中です。両親亡くなり、障害を持つ妹がいますが、自身も独り身なので、先を考えて成年後見人の手続き中です。今は自治体に成年後見人の相談を受け付けてくれるところがあり、書類の書き方いろいろすべて、一緒に゙動いてくれます。テレ人で聞いて、私も相談に動きました。実際は、取る書類も多く想像以上に手間暇かかります。時間も。1歳でも若いうちにやっておくのは、間違いじゃない。と痛感する毎日です。相談者さんが、無事に成年後見人に出会えていることを祈ります。以前は成年後見人とのトラブルも多かったらしいですが、今はこのように専門に相談窓口の第三者機関が、しっかり入っていると、聞きました。中川先生大好きです。

    1. まだ始まったばかりなんですね。
      この先どうなったかぜひ教えていただきたいです。

  10. 相談者自身が「介護される側」になったとき、同じことが起きる。要介護の叔父に対して母親はどんな対応をしていたか。相談者子はしっかり見てる。そして「そういったやり方」があると学んでる。

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