痛い?皮膚移植でヨシ!‥まだ痛い?切ればヨシ!森田「幻肢痛って知ってる?」
(回答者に交代)
森田豊:
もしもし、森田です。
相談者:
あ・・お忙しいところ、申し訳ありません。よろしくお願いしますう。
森田豊:
ま、50年間も、この、慢性の痛み、に、耐えながら働き続けると。
相談者:
あ、はは、(苦笑)
森田豊:
まあ、よく頑張ってきたかなあと。
相談者:
あ、は、はありがとう◆#$・・
森田豊:
そういうふうに感じます。
今回その、義足、に、すると・・いう、手術を、まあ、決断された。決めつつあると・・いう、背景は、
相談者:
ええ・・
森田豊:
何が一番辛いんですか?
相談者:
次の、職うう、も、ちょっと、考えてたんですけどもお。
森田豊:
・・
相談者:
やっぱりちょっと、足が痛いと、色々おおお、困ることがあるかなあと思って。今、ちょっとあの、退職しているので、今、時間があるので。
まあ、痛みが消えるんだったらばと思って、色々、装具屋さんとか、義足屋さんとか、他の身体障害者の知り合いがいるので。その方の助言を受けて、今回、右下肢切断っていう、結論んん、を、出して・・手術、を、する予定にしました。
森田豊:
まあ、確かにい、足を切断することによってえ、皮膚、から、発する、疼痛。痛みは、改善されることの方が多いのかもしれませんけれど。
相談者:
はい
森田豊:
ただあ、聞いたことがあるかもしれませんけど、切断したものの、断端部分に、痛みが、残ってしまう、断端痛というものや、
相談者:
ええええ。
森田豊:
あとは、幻肢痛。まあ、幻の足の痛みと、
相談者:
ええ、ええ。
森田豊:
いうふうには、字を書きますけど。
相談者:
ええ、ええ。
森田豊:
足が存在してないんだけれど、そこ、の、部分が、痛みが残ってしまうような、
相談者:
ええ、ええ。
森田豊:
これは、こう、医学的にはあまり解明されてなくて。
相談者:
ええ
森田豊:
むしろ、心の問題。心身症ではないかと、いうような痛みが、残ってしまうことがあるんですよね。
相談者:
ええ、ええ。
森田豊:
これは・・聞いたことありますか?
相談者:
えっ、それもお、病院の先生にも、お聞き、しましたし。
装具屋さん、義足屋さん・・の方、からも、聞いて。今回、そういう決断を・・しました。
森田豊:
(吸って)
相談者:
ええ
森田豊:
ただ、どうなんでしょうかね?
全てが全てえ、あなたの期待通り・・行く、とは、限らないんですよね。
相談者:
ええ
森田豊:
だから、
相談者:
ええ
森田豊:
手術をしたけれど、思い通りに、痛みが取れなかったっていう、こともあるってことを、思っておかないと。
相談者:
ええ、ええ。
森田豊:
手術した後にですね、「あああ、しなきゃよかった」って、思う可能性も・・あるかなあ?、と思うんですけどね。
相談者:
ええ
森田豊:
もどうですか?、あなたは。
相談者:
ええっと、それもおおお、考えました。・・
森田豊:
・・
相談者:
今も、義足う、なんですけども。義足は、大きくなっちゃうんですけども。その・・今の足の、火傷の痛みいい、を、どうしてもやっぱり・・耐えられないというかあ。痛くて・・今回は、そういう決断をしました。
相談者:
おおおお・・
相談者:
ええ
森田豊:
私が思うに、50年間、連れ添った、
相談者:
ええ
森田豊:
この足じゃないですか。ご自分の。
相談者:
ええ
森田豊:
で、痛みにも耐え、
相談者:
ええ、あ・・
森田豊:
その足、を、切断する・・ことと。あるいはこのまま・・この、足で、うまく、やり・・抜くと、いうことと。
相談者:
ええ
森田豊:
迷うことは、なかったんですかね?
相談者:
皮膚移植を、したらばですねえ、ますます痛くなってしまったんですよ。
森田豊:
・・なるほどね。
相談者:
今までは・・一日に、7000歩とか、歩いてたんですけどもお。
皮膚移植したらばあ、あ、歩けなくなってしまいましてえ。
森田豊:
・・
相談者:
今はあ・・ほとんど・・散歩お、は、出てなくてえ。
うちの近所お、の周り・・例えば銀行とかあ、散髪屋さんとかに行く時も、車あああ、を、使用して。
森田豊:
まあ・・状態がすべて、私、理解はしてませんけれど。
相談者:
ええ
森田豊:
あの、こうしてお話を聞いてると、むしろ、この・・何かやはりい、50年間障害を持っていることに対してえ、心の中に、悲しみとか、それから、パワハラを受けてきたこととか・・何かこう、自分で、 怒りみたいのが、どこかにあるのかな?、と思いますね。
だから、その怒りを、うまく自分の中で消化しないと、おそらく、義足に変えたとしても、何らかの・・訴えや、後悔や、場合によっては、
相談者:
ああ・・
森田豊:
先ほど話した、幻肢痛とか、あるいは、断淡痛みたいなものが、
相談者:
ええ、ええ・・
森田豊:
出てきてしまう可能性もあるので、
相談者:
ええ
森田豊:
この、障害を持っていることを何とかこう・・自分の力にまで、変えられないかもしれませんけど。そこをなんとか、乗り越えなきゃいけないのかな、と思います。
なかなか難しいかもしれませんけどね。
相談者:
ええ
森田豊:
だから・・最後に訊きますけど・・心おおお、の傷みたいのは、無いような、言い方をされてましたけど。
本、当、のとこ、どうなんですかね?
相談者:
いや・・まったく、ないといったらばあ、嘘です、けども、
森田豊:
んんん・・
相談者:
あの・・障害に関しては、特別あのうう、まあ、いじめにあったとか、まあ多少のおお、「足が悪い」と言われたことはあったんですけども。障害に関しては、その点は、良かったなあとは思ってるんですけども。
そのおお、足を切断した、後の、母親・・とか、弟とかのその・・まあ、跡取り◆#$%□&けれども、(苦笑)あって。そっちの方、今、ちょっと・・これから先、◆#$%□&▽*て言おうかなと思って。ちょっと今(苦笑)(吸って)・・
森田豊:
まあ、お母さんが目を離したときに、火傷されたっていうことで。
相談者:
ええ・・
森田豊:
お母さんに対して、何か、負の・・感情とか、それは・・ないんですかね?
相談者:
いや、あのうう、とりあえず、うちの、母親も、まあ・・今回の話をしたらば、まあ・・大泣きしたっていうか。私の足のお、生涯のことでずっ、と・・悔やんでたと思うんですけども・・(涙声)
森田豊:
まあ、でもよくう、乗り越えましたよね。ここ、50年間。
ご自身では、精神的なストレスを感じい、なくて。みんなに温かくされたあ、とは、おっしゃってますけど。ただ、やはり・・私の全くの、憶測ですけれど、今の痛みも、やはり周りの、目とか、そういうものもあって。少し、痛みを増強してるのかなって・・自分では、そういうふうに、まあ、勝手な、解釈ですけど、思います。
相談者:
あ・・はい。
森田豊:
ですから、今回手術されることで、全ての、これまでの50年間は、リセットされて。
そして、何よりも、その痛みが取れるだけではなくて、自分の心が、新しい 義足と、仲良しになれて。そして、また、第2の人生っていうんですか?(苦笑)第3の人生かもしれませんけど。
相談者:
ええ
森田豊:
そこで、明るく生きてもらいたいし。ま、そのことで、今、一緒に住んでいらっしゃる、お母さんや弟さんも、あなたの、笑顔で、幸せに、してあげたらなって・・
相談者:
◆#$%□&
森田豊:
そんな風に思いますけれど。どうでしょうか?
相談者:
あああ、そうです。
えっと、だから、自分が・・元気っていうか、落ち込んで、いる姿、見せないことが◆#$%□&▽と・・
森田豊:
そうだねえ。(涙声)
そこおが、結論だよね。
相談者:
ええ、ええ・・(涙声)
森田豊:
もう、痛みを取ることや、
相談者:
ええ
森田豊:
歩、きやすくう、することも大事だけど。
相談者:
はい
森田豊:
元気に生きるように、なるために、手術を受けると。
相談者:
・・ええ、ええ・・
森田豊:
そういうふうに思えばあ、
相談者:
ええ、ええ。
森田豊:
どんなことも乗り越える、られるんじゃないかなと、思います。
相談者:
ありがとうございます。◆#$%
森田豊:
頑張ってください。
相談者:
ありがとうございます。
森田豊:
心のそこから、声援しますよ。
相談者:
ありがとうございます。本当にありがとうございます。(涙声)
森田豊:
・・加藤先生に代わります。
(再びパーソナリティ)
身体障害があっても頭は障害ない方とたくさん
接してきました。
物事を捉え方は本当に人それぞれで。障害の度合いとは全く比例しないと側から見て感じています。
この相談者さんは家族を含めてなんでも重くメロドラマ風に考えてしまうタイプなんだろうなと感じました。真面目できっと良い方なんでしょうが障害があって暗い顔をしてたら誰も寄ってこないですよね。
痛みが取れれば前向きな気持ちになって明るい顔になればお母さんも心安らぐし。人生いい方向に繋がる可能性高くなりますよね。
確かに幻肢痛の話は意地悪く聞こえるかもしれませんがが、この相談者さんの場合、言いたくなる森田先生の気持ちがわかりました。
大きな病院で
診て貰ったのかしら?
複数の病院で診察を受けてみたら?
本当に難しいですよねえ、障害を抱えることは。個人的には切断なしを希望ですが、無理かなあ?
長年の苦しみを考えると泣けてきました。なんとか痛みが治まって、これからいいことありますように願っています。
久々のホッコリ回でした。
きっと今まで健常者には想像できないような辛いことたくさんあったんだろうなと想像します。
知り合いも視覚障害があって妻から「あなたの介護で老後を過ごしたくない」と言われたそうで熟年離婚していました。
歩行困難が伴う障害とあらばなおさらでしょう。
差別は感じたことないと気丈に答えてましたがおそらく見えない差別的な眼差しとか感じていたと思います。
最後の森田先生の涙がすべてを物語っていました。
今回ばかりは同情する他ありませんでした。
思わずこちらも涙ぐんでしまった。