明日娘が出て行く相談者「(泣)助けて‥」高橋龍太郎「落ちつけ」

(回答者に交代)

高橋龍太郎:
初めまして、高、橋、です。

相談者:
よろしくお願いいたします。

高橋龍太郎:
まああ、今日明日う、で、快く、送り出せる・・逆転満塁ホームランみたいな、手段は・・ちょっと、無いと、思うけれど。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
お母、さん、が、もっと、感情面をクールダウンさせないと・・何をしようと思っても、うまくいかないですよね?

相談者:
はい。それは・・重々、承知は、しております。

高橋龍太郎:
うん。それで、難病を患って、ちっちゃい時から看病されて、依存性の強いような、母子関係だったら。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
何らかの形で、別れが伴う時に、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
今ぐらいの、丁々発止の・・まあ、言ってみれば、一見、断絶みたいな、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
双方の、やりとりは・・当然、出てくる話なので。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
そんなにあなたが自分を責める必要、全然ないと思いますよ。

相談者:
やっぱり、言い方が悪かったかなとか。

高橋龍太郎:
うん、うん。
あな、た、が、(苦笑)「言い方が悪かったかなあ」っていう、自分を責める・・その、責め方も、全部、含めて、過保護、になってるわけだから。
一時期、断絶するのは、それを乗り越えるための、必要な、プロセスなので、しょうがないと思いますよ?

相談者:
・・はい

高橋龍太郎:
だから、そんな、ニコニコ笑って、送れれば、それはそれに越したことはないけれど。
娘さんだってもう、普通に働いてるわけだから。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
社会の中での、人と人の関係っていうようなことは、とうに理解してるわけだからね?

相談者:
はい

高橋龍太郎:
それでも、お母さんとの関係の中では、

相談者:
(鼻を吸って)

高橋龍太郎:
ある種の、幻想的な空間というと変ですけれど。
ちっちゃい時からの、甘やかされを、ずうっと、どこまで維持できるか、お母さん試すようにしてて。

相談者:
はい、その通りだと思います。

高橋龍太郎:
ね?、で、試して、最後にブチ切れたっていうのも、全部、娘さんは多分、わかって。承知の上での話だと思いますよ。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
だから、双方が、甘々の関係できたことが、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
普通の母子関係に、戻るための・・言ってみれば、儀式みたいな喧嘩なので。そのうち、冷静になったらば、双方は声を掛け合って、「あの時は、感情的になってごめんね」とか、「私の方こそわがまま、言い続けて、お母さん試すようなこと・・して、ごめんね」っていうような、普通の関係に、

相談者:
・・

高橋龍太郎:
もう一度、作り、上げることができると思うので。
しばらくは娘さんのこと、忘れて。むしろ、ご主人との関係が心配だな。

相談者:
(吸って)主人も、私が、追い詰めたのかな、というふうに・・思うこともあって。

高橋龍太郎:
(苦笑)ご主人を、どうやって、追い詰めたんです?

相談者:
娘・・の、看病・・が、本当に、私には・・許容範囲がもう、いっぱいいっぱいで。

高橋龍太郎:
うん

相談者:
◆#感情が爆発してしまったりしてえ・・

高橋龍太郎:
うん

相談者:
きっと主人を追い詰めていってしまったのかな、というふうに、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
思うと・・

高橋龍太郎:
うん

相談者:
本当に、申し訳なくって・・んん・・

高橋龍太郎:
(吸って)

相談者:
何度もお・・「あの時の私は精一杯でした。本当に、申し訳ないと・・思ってる」っていうことは、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
折に触れて、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
ここ、2、3年、言ってはいるんですが。

高橋龍太郎:
うん

相談者:
なかなか、◆#$%□・・主人の方も、受け入れては、くれなくて。

高橋龍太郎:
え・・本当に、拒絶してるわけ?、ご主人は。

相談者:
家の中で、とにかく、顔を合わせないようにしようという・・努力ばっかりを、主人がしているよう、には、感じます。

高橋龍太郎:
うん。
食事やなんかは、どうしてんの?

相談者:
(鼻を吸って)主人は、家の中では、ほとんど食べません。

高橋龍太郎:
もう、毎日・・外で、食事をするわけ?

相談者:
そうなんだろうと思います。

高橋龍太郎:
そうすると・・今まで、あなたと娘さんと、二人で・・食事をしてたの?

相談者:
はい

高橋龍太郎:
ふうん・・

相談者:
もともと、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
接待などの、食事が多かったのでえ。

高橋龍太郎:
うん

相談者:
小さい時から、家で食べる回数というのは、本当に、ごくわずかでした。

高橋龍太郎:
うん

相談者:
それに加えて、やはり私が・・待ち構えたように、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
「こんなに、大変だったんだ」っていうようなことを、聞かされながらの食事は、辛かったんだろうと思っております。

高橋龍太郎:
でもまあ、あなたの看病のおかげで、娘さんもお・・もちろん、特効薬に出会ったってこともあるかもしれないけど。普通に、社会人として、生活できるまでに回復したわけだから。
ご主人との関係も、あんまり、ダメダメって思わないで。ゆっくり、のんびり、

相談者:
は・・(吸って)

高橋龍太郎:
作り直していけばいいんじゃないの?

相談者:
はい・・

高橋龍太郎:
なんか・・あなたのお話聞いてると、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
全てか、ゼロか・・で、真ん中の選択が、全然ないように・・おっしゃってるけど。
ご主人でも、あなたが・・それこそ本当に、もう嫌でしょうがなかったら、離婚の話もするだろうし。

相談者:
(鼻を吸って)

高橋龍太郎:
そうでもないっていうことであれば。少し、ずつでも、老後・・お互いにやってこうっていう意志は、あるように感じるけど?

相談者:
はい・・あの・・

高橋龍太郎:
うん

相談者:
主人、には、私は、とにかく、何でも完璧に・・こなす、という風なことを言われて。

高橋龍太郎:
うん

相談者:
それが・・いけないこと、というふうには・・思わなかったんですけど。そこら辺が良くなかったんでしょうか?

高橋龍太郎:
(笑)いや、よくなくはないんだけど。
要するに・・完璧にしつらえるっていうことがいい家庭っていうことではなくて、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
お互いに、本音で、物事を言えるような家庭の方が、表面的な、完璧な、家庭よりも、居心地がいいってことは、特に・・男性の方には、あるので。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
ゆっくりくつろげる場所っていうことを意識しながら、もう一度作り直すってことは、可能なんじゃないかな?、と思いますよ?

相談者:
はい

高橋龍太郎:
あんまり、真面目にやりすぎると、かえって息苦しいということは世の中にあるので。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
人間関係は、生き抜き半分ぐらいして、あと残り半分で、やれることはやるぐらいの・・緩い関係の方がうまくいくんじゃない?

相談者:
ああああ・・多分、私には、とても、苦手な部分だったんだと思います。

高橋龍太郎:
だから、娘さんとの関係も、そんな、一年二年、向こうから何も言ってこないなんてことは、無いと思うから。ゆっくり待ってれば、お互いに自然に、声を掛け合うっていうような時が・・出てくると思うよ?

相談者:
はい。ありがとうございます。

(再びパーソナリティ)

「明日娘が出て行く相談者「(泣)助けて‥」高橋龍太郎「落ちつけ」」への15件のフィードバック

  1. 相談者、つい言ってしまったことを相当後悔しているようですね。
    「今まで、言わずに我慢してたのに、娘の独立までもう少しだったのに」との思いだったのかも知れません。

  2. さすが、精神科の高橋医師と思われるアドバイスだった。
    でも、相談者が今回のアドバイスを受け入れるには、もう少し時間がかかるような気がした。

  3. 今井先生の最後の「わかった?」が今まで聞いたことないくらい呆れた感じでしたね。

  4. はじめから不安定な感情、涙声、相談者に何かしらの精神疾患的なものがあるのではないかな?
    とにかく0か100しかなくて極端なんだよね、この相談者。
    自分が悪いって言ってるけどホントのところそんなことは思ってなくて自分が悪いということで周りを攻撃している。
    はじめは旦那が娘の看病に協力的じゃなかったと批判しておきながら最後らへんは私が悪いと今度は自己蔑視。

    龍太郎先生の言うとおり相談者は依存気質で娘にも旦那にも依存しておりそれが嫌で家族は相談者のもとから離れていく。旦那が相談者の依存を拒んだことによって変わりに娘に対する依存という形でエスカレートしている。

    全部私が悪い、と自分を蔑むことによって周りをコントロールしようとする。
    加藤先生の言葉を借りるならば「自己蔑視には猛烈な敵意が隠されている。」

    1. 自己蔑視には隠された敵意があるってホントその通りですね。まさに相談者はその典型って感じ。
      人のせいにする人より、自分のせいだと主張しまくる人の方が、実はタチが悪い気がします。

  5. 旦那は早くから相談者の依存を遠ざけ、代わりに娘が相談者の依存心の下敷きとなり、今度はその娘も離れてゆきいよいよ依存対象が近くにいなくなる
    涙はそのことに対する怒りの現れ

  6. 5年くらい前でしょうか、テレビでも取り上げられましたが、確か書道界の金澤翔子さんもダウン症を抱えながらも一人暮らしをされていますよ。
    難病を抱えながら一人暮らしする人は今後も一定数出てくるので、家族を含めた親族だけでなく、行政や福祉団体などでもサポート出来ればねえ。
    ところで、首都圏での放送は今日が年内最後で、新年は来月5日からになるようですが、そのような地域も一部出てくるのではないかと思います。
    そうならなくても、普段とは違う放送時間帯になる地域も出てくるはずなので、ネット局の番組表はしっかり見て聴くということになるでしょう。

  7. 年の瀬に凄いのが来たなあ

    相談者の言ってることが本当なら、旦那は本当に薄情者だ
    家に寄り付かず、難病の娘にもほぼ興味を示さず、家族で食事もしない
    そんな冷酷な対応をされたら、相談者も心身ともに追い詰められよう

    だけど、現状の相談者は相当に危なっかしい
    娘と仲直りしたいのに、娘に「ごめんね」の一言も言えないってのが理解できない、一言謝って「元気で頑張るんだよ」じゃダメなのか
    笑顔で送り出したいなら笑顔を作ればいいんじゃないか
    第一、娘を自立させたかったのなら狙い通りのはずなのに、結局子離れができてない、それどころか依存してる相手がいなくなること、生き甲斐がなくなることへの拒否反応でめそめそしてるように思える
    まさに15:00の匿名さん、15:21の匿名さんのご指摘どおり

    去年「消防団に入ってる引きこもり息子」の相談をしてきて、大原先生にぶった斬られた自己憐憫相談者によく似てる
    「一生懸命やってきたのに、こんな仕打ちを受けて可哀相なワタシ」から抜け出さないと、娘さんの心も離れていくだけ
    今井先生&龍太郎先生の仰る通り、「とりあえず精一杯やってきた」と自分で自分を納得させて、人に絡まない生き方を探さないと、これからもめそめそし続けるだろうし、ますます周りの人は逃げていくだろう

  8. 私も似たような母がいるため、娘さんの気持ちがよく分かります。
    娘がいろんなことをお願いするのは単純に母親を困らせたいためな気がします

    私の母親は「あなたのためなの」といつも言い、私が嫌がっていることも無理やりやらせてきました。
    案を聞いた時点ですでに「失敗するだろうな、それやると逆効果だよな」と思い拒否をしてもやらせるまでしつこーく言ってくる。
    そしてやってみて案の定失敗しても「私はあなたのために一生懸命考えたの。感謝しなさい」や「失敗したあんたが悪い」と言ってます。
    会話のキャッチボールはできたことありません。

    そんな母親といる父親はすぐキレまくる人間に進化しました。

  9. 私が悪いんですということを何度も言ってましたが、そういう人は本当に悪いと思っていない。
    「そんなことないよ、あなたは頑張ってる」という言葉が欲しいんですよね。
    私も息子に依存していたので、相談者さんの気持ちは少しはわかります。
    今生の別れでもあるまいし、笑って送り出してあげれば。
    それも難しいのかな。

  10. 娘さんは、めそめそしすぎなお母さんから、離れて暮らしたほうが幸せだろうな。。
    いつかは別れて暮らさなくてはいけない。

    決して自分が悪いと思っていない、『自分が悪いんです。』
    なんだかもやもやした相談だった。

  11. ご相談者追い詰められてる。。。
    これまで、相談できる友人や姉妹などいなかったんだろうな。。。
    今井先生が「(ホントに)わかってる?」と聞いてたけど、きっとわかってないね。。。自分を責めることに夢中だよ。。。
    娘の難病にも関心を持たないアスペな夫に孤独感を募らせ、赤ちゃん返りして甘える娘に愛憎逆転の嫌悪をして、「死んでしまえ」と言って後悔する
    典型的なゼロヒャク発想。娘ちゃんも辛かったね、独立するのは正解だったけど

  12. ご相談者追い詰められてる。。。
    これまで、相談できる友人や姉妹などいなかったんだろうな。。。
    今井先生が「(ホントに)わかってる?」と聞いてたけど、きっとわかってないね。。。自分を責めることに夢中だよ。。。
    娘の難病にも関心を持たないアスペな夫に孤独感を募らせ、赤ちゃん返りして甘える娘に愛憎逆転の嫌悪をして、「死んでしまえ」と言って後悔する
    典型的なゼロヒャク発想。娘ちゃんも辛かったね、独立するのは正解だったけど

    管理人さんのおっしゃるとおり。その恐怖の気持ちが先立っているのかも!?

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