鈍感のおしゃべりが上司の叱責で自称コミュ障に変わって終わった子育てを苛む

(回答者に交代)

三石由起子:
もしもしい?

相談者:
あ、よろしくお願いします。

三石由起子:
はい。あのねえ、

相談者:
はい

三石由起子:
23歳のお、

相談者:
はい

三石由起子:
息子は、県外で一人暮らしをしている。

相談者:
はい

三石由起子:
ね?

相談者:
はい

三石由起子:
22歳の息子は、年齢通り、大学4年生。

相談者:
はい

三石由起子:
でしょう?

相談者:
はい、そうです。

三石由起子:
それでえええ、「元気?」って聞いたら、「元気だよ」とか。

相談者:
はい

三石由起子:
一昔前は、「普通うう」とか言ったんだよ。

相談者:
はい。はい。

三石由起子:
これ、男の子はそう言うんだからさ。(含み笑い)

相談者:
アハハ(苦笑)

三石由起子:
うん。
それってねえ、

相談者:
はい

三石由起子:
状況だけ見たらね?

相談者:
はい

三石由起子:
これって、成功したってことなんだよ?、あなたの子育て。

相談者:
んああああ・・

三石由起子:
ね?

相談者:
はい・・

三石由起子:
あのさあ、あなたはあの、

相談者:
はい

三石由起子:
「子供に対する愛情」みたいなことを言ったけど。

相談者:
はい

三石由起子:
愛情っていうのはさ、十人十色でえ、

相談者:
うん

三石由起子:
もう、百人いたら、百人の、愛情の表現っていうの、あるのよ。

相談者:
あ、はい。

三石由起子:
あなたは、「自分勝手で自分のことだけ考えてた」って言うけど。

相談者:
はい

三石由起子:
それが良かったってことでしょ?、こういう結果があるわけだから。

相談者:
ううんんん。

三石由起子:
いや、それってえ、別の意味で、愛情なのよ。
あなたが、息子たちを、困らせたわけでもなく。ね?

相談者:
うん・・はい。

三石由起子:
息子に、虐待したわけでもなく。

相談者:
あはい

三石由起子:
教育ママで酷い目に合わせたわけでもなくさ。

相談者:
ううんん・・はい。

三石由起子:
それって、いろんなお母さんがいて、

相談者:
はい

三石由起子:
いろんなやり方があって、

相談者:
はい

三石由起子:
料理の得意なお母さんは、せっせとご飯作るしさ。

相談者:
はい

三石由起子:
洋裁の得意なお母さんは、(苦笑)

相談者:
ううんん。

三石由起子:
せっせと、なんか、作ったりもするだろうし。

相談者:
はい

三石由起子:
「自分勝手で迷惑をかけなかった」っていうのはね?

相談者:
はい

三石由起子:
あなたが思ってるよりは、うんと、成功したっていうことなのよ、これ。

相談者:
はい

三石由起子:
うん。
だから、それはあ、あなたの、愛情っていうのはあ、

相談者:
はい

三石由起子:
そこで、完結して、いると、思わなきゃいけないし。

相談者:
ああ・・

三石由起子:
未来のことを考えるんだったらね?

相談者:
はい

三石由起子:
もう、23と22歳ってえ、母親、いらないのよ。(苦笑)

相談者:
はい

三石由起子:
そしたらあ、今まで通りね?

相談者:
はい

三石由起子:
自分のことだけを考えてね?

相談者:
◆#$はい・・

三石由起子:
息子に余計なことを言わない。

相談者:
ううんん。

三石由起子:
それが、愛情を注ぐってことじゃない。

相談者:
んんん・・

三石由起子:
それを、今更ね?、過去を取り戻すように。

相談者:
はい

三石由起子:
「ああもしたい。こうもしたい」。「これからあの・・セーターでも編みましょうか?」みたいな話を、あなた、してるんだけどさ。

相談者:
ああ・・はい。

三石由起子:
うん。
それは、無駄だからあ。

相談者:
はい

三石由起子:
そこはあのお、考えなくていいと思いますよ?

相談者:
はい

三石由起子:
それとね、あの、コミュニケーション能力みたいなことを言いましたけどねえ。

相談者:
はい

三石由起子:
コミュニケーションっていうのはさあ、話すことだけじゃなくて、聞く力っていうのもあんのよね?

相談者:
ああ、はい、はい。

三石由起子:
すごく、よく、聞く力。
ただ聞いてるだけで、隣にいて、「この人嬉しいなあ」っていう人、いるじゃない?

相談者:
あはい

三石由起子:
ね?
あなたはねえ、多分、話しすぎんの。

相談者:
エヘヘへ(苦笑)

三石由起子:
いくら話してもね、いい人もいるの。

相談者:
はい

三石由起子:
どういう人かっていうと、話の、面白い人よ。

相談者:
ああ・・はい。

三石由起子:
うん。
あなたはねえ、きっと、

相談者:
あ(苦笑)

三石由起子:
つまんない話するのよ。

相談者:
アハハ(苦笑)

三石由起子:
まあ、聞いてたらわかるけどね?

相談者:
はい

三石由起子:
今、聞いてたからね?
あのね?、昔昔、あった、いじめみたいなことでもね?

相談者:
はい

三石由起子:
あなたは、「気がついてなかった」っていうのは、それは、すごく、いい性格だと思うのよ?

相談者:
はい

三石由起子:
でもねえ、例えば、部下や後輩、がね?

相談者:
はい

三石由起子:
気に入らなければね、そうそう、いい顔ってできないのよ。

相談者:
はい

三石由起子:
ね?、それ、チクチクも、言いたくもなると思うんだよね?

相談者:
はい

三石由起子:
うん。
で、あなたはね。その・・反省をするならね?

相談者:
はい

三石由起子:
徹、底、的、にしないとダメなの。
今、49歳でえ、

相談者:
はい

三石由起子:
反省をするんだったらあ、

相談者:
はい

三石由起子:
それは、過去の、後悔では、あってはいけないよ。

相談者:
・・

三石由起子:
今の、自分を、

相談者:
はい

三石由起子:
反省・・するっていうことは、徹、底、的、にしないとお。

相談者:
はい

三石由起子:
未来に繋がらないんですよ。

相談者:
んんん。

三石由起子:
例えば、あなたが今から、良い未来をね?

相談者:
はい

三石由起子:
作る。・・あるいは、人との良いコミュニケーションを取りたい。

相談者:
はい

三石由起子:
と思えばねえ。

相談者:
はい

三石由起子:
まず、あなたは、

相談者:
はい

三石由起子:
好奇心を持たなきゃダメだよ。いろんなものに好奇心を。

相談者:
はい

三石由起子:
例えばねえ、男の子ってね?

相談者:
はい

三石由起子:
ほら、何、聞いてもさ、

相談者:
はい

三石由起子:
「別に」、とかさ。

相談者:
うん

三石由起子:
「元気だよ」とかって言うくらいじゃない?

相談者:
はい

三石由起子:
それ、なんでかって言ったらさあ。ハ・・(含み笑い)

相談者:
はい

三石由起子:
どうせ、ろくな事を言わないからよ。母親は。

相談者:
アアハア(苦笑)はい、はい。

三石由起子:
で、何言っても、

相談者:
はい

三石由起子:
わかんないからよね?

相談者:
ンフフ(苦笑)はい。

三石由起子:
うん。やっぱりねえ、

相談者:
はい

三石由起子:
「知りたい」、と、思わせないとダメなんだよ。

相談者:
あああああ。はい。

三石由起子:
だからそれにはね?

相談者:
はい

三石由起子:
あなたが、コツコツとお、

相談者:
はい

三石由起子:
胸の内というか、心の内というか・・

相談者:
はい。うん。

三石由起子:
にね?

相談者:
はい

三石由起子:
何かあのう、面白い・・子どもたちが知らない知識なりを、

相談者:
はい

三石由起子:
貯めとかなきゃいけないのよ。

相談者:
うんうん・・

三石由起子:
ために貯めるとお、

相談者:
はい

三石由起子:
ポロッと出た時に、「それ何?」って、話になるわけよ。

相談者:
ああ、ああ・・はい。

三石由起子:
そこが、聞きたいっていう、話。

相談者:
うん・・はい。

三石由起子:
そういう期待を、相手に持たせないとさ。

相談者:
ああ、はい。

三石由起子:
「黙ってろ、お前」って話になるわけですよおお。

相談者:
(苦笑)はい。

三石由起子:
だからね、あなた、今後はねえ。

相談者:
はい

三石由起子:
子供たちのため、ではなくてね?

相談者:
はい

三石由起子:
自分のためにさあ、

相談者:
はい

三石由起子:
何か、面白いことないか。何か、興味の、あることないかっていうことを、自分で探してえ。

相談者:
はい

三石由起子:
一生懸命、それを、グズグズグズグズ増やしていくの。

相談者:
あ、はい。

三石由起子:
でね?、右から左に一個なんか出してるとねえ、「浅はなやつだ」と、思われるからさあ。(苦笑) ね?

相談者:
はい。うん。

三石由起子:
でもね?、ぼーっとためておくと忘れるからさ。

相談者:
アハハ(苦笑)

三石由起子:
やっぱり、ちゃあんと、ノートを取るのよ。

相談者:
はい

三石由起子:
こんなことを楽しんだ。あんなことを楽しんだって。

相談者:
はい

三石由起子:
ね?。今のままで、ぼーっと生きたら、ぼうーっと、消えていくだけで。

相談者:
ああ、はい。

三石由起子:
それはあなたは、あの、後悔しか残らないし。

相談者:
あ・・はい。

三石由起子:
そういえば何年前は。そういえば何十年前は。って、こうなってくるだけでね?

相談者:
はい◆#$%□

三石由起子:
つ、まんない、人生でしょう。それえ。

相談者:
はい

三石由起子:
だからね?今、49なんだからあ。

相談者:
はい

三石由起子:
「よし、55の私を見てなさい」くらいの気持ちでえ。

相談者:
(苦笑)はい。

三石由起子:
ちょっと、あの、考えてごらん?

相談者:
んん、はい。

三石由起子:
「自分にとって本当に、興味のあるものは・・何だろうかなあ?」って言ったら、3つや4つは・・あるから。

相談者:
あはい

三石由起子:
そしたら、それをねえ、一つずつ、一つずつ、増やしていくんですよ。知識を・

相談者:
知識を。はい。

三石由起子:
うん。知識を。
で、ストックをためていくのね?

相談者:
はい

三石由起子:
自分の中に。

相談者:
はい

三石由起子:
そうするとね、あの、言わなくてもねえ。なんかの時にね、ぽろっと出たりすると、「おっ」と、思われたりするわけ。

相談者:
はい

三石由起子:
そうすると、向こうからね、「教えて」とかあ。

相談者:
うん、はい。

三石由起子:
「どう思う?」とかっていう言葉があ、

相談者:
はい

三石由起子:
聞けるから。

相談者:
うんん。

三石由起子:
それを楽しみに。

相談者:
はい

三石由起子:
だから、50うう、5、ぐらいになったら、「ママ、これ、どう思う?」とか。

相談者:
はい

三石由起子:
「ママ、これって、どういうこと?」とかあ。

相談者:
うんん・・

三石由起子:
「そういう言葉を、聞いてやろう」くらいの気持ちになってさ。

相談者:
(苦笑)はい。

三石由起子:
ちょっと、自分の生活を、楽しんでご覧なさい?

相談者:
はい

三石由起子:
多分、あなたは、自分の生活が楽しめないから、

相談者:
はい。うん。

三石由起子:
寂しいんですよ。

相談者:
はい。うんん・・

三石由起子:
うん。
だから、人がいた時には、

相談者:
はい

三石由起子:
何にもない自分を見せて、

相談者:
はい

三石由起子:
話をしようと思わないで。

相談者:
はい

三石由起子:
よく、聞きなさいよ。人の、意見っていうか。

相談者:
うん

三石由起子:
「この人、何を喋ってるのかなあ?」、「どういう、考えで喋ってんのかなあ?」。「ああ、この人、こんなこと言ってたけど、本当かな?、ちょっと、家に帰って、調べてやろう」とかさ。

相談者:
あ、はい。

三石由起子:
そういうことが大事だと思う。

相談者:
はい・・

三石由起子:
そうして、自分の生活が、楽しめればさ。

相談者:
うんんん・・

三石由起子:
うん。
自然に?

相談者:
◆#$

三石由起子:
子供とも、周りも、ともうまくいくし。

相談者:
うん

三石由起子:
自分にも、自信がつくし。

相談者:
はい

三石由起子:
そしたら、あの、グズグズ昔のことを、思い出さなくて済むと思うよ?

相談者:
ああ・・

三石由起子:
やっぱりねえ、夜寝るときにね?

相談者:
はい

三石由起子:
「ああ、今日は楽しかったあ」くらいのことをねえ。

相談者:
はい

三石由起子:
嘘でも言って寝ないと。

相談者:
ああ、ああ、ああ、はい。

三石由起子:
うん。
多分、言えてないと思うよ。

相談者:
全然です。

三石由起子:
うん。だからね、最初、嘘でもいいから、言って寝てご覧?

相談者:
はい

三石由起子:
「ああ、今日は楽しかったなあ」って。

相談者:
はい

三石由起子:
うん。
まあ、そんなことから・・始めた方がいいと思います。

相談者:
ああ、はい。

三石由起子:
はい

相談者:
◆#

三石由起子:
話すだけじゃない。あなたは、話すべきものは、何もない。今。

相談者:
◆#

三石由起子:
それがわかってるから、悲しくなっちゃってんだと思うよ?

相談者:
あ、はあ・・◆#

三石由起子:
うん。それは、決して、コミュニケーション能力の無さでは、ありません。

相談者:
はい。わかりました。

三石由起子:
はい

今井通子:
ンフフ(苦笑)

相談者:
はい

三石由起子:
嬉しいなあ。

相談者:
エヘヘ(苦笑)(涙)

三石由起子:
頑張れ!

相談者:
はい。ありがとうございます。(涙声)

(再びパーソナリティ)

「鈍感のおしゃべりが上司の叱責で自称コミュ障に変わって終わった子育てを苛む」への8件のフィードバック

  1. 新年になって、心の相談が続きますね。
    昨日とは違って、相談者自身からの相談だったので、ラジオを聞いている方からしたらスッキリした内容でした。

  2. 旦那さん、息子さん2人が多感な時期に亡くなっているんですかあ。大変だと思いますが、ご相談者さん、もう一度青春を謳歌してみてはどうか?

  3. 仕事できないくせに私語多いとか最低
    子どもをちゃんと見てないから子どもが無関心になる

  4. 仕事中につまらない話をして、手が遅いのは直さないと。
    息子が話さないって、母親と話しても面白くないからでしょう。

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