債務整理も水の泡。工面して通うパチンコ中毒判定問答に満点をとってしまう男

(回答者に交代)

森田豊:
もしもし、森田です。

相談者:
はじめまして。よろしくお願いしますう。

森田豊:
ギャンブル依存症・・というのも、

相談者:
はい

森田豊:
誰でもですねえ、

相談者:
はい

森田豊:
わかっちゃいるけど、やめられないって言うところは、あると思うんですけど。

相談者:
ええ

森田豊:
それが、どこまで、逸脱しているか。

相談者:
はい

森田豊:
あるいは、どこまで病的なのかっていう事、を、自分で認識することが、大事なのかなっと思いますね。

相談者:
・・はい。

森田豊:
その指標は、一つ、は、経済的なもの。
もう一つは、社会的なもの。
で、三番目が、肉体的なものだと思うんですけど。(吸って)

相談者:
ええ、ええ。

森田豊:
この、借金なんですけどお。

相談者:
はい

森田豊:
一、番、借金してた時が、150万?

相談者:
はい、そうです。

森田豊:
でも、その後、返してったんですか?

相談者:
弁護士さんにお願い、しましてえ。

森田豊:
・・

相談者:
任意整理・・していただいてえ。

森田豊:
・・

相談者:
利息だけカットしてもらったんですよお。

相談者:
・・

相談者:
だから・・当時150万・・4社から借りてたんですがあ。
今は・・そちらは返し、つ、つ・・スマホでえ・・後払い、とかありますよね?

森田豊:
はい

相談者:
あれでえ・・お金をなんとか工面してえ、行っちゃうんですよね。パチスロへ・・

森田豊:
なるほど。(吸って)あと、社会的い、なトラブルですけれどお。

相談者:
はい

森田豊:
仕、事お・・行かなくなるとか。後は、まあ、人との付き合いで、約束してたのに、ギャンブルに行っちゃったとか。
なんか、こう、人間関係に支障きたした・・そういうような、ことは、ありましたか?

相談者:
ん無いです。

森田豊:
無いですか?

相談者:
はい

森田豊:
(吸って)も、と、も、と、強迫神経症があるので、どっちの症状かわかりませんけれど。

相談者:
はい

森田豊:
肉体的に、例えば、睡眠のトラブルが起きたりとかあ。
ギャンブルを始めてから、鬱になるとかあ。そういうことはありました?

相談者:
いえ、無いですう。

森田豊:
経済的なトラブルはあるとしても、社会的、それから、肉体的なトラブルは、そんなに大きく無いよう、に、思いますね。

相談者:
そうです。ええ。

森田豊:
あの、よく問題になるのがですねえ。

相談者:
はい

森田豊:
ギャンブル依存症なのか・・ギャンブル、愛好家なのかがあ、区別がなかなか難しいんですね?

相談者:
ああ。愛好家?

森田豊:
ええ

相談者:
ええ

森田豊:
このテレフォン人生相談だけで、診断出来るわけでは無いんですけどお。

相談者:
う・・っはい。

森田豊:
ロストという、スクリニングの質問があるんですね。

相談者:
はい

森田豊:
で、今から、4つ、簡単な質問を、しますのでえ。

相談者:
はい

森田豊:
はいか、いいえ。
イエスかノーで答えてもらいたいんですけどお。

相談者:
あっ、わかりました。

森田豊:
まず、第一。
ギャンブルの予算や時間の制限を決めない。あるいは、決めても、守れ、ない。

相談者:
守れない。

森田豊:
ギャンブルに勝った時にい、次のギャンブルう、に、使おうと思う。
イエスかノー、どっちですか?

相談者:
イエス、です。

森田豊:
うん。
三番目がですね。
ギャンブルしたことを、誰かに隠す。
イエスかノー、どっちですか?

相談者:
隠すことが・・多いです。

森田豊:
イエスですか?

相談者:
イエスですね。

森田豊:
負けた時に、すぐに、取り返したいと思いますか?

相談者:
イエス。

森田豊:
そうすっと、4つの、このロストというスクリニングの質問の対して、すべてイエスと答え、てますよね?

相談者:
よ、お、はい。

森田豊:
で、2つ以上、イエスと答えた人お、は、ギャンブル依存症の、可、能性が高いと。
すなわち・・愛好、家、では無いと。

相談者:
ああ、はい。

森田豊:
それは、もう、逸脱してる、と、診断されるんですよね・・
(吸って)

相談者:
はい

森田豊:
ただあ・・経済的トラブルはあるものの、社会的、肉体的にはそれほど進行してないので。

相談者:
・・

森田豊:
今の時点でえ、なんとか、食い止めればと。
言うふうに、思うんですけれど。

相談者:
はい

森田豊:
ご自身ではあ、その、ギャンブル依存の中で、一番の問題である、経済的な管理ですねえ。

相談者:
はい

森田豊:
例えば、お金のやり取り。

相談者:
ええ、ええ・・

森田豊:
なにか、工夫されてますか?

相談者:
給料全部母に・・渡してます。

森田豊:
あ、そうですか。
すごくそれは・・

相談者:
はい

森田豊:
解決、っとしては、いい方法ですよね?
やはり金銭の・・トラブルがあ、今日の相談ん中で、一番大っきいように思いますし。

相談者:
ええ

森田豊:
家族にも迷惑かけたりしますしい。

相談者:
は、はい・・

森田豊:
あなたのお、不安も、そこにあるんじゃないかな、と思いますけれど・・

相談者:
そうですねえ。

森田豊:
そうすっと、給料、お母さんに、全部預ける、だけで、無く。

相談者:
はい

森田豊:
例えば、1日、外で、外出したり。
好ましくは無いですけど、パチスロやパチンコやった時、にい。

相談者:
はい

森田豊:
その、1日、いくら使ってえ、いくら、損失があったか、と。

相談者:
はい。はい。

森田豊:
そういうことを、なんかの形で、お母さん・・も、し、く、は、一緒に、お母さんの妹さん。叔母さんですか?

相談者:
え、ええ、ええ。

森田豊:
あと、弟さんですか?
みんなに、一緒に・・情報、共有してもらったらいいかな?っと思うんですね。

相談者:
ああ、なるほど。しょ・・

森田豊:
家族う、と、そういう話しはしたことあるんですか?

相談者:
ありますよ。

森田豊:
そのことで・・声を荒げてえ、喧嘩んなったり

相談者:
はい

森田豊:
そういうことは、無いですか?

相談者:
喧嘩というか、母・・から、一方的に、怒られるって感じで。負けて帰って。

森田豊:
それでもお、家族う、でえ、経済の管理もしているからあ、

相談者:
はい

森田豊:
おそらく借金もお、破産するまで行かなかった、し。

相談者:
はい

森田豊:
そして、あなたも今あ・・自分というものを見つめ・・られるようになってきたのでえ。

相談者:
はい

森田豊:
まあ、それこそお、全てえ、口座からあ、1日、1日のお金のやり取りを、

相談者:
はい

森田豊:
まあ、ご家族で共有することがあ、

相談者:
はい

森田豊:
あなたにとって、楽になるんじゃないかな、と思うんですけど。
どうでしょう?

相談者:
うんん。

森田豊:
嫌ですかあ?

相談者:
嫌じゃ無いです、よ?

森田豊:
んん・・
まあ、金銭問題に関してはあ、そういうふうにして解決、したらいいかなあと思うんですけどお。

相談者:
はい

森田豊:
あとはあ・・強迫神経症ですよね。
実際に、強迫神経症の方があ、なんらかの依存症に陥る可能性も、数割であると、いうふうに、報告されてあるので。

相談者:
・・

森田豊:
あなたのお、今回の不安も、強迫神経症からきた、依存症なのかな?、とも、思いますよね。

相談者:
はい

森田豊:
だから、

相談者:
あ、はい

森田豊:
強迫神経症を、看てくださってる先生に、

相談者:
ええ

森田豊:
ギャンブル依存症の話しも、包み隠さず話、し。
薬物療法や、精神療法も、併用して、行っていくことが、ベストだと思いますけれどね?

相談者:
それがですねえ。
基本、薬だけ貰いに行ってる感じなんですよ。

森田豊:
ギャンブル依存症について、精神科医と、話して無いんですかね?

相談者:
話して無いですねえ。

森田豊:
あ・・いや、それは、ちゃんと話したほうがいいですよ?

相談者:
・・

森田豊:
それも、一人で行くんじゃなくて、

相談者:
はい

森田豊:
家族の方も、一緒に連れてって、家族から見たら、こういうふうに見えるんだっていうことも、精神科医に話したほうがいいです。

相談者:
はい

森田豊:
今、お話を聞い、た・・常況だと。
やはり、今までの、強迫神経症から、現在は、ギャンブル依存症も、合併してると考えられますんで。これは、

相談者:
ええ

森田豊:
大きなエピソードだと思いま、す、し。
今、こそ・・精神科医の先生の、介入が、必要な時期なんだと思いますけど・・

相談者:
わっかりましたあ。

森田豊:
少しでも、役に立てれればと、思います。

相談者:
はい、ありがとうございます。

森田豊:
加藤先生にお戻しします。

(再びパーソナリティ)

「債務整理も水の泡。工面して通うパチンコ中毒判定問答に満点をとってしまう男」への4件のフィードバック

  1. 加藤先生、相談者のことを
    「とても素直」褒めて(?)いたけど、素直というか、ちょっと知的なものを抱えてる…?

    『生まれつき…だったんですがあ』
    が、もしかしたらそのことなんだろうか?

    なんだか間延びした、切迫感のない話し方も、そういうことなのかな。

  2. 借金で進退極まってる感じでもなく、メンタル疾患や依存症をどうにかしたいと思い詰めている雰囲気もあまりない。なんだか久々にぼんやりした回でした。
    怒られそうで主治医には相談できないギャンブル依存をメンタル疾患のせいだと優しく断じてもらい安心したかったんでしょうか?少なくとも自分の中では「病気のせいだから仕方ないだろ」と思ってそうでしたね。

  3. 実は予告を見た時、思わず俳優の佐藤二朗さんを思い出しました。そう、強迫神経症は、強迫性障害であり、まさにタイムリーな話です。
    先月報道されましたが、大変ですよねえ。ギャンブル依存症併発でより大変ですが、通院している病院にしっかり話して治療たのみます。
    必要があれば、依存症回復・緩和を支援するダルクに通所するなどして、少しでもギャンブル依存症がなくなるようにすればと思います。
    ところで、おばさんとも同居されているそうですが、何らかの病気で介護が必要なのかなあ?ちょっと心配な部分もありますが、どうか?

  4. 任意整理中でも後払いペイデ〇に登録は可能です。
    おそらく給料は管理されて、ペイデ〇は換金して
    パチンコしてるんじゃないかと。それって犯罪ちゃうか?

    反省はきっとしていないんでダルクとかギャンブル依存症
    当事者の会へ行くしかないでしょうねえ

コメントはお気軽にどうぞ。承認後に掲載されます。
承認基準はコチラ

名前欄は必須です。何かハンドルネームを入れてください。