昇進目前の息子の司法解剖結果は自然死も多額の借金に弁護士「私も気になる」
(回答者に交代)
坂井眞:
よろしくお願いします。
相談者:
あ、よろしくお願いします、こんにちはあ。
坂井眞:
次男の方が3週間前に亡くなったっていうことは、もう、
相談者:
ええ、はい。
坂井眞:
事実と、して・・
相談者:
うん、はい。
坂井眞:
あって、
相談者:
はい
坂井眞:
受け入れられないん・・ですよね?、気持ちの上では。
相談者:
そうですね。
坂井眞:
だけど・・
相談者:
うん
坂井眞:
それ、は、事実としてあるっていうことと一緒にいることしか、できないんじゃないですかねえ。
相談者:
あああ・・そうですねえ。あ・・
坂井眞:
うん。それは、だって、いろいろ考えても、変えられないじゃないですか。
相談者:
ああ、そうなんです。
坂井眞:
うん
相談者:
本当に、そうなんです。
坂井眞:
うん、◆#・・
相談者:
いろいろ考えても、変えられなくて、(涙声)
坂井眞:
それだけは、変えられないから。
相談者:
(涙声)うん、うん、
坂井眞:
それを、受け入れることもできないんだけど、
相談者:
(涙声)そうそう・・そうなんです。
坂井眞:
ただ、変えられない事実だっていうこと、だけ、
相談者:
うん・・うん。
坂井眞:
それをわかるしかないんじゃないかな?
相談者:
あああん・・本当ですね。◆#
坂井眞:
うん。
それでえ、そういう事実と一緒にいるしかないんじゃないかな、と・・思います。
相談者:
ああ、そうです。
坂井眞:
うん
相談者:
本当に、うん、その通りだと思います。うん・・
坂井眞:
だけど、
相談者:
うん・・◆#
坂井眞:
それは事実だけど、次男の方が、25歳まで頑張って生きてきたことも事実で、
相談者:
ああ・・◆#
坂井眞:
さっきおっしゃってたけど、
相談者:
うん
坂井眞:
「会社でも評価をされて」、
相談者:
うん
坂井眞:
「もうすぐ昇進だった」ってことも、事実だからあ。
相談者:
◆#$%はい
坂井眞:
それも合わせて、事実なんだと。
相談者:
はい・・ええ。
坂井眞:
それ、頑張ったんだって事実は、あるわけだから。
相談者:
はあー、本当ですね、ありがとうございます。うん・・
坂井眞:
で、ちょっと、あのう、話変わってえ、カードローンがあって、
相談者:
ええ
坂井眞:
何に使ったか分からないっていうことは、やっぱり、
相談者:
ええ
坂井眞:
弁護士的には、気になるのでえ、(含み笑い)
相談者:
そうです、うん。
坂井眞:
そこをしっかり調査をされて、
相談者:
はい
坂井眞:
でえ、あの、こんな話は、もう、考えもしないだろうけど、
相談者:
うん
坂井眞:
人が亡くなれば、
相談者:
はい
坂井眞:
法律的には、相続の問題が・・起きますでしょ?
相談者:
はあい、はい。ええ、ええ。
坂井眞:
でえ・・被相続人、が、次男の方で・・独身なんですよね?、もちろん。
相談者:
そうです、独身です。
坂井眞:
ね、寮にいらした・・
相談者:
はい
坂井眞:
だから・・相続人は、親御さんってことに?
相談者:
そうです、はい。
坂井眞:
なりますでしょう。
そうするとお、あなたと、
相談者:
うん
坂井眞:
夫っていうことですよね?
相談者:
はい、はい。
坂井眞:
お父さん、お母さんってことだからあ、
相談者:
はい
坂井眞:
大きな、負債があると、それも背負わなきゃいけなくなっちゃいますからあ、
相談者:
ええええ、ええ。
坂井眞:
そこはちゃんと確認をして。
相談者:
はい
坂井眞:
で・・生命保険は、ご本人が受取人でなければ、
相談者:
ええ
坂井眞:
相続財産ではなくて、
相談者:
ええ
坂井眞:
契約に基づく・・
相談者:
ええ
坂井眞:
支払いだから、
相談者:
はい
坂井眞:
どういう受取人になってたかによるのは、そこだけはちょっと確認していただきたいんですが。
相談者:
あ・・主人が受取人です。
相談者:
あ・・じゃあ、もう、それは、契約に基づく保険金の支払いなので、
相談者:
うん
坂井眞:
相続財産では無いので、
相談者:
ええ
坂井眞:
そこで、プラスマイナス計算されないので、
相談者:
あ・・そうなんですかあ?、じゃあ、あの・・
坂井眞:
うん。
ご本人が受取人とかなってると、ご本人の財産になっちゃうから、
相談者:
ああ・・
坂井眞:
そうすると、それが、相続財産として・・
相談者:
ああ・・
坂井眞:
カウントされるよ?ってなっちゃうんだけど。
お父さんとかお母さんとか、まあ、別の・・おお、誰かさんって、こう、
相談者:
ええ
坂井眞:
決まっていれば、
相談者:
ええ
坂井眞:
それは別に、相続・・じゃなくてえ、
相談者:
ええ
坂井眞:
生命保険契約に基づいて・・
相談者:
ええ
坂井眞:
給付されるものだから、相続財産、じゃ、無いんですよ。
相談者:
はいはい。
坂井眞:
で、そういう意味では、あの・・今、おっしゃった形ですと、
相談者:
はい
坂井眞:
仮に負債があ、ったとしてもお、
相談者:
ええ
坂井眞:
相続財産プラ、く、ス、マイナスで・・計算する対象には、ならないっていうことになりますよね?
相談者:
なたない?、ああ、そうですか。
坂井眞:
うん
相談者:
はい
坂井眞:
だけど、いずれにしてもそうは言っても、
相談者:
ええ
坂井眞:
一番心配なのは、亡くなってから、3ヶ月の間に相続放棄をしないと、
相談者:
ええ
坂井眞:
法定単純承認と言って、 全部、相続することになっちゃうんです。
相談者:
ああー、なるほど。
坂井眞:
だから、もしもお、次男の方があ、まあ、
相談者:
ええ
坂井眞:
そういこと、(含み笑い)無いと、いいんですがあ、
相談者:
ええ
坂井眞:
ローンの話とか、おっしゃってたから、
相談者:
◆#$%□
坂井眞:
仮に、1000万も借金があったとしたら、
相談者:
ええ
坂井眞:
それは、お父さん、お母さんが背負うことになっちゃうじゃないすか。
相談者:
ええ、ええ・・ええ。
坂井眞:
だから、そこだけが一番・・弁護士としては気になります。
相談者:
はい・・◆#$%□
坂井眞:
で、まだ、亡くなって3週間なので、
相談者:
はい
坂井眞:
時間がありますけれども、
相談者:
ええ、ええ。
坂井眞:
もし、そういう・・調べた結果、負債があるようだったら、相続放棄をしないと、親御さんが、それを、代わりに返さなきゃいけなくなっちゃうん、で、
相談者:
あああ、わかりました。
坂井眞:
そのお、亡くなってから3ヶ月の間に、相続放棄をしなくちゃいけない・・ケースがあるんだっていうことだけ、頭に、入れておいていただきたいな、と・・
相談者:
あああ・・わかりました。
坂井眞:
思います。
相談者:
はあ・・
坂井眞:
で、相続の手続きっていうのは、家庭裁判所に、申述申し述べるっていう手続き、申述っていうんですが、
相談者:
はい
坂井眞:
簡単な手続きですので、万が一、そんな負債が大きな負債が出てきたら・・そういう 手続き、放棄の手続きを、され、なきゃいけないだろうなあと、
相談者:
あああ、そうなんですか、
坂井眞:
うん・・
相談者:
なんか、個人情報開示っていうところに、
坂井眞:
はい
相談者:
するといいっていうふうに、教えてもらってえ、
坂井眞:
はい
相談者:
今、書類を揃えてる・・ところなんですけどお。
坂井眞:
それは、あれですか?
法定相続人として、そういう申請をしているっていうことですかね?
相談者:
あ、そうです、そうです。
坂井眞:
そうですよね?
相談者:
ええ
坂井眞:
そうすると、まあ、本人と同じ立場なので、法定相続人であれば、
相談者:
ええ、ええ
坂井眞:
当然開示してもらえるはずだから、
相談者:
はあ、ああ・・
坂井眞:
そこで、中身を、聞いて、
相談者:
はい、ええ。
坂井眞:
あとは・・何も特に資料がなかった、っていう、話なので、
相談者:
ええ
坂井眞:
なかなか出てこないと思いますけど。
相談者:
ええ・・
坂井眞:
携帯電話とかの、やり取りとかを、見て、
相談者:
ええ
坂井眞:
携帯電話、開けるかっていう問題は、あると思いますけど。(含み笑い)
相談者:
そうなんです。
坂井眞:
うん
相談者:
実はそれが、
坂井眞:
うん(含み笑い)
相談者:
もう、開けなくてえ、今、契約会社と、
坂井眞:
うん
相談者:
元のとこにも、聞いてるけどもう・・どうにもならないですっていう風なのでえ・・
坂井眞:
あれは、難しいですよね?
相談者:
◆#$・・
坂井眞:
だけど、パソコンとかは使ってらっしゃったら、そっちだったら開ける可能性もありますよね?
相談者:
パソコン、使ってなかったんですよ。
坂井眞:
ああ、そうですか。
相談者:
もう、携帯電話だけですね・・
坂井眞:
うん・・
相談者:
はあ・・
坂井眞:
そうすると、もう、お友達か、ら、聞いていくしかないのかなっていう気がしますけど・・
相談者:
あああ、なるほどねえ・・
坂井眞:
うん・・
相談者:
そうですね。
坂井眞:
でも、とりあえずその、
相談者:
うん
坂井眞:
借り入れがある、のはあ、銀行で、例えば、ローンで落ちているんだったら、そっちから調べることはね?
相談者:
ええ
坂井眞:
やってらっしゃるようにわかるから、
相談者:
ええ、ええ、ええ。
坂井眞:
できる限り、そう、調べていただいて、
相談者:
はい
坂井眞:
もし、そういう負債、が、あったらあ、
相談者:
ええ
坂井眞:
しかるべき手続き、を、
相談者:
あああ・・
坂井眞:
ちゃんとしないといけないって、それだけ頭においていただければな、と思います。
相談者:
なるほど。あ、はい、わかりました。
坂井眞:
はい
相談者:
よくわかりました。
坂井眞:
はい
相談者:
どうもありがとうございますう。
坂井眞:
はい、ちょっとお待ちいただけますか?
相談者:
はい
(再びパーソナリティ)
逆縁の話は聞いていて胸が苦しくなった。
葬儀の時、ああすれば良かった…後悔はあとから生まれる。
その瞬間はいっぱいいっぱいで仕方なかったんだよ、と言われて理解しても、心のどこかでは納得できないんだよね。
日にちが過ぎて、相談者さんがいつしか心穏やかに過ごせるよう祈ります。
両親が相続放棄したとして、負債があれば兄弟や他の親類にも放棄させないと、順番に負わされることになるとか聞いたことありますので、気をつけないとね。
把握している以上の負債がないと良いですね。最後、たいぞう先生とのやりとりで涙出ました。辛いですよね。
心配事は多数ありますが、1つずつ解決していってくれればと思います。
介護の仕事もされているそうですが、辞めずに頑張ってもらいたいです。
五公五民の重税に利息付きの奨学金、空前の物価高とくれば多少の借金を作ってしまうのは無理もないのでは…御冥福を祈ります。