娘17の中絶を前に逃げ癖を苛む女へ大迫恵美子「誰も貴方を待ってません」
(回答者に交代)
大迫恵美子:
もしもし?
相談者:
あ、もしもし、よろしくお願いいたしますう。
大迫恵美子:
はい、こんにちは。
相談者:
こんにちは。
大迫恵美子:
どこのご家庭でもこういうことが起きればね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
特にお母さんはショックだと思うんですよね。
相談者:
はい
大迫恵美子:・
それはわかります。(苦笑)
相談者:
・・うん
大迫恵美子:
女の子を持ってるとお、こういうことって、本当は、起きてほしくないなって思うことですものね?
相談者:
はい、そうですね・・
大迫恵美子:
うん。(吸って)ただね?、私はねえ、ちょっと、あなたのご相談を聞いてて・・思ったのはね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
あまりにも、あなたがあ、このことを、真面目に考えすぎていてね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
自分がもう、大変な力を発揮して、娘さんを支えなくちゃいけないっていうふうに、思い込んでるなあっていうふうに思ったんです。
相談者:
なああ、はい。
大迫恵美子:
でもねえ、おそらくね、これ、誰でもね?、こういうことが起きた時に、
相談者:
うん
大迫恵美子:
お母さんにできることは、そんなには多くないと思いますよ?
相談者:
あ、そうですか・・
大迫恵美子:
うん、だってね?、(吸って)一世代違うわけだからあ。
相談者:
んはい
大迫恵美子:
世代が違う時に、こういう問題が起きると、どうしたってそこはね・・理解し合えないっていうことが起きるんですよ。
相談者:
・・はい
大迫恵美子:
自分の、娘、の世代とは・・価値観が違うし、
相談者:
◆#はい・・
大迫恵美子:
娘さんが、お母さんに対してね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
まったく、お母さんの気持ちに沿うように、心を開いて、お母さんと同じ考え方をするっていうことは、考えられないですよ。
相談者:
ああ、はい、そうですね。
大迫恵美子:
ええ。
で、あなたの方も、娘さんの気持ちが、もう、ぴったりわかるなんてことも、考えられない。
相談者:
はい
大迫恵美子:
特に、娘が・・妊娠をしてしまうとね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
おそらく、お母さんにとっては、子供時代の娘とは違う・・感じになったなあっていう、ことが、強く、思われるでしょう?
相談者:
はい、そうです、ね。
大迫恵美子:
うん。小さい可愛い、まあ末っ子ですからね?
相談者:
ん、ん、はい、そうですね・・
大迫恵美子:
そういう子供が、妊娠した?って・・思っちゃいますよねえ。フフ(含み笑い)
相談者:
はい、そうですね・・
大迫恵美子:
うん。でも、それはでも、普通だと思いますよ?
相談者:
・・はい・・
大迫恵美子:
だから、それを、何か、無理にね?
自分の・・心に湧いてきた、子供との距離感みたいなものを、
相談者:
んはい、はい、
大迫恵美子:
無理に我慢してね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
「寄り添いましょう」なんていう考え方自体が、無理ですよ。
相談者:
そうですかねえ。
大迫恵美子:
うん。
だから、そんな、できないことをしようとするとね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
ものすごく、緊張してしまうっていうのはわかります。
相談者:
あ・・はい。
大迫恵美子:
だから、そんなことは考える必要、無い、と、思いますよ?
相談者:
ああ、そうですか・・
大迫恵美子:
だって、絶対に分かり合えないから。
相談者:
・・あ、そうですよね・・
大迫恵美子:
そしてえ、あの、分かり合えないってことを、娘さんの方は、敏感に、分かってますから。
相談者:
あああ・・
余計、あれですよね。
私の状態を見てるから・・
大迫恵美子:
うん、あのね、あなたの状態を見てる、から、じゃないのよ?
相談者:
・・
大迫恵美子:
別に、どこのうちだってね、この問題が起きるとお、(吸って)お母さんがいっくら優しいことを言ったってね?
相談者:
うん
大迫恵美子:
娘の方は、「いや、本当のところ、私のことをわかってない」って、思いますよ。
相談者:
ああ、ああ・・
大迫恵美子:
こんな、妊娠してしまった私のことを、お母さんがね?
相談者:
うん
大迫恵美子:
もう、心から許してるなんて、絶対、信じないと思う。
相談者:
んあああ・・
大迫恵美子:
だって、そういうもんなんですもん・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
娘があ、妊娠するってことはもう・・(苦笑)大昔だったらあ、この家族から、出て行く時ですからね?
相談者:
あああ・・そうですよね・・
大迫恵美子:
ねえ、外に・・自分の子孫を育てていく、準備ができちゃったってことだからあ、
相談者:
はい
大迫恵美子:
元の家族は、もう、捨てていくっていう、そういう、ことなんですよ。
相談者:
はい
大迫恵美子:
象徴的な、言い方をすればね?(含み笑い)
相談者:
はい
大迫恵美子:
だから、お母さんがあ、無理して、そんな、「寄り添わなくっちゃいけない」なんて言ったってね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
無理なこと言ってんですよ。
相談者:
あああ・・
大迫恵美子:
だから、できることはあ、せいぜいね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
手術の後でえ、
相談者:
はい
大迫恵美子:
「痛くないの?」とかね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
「出血したりしてないの?」とかあ、そういうことは気を遣ってあげた方がいいと思いますけど、
相談者:
んはい
大迫恵美子:
そんな、お母さんが、す、ご、い、無理してね?、寄り添ってあげて、守ってあげて・・なんてね、もう、考える必要、無いんですよ。
相談者:
ああ、そうですか?、はい・・
大迫恵美子:
うん。
で、そんな風に逆にねえ、
相談者:
◆#$
大迫恵美子:
すんっごく、ベットリすると、
相談者:
うん・・
大迫恵美子:
娘さんの方は、本当に、嫌な気持ちになるだけ。
相談者:
・・ああ・・
大迫恵美子:
何か、こう、自分を責められているような気持ちになると思いますよ?
相談者:
ああ、そうです、ねえ・・はい。
大迫恵美子:
ええ。
だから、普通に、今まで通りでね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
ご飯作ってあげてたんなら、ご飯作ってあげるだけでいいんですよ。
相談者:
・・んはい。
大迫恵美子:
それから、なんか、変に、目を光らせてね?
相談者:
うんうん・・
大迫恵美子:
なんか、外で、また、その、男に会いに行くんじゃないか?、みたいな風に見張ってる・・とかってね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
子供さんの方も、負い目がありますからあ、
相談者:
はい
大迫恵美子:
ひがんだようなことを考えてね?
相談者:
・・はい
大迫恵美子:
あなたのことを、疑わないとも、限りませんからあ、
相談者:
はい
大迫恵美子:
過度な干渉にならないように、距離を保った方が、むしろいいんです。
相談者:
・・はい
大迫恵美子:
だから、そんな、あなたがね、パニックになるほど思い詰めて心配してね?
相談者:
・・うん
大迫恵美子:
緊張して・・なんかするなんてことは、無いんです。
相談者:
なんか、家族にもお、
大迫恵美子:
ええ
相談者:
あたしが、「いっぱいいっぱいになってどうする?」ってえ・・
大迫恵美子:
ん、それは、そういう意味。イヒ(苦笑)
相談者:
辛いのは、本人なんであって、
大迫恵美子:
うん、そう。
相談者:
言われるんですけど・・
大迫恵美子:
あの、まあ、そうやってあなた、責められると、ますますあなたの方が、パニックになっちゃうので、ハハ(苦笑)
相談者:
◆#$%□&▽
大迫恵美子:
そんな風にねえ、家族に責められないようにした方がいいので。
肩の力を抜いて、
相談者:
はい
大迫恵美子:
まあ、あなたの・・感じとしてはね?、「私は病気だから、あんまりできることも多くないけど」。
相談者:
うん
大迫恵美子:
「できることがあったら言ってね?」ぐらいの感じでいいんじゃないの?
相談者:
あ・・そうですね。
大迫恵美子:
うん。
急にあなたがもう、完璧なお母さんになろうなんてね?
相談者:
・・はい
大迫恵美子:
そんなこと、誰も・・待ってないし、
相談者:
あああ、そうですよね・・
大迫恵美子:
うん・・そういう考えを、常に、持ってた方がいいですよ?
相談者:
あああ、はい。
大迫恵美子:
なんかがあった時に、急に・・「頑張るぞ」っていうのは、やめたほうがいいと思う・・(苦笑)
相談者:
わかりました。
(再びパーソナリティ)
大迫さんの解説、大変わかりやすかった。
>>統合失調症の感情障害ね?
統合失調症と統合失調感情障害は、違う病気です。私も最近知りました。
最近、大迫先生の登場がちょいちょいあって嬉しい!
大迫先生の話の中で、様々な相手との距离の取り方、関わり方について、いつもハッとさせられたり、考えさせられたり。
今回の回答者、弁護士さんだから、
男性の法的責任に関する相談かと思ってた。
相手の責任なんたけど、一般的にはどんな感じになるんでしょうか。費用負担してオシマイなのかなぁ。
今回は触れられなかったけど確かに娘は体と心を傷つけられて、この先悪くすれば子供を生めなくなるかもしれないのだから、男性はお金では償えない程の、娘と、生を授かりながら生まれてくることのできなかった子供への大きな罪に、しっかり向き合って二度と同じ事を繰返さないでほしいですね
問題解決能力がなく逃げたくなるとのことですが
問題解決までは周囲は求めていないことが多いかもしれないです。
その場のピリピリした空気が居たたまれなくて逃げたくなるのはよくわかります。
が、この件に関しては旦那さんも休みを取ってくれていることだし一日頑張って付き添ってあげるだけで役目は果たせる。このお電話の翌日が手術の日だったそうですがきっとそうなさったのではと思います。
物事を深刻に考えているうち問題がとてつもなく大きく感じてしまうのは
あるあるですが山よりでかい猪は出んと言いますし、少しずつ慣らして行けたらいいですね。
大迫先生の時代も違いますし…ってお話し、私には娘はいませんが、とても勉強になりました。
危機的状況なんか相談者には一切起きてない。
勘違いも甚だしい。
あなたに問題解決能力がないことを受け入れなさい。
次女さん、高校を中退させられたのかなあ?その辺が気になりますが、とにかく各方面としっかり話し合うなどして、一応の解決に導いて欲しい。
ご相談者さんに関しては、病院には行かれているようなので、引き続き症状緩和に向けてしっかり行き続けることが大事なのではないでしょうか。
逃げ癖って言葉を初めて聞きました。
娘さんが妊娠したのはショックだろうけど命まで取られる訳ではないし、心の不調は誰にも起こりうることなんだから自分はダメだと責めなくて良い。何でそんなに深刻なんだろう。
大迫先生の回答はとてもためになりました。
もし、娘さんから「私ぜったいに産むから!私は仕事するからお母さん子育ての手助けお願いね!」と言われたら相談者さんは困るでしょうね。
17歳で妊娠するということは、やはり母子関係に問題があると思いますよ?そこを掘り下げないと、娘さん立ち直れないんじゃないかな。母は統合失調症じゃない。恐らく、母も母との関係が希薄で愛情をもらってないんじゃないかな。経験豊富な心療内科に、娘さんと二人で受診するのが良いかと。
「母は統合失調症じゃない。」って何を根拠に…
本当に大迫先生はすごい方だ
法律相談にはクールに対応し、母と子の相談には親身になって諭し、弱ってる相談者には「心がほぐれる」話ができる、まさにウオームハート・クールブレインのお方
この相談者には今井先生も優しかったけど、「心配するには資格が要る」(by三石御大)案件だからかな
明日が手術って状況では、心身ともに傷ついてる娘さんのフォローが最優先だけど、そこで母親が逃げ出したいなんて言ってては、娘さんも心細くてしかたなかろう
相談者が入院3度のメンタル不調でなかったら、大迫先生ももう少し厳しいことを仰ってたはず
そもそも逃げ癖がある=現実に向き合うのが怖い、ってこと
そういうタイプは往々にして地道な努力が嫌いで、いきなり大それた結果を求めて失敗して傷ついて、また放り出す
相談者の逃げ癖とメンタル不調のどっちが先かわからないけど、旦那も娘2人もなかなか気苦労は多かろう
ひょっとして次女が男に騙されたのも、SNS経由かパパ活かはわからないけど、家庭が不安定だから外に安心を求めたお決まりのパターンなのかも知れない
赤ちゃんが可哀想