母と過ごしたくて妻の幸せを願う男の不可解な離婚願望のヒント「金の管理は嫁」
テレフォン人生相談 2024年5月18日 土曜日
ホントの理由が後ろめたいもんだから相談が不可解なものになる。
69歳の妻と20年別居中の70歳の男が戸籍をきれいにしたいとは?
相談者: 関西なまりの男65 妻61 結婚18年 子供はいない 母94 71と68の姉がいる
今井通子:
もしもしい、
相談者:
あ・・
今井通子:
テレフォン人生相談です。
相談者:
はい
今井通子:
今日はどういったご相談ですか?
相談者:
まず一点が、遺書の、自筆、遺言書作成相談をしまして、私の財産を、妻に、全額、渡すと・・書いたことを、撤回したいっていう、内容が一点と。
今井通子:
はい
相談者:
でもう一点は、私が、体調も悪いので、私の、実家から、 約・・80キロほど離れたところに、親がいますので、そちらの方で、過ごして、親の介護を看ながら、生活したいと。そのためには、自分の財産を、少しでも、親に、残さないといけないと思うので・・ 自筆遺言相談の、内容を変えて、正式な形で、公正証書等、きちっとした形で、作りたいと・・いうことと。
あと・・ 嫁とは、きちっと離婚をして、第2の人生を、生きて欲しいと。いうことを、含めて、ええ、相談を、したいと、いうことです。
今井通子:
わかりました。(吸って) まず、あなた何歳?
相談者:
65歳です。
今井通子:
奥様は、何歳?
相談者:
61歳。
今井通子:
61歳。
ご結婚されて何年目ぐらいですか?
相談者:
約18年。
今井通子:
18年。
で、お子さんいらっしゃいます?
相談者:
いないです。
今井通子:
でえ、親御さんがいらっしゃるっておっしゃいましたよねえ。
相談者:
私の、母がいてます。
今井通子:
お母様何歳?
相談者:
94です。
今井通子:
94歳。
で、あなた自身、ごきょうだいは?
相談者:
3人。
今井通子:
上から・・あなたも含めて、男女と、年齢をおっしゃってください。
相談者:
一番上が、71。
今井通子:
71歳の?
相談者:
女性。
今井通子:
お姉様?
相談者:
はい
今井通子:
はい
相談者:
で、二番目が、68歳。
今井通子:
68歳の、
相談者:
女、性。
今井通子:
お姉さま?
相談者:
はい
今井通子:
で、あなた?
相談者:
はい
今井通子:
じゃあ、お父様は、もう、亡くなっちゃってるんですよね?
相談者:
◆#、亡くなってます。
今井通子:
はい。何、年、ぐらい、前にか、覚えてらっしゃいます?
相談者:
2年前です。
今井通子:
あっ・・じゃあ、ご夫婦ともに、ご長命だったんですねえ。
相談者:
そうです。
今井通子:
ほじゃ、お父様、何歳の時亡くなったんですか?
相談者:
94歳で、亡くなりました。
今井通子:
はい、わっかりました・・ その遺言書というのは、
相談者:
はい
今井通子:
もうすでに、一回、書かれてるわけ?
相談者:
はい
今井通子:
で、その時には、奥様に、遺産を、渡す、という、話だったんだけど、何があったんですか?(含み笑い)
相談者:
私が、今、母のいるところに、いてるんですけども、
今井通子:
はい
相談者:
元気な間に、母を看ながら、まあ、先に行くかどうかは分からないんですけども、お世話をしたいと。
今井通子:
うん
相談者:
で、そのためには、 お金が必要になってくると、いうことで、遺言撤回を、一旦した上で、
今井通子:
あ・・っていうことは、奥様と、要するに揉めたわけじゃあないのよね?
相談者:
ないんです。
今井通子:
うん
相談者:
今の、僕の、意志です。
今井通子:
あなた自身も、体調が悪いの?
相談者:
今後は、悪くなっていくと思います。
今井通子:
じゃあ、「嫁とは離婚」っていうのはあ、
相談者:
はい
今井通子:
経済的に、お金がいるからっていうことで、話し合って、じゃあ奥様とは離婚しようってことになったわけ?
相談者:
まだ、そこまで、行ってないんですけども。私の、意志として、第2の人生で、嫁が、新しい方と、結婚したいとか、
今井通子:
うん
相談者:
そういった部分で、 幸せになってほしいという意味もあって、離婚をしてほしいと、私が、思ったからです。
今井通子:
で、最初に、奥様に、遺産を相続するっていうふうに、書いた遺言書ね?、これは、出したっていうことは、奥様、知ってんの?
相談者:
知ってます。一緒に行きました。
今井通子:
じゃあ、ご存知なんだけれども、それを、変えてえ、お母さんの面倒を看るためにお金を使うしい、
相談者:
はい
今井通子:
まあ、自分・・の、体調もだんだん悪くなるだろうし、
相談者:
はい
今井通子:
じゃあ、お嫁さんとは、離婚して、お嫁さん、は、第2の人生歩んでほしいから、遺言書を、変えたいという、
相談者:
はい
今井通子:
で、これを、まだお嫁さんには話してないと。
これが、内容ですね?
相談者:
はい
今井通子:
はい。
そうすると、その・・どういうご相談ですか?
相談者:
離婚の仕方として、私、の、意志・・だけを、嫁の方に、伝えて、反対するかどうかは分からないんですけども、
今井通子:
はい
相談者:
「遺言の内容も、こういう形に変えて、やりますよ」ということを、納得してもらえればいいんですけども、
今井通子:
はい
相談者:
納得してもらえない時に、訴訟になる可能性があるんで、その辺も含めて、弁護士さんに、一度、相談してみたいなと思いました。
今井通子:
あああああ、なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
今日はですねえ、弁護士の、塩谷崇之先生がいらしてますので、伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)
ご相談者さん、奥さんにご自身方の家庭の介護のことで迷惑を掛けたくないからと熟年離婚を考えていたのか?老老介護、正直懸案ですからねえ。
本音としては、ご相談者さん夫婦がこのまま離婚せず、頑張って最後まで過ごしていって欲しいところですが、離婚以外で関係各所にはご相談を!
今時の65歳にしては声がシワシワなのはご自身の病気で気弱になっているからなのか。
何だかんだ話を要約すると故郷で余生を過ごしたい、という事だと思う。
キャリアウーマンのお嫁さんは到底ついてきてくれないだろうと見越しての相談なんだろうと思った。
しかし自身も病気なのに94歳の母どこまで見れるのか。
そして母亡きあとは姉たちに面倒を見てもらうつもりなのか?
何だかんだ生活力のあるお嫁さんとのパイプは切らないほうが得なような気がする。
94の母親より自分が先に逝く前提? 色々と変だぞ〜。親の介護を理由に離婚したいというのが本音では?
奥さんに幸せになって欲しいと言う割には無一文で放り出す気満々。離婚するなら婚姻中に築いた財産は折半だし、慰謝料的なものも請求されるさもしれないのに。
お母さんも大切だけど、まず奥さんに対する責任を果たすべきです。
47歳で結婚してみたものの、やっぱりママが恋しくなっちゃったのかな。
ここから先は私の妄想劇場ですが…
相談者にはそこそこ財産があり、結婚相談所で出会った女性と結婚。妻が財産目当てだったのか、夫が妻の気を引こうとしたのか、はたまた両方か、とにかく夫は全財産を妻に譲る旨の遺言書を作成した。
それから18年、色々あって夫は妻と離婚したくなり、母親の元に帰りたくなってしまった。← 今、ここ。
こんな感じ?
奥さんに、お母さんの介護をしたいと相談したら、却下されてしまったのかもしれませんね。で、離婚を決意したと。そういう理由なら離婚裁判になっても、必ずしも相談者さんが不利ではないと思いますが。
私の夫の同僚に、離婚した奥さんに家を譲ってお母さんのいる実家に帰った人(60代)がいます。相談者さんはそのくらいしないと。
自分の体調が悪いのにお母さんの介護できるんでしょうか?
親の介護は口実でしょう。
経済を完全に妻に管理され、遺産まで全額持っていかれるでは敵わない。
さっさと離婚して自由に使える小遣いが欲しい。って事でしょ。