要介護4の母の入所に罪悪感。毎日会いに行く共倒れを心配された息子は既婚
(回答者に交代)
森田豊:
もしもし森田です。
相談者:
あ、よろしくお願い致しますう。
森田豊:
よろしくお願い致します。
相談者:
よろしくお願いします。
森田豊:
罪悪感を感じると、
相談者:
はい
森田豊:
いうことですけれど。
相談者:
はい
森田豊:
例えば、朝起きてから、夜寝るまでの間、
相談者:
はい
森田豊:
どのぐらいの間、感じますかねえ?
いつもいつもそれを感じてますか?、それとも・・朝だけとか、夜だけとか、
相談者:
ああ・・
森田豊:
ちょっと時間が、空いた時だけとか、どうでしょう。
相談者:
ええ。
もう、引退してるもんですから、家事の方をやってるんですが。それでえ・・ちょっと、こう、手が空いた時に、 浮かびます。
森田豊:
一日一回、以上、ですよね、おそらく。
相談者:
ええ、はい。
森田豊:
そういう罪悪感を感じるって事は、とてもあなたがお母様を、これまで大切にされていた、
相談者:
ええ
森田豊:
証拠だし。
相談者:
はあ、はあ。
森田豊:
あなた自身が、優しいと、いうことに、違いないことだし。
相談者:
あああ・・
森田豊:
また、これまでの、お母様との、関係性が、
相談者:
はい
森田豊:
素晴らしいことの、一つの表れとして、
相談者:
はあはあ。
森田豊:
こうした、罪悪感が出てるんじゃないかなあと、思いますけど。
相談者:
はあ・・
森田豊:
あ、な、た、が、お母様があ、
相談者:
はい
森田豊:
施設に入ったことで、寂しいっていうのはありませんか?
相談者:
あ、それ、正直言ってえ・・ある、かも、しれません。
森田豊:
寂しいっていうふうに思ってえ、悲しく涙が出たりとかって(含み笑い)、それはないんですか?
相談者:
あ、それはないんですけどお。
森田豊:
う、ん・・でもおそらく、その寂しいって気持ちがあ、罪悪感っていう、表現が変わりますけど、
相談者:
はい
森田豊:
あの、形として、もしかしたら、出てる可能性もあるのかなあ、と思いますねえ。
相談者:
あああ、なるほどですね・・
森田豊:
うん・・
相談者:
それもあるかもしれませんですね。
森田豊:
私の母も、95歳で、
相談者:
あああ・・
森田豊:
施設、に、10年以上いますけど、
相談者:
はあ、はあ。
森田豊:
確かにい、最初に預けた時には、本当に罪悪感というか、「これでいいのかな?」って思いましたよねえ。
相談者:
ええ。ああああ、そうですか。
森田豊:
それは、自分も寂しかったのかな、とも思うし・・何か、やっぱり・・日本人の中には、辛いこと、とか、を、きちっと自分で、
相談者:
ええ
森田豊:
努力しなきゃいけないっていう、
相談者:
はい
森田豊:
なんか、努力主義っていうのが、我々日本人の美徳としてあるじゃないですか。
相談者:
ええ、はい。
森田豊:
で、それを、楽をして、人に任せてしまうことに対する、罪悪感もあるし、
相談者:
はい
森田豊:
お母さんが、近くにいないことによる、寂しさもある、んだと思うんですけど。
相談者:
はい。ああ・・
森田豊:
これから、どういう風に考えていったらいいのかあ、ですけれどお。
相談者:
はい
森田豊:
確かに、あなたが・・施設から帰る時に、
相談者:
ええ
森田豊:
お母様が、寂しがるっていう、様子を見ると、
相談者:
はい
森田豊:
なんか罪悪感・・が、出てきて、
相談者:
ゴホッ(咳払い)そうですね・・
森田豊:
申し訳ないって気持ちも出てくる・・と思うんですよね?
相談者:
はあい・・
森田豊:
うん。
ただ、お母様は今、施設では、あなたが一人で介護していた時よりも、もしかしたら私が察するに、
相談者:
ええ
森田豊:
質の高い生活をしているというか、
相談者:
はい
森田豊:
周囲の人とのつながりがあるんじゃないかなあ、と思うんですけど・・
相談者:
ああ、それは、感じ、られます。
施設の方が、
森田豊:
ええ
相談者:
ホールみたいなところに、連れてって、くれるんですね?、車椅子ごと。
なんかの催し、演歌を聞いたり、映画を観たり、
森田豊:
サササッ(紙に書く音)
相談者:
コーヒータイムをやったりという、そういう時間を作ってくれるんですね。
でええ、うち(家)にいる時にはあ、ほとんど寝たっきりでえ、施設の方が、本当は、母のためにいいんじゃないかなと思います。
森田豊:
素晴らしいお話ですよね。
相談者:
はい
森田豊:
演歌を聞いたり、映画を観たり、
相談者:
はい
森田豊:
周りの人たちと、
相談者:
ええ
森田豊:
楽しく。
相談者:
はい
森田豊:
まあ、今はね、4、5ヶ月だから、「帰りたいな」って気持ちも、浮かんでくるかもしれませんけど、
相談者:
ええ、ええ。
森田豊:
もう少しすると、
相談者:
はい
森田豊:
そっちの方がワクワクドキドキ、の、人生なのかなと、思いますけど。
相談者:
そうですか。◆#
森田豊:
こうして、ちょっと離れてみるとですねえ、
相談者:
ええ
森田豊:
お母様にとっては、
相談者:
はい
森田豊:
今、施設にいた方が、
相談者:
ええ、ええ。
森田豊:
今後の生活の質、が、高まるというふうに、私は思いますね
相談者:
ああ、そうです ねえ・・
森田豊:
それと同時にですね、
相談者:
はい
森田豊:
いわゆる、介護施設で、
相談者:
はい
森田豊:
仕事されている方、というのは、
相談者:
はい
森田豊:
ま、けがを、できるだけ、させないようにしよう。骨折も予防する。そして、感染を、持ち込まないと、
相談者:
はい
森田豊:
いうこと、を、
相談者:
あああ・・
森田豊:
まあ、本当に、徹底して、やられてますので、
相談者:
ええ、ええ。
森田豊:
そういう意味では、
相談者:
はい
森田豊:
まあ、あなたも一生懸命にやられたと思いますけど、
相談者:
え、え・・
森田豊:
一人で介護をするよりも、
相談者:
ええ
森田豊:
はるかに、
相談者:
はい
森田豊:
リスクが少なくなると、
相談者:
あああ・・
森田豊:
い、う、メリットの方に、注目してもらいたいと思いますよね。
相談者:
そうですねえ。
森田豊:
うん。
なかなか、今すぐには無理かもしれませんけどお、
相談者:
ええ
森田豊:
罪の意識を、全部、なんとか、捨ててですねえ、
相談者:
はい
森田豊:
「これは、お母さんにとっても、一番いいことしてるんだ」と。
相談者:
ええ
森田豊:
そして、「体を守るんだ」と。
相談者:
はい
森田豊:
「心も守るんだ」と。
相談者:
はい
森田豊:
認知症予防にもつながるんだと。
相談者:
ええ、ええ。
森田豊:
そして、わくわくう、ドキドキするような、お母様を、の、生活、へ、導いてるんだと。
相談者:
はい
森田豊:
で・・あなたの寂しさを、なんとか、抑えて、
相談者:
ええ
森田豊:
いったらいいかなあと思うんですけど。
相談者:
そうですね。
森田豊:
うん・・
参考になれば幸いです。
玉置先生にお戻します。
相談者:
はい、わかりました。
ありがとうございます。
(再びパーソナリティ)
本人病気や老老介護の問題があったとはいえ、母施設入所で生きがいを失ったため、今後ギャンブルにのめり込んでしまわないか正直心配だなあ。
放送には出ませんでしたが、ご相談者さんのご兄弟は(母施設入所に)賛成だったのかなあ?それも心配ですが、夫婦ともご自愛して欲しいです。
妙憂さんの
「人生は、色々な感情を抱えて(混ぜ合わせて)生きていくもの」
とても良い言葉だと思いました。
奥様の苦労は?ひとりで母子愛語られてもね。優しそうで冷たい感じがする。
姑を施設送りにしたわたしは鬼嫁でしょうか😁
冗談はさておき、お母さまの頭がまだハッキリしているから、相談者さんは罪悪感を感じるのかもしれません。うちの姑の場合は認知症がかなり進んでおり、場所も人も時間も認識できない状態だったので罪悪感は感じませんでした。寧ろ、プロのケアを受けられるので、本人もトイレ介助ひとつにしても楽だったと思います。7年程お世話になりましたが、自宅介護だったら、もっと早く亡くなっていたと思います。
また、施設に預けてから、私たち家族もおばあちゃんに優しく接する事ができるようになりました。これは本当に嬉しかったです。
相談者さんも 毎日、面会に行くなんて素晴らしいですね。
知り合いの介護士さんが言っていましたが、お年寄りを預けっぱなしで何年も面会に来ない家族は珍しくないそうです。そんなに人たちに比べれば、相談者さんは何も罪悪感をもつことはありませんよ。
それにしても、わたしの息子たちも少しはこんな風に思ってくれるでしょうか。うーん😅
私も、なぜ家族構成をきかないのか?妻は?兄姉弟妹は?支えてくれる家族はいないの?回答者の先生もその辺りはききもしないし、もやもやしました。先日の相談者(妻と離婚して母を介護したい)のように、優しい息子さんが多いですね。まずは自分の体調を整えて、心穏やかに過ごせますように。
私も母を1月に施設へ引き渡しましたが、私は40代ですが、相談者は私以上のマザコンではないかなと聞いてました。失礼な事を言ってすみません。
要介護4の方を自宅で入浴させるのは重労働だと思いますが、訪問介護を受けていたのでしょうか。
もしお母様が病気で入院したなら、相談者さんは罪悪感を持たなかったのでは。
介護施設を姨捨山のように思っているなら職員に失礼だと思います。プロの介護を受けた方がお母様にとって幸せです。