辛い経験をどう乗り越えるか。自分に刺さるイジメの被害者は良くない人生を送る
(回答者に交代)
三石由起子:
こんにちは。
相談者:
こんにちは。
三石由起子:
元気ないねえ。
相談者:
あ・・
三石由起子:
アハ(苦笑)・・今一番好きなことって何?
相談者:
自転車を乗ってえ、
三石由起子:
うん
相談者:
ただただ・・走ることですかね。
三石由起子:
あのね?
相談者:
はい
三石由起子:
まずう・・自分を、好きにならないといけないと思うんですよ。
相談者:
・・はい
三石由起子:
うん。でね、自分を好きになるには、いろいろな方法があるんだけど。
相談者:
はい
三石由起子:
あなたがねえ、ちょっと・・誤解してる、ところから、ちょっと、言うよね?
相談者:
はい
三石由起子:
インターネットで、
相談者:
はい
三石由起子:
「 いじめられた人の人生は、悪い」というのを見た。
相談者:
はい
三石由起子:
ね?、それで、あなたは、不安になったのよね?
相談者:
はい・・
三石由起子:
そこがね、まず間違っててね。
相談者:
はい
三石由起子:
いじめられた人間の人生は、まずいっていうのはねえ、
相談者:
はい
三石由起子:
あなたに・・向けられた、情報じゃ、ないんだよ。
相談者:
あ・・
三石由起子:
「いじめられたあ、人の人生は、悪くなるから」、
相談者:
はい
三石由起子:
「お前らいじめるなよ」っていう、(含み笑い)いじめる側に対するメッセージなんだよ。
相談者:
あああ。
三石由起子:
ね?、あなたは、いじめられた側なんだからあ(含み笑い)、
相談者:
はい
三石由起子:
そういうねえ、情報って、いらないのよ。
相談者:
・・はい
三石由起子:
だから、あなたね、情報の、取り方が、間違ってるよね?
相談者:
・・なるほど。
三石由起子:
うん。それとね、嫌なものをねえ、「嫌」っていうのが、すごく、大事なんだけどお。
相談者:
はい
三石由起子:
あなたはね、なんかね、そういうことすると、嫌われるみたいに思ってるでしょう?
相談者:
ありますね。
三石由起子:
ねえ?
でもねえ、そういうことをしていると、結局はね、自分を好きになれないと思うんですよ?
相談者:
はい
三石由起子:
うん。一つね、大事なのはねえ、「自分は、コミュニケーション能力が足りないから、人のことをあんまりわからないし、 分かってもらえない」みたいなこと言ったじゃない?
相談者:
はい
三石由起子:
人のことっていうのは、基本的には、わからないから。
相談者:
はい
三石由起子:
これはね、コミュニケーション能力が、どんなに高くても、わからないんですよ。
相談者:
・・わ・・
三石由起子:
だから、人のことは、普通、理解できないっていう前提があ、あなたに、無いの。ね?
相談者:
ううん・・
三石由起子:
うん。それと、もう一つはね?、自分のことは・・誰にも、理解してもらえないっていうのが常識なんですよ。
相談者:
ん、あああ・・
三石由起子:
でもあなたは、誰か、自分のことを理解してくれる人が、いるんじゃないかとかね?
相談者:
はい
三石由起子:
自分のことをわかってほしいっていうふうに・・思い込んじゃってるわけよ。
相談者:
あああ・・(小声)
三石由起子:
でも、自分のことをわかってほしい、嫌わないでほしいっていうふうに思うとね?
相談者:
はい
三石由起子:
人間てね、弱くなるんですよ。
相談者:
うんん・・
三石由起子:
うん、だからね?、人のことはわからないし、自分のことなんかわかってもらえるはずもないっていうのが、前提にして生きてないと、
相談者:
うん
三石由起子:
コミュニケーションっていうのは、できないんですよ。
相談者:
あああ。
三石由起子:
ここが大事なのね?
それでえ、嫌われたくないみたいなことを言うと、
相談者:
◆#
三石由起子:
嫌なことを嫌って言えなくなるのね?
相談者:
ああ、そっか・・
三石由起子:
でもね、私ね?、「一番好きなことは何?」って聞いたじゃない?
相談者:
はい
三石由起子:
本当に、一番好きなことを、見つけて、楽しく暮らせたら、人生って最高なんだけどさ。
相談者:
はい
三石由起子:
好きなことを見つけるた、め、に、は、
相談者:
はい
三石由起子:
簡、単、に、あの、できることがあって。
まず、嫌なことをやらないことなんだよ。
相談者:
あああ。
三石由起子:
「これは嫌だ」、「これは嫌だ」、「これは嫌だ」っていうことをね?
相談者:
はい
三石由起子:
どんどんどんどん、排除していくとね?
相談者:
はい
三石由起子:
残ったものが、一番好きなものになるんだけど。
相談者:
うん
三石由起子:
あなたは、まず、その、基礎の基礎・・ね?、嫌なものを嫌って・・言えない。これが弱いところでさ。
相談者:
んん・・ああ、ああ。
三石由起子:
それを、繰り返していくと、どうなるかっていうとね?
相談者:
はい
三石由起子:
あなたが今陥っているように、結局、自分のことを、好きになれなくなっちゃうわけ。
相談者:
ああ・・
三石由起子:
あのね?、記憶を、塗り替えるには、あなたはもう、十分な時間を、過ごしてきてるわけ。
相談者:
はい
三石由起子:
だって、いじめられたのは、中学や高校の、時なんだから。
相談者:
はい
三石由起子:
あなたに今できることはねえ、やっぱり、記憶の塗り替えとね?
相談者:
はい
三石由起子:
発想の転換だと思うのよ。
相談者:
はい
三石由起子:
魅力的な人っていうのは,
相談者:
はい
三石由起子:
発想がね、ポジティブなんですよ。
相談者:
あああ、はい。
三石由起子:
楽観的なの。間、違い、なく、楽観的なのね?
相談者:
はい
三石由起子:
私、今ねえ、奇人百人一首っていうのを読んでてね。
相談者:
はい
三石由起子:
つい最近読んだのでねえ。山賊にあってね?
相談者:
はい
三石由起子:
身ぐるみい、剥がれた・・っていう、事件の、
相談者:
あああ。
三石由起子:
うん、そういう時にねえ、彼はね、まずね、「お金あってよかった」と思ったって。
相談者:
はい
三石由起子:
うん、「俺は、その時に、取られても、不自由しなかった」と。
相談者:
ああ、はい。
三石由起子:
ご飯を食べられなかったわけでもないし(含み笑い)、
相談者:
はい
三石由起子:
その、日に、泊まるところがなかったわけでもない・・って。
相談者:
はい
三石由起子:
そういう考え方をしたりね?
相談者:
うんうん
三石由起子:
もう一つはねえ、どうしても、忘れられない記憶っていうか、すうごく、悲しいこととか、すごく辛いことって・・起こることがあるじゃない?
相談者:
はい
三石由起子:
私はねえ、あの、そういう、経験、一回あるんだけどお。
相談者:
はい
三石由起子:
その時にねえ、私は何を考えたかっていうとねえ、
相談者:
はい
三石由起子:
「これ以上、辛いことは、もう、起こらない」って・・自分で決めたんですよ。
相談者:
・・
三石由起子:
自己暗示だよね。
相談者:
はい
三石由起子:
そしたらねえ、 それより後にい、起こったことはあ、
相談者:
はい
三石由起子:
「あのお、時が、一番辛・・かったはずだ」っていうふうにねえ、
相談者:
うん・・
三石由起子:
自分で納得させることができたんですよ。
相談者:
・・あ、自分も、その・・
三石由起子:
うん、だからね?
相談者:
お、お、思い出すときに、
三石由起子:
あなたもね?
相談者:
はい
三石由起子:
中学や高校で、酷いことが、あったかもしれないけど、
相談者:
はい
三石由起子:
それより酷いことは、今、からは、起こらないっていうことを、決めちゃいなさいよ。
相談者:
あ・・
三石由起子:
うん
相談者:
わかりました。
三石由起子:
自分にも、言い聞かせてね?
相談者:
はい
三石由起子:
「何があろうと、あれより辛くない、はずだ」と。
相談者:
はい
三石由起子:
その時だけ、思い出していいよ。
相談者:
・・
三石由起子:
そうでもないのに、それ、思い出す、意味ないじゃん。
相談者:
・・そうですね。
三石由起子:
うん。
だから、思い出した時にはねえ、例えばね?、自慢話にできるわけよ。大富豪・・ゲームをやった時にね?
相談者:
はい
三石由起子:
いじめられたと思わないで、
相談者:
はい
三石由起子:
「みんなは、卑怯な奴だった」と。
相談者:
あああ・・
三石由起子:
「俺だけは、ちゃんと、負けた時には払ったんだ」って言ったらさ、
相談者:
うん
三石由起子:
これって、自慢話じゃん。
相談者:
す、そう、なりますよね。
三石由起子:
うん。だからあ、「自分が、いじめられた。いいじめられ子だった」っていう記憶をね?
相談者:
はい
三石由起子:
もう、塗り替えちゃいなさいよ。
相談者:
はい
三石由起子:
「自分だけは、潔かった」って。
相談者:
・・
三石由起子:
いうふうに。
相談者:
ちょっと、やってみます。
三石由起子:
うん。
でね、それをね、一個ずつ一個ずつう、やっていくと、
相談者:
はい
三石由起子:
自分のこと、好きになれるから。
相談者:
んん
三石由起子:
ね?、ちょっと、自慢話を、人にするようなつもりで日記書いてごらんよ。
相談者:
あ・・
三石由起子:
うん。
思い出しながら、で、いいから。その、思い出すときにね?
「俺が、どんなに、偉かったか」っていうことを、で、書いてご覧なさいよ。
相談者:
・・
三石由起子:
そういう、発想に、なるから。
そうするとお、楽しいこと、いっぱい見つけられるようになると思うよ?
相談者:
・・はい
三石由起子:
やってみ。
相談者:
やってみます。
三石由起子:
はい。
頑張れ!
相談者:
ありがとうございまあす。
(再びパーソナリティ)
わたし…高校生のときにレイプされました。
誰にも言えず、いま初めてカミングアウトしました。
もう20年経ちますが、トラウマは突然やってきます。
三石先生の言う発想の転換、私には無理です。
相談者は、つらくても生き抜いてほしいです。
わたしも、このページを糧に、なんとか生き抜きます。
なるミッツさん、初めてカミングアウト、心静かで豊かな人生になるといいですね、
障害者手帳があるということなので、更新を怠らず、障害者枠での就職に力を入れていただければ。無理ならば、就労継続支援から始めて欲しい。
ケースワーカーとかもいらっしゃると思いますので、ケースワーカーともよく話し合って、今後の生活のことを対処していただければと思います。
何の慰めにもならないかもしれないが
こんなに辛い目に遭った自分だけど
いじめる側には回らなかったという事は
相談者さんの強さだと思う。
屈辱的な思い出に絶望感を感じて無気力になってしまうけれど
自分の素晴らしさに気づこうという三石先生のアドバイスには同意。
まず相談者は当時の担任にいじめの悩みを相談しなかったんですかね?最後まで聴いててその事が気になりました
いやでも、「苛められた方が悪い人生を送る」って本当のことだからね。SNSでも「虐めた方が仕事も家庭も順調。対して虐められた方は人見知りになって孤独な人生を送る」ってそれ一番言われているから。
30代半ば、独身、職歴はほぼ無し。これで今更何しようっての?改めて見てもなかなか酷いね。被害を受けてすぐに声を上げなかった時点で終わったから。まさか「自分の子孫を残したい」って思ってないよね?
何かどこかで踏ん切りをつけて物の見方や感じ方を変えてみるというのは理想論かもしれませんが、ひとつの方法だと思います
今回お電話で相談されたことは大きな一歩なのではないでしょうか
焦らすゆっくりと前を向いて歩いて下さい
そして、相談者さんと同じ状況で悩んでる方達の光となってください