つい川へ‥教員の一番大切な適格性を持ちながら嫌になったワケ

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
いい話、伺いましたね。
まあ、やっぱり、教員だとね、保護者との接触、が、あって、確かに保護者が、問題の保護者が多いんです。

相談者:
はい

加藤諦三:
ある、高、校、の、PTAに講演に行って、

相談者:
はい

加藤諦三:
講演に始まる前に、ね、

相談者:
はい

加藤諦三:
先生方と話している時に、僕は、

相談者:
うん

加藤諦三:
「最高の、教育者っていうのは、母親ですよ」って・・先生方に、話したんです。

相談者:
はい

加藤諦三:
そしたら、そのお・・先生方が、口を揃えて言ったことは、「 先生、その言葉を、講演で言ってください」っていう・・叫んだんですよ。

相談者:
ん・・はい、ンフ(苦笑)・・

加藤諦三:
どういうことかっていうと、お(苦笑)、

相談者:
はい(苦笑)、わかります。

加藤諦三:
要するに、「私の子供を叱ってください」とか、

相談者:
◆#

加藤諦三:
保護者自身が、親としての義務を放棄しちゃってる人たちが多いから、叱るのは先生に叱ってもらうと。自分は叱らないと。
だけど・・望むように、教育してほしいと。

相談者:
んん・・

加藤諦三:
で、それはどういうことかっていうと、「私は、嫌われたくない」っていうことなんですよ。

相談者:
ああん・・そうですね・・すごく、電話が・・放課後に鳴り響いて。大体は、そういう内容の・・ことが多いです。

加藤諦三:
だけど・・

相談者:
友達と、喧嘩した、とか、ハ(苦笑)、はい。

加藤諦三:
(吸って)だけど、

相談者:
はい

加藤諦三:
今度の、自殺未遂の事件は、

相談者:
はい

加藤諦三:
大変良かったです、あなたにとっては。

相談者:
はい・・

加藤諦三:
というのは、

相談者:
はい

加藤諦三:
あなたは、自分に気がついたから。

相談者:
はい

加藤諦三:
ですからあ、

相談者:
はい

加藤諦三:
今回の事件は、子供を教育していく上、で、

相談者:
はい

加藤諦三:
決して、マイナスなことでは、ないですよ?

相談者:
うん、うん・・はい。

加藤諦三:
それで・・人間の成長にはね?

相談者:
はい

加藤諦三:
肉体的な成長とか、肉体的な健康っていうのは、ありますけれども、

相談者:
はい

加藤諦三:
もう一つ、感、情、的、健康っていうのがあるんです。

相談者:
はい

加藤諦三:
で、この、感情的健康っていうのは、気が付きましたから。

相談者:
はい。うん・・

加藤諦三:
そのことを大切にして、

相談者:
はい

加藤諦三:
これから、さっき、あなたの相談として、自分の人生をこれから自分はどう修正していったらいいかっていうのは、方向性は見えるんじゃないですか?

相談者:
はい。そうだと思います。

加藤諦三:
よろしいですか?

相談者:
はい(笑)、ありがとうございました。

加藤諦三:
はい、どうも、失礼します。

相談者:
ありがとうございましたあ。

加藤諦三:
教育とは、共に、希望を、語ること。

 

「つい川へ‥教員の一番大切な適格性を持ちながら嫌になったワケ」への19件のフィードバック

  1. 自身の本質に気付けたのは良かった。聡明な方でしょうし、子どもへの愛情もある方なので、素晴らしい教師になれると思います。モンペはどこにでも一定数いますから、まともに対話できませんから 一人で抱え込まず相談できる善き先輩がいるといいですね。助かった命、大切にしてほしい。

    1. 教員免許は大学に通えば比較的簡単に取れるのでなんとなく教師を選び挫折する方も多いのでしょうね。辛いなら無理せず違う道を選択するのもいいと思います。

      1. 教員免許が簡単に取れる?それっていつの話?
        教育大学で専門に勉強するか、そうじゃなければ自分の専攻の講義が終わった夕方から夜までみっちり教職の授業とテスト受けないといけないし、教育実習以外にも何度も実習があって、その間バイトはできないし各種ワクチンも自己負担だしで経済的な負担も大きいですよ。

        それだけ努力した上に何年も臨時雇いで働いてようやく正規の教員になれても、子供に向き合うという本業以外の困難が多すぎるから、今回の相談者みたいに心を病んだり志半ばで離職する人が多いのに…

        1. 教員免許は特別な資格試験があるわけでもないですし教育大学でなくても教員課程のある大学ならどこでも必要科目履修すれば基本的には取れるので他の国家資格と比べても難易度自体は高いほうではありませんよ。
          まあ地方免許の教員免許と国家資格を比べることがナンセンスかもしれませんが。
          難しいのは資格取得時ではなく採用時ですが今はなり手不足でどの自治体も採用基準下がってたり(それはそれで問題)問題起きても対処しやすいように非正規も増えてますよね。
          もちろん大変かどうかは個人の能力の差などもあるので一概には言えませんし大変だと感じる人がいてもおかしくないと思います。
          仕事は頭脳労働かと思いきや現実は肉体労働以外の何物でもないのでたしかに激務で大変ですがそれは他の仕事もそうなので私は何とか頑張ってます。

        2. 逆に教免取るのにそんな難しい世界線あるなら教えてほしい。バイトなんて普通にしてたしワクチン自己負担は誰でもそうじゃない?コロナワクチンは普通にタダだったし。教免関係なく通ってたのが難しい大学ってだけじゃないのそれ。定員割れ大学溢れる今の日本でわざわざ難しい大学じゃなくても全然大丈夫だけどね。半自動交付よあれ。

        3. 学部関係なく、教職課程の単位さえ取れば誰でも教員免許は取れるだろ。ふた昔以上前は採用試験倍率が10倍20倍ザラで、受けても箸にも棒にもかからなかったけど。今さら受けようとも思わないが。やりがい搾取されるから。

  2. 昔は日本中に話題の「熱血教師」がいたと思いますが、サラリーマン的思考で打たれ弱い教師が増えたんですかね?それほど人材が集まらないと…

  3. ラジオ放送を聴いた範囲での私見。
    未遂するくらい深刻な精神状態のようなので、急いで精神科受診するべき。

    1. 休職してますから、診断書提出しているでしょうから通院していると思いますよ。

      1. 私も、相談さんの声、覇気がないな、と感じた。通院を続けているかどうか、本人じゃないと分からない。診断書をもらうために、一時的に医療機関を受診したとしても、通院を続けているとは限らないと思う。

  4. 学校業界も働き方改革が進んでいるとはいえ、やっぱり大変ですよねえ。今の親は昔に比べてある意味キツいですが、御自愛しながらでしょうか。

  5. 中川先生、最高ですね。
    相談って、解決だけが答えじゃなくて、理解して聞いてくれる人がいるって、とても大切なんだなって思いました。
    相談者さんの声が明るくなってよかった。
    テレフォン人生相談に相談してよかった、そんな風に思える回でした。

  6. 本当に教員は大変だと思います。
    私が子供だった30数年前よりもいわゆるモンペも増えていますし…
    本当に大変(2度目)なり手が減るのも納得です。
    相談者さん、無理そうだったら子供に関わるほかのお仕事もありますし
    無理なさらないで欲しいです。
    相談者さんみたいな方を失うと社会にとっても大きな損失です。
    何より相談者さん自身が幸せになって欲しいです。

  7. 中川先生、親身に答えてくださってますが、その「やり過ごす」ってのが、なかなかできないんですよね〜…。
    私は50代前半で退職しました。保護者より年上になり子育て経験もあるせいか、モンペに悩まされることはなかったのですが、私の場合は職場の人間関係で。
    この方は若いし優しいから保護者からも言われ放題だったのかな?周りの人に相談と言ってもその時の職場環境にもよりますよね。でも管理職には相談してみてもよいかも。
    子どもはかわいいから教室に行けば悩みは忘れますが、独特な閉塞感があるんですよね、学校って。自殺まで考えるぐらいなら退職して違う仕事に就いた方がいいですよ、まだ若いんだし。

    1. 50代より若いのは間違いないが女性が30からやり直すというのもそれはそれで大変。

  8. ひとえに教職と言っても伝説のダンベルおばさんみたいな鬼メンタル(それはそれで何かの精神疾患?)もいれば相談者のようなガラスメンタルもいるのですね。どっちにしてもふつうの精神状態ではやっていけない仕事なのでしょうね。

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