夫の次は息子。出所が迫るパチンカスから逃げられない母の容量オーバー

(回答者に交代)

森田豊:
もしもし、森田です。

相談者:
よろしくお願いします。

森田豊:
よろしくお願いします。

相談者:
はい

森田豊:
なんで刑務所に、入ったんですかねえ。

相談者:
パ、チ、ン、コ、する・・お金を、確保するために・・窃盗して、 そのお金を換金してパチンコに・・行ってたみたいです。

森田豊:
窃盗したこ、と、でえ、

相談者:
はい

森田豊:
捕まってしまった、ということですよね?

相談者:
そうです。

森田豊:
だから・・ギャンブル依存、症、が、

相談者:
はい

森田豊:
原因で、捕まってしまったということでも、いい、わけですねえ。

相談者:
そうです、そうです。

森田豊:
それ、1回だけなんですかね。
過去にも何度か、そういうふうに・・警察沙汰になったこともあるんですか?

相談者:
今回で3回目です。

森田豊:
3回とも・・捕まってえ、

相談者:
はい

森田豊:
有罪になってえ、

相談者:
はい

森田豊:
刑務所に入ったと・・うん・・

相談者:
・・1回目は、もう、拘置所で・・止まったんですけど。2回目はもう、実刑、3回目も、実刑・・ で、今、実刑、中です。

森田豊:
それは、お母様辛かったですよねえ・・

相談者:
あっ・・(ため息)(吸って)
なんとか、2回目まではですね、私も、色々、ケアしてあげようと思ってえ・・手紙を、書いたりとか、面会行ったりとか・・ 色々、してたんですけれども・・もう、ちょっと・・疲れてしまって(含み笑い)・・正直・・

森田豊:
う、ん・・ここまでねえ、

相談者:
はい

森田豊:
警察沙汰になるとお・・

相談者:
はい

森田豊:
疲れてねえ、気力、も、なくなるのかな?、とは思いますけれど。過去を振り返っても、どう、することはできないんですけどお。

相談者:
はい

森田豊:
今、後の、ね?

相談者:
はい

森田豊:
あなたの・・接し方を、考えていく上で。

相談者:
はい

森田豊:
ちょっと前に・・ 振り返ってみたいんですけれど。

相談者:
はい

森田豊:
警、察、沙汰に、なる、前、にね?

相談者:
はい

森田豊:
どんな時に・・「これはギャンブル依存症なのかな」って気づきましたかね。

相談者:
あ・・正社員として働いてたんですけれども・・お金を全部、パチンコにつぎ込んでしまってて。

森田豊:
・・

相談者:
水道代、ガス代、家賃・・もちろん払えなくなりまするのでえ、もう全部止まってしまうと、 かあ。
あとは、手持ちのお金がなくなると、冷蔵庫を・・売、って・・お金を作ったり。洗濯機も売って、電子レンジも売って・・何から何まで、手元にあるものは、売ってでも・・パチンコ、に、行くお金を作りたいっていうところが、あり・・ました。

森田豊:
その時点でえ、

相談者:
はい

森田豊:
何らかの、アドバイスとかを、したりはしなかったあですか?

相談者:
はい・・しました。
「病院に行きましょう」って・・で、病院代っていうのを、渡したんですけど。

森田豊:
うん・・

相談者:
それを、パチンコに使ってました。

森田豊:
なるほど。じゃあ・・大体、いくらぐらいのお金が動いたんですかねえ。

相談者:
はあー・・

森田豊:
例えば、数百万とか、数千万とか・・

相談者:
いや、そこまではないです。借金してないので。

森田豊:
そうするとお、

相談者:
はい・・

森田豊:
生活に関わるお金を全、部、

相談者:
はい

森田豊:
ギャンブルにつぎ込んだと・・

相談者:
はい

森田豊:
で・・

相談者:
うん

森田豊:
ええ、それ以上借金はしない代わりに、人のお金を、窃盗したと。
それが、数えるだけでも、3回以上あったという風に考えていいんですね?

相談者:
はい、3回以上あります、はい。

森田豊:
ううん・・

相談者:
お店からの、窃盗です。

森田豊:
・・

相談者:
はい

森田豊:
お母様から、

相談者:
はい

森田豊:
お金を、盗んだりとか、そういうことはなかったんですか?

相談者:
あっ・・私の、お金を、と・・ったことはあります。

森田豊:
どのぐらいなんですか?

相談者:
(吸って)ええーっ総額で・・100万ぐらいはとってますね。

森田豊:
・・息子さんは、

相談者:
はい

森田豊:
ギャンブル依存症だっていう、自覚は、あ、る、ん、ですかねえ?

相談者:
今回、捕まっているっていう時点でえ・・ギャンブル依存症だっていう、認識が、自分で、出たようです。

森田豊:
かなり進行したギャンブル依存症なのかと思いますよねえ。

相談者:
別れた主人があ・・ギャンブル、依存症だったんですよ。

森田豊:
うん・・

相談者:
その血を引いたのかなあーって・・ちょっと、よぎる時があってえ。

森田豊:
うん・・

相談者:
はい

森田豊:
今日のご質問なんですけど、

相談者:
はい

森田豊:
あなたが、

相談者:
はい

森田豊:
息子さんの、これからの、人生、関わりたくないっていう気持ちもあれば、

相談者:
はい

森田豊:
親は親ですからねえ。

相談者:
はい・・

森田豊:
やっぱ、あなたとしては・・ なんとかね?

相談者:
はい

森田豊:
世の中に適応してほしいと思うだろうしい。

相談者:
スーーー・・(吸って)うん、

森田豊:
ただ・・

相談者:
だけれども、もう、わたくしの中が、もう、容量、オーバーで、

森田豊:
うん・・

相談者:
こんだ・・あった時は・・私がどうなるかわからない、ような(涙声)・・

森田豊:
うん・・

相談者:
あの・・

森田豊:
よくわかりました。

相談者:
はい

森田豊:
教えてもらいたいんですけど。

相談者:
はい

森田豊:
今、「容量オーバー」という言葉が出てきましたけれど、

相談者:
はい

森田豊:
あなた自身、体がおかしいな、心がおかしいなと思ってることありますか?

相談者:
あっ・・現在、あのう・・患ってます。双極性障害っていうのを・・

森田豊:
双極性障害?

相談者:
はい

森田豊:
うん・・まず大事なのは、あなたの健康を守ることじゃないですかね。

相談者:
はい

森田豊:
出所されてえ、

相談者:
はい

森田豊:
話をしてみないと、

相談者:
はい

森田豊:
どうなるか、わからないのかもしれませんけど。

相談者:
はい

森田豊:
これ以上、

相談者:
はい

森田豊:
距離が近づくと、

相談者:
あ・・

森田豊:
自分の体と心が、ボロボロになっちゃうんじゃないかっていう、不安があるんだと思うんですよ?

相談者:
・・あります。

森田豊:
でも、それは、自分を守る上で、

相談者:
はい

森田豊:
大切な、反応で。

相談者:
はい

森田豊:
こうして電話をしてくれることは、とてもありがたいことだと思うんですよね?

相談者:
んああ・・ありがとうございます。

森田豊:
だからこそ、

相談者:
はい

森田豊:
これからも、

相談者:
・・うん

森田豊:
ある程度距離をとっていって、

相談者:
あはい・・

森田豊:
まず守るべきは、あなたの命であり、あなたの健康であり、

相談者:
はい

森田豊:
あなたの生活の質なんですよね?

相談者:
はい・・あ、わかりま◆#

森田豊:
そこをまず、押さえてもらえますか?

相談者:
はい、わかりました。

森田豊:
ただ、その上でね?

相談者:
はい

森田豊:
やっぱり、お母さんですから。

相談者:
・・はい

森田豊:
なーんか、責任を果たしたいって気持ちがありますよね。

相談者:
ハアー(大きく吸って)もう、平凡でいいから、普通に、生きてほしいっていう、願いだけですね。

森田豊:
ギャンブル依存症を支える家族が

相談者:
ハアー(大きく吸って)

森田豊:
できることって、

相談者:
はい・・

森田豊:
限られてるんですよ。

相談者:
はい

森田豊:
基、本、的、には・・

相談者:
はい・・

森田豊:
専門家。

相談者:
あーあ・・(下がる)

森田豊:
いわゆる、更、生、施設ですとかあ、

相談者:
はい

森田豊:
自助グループといって、同じような、

相談者:
はい・・

森田豊:
ギャンブル依存症で悩む方々が、

相談者:
はい

森田豊:
一緒に・・精神療法、認知行動療法を受けると、

相談者:
は、い・・

森田豊:
いうことが、最、も、大事なんですね。

相談者:
はい

森田豊:
だから、

相談者:
はい

森田豊:
そういう・・専門の施設を探したりとかあ、

相談者:
はい

森田豊:
そういった情報を、集めて、

相談者:
はい

森田豊:
そして、それを、渡してあげると。

相談者:
・・はい

森田豊:
そのこと、は・・おそらく、あなたしかできないのかなあと思うんですね・・

相談者:
はあ・・

森田豊:
で、 あなたが、

相談者:
はい

森田豊:
前を向いていなければいけないと思いますね。

相談者:
はい・・

森田豊:
ええ。だけど・・息子さんが、自分の思い通りに、

相談者:
はい・・

森田豊:
まっすぐ進め、進め、と思うと、自分が苦しみますから。

相談者:
あー、そうですね、また・・

森田豊:
あなたが前を向いて、息子さんに、

相談者:
はい

森田豊:
前を向いてくれたらいいな、と、

相談者:
うーん、はい

森田豊:
念ずるだけでいいんじゃないかなと思いますけど。

相談者:
わかりました。

森田豊:
ど、こ、か、で、息子さんが、

相談者:
はい

森田豊:
気づく、かも、しれませんけれど。

相談者:
はい

森田豊:
あなたは常に前を向いて、健康でないといけないですね。

相談者:
そうですね。

森田豊:
ええ・・

相談者:
もう、過度な、期待をせずに・・

森田豊:
そうですね。

相談者:
うん・・

森田豊:
いいお言葉ですね。

相談者:
はい・・

森田豊:
だけど、諦めてもダメですよね。

相談者:
・・見守って・・いきます。

森田豊:
そう・・大変かと思いますけどお、

相談者:
はい

森田豊:
少しでも参考になればと思います。

相談者:
はい、ありがとうございました。
あ・・

森田豊:
加藤先生にお戻しします。

相談者:
はい

(再びパーソナリティ)

「夫の次は息子。出所が迫るパチンカスから逃げられない母の容量オーバー」への12件のフィードバック

  1. ギャンブル依存の父親の血を受け継ぐ前科持ちで服役中のダメ息子 もう縁を切るか出所してくる前に引っ越した方が良いと思います。

  2. 息子さん、パチンコ以外にもやっているような気がしますが、とにもかくにも精神科に通院、ダルクに通所、これで何とかしのぐことでしょうか。
    ご相談者さんとしては、パチンコ、競馬・競輪・競艇・オートレースなどの公営ギャンブルへの出入り禁止届けを息子に内緒で出すしかないかも。

  3. 回答はアドバイスのようでアドバイスでは無かったな。
    相談者はこれからも悩み続けて精神障害がひどくなりますね、きっと。

  4. どら息子が出所してきたら、逆上して相談者に危害を加えるかもしれない。そうならないよう、今のうちにヤツの知らない土地に引っ越して縁を切れ!

  5. 予想通りの当たり障りのない回答でがっかり。これが公共放送での相談の限界。「親の責任とか、もういいから逃げなさい❗」とは言えないんでしょうね。

  6. 森田先生、参考になればって参考になりますか?
    森田先生もどうしたらいいのか分からないんだろうなぁって感じでしたね。そのどうしたらいいか分からない相談者にあなたにしか出来ない
    、親は親だとか健康にとか、過度な期待はするなとか、聞いててどうなんだろうと思いました。多分今日森田先生が話したことは、この相談者が普段から自分に言い聞かせてることじゃないかな。親だから最後まで、いやいやもう無理だ、毎日そんな事の繰り返しだったのでは・・。過度な期待はするな、でも諦めるな。そんなありきたりな回答もっと相談者は悩むことになったのでは、と心配しちゃいました。
    実は私の身内もギャンブルで多額の借金を背負ったので他人事ではないのです。もう昔の話しですがあの時の記憶がフラッシュバックしちゃいそうでしたね。

  7. こんな回答期待していたんじゃないでしょうに、言いくるめられちゃって。

  8. お母さんも精神疾患抱えているんですよね。こういう場合でも やっぱり母親に保護責任があるのかな。責任をはたす能力なさそうなのに?かと言って、兄弟たちも引き受けなさそうだし。公的に何か制度ってないのでしょうか。今日は弁護士案件だったかも。

  9. 息子さんを更生させようという無駄な努力はやめましょう。無理です。
    出所後はできれば別居。駄目なら、一応近所の交番に「息子からDVを受けるかもしれない」と知らせておく。家にお金や金目のものは極力置かない。
    そのうち、また何かやらかして刑務所に逆戻りする可能性大なので、それまでなんとかやり過ごす。
    次に刑務所に入ったら、今度こそ逃げる。逃げるべきです。後は野となれ山となれ。まだ若いんですから その気になればできますよ。
    親としての責任云々…を考え始めたら、世間の顰蹙をかうかもしれない案ですが、相談者さんはそんなこと言ってられない精神状態なんですもんね。
    正しいか否かはべつにして、自分を守りたいならそういう手もあるかな、という話です。

    1. もちろん、仰る通りで、関わらないことが一番ですが、各種ギャンブルへの出禁届けだけでもしっかり出してあげないと、また何かやらかしそう。
      実は業界団体の1つ、一般社団法人日本遊戯関連事業協会さんでも子供車内放置禁止などの不正防止だけでなく、のめり込み防止もやっています。
      競馬や競輪、オートレース、競艇といった公営ギャンブル業界でも同じようなことをやっているため、まとめて出禁届けを出すのがいいでしょう。
      あと、ここはお金をかけてでも弁護士に依頼して、諸々の手続きをしっかり行い、その後の精神科通院・ダルク通所に持ち込んでもらいたいです。

  10. 出所後、甘い対応でお茶を濁すと、今後も窃盗を繰り返し続け、
    そのうちに残忍で凄惨な犯行に、手を染める可能性のある、
    30歳息子。
    相談者は、息子の出所を待たずに、極秘裏に引っ越した方が良い。

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