課題を分離せよ。着拒しても導けなかったニコ中とアル中の母が癌で娘のジレンマ
(再びパーソナリティ)
今井通子:
おわかりいただけました?
相談者:
はい
今井通子:
あなた自身は、散々お母様の悪口をおっしゃる割に、本当は、すごい、お母さん愛してるから。
和田秀樹:
そう、そうですね。
相談者:
・・
今井通子:
どうしても、治してあげたいのよね。
和田秀樹:
うん
相談者:
・・(嗚咽)ッハア・・はい(泣く)・・
今井通子:
で、も・・それは、お母さんが、自分でそう思わないと、できないことなの。
和田秀樹:
うん
相談者:
(鼻を吸って)
今井通子:
で・・お母さん自身は、自分がやりたいことをやるんだってプライド持って、病気が悪くなっちゃっても、自分自身には自分自身の、意志があるからあ。・・
相談者:
(泣く)・・
今井通子:
受け入れてもらえないんですよ。
相談者:
は、い・・
今井通子:
だから、あなたの気持ちい、は、わかるんだけど。
相談者:
はい
今井通子:
お母さんにはお母さんの人生があるんだし。
和田秀樹:
うん
相談者:
は、い
相談者:
お母さん、それでいいと思っているんだから、
和田秀樹:
うん
今井通子:
あとは、受け止めてあげる、のが、1番いいんじゃないかなって私は思うけど。
相談者:
はい・・わかりました。
今井通子:
それじゃあ、そういうことで、よろしかったですか?
相談者:
はい、ありがとうございました。
今井通子:
はい、じゃ、失礼しまあす。
和田秀樹:
失礼します。
相談者:
はい
骨折した跡は確かに低気圧とかで痛みが出るものではあるが・・・
乳がん・・・何か不安を感じます。転移していてそこが痛むのではないのかな??
日頃呑んでいたとはいえ、やはり痛みを紛らわす、という意味合いが強いと感じます。
医療従事者という相談者、終末期医療とか高齢者には関わっていないのだろうな?
学んだ知識的なものしか無いのだろうことは想像されます。
どちらにせよ、回答者と同じようにご自分が気の済むようにしなさい。
としか言えませんね。
愚痴を聞きたくないならシャットダウンなんてしないで、距離をおいて関わるしかありません。
結局は自分が冷たい人間。と思われるのが嫌なだけじゃないの?なんてことも感じてしまいます。
残念ですが、お母さんの生き方は変えられず、それがお母さんの人生って事ですよね。生き方は死に方に通じます。仕方ないです。
それを見て相談者さんはどう生きて行くか。その帰路に立ったところでしょうか。
普通に生きてると親は大切に、面倒見なくちゃと思っているものだけど、残念だけどその気持ちが届かない親、値しない親もたくさんいる。それが自分の親だったと受け入れるのは結構きつい。
現実はいつもきつい。
がんばれ。
お互い、思い通りにならないんだよね。
「○○しないで」と言っても、次の日同じことするし。
親から言われたことは、うるさいと思うし・・・。
どこの家庭でも、同じ思いの人はたくさんいます。
それより、痛みを取り除けば、少しは穏やかにならないかなぁ。
愚痴は「はい、はい」と聞き流すのが一番です。
今日の今井先生、相談者が泣いて話していても「で、今日のご相談は?」はちと冷たすぎるのでは
お父さんや弟ともよく話し合って、お母さんが悔いのないような終活を迎えさせてあげて欲しいです。
和田先生も今井先生も優しくて、聴いていて相談者さんと一緒に泣きそうでした。
こんなに相談者さんがお母さんを愛しているのに、アルコールとは恐ろしいものだと再認識しました。
相談者さんは、お母さんとの距離を考えながらお父さんにも気をかけてほしいと思いました。お父さんが疲れてしまったら、負担は相談者にかかってくるのが心配だからです。
ご自身を一番大切にして、残った力でお母さんを助けるくらいの気持ちで無理をしないように。
お母さんの生き方はお母さんの責任で、相談者さんに問題がある訳ではありません。
先生方のおっしゃる通り。
わたしも母の発病当時は、なんとか治してあげたいと色々面倒みたもんです。衣食住、通院介助、わがままも黙って聞きました。なだめたり、すかしたり、説明したり、母の不満を解決しようと色々提案したり、工夫したり。
でも、もうやめました。見放したわけではありません。できることに限界があると気づいたからです。私にできることは、母に安全で衛生的な生活を保証してあげる事。精神面は付き合いきれない。愚痴は聴きます。聴いてる振りをします。否定も肯定もせず、ただ「そうか。そうか。」と相槌を打つだけ。馬耳東風状態。
自分はやれるだけのことはしている。あとは母次第。可哀想とは思うけれどどうにもできない。治らないままで終わっても、それが母の運命だと思ったら楽になりました。
冷たいようですが、私には私の生活があるんです。一緒に落ち込む義理はない。
私だって母は嫌いじゃありませんよ。「好き」と言い切れないところが相談者さんとの違いかな。😅
大五郎を週に2~3本一人で空ける。
なかなか出来ることではない。
身近な人間が自ら愚行権を行使して落ちていく様を見せられるのは、周りからしたらたまったもんじゃない
それが親なわけで、相談者のつらさはいかばかりかと思う
ただ、今井先生も和田先生も、また他の方もコメントされてるとおり、親であっても他人であって、他人の気持ちはその人だけのもの
馬を水辺まで連れては行けても水を飲ませることはできない、まして依存の絡んだアルコール外来や禁煙外来は、本人がその気にならないとどうにもならない
63歳母にしても、先に希望があれば改善の意欲もわくもんだけど、改善よりは目の前の酒やタバコを選んだわけで、そうせざるを得ない理由がきっとあったんだろう(おそらく夫との関係だろうけど)
そして、母が酒やタバコに依存しているのと同じくらい、この相談者も母親に依存してる
「酒やタバコを止めないと着拒を解除しない!」なんて脅しだし、母を自分の命令で変えようとしてたこと、信じていた母に裏切られた悔し涙、全てに共通して、母と自分との境目がない
家族の中で、父と弟が好き勝手やって迷惑をかける側で、逆に迷惑をかけられる側だった母と相談者が共生関係になってるんじゃないかな
最後に今井先生がその辺りをズバリ指摘されてたけど、親思いの優しい娘というより、親離れできてないコドモって印象の方が強い
これを機に、相談者は父や弟はもちろん、母親からも精神的に離れた方がいい
何より、これだけウェットな思い入れが強いのは、医療職としてプラスにばかりは働かない
親以外に大事な存在を見つけられればいいと思うが…