
文系は理系の落ちこぼれにあらず。柔軟性に欠ける文転ルールもなんのその
テレフォン人生相談 2025年5月23日 金曜日
パーソナリティ: 田中ウルヴェ京
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰、作家・翻訳家)
相談者: 女47 夫48 長男17 次男16 長女12 5人暮らし
田中ウルヴェ京:
もしもし、テレフォン人生相談です。
相談者:
もしもしい、
田中ウルヴェ京:
はい、よろしくお願いします。
相談者:
よろしくお願いしますう。
田中ウルヴェ京:
まず、あなたの年齢を教えてください。
相談者:
はい、47歳ですう。
田中ウルヴェ京:
47歳。ご結婚されてますか?
相談者:
はい、しておりますう。
田中ウルヴェ京:
ご主人の、年齢をお願いします。
相談者:
48歳ですう。
田中ウルヴェ京:
お子さんいらっしゃいますか?
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
はい、ええ、お子さんの性別と年齢を教えてください。
相談者:
17歳、男お。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
16歳、男お。12歳、女ですう。
田中ウルヴェ京:
はい、では、5人で暮らしていらっしゃいますか?
相談者:
はい、そうですう。
田中ウルヴェ京:
はい、わかりましたあ。今日はどんなご相談でしょうかあ。
相談者:
長男が、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
1ヶ月前からあ、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
朝になると・・「お腹が痛い」とかあ、「頭痛がする」とか言ってえ、学校に、行けていないんですけれどもお。
田中ウルヴェ京:
はい。
何か、理由は、あなたは知っているんですか?
相談者:
最初にい、「行きたくない」って言い出したあ、日がですね、学校の、テストの日だったのでえ。「勉強がストレスだ」っていう風に、言われてえ、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
「疲れているんだったら、もう、今日は・・休んだら?}って言って言って、その日は、休ませたんですけれどもお。
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
2ヶ月ぐらい前に、急にい、「学校で、お腹が痛くなるからあ・・
病院に連れて行ってくれないか」というふうに、言われましてえ。
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
行きましたらあ、先生からあ、「ストレス・・による、ものじゃないか」というふうに、言われましてえ。
田中ウルヴェ京:
・・は
相談者:
で、その頃にい、一度ですね、今理系の、クラスにいるんですけどお。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
「文系に、変わろうかと思ってる」というふうに、相談されたことがあってえ。
もともとお、そんなに数学う、が、得意っていうわけではなかったんですけどお、ちょっとしんどくなって、きているのかな?っていうふうにも、思ってえ。「もうちょっと様子を見てえ、決めたらいいよ」とは言ったんですけどお・・そのテストの日、にい・・限界が来たというかあ。「もう行きたくない」ていうふうに・・言い始めてえ。
田中ウルヴェ京:
・・◆
相談者:
後で、聞いてみたら、ちょっと、なんか・・数学うう、が、うまくいかなかった、みたいなことは言ってたのでえ・・それで、ちょっと、心折れてしまったのかなあ?と思ってたんですけどお。
田中ウルヴェ京:
・・ん
相談者:
もう「文系に変わりたい」っていう風にゆ(言)ったのでえ、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
「じゃあ、もう、それを先生に、話そう」って言ってえ、一緒に行って、先生に、言ったんですけどお。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
「文転、するのは、全然構わないけど・・今の、理系の科目を勉強しながら、文系の・・他の、科目もしないといけないのでえ、負担になるけど、それでも、いいんだったらあ・・そうしたら、どう?」っていう風に、アドバイスをいただいたんですね?
田中ウルヴェ京:
はい・・
相談者:
それで、彼は・・(吸って)文系のクラスに変われると、勘違いしていたみたいでえ、「変われないんだ・・」っていう風に、すごく落ち込ん・・で。
結局うう、もうそのまま学校には・・行けなくなってしまって、現在に、至るんですう。
田中ウルヴェ京:
学校に行けなくなってから、1、ヶ月、ということですね?
相談者:
そうですね、はい。
田中ウルヴェ京:
ん、ん。そうする、と・・今日のご相談はどんなことでしょう?
相談者:
それでですねえ、親として、小さい頃から、もしかしたら、プレッシャーを与えてしまっていたんじゃないかな?っていう風に、思ったんですけどお。
その理由があ、先日、塾の先生にい、「しばらく、お休みさせていただきます」って連絡しましたらあ、塾の先生の方にはあ、息子があ、「『医学部、に、行きたい』って、言ってましたよ?}っていう風に、言われてえ。
田中ウルヴェ京:
あ・・
相談者:
私は、全然、そんな話、全く聞いてなかったのでえ
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
彼はもう、勝手になんか・・高い、目標を掲げてしまってえ、心折れてしまったあ・・のかなあ?と思って。
それに、なんかこう・・気づかずに「もう、文転・・したいんだったら、じゃあ、文転で」という感じで私が話を・・進めてしまってえ、彼としては、本当にこの◆#$でいいのか?・・悩んでいるのかなあ、とかあ。高い、目標を掲げてしまったのは、なんか、私が・・小さい時から、何かプレッシャーを、与えてしまったんじゃないか?とかあ・・そういったものがグルグル・・頭に回っているのでえ。
田中ウルヴェ京:
・・
相談者:
今後、まあ・・彼を、どういうふうに支えていったらいいのか・・っていうのを、お聞き・・したい、のと。
田中ウルヴェ京:
うん・・
相談者:
あと・・彼が、このまま、学校に行けなかった場合ですね?心情内科に連れて行くとか、そういったことをした、方がいいのか・・お伺いしたいです。
田中ウルヴェ京:
はい。大きく、2つですね?。どう・・
相談者:
ええ
田中ウルヴェ京:
支えたらよいのか?ということを知りたいのと、
相談者:
ええ
田中ウルヴェ京:
それの、具体的な策としてえ、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
今後・・
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
どんな専門家なのか、
相談者:
ええ
田中ウルヴェ京:
どうしたらいいのか?というような、ことですね?
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
わかりました。今日の回答者は、三石メソード主宰、作家で翻訳家の、三石由起子先生です。三石先生、お願いします。
(回答者に交代)
数学が苦手な医学部志願者。
国公立大学(高偏差値)に関しては、数学が苦手なのは致命的だが、
私立大学医学部の学費(数千万円)を出せる家庭環境なら、他の科目を頑張れば、十分にカバーして合格できる。
相談者長男
朝ドラ、あんぱん、のたかしが浮かんできました
父親代わりの伯父、ひろしのような親になれたら・・・
何のために生まれて何のために生きるのか
答えは、
「相談者が不安なら、精神科(心療内科)を受診した方が良い」に決まってる。
わざわざ、ラジオ電話相談する必要あったのかなぁ?
47才相談者。17才長男の進路の悩みと不登校にどう向き合えばよいかと。
英語が得意で読書か好き等、文系が向いていそうな息子さんに寄り添って、見守るためには医療系の夫、親戚に立ち向かう覚悟が必要ですよ。
嫁の立場が・・・・ではなく、母親としての立場で寄り添うことが大事ですよ。
「文系は落ちこぼれ」の空気を察して
せめて医学部へ行きたいといえば親が納得するかなと息子は思っていたのかもしれない。
自分の適性がないことで努力させられるのは拷問。つらかったと思う。
父親が医療関係者で本人も医学部進学を希望してた…
それ、早くお言いなさいな
この相談者もダメだなぁ、と思った次第。泣いても息子は数学好きにならんて。
相談者はもとより、メソードも文系への解像度が低い、という印象。経済系は文系にカテゴライズされがちだが、本当は文系理系両方の知識を要する。理系はもちろん、文系でも数学は必要という場合もある。
相談者を始めとして、周囲は医学部ありきの前提で動いているので、息子くんは誰も信用していないのでは。(適正があるかどうか別として)医学部志望者が早々にメンタルヘルスにかかるのは恥だと思っているかもしれないけど、メンタルヘルスが必要な段階にある。あと、なんか旦那の影が薄いのも気になった。
医学部志望から文転だったら、英語や美術よりまずは法学部とか経済学とかNBA目指すとかにならないか?
旦那さんが医師というか、医療関係の仕事をしていて、それで息子さんが医学部希望と言っている可能性が無きにしも非ずということもあるのか?
もし開業医であれば、長男だけではなく、次男にも期待をかけてしまうのが世の常かもしれませんが、旦那さんの実際の仕事は何なのでしょうか?
番組でご相談者さんや家族の職業を余り聞かないので、何とも言えませんが、旦那さんのプレッシャーが裏にあったのではないかとも言えそうか?
いずれにしても、長男の意向が一番大事ですが、長男は模擬試験の点数の不振などから、現実を見て言っているのか?何とも言えないのですが…。
思い出したので、昔話をひとつ。
以前、某英会話スクールで講師をしていた時、 お父さんの一族郎党みな医師だという生徒さんがいました。
本人は県下で一番優秀な私立男子高校の1年生でしたが、すでに学校の成績が思わしくないと、お母さんに連れてこられました。
当校は塾ではなく、受験のノウハウもないのでと再三再四お断りしたのですが、宿題を見てくれるだけでいいと お母様が食い下がるのです。仕方がなく、宿題を手伝うだけで成績については責任持てませんという条件で契約しました。
わたしが担当しましたが、本人の学力が決して劣っている訳ではないのですが その学校のレベルにはついていけないのは明らかでした。真面目に勉強する子だったんですが… それだけに気の毒でした。
当然、成績は上がらず、お母様がクレームを言いに来ました。マネージャーが 辞めてもらうつもりで「はじめから成績に関しては責任持てないという条件だった。不満なら返金するので退校してもよい」と言うと なんとお母さんは泣き出したそうです。塾でもついていけず 「ここが最後の砦」的な事を言われたそうです。
マネージャーは後に「お爺さんもお父さんも伯父さん達も医師で、いとこたちも医学生なんだって。うちの子だけ医者じゃなきゃ何言われるかわからない、と言ってたよ。大変だね。」と教えてくれました。
あれから数十年経ちますが、ちょくちょく思い出します。あの子、どうしているかな?
近所にとても大きな個人経営の病院があるのですが、設備も整っていて、ディサービスも併設しており大繁盛しています。
ところが、経営者でもある院長のお父さんが これまた地元の大きな不動産屋を営んでおり、彼曰く「俺には息子が3人いるが、三男(院長)が1番出来が悪い。だから医者にしかなれんかった。」と言っているそうです。長男、次男は不動産業だそうです。
なんだか笑いばなしみたいですが、人の価値観なんてそんなもん。三石先生が「視野が狭い」とおっしゃっていたのは こういうことですかね。
大学現役合格はスッパリあきらめて、当座の目標を「高校卒業」に定めたらどうでしょう? わたしも理数系は全くお手上げでしたが なんとか卒業しました。良い点を取ろうとせずに卒業に必要十分な成績で良しとして、必要なら追試も補習も恥と思わず受けましょう。(わたしは そう開き直ったら楽になりました)その分 文系に必要な科目を勉強するのです。卒業したら一浪して 本当に進みたい学部を目指して予備校通いすれば?
問題はスポンサーですね。お父さんがどういうか。いざとなったら、お母さんが頑張って息子さん側に立つしかありませんね。