
42年前の理不尽な屈辱に苛まれる。今の価値観を味方に遅くはない怒りの伝え方
テレフォン人生相談 2025年7月14日 月曜日
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者: 女83ひとり暮らし 子育て経験あり
今日の一言: 視点の多い人は、トラブルが少ないと言います。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
ああ、もしもし?
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
はい
加藤諦三:
(吸って)最初に、年齢を教えてください。
相談者:
83歳です。
加藤諦三:
83歳。
相談者:
はい
加藤諦三:
今、結婚していますか?、それとも、お一人で暮らしてんですか?
相談者:
あ、一人です。
加藤諦三:
一人ですか?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、わかりました。
相談者:
はい
加藤諦三:
それで、どんな・・相談でしょう?
相談者:
えーとねえ、私自身のことなんですけど。
加藤諦三:
はい
相談者:
(吸って)40・・2、3年前の話なんですけど。
加藤諦三:
はい
相談者:
その、当、時、私い、が・・地域の婦人会の役員・・が当たったんです。
加藤諦三:
・・はい
相談者:
その時に、私の不注意・・というか、私があんまりその・・土地のことを、あんま、知らなかって。
加藤諦三:
ええ
相談者:
あの、おんなじ地域には・・同姓の家がたくさんあるんです。
ほで、電話をかけ間違えたんです。あのう、婦人会のその・・回さないかんことに、ついてね?
加藤諦三:
はい
相談者:
その、電話をかけた先が、間違ってたことで、
加藤諦三:
ええ
相談者:
ある人が・・ものすご、私に・・怒ったわけです。
加藤諦三:
(吸って)あい
相談者:
その、怒り方があ、
加藤諦三:
あい
相談者:
その、家へ行って・・その人は本部役員なんですけどね?
加藤諦三:
ええ
相談者:
そやから、本部役員さんやから、もちろん、その、周知事項は知ってるんです。本部役員が決めて、下の私たちに、通達してくることやから。
加藤諦三:
はい
相談者:
本部役員さんは、知ってるん・・ですけど。
「言うてくるのが遅かった」と言って、ものすご・・怒られたんです。
加藤諦三:
うん
相談者:
結局、私が、あの、電話をかけ間違ったんです。そこ、家へ、かけないかんのに、おんなじ姓やから、他の家へかけたわけです。
加藤諦三:
ええ
相談者:
そしたら・・
加藤諦三:
要するに、単、純、に、電話の、かけ違いをしたってことですね?
相談者:
う、そうです、そうです。
加藤諦三:
はい
相談者:
家を、間違えて、かけたんです。
加藤諦三:
はい
相談者:
そしたら・・「ちょっと、来なはい」言うて、呼ばれて、
加藤諦三:
うん
相談者:
ほで、行って・・「あ、すいません」いうて、気がついたから、断りしてきたら・・「そのぐらいの断りで、済むと思うとんな?」いうて、その、玄関へ、土下座さされたんです。
加藤諦三:
・・はあー・・
相談者:
・・土下座して、私が、膝まずいて、玄関の土間の上、膝まずいて、
加藤諦三:
はい
相談者:
「ごめんなさい、すいませんでした」言よるときに、頭の上から・・もうー、ものすごい罵声を浴び、せられたんです。
加藤諦三:
あい
相談者:
結局う、自分の嫁さんと、その、お母さんと、2人が・・玄関でおったんですけどね?
加藤諦三:
ええ
相談者:
そのう、「うちの嫁は、あななんで、しょたれごうの?・・子と、まちごうた」というて・・罵声を浴び、せられて、
加藤諦三:
うん
相談者:
それがずーっと、残っとんです。
加藤諦三:
・・ああ、ああ。
相談者:
今に。
そでもう、この頃ね、最近寝られんようになったんです。
加藤諦三:
・・はいはい
相談者:
ほんで、「薬を飲んだら、ええんや」って、人は言うけど。
そう簡単に、あの人のために、薬飲んで・・自分の体、悪くしたく、ないと・・思う、気があるわけなんです。
加藤諦三:
(吸って)要するに、今あなたに、土下座させた人について、もう・・頭から、離れらないわけですね?
相談者:
そうなんです。
途中、私が、子育て、しとった時は、そんなに、
加藤諦三:
(吸って)け、け・・
相談者:
思い出してなかったんですけど。最近もう、お互いに年がよって・・向こうのお母さんは、もう、亡くなったんですけどね?
加藤諦三:
ええ
相談者:
その、お嫁さんやった人は、私と、まあ、10歳ぐらい違うかなあ。
老人会とか、いろんな・・活動なんかに、
加藤諦三:
いや、あのう・・
相談者:
出てくるわけ。
加藤諦三:
詳しいことは、回答者の先生に、
相談者:
はい
加藤諦三:
伺いますけど。
今日の相談というのは、単純に、電話をかけ違えたということなのに、あなたに土下座をさせた、その人に対する怒りが・・
相談者:
はい
加藤諦三:
40年以上経っても、まだ、収まらないということですね?
相談者:
そうなんです。
それで、私は、どのように切り替えたら・・それが忘れられるかなあ・・
加藤諦三:
あああ。
相談者:
と、思うんです。
加藤諦三:
はいはいはい。
で、
相談者:
ええ
加藤諦三:
どうしたら、忘、れ、ら、れ、る、の、ですか?、ということね?
相談者:
そうです、そうです。
加藤諦三:
はいわかりました。
今日は回答者の先生として、
相談者:
はい
加藤諦三:
心についてのエッセイストとしておなじみの、マドモアゼル愛先生がいらしてるので、伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)
先ずもって土下座したの自分だし、当時自身の人権を守るべきだったと反省しないといけない。町内会で奴隷のように使われないように人との距離をうまくとらないといけないよ、、、
あっ、これ聞いて思ったけど町内会やめようかな班長邪魔くさいし、、なんか腹立ってきた。
そういえば我が町内にも有名なキツイおばちゃんがいて泣かされた人多数らしいですが、私が20代の時何か言われたけど方言がきつくて何言ってるのかわからなくて何回も聞き返し(笑)結局やっぱりわからないという事があった。ご近所の奥さん方からは気にしたらあかんよ、とかフォローが入ったが何言われたか理解できなかった私には遺恨は残らずラッキーだったのを思い出した。(例のおばちゃんは伝わらなくてあ~もう!って言ってた)
相談者さん、もう年齢を利用してボケちゃった振りでもいいからそのお嫁さんに一回くらいぶちまけてもいいと思う!うちのおばあちゃんも50年前くらいの恨みを90近くになっても毎日言ってて気の毒だった。
私が言うたら近所に広がるというけど、私も!私もやられたという人が現れみんなで昇華できるかもしれない。ていうかそのお嫁さんは同居してたんだから毎日土下座以上の嫌な思いをしてたと思う。
カトウさん87歳
マドワセルさん75歳
相談者83歳
私たちは何を聞かされているのか #teljin
83才一人暮らしの相談者。42年前に電話のかけ間違いで婦人会の本部役員に土下座されられたことが今でもトラウマになっていて、夜も眠れないがその役員は亡くなっていると。
愛先生はその時傍にいた嫁さんに辛かったことをはっきり言ってスッキリしたほうがよいとのアドバイス。
40年以上前のことを今更嫁さんに言っても、嫁さんは覚えている?言ったら、更に相談者のストレスが倍増するのではと心配。
過去に固執せず、前向きになれるアドバイスがほしかった。
83歳で人生の中間で起きたショックな出来事を思い出してしまう、って人間の記憶ってなんて残酷なんだろう
ご本人が亡くなったので、お嫁さんに言ってやれ!
と愛さんは言うが、それだけは絶対ダメ
こんな土下座させる婆さん、一緒に暮らすお嫁さんは嫁姑問題で苦しんだことと想像できます
横で笑っていたのは、姑に盾突けなかったからかも?
40年以上前のことを言われたら、「何?このクソババア」と怒りの連鎖が起きるだけ
怒りはご本人に向けましょうね
お墓の場所を探して
墓石を前向きにぶち倒して、墓石に土下座させてやりましょう
気が済むまで蹴り倒してやれ
義母は80歳超えるあたりから記憶がどんどん若くなっていきました
最期の方は学校へ行かなきゃ、なんて言っていましたよ
相談者も認知症が進んでいるのだと思います
古〜い記憶ばかり湧いてくるのかなぁ?
器物損壊罪です
お墓で発散というのはどうかなーと思います
当人以外もたくさん眠ってますし…(^^;;
残りの人生、何とか前を向いて生きていって欲しいが、地方住まいでそうは問屋が卸さないのか?地方は都会と比べると、人間関係が濃厚だから。
お歳召した方は、昔のことをしゃべりだすんですよね。
まあ、嫁さんに「昔あなたのおばあさんに、土下座された
ことがあってさー。そばにいたからわかるよねー」的な
井戸端的な感じで話したらいいと思う。
ま、たいがい「そんなことあったっけ?」の顔されると思うけど。
この年代の人は、頭ごなしに喋るから、こちらが不愉快に
なるときあるんだよね。
40年後に本人ではなくて、嫁に怒りを言って気が晴れるのか?
それこそ相談者のやる事はハラスメント行為じゃないかと思うし、執念深い変人認定されて益々孤立しないかな?
ミスを注意するのは当然。それをハラスメントと名付けて、ミスをしたほうが擁護され、注意をしたほうが制裁される風潮。おかしい
愛先生の、今からでもそのお嫁さんに怒りを伝えてみては、というアドバイスには同意しかねます。
放送はかなりカットしてあるらしいから、長く話を聞いて、この人にはそれがいい、と思ってのものかもしれないけれど。
今でもそのお嫁さんの顔を見ることがあるから、なおさらその出来事が頭から離れなかったりするんじゃないのかな。
私だったら、老人会などにはもう行かないで、とにかくあらゆるその出来事につながる事柄から距離を置くでしょうね。
どうして自分が誰かのせいで行動を制限しなきゃいけないんだ、じゃなくて、ほかの方向で自由に生きます。
私も未だに、小学生の頃自分をいじめた奴が憎いから、相談者の気持ちは分かる。
だけどもう83歳で、いつお迎えが来るか分からないのだから、いま生きているこの瞬間に集中して、幸せを追及した方が良いと思う。
どうしても腹が立つなら、婆の墓に行って怒りを吐き出して、もうそれでケリをつけたら良いのでは?
意識が過去にばかり向かうのは
今や未来を見れない、意識がいってないて事ですよね
恨みを発散するにはカラオケが良いんじゃないかなと思いました
音と、画面に出てきた文字(歌詞)に意識を集中して身体を目一杯使って声を出す
その人のことを思い出しながら恨み晴らします系の歌を全力で吐き出すように歌うのがスッキリできて良いんじゃないかな