
ステージ4の母より心配は亡き後の10年口利かない父親との生活
(回答者に交代)
森田豊:
もしもし、森田です。
相談者:
よろしくお願いいたしまあす。
森田豊:
お母さんがステージ4の進行した癌を患っていて。
相談者:
はい
森田豊:
も、し、も、近い将来、命を落としてしまった場合、
相談者:
はい
森田豊:
お父さんとの2人の暮らしがつらい。
場合によっては、怖いという相談ですよね?
相談者:
はい
森田豊:
先ほど、「暴力的」というお話がありましたけどお。
相談者:
はい
森田豊:
ま、暴力的というのは、言葉の暴力もあればあ、
相談者:
はい
森田豊:
実際に、もう、肉体的な暴力もあるんでしょうけど。
相談者:
あい
森田豊:
具体的には、どんなことを・・されたりしたんでしょうか、今まで。
相談者:
中学生の時は、不適切だと思うんですけど。「バカ」とかあ、言われたり。
ちょっと、頭を・・叩かれたりとか。蹴られるっていう暴力とかを、◆#ったこと・・が、あります。
大人になってえ、からも、ありました。
森田豊:
(吸って)暴力的な、その行動というのは、あなた、だけに、対して、行ってんですか?
相談者:
はい
森田豊:
例えば、お母さんとか、お姉さんとか、そういう、う、方々には、されてない?
相談者:
されてないです。
森田豊:
(吸って)その、お父さんのね?、あなたに対する、
相談者:
はい
森田豊:
様々な、暴力的行動・・に関してね?
相談者:
はい
森田豊:
それは、お母さんとか、お姉さんとかは、知らなかったんですかねえ?
相談者:
知ってました。
森田豊:
でも知っても、なかなか・・その、お父さんの、勢いを止めることができなかったんでしょうかねえ?
相談者:
はい、そうです。
森田豊:
でえ・・まあ、「しょうがないな」と、いうことと。
あなたも、あんまり文句を言わなかった・・「辛い辛い」って、あんまり言わなくて、我慢しちゃったっていうのもあるのかな?
相談者:
そうです、我慢してて。
森田豊:
うん・・
だから、今、お母さんが、進行した癌に・・なってしまって。今、どうしたらいいか、困っちゃってるっていうのが、状況ですよねえ?
相談者:
はい、そうです。それを・・ちょっと相談、しました。
森田豊:
あのう、お母様があ、その、病気を患・・ってからあ、も、う、1年ぐらい経つわけですよね?
相談者:
はい
森田豊:
その間、ですねえ、お母様は、あな・・たのことを、今後、どうやって、
相談者:
はい
森田豊:
その、お父さんと、おりあいを見つけて暮らしていくのかっていうことを、考えているかなと思うんですけど、
相談者:
はい
森田豊:
話しをされました?
相談者:
まだ、してないです。
森田豊:
仮にですねえ、何年この後・・お母さんがね?、生活できるか。あるいは、命を脅かす状況が、いつ来るか・・わからないにしても、
相談者:
はい
森田豊:
この、やはり、ステージ4の・・病気、を、宣言された、診断された。
これは、お母さんとお、そのう・・話す、とても、大事なきっかけだと思うんですね?
相談者:
はい
森田豊:
だから、お母さんを気遣う気持ちもわかるんですよ。
お母さんは、病気のことでアップアップしてるんだろう、と、思うんですけど。
相談者:
はい
森田豊:
ただ、病気を診断されてから、も、う・・1年ぐらい経ってるわけですからあ。
相談者:
はい
森田豊:
お母さんも、ある程度、自分の病気だけじゃなくてえ、
相談者:
はい
森田豊:
自分が、もしもの時のことを、考えているはずなんですよね?
相談者:
・・はい、そうです。
森田豊:
なのでえ、あなたが、お母さんと、今後、「ちょっとお父さんのことなんだけど、お母さん、もしものことがあったとき、私・・2人で暮らすの、大変なんだけど」って・・話せないですか?
相談者:
はい、今日・・話してみます。
森田豊:
うん・・それが一つの、きっかけで、場合によっては、お姉さんのサポートっていうことも・・出てくるかな?と思うんですけど。
お姉さんは、あなたに対して、とても良好な、姉妹の関係なんですか?
相談者:
一応、口は聞いてるんですけど。良好か?っていうと、良好ではあんまり・・なくて。
森田豊:
うん・・お母さんとお姉さんはどうなんですか?
相談者:
仲あ、が、良くてえ、良好です。
森田豊:
うん・・今の話を聞いてるとね?
相談者:
はい
森田豊:
やはりい、もしもの状況になった時に、あなたとお父さんが、2人で暮らすと、いうのは、私い・・も、今の話だけから聞いていても、
相談者:
はい
森田豊:
賛成できないですよね?
相談者:
はい
森田豊:
お父さんが・・何か・・うーん、もしもの時に、気持ちが変わったりとか・・言動とか、行動が、変わるとは、ちょっと思えないんですよね?
相談者:
はい
森田豊:
だからこそお、今からあ、その・・いつか来るかもしれない、もしもの時を考えて、行動した方がいいのでえ、
相談者:
はい
森田豊:
よく落ち着いてえ、お母さんに、そのことを、訴える。
その上でえ、
相談者:
はい
森田豊:
もし、できることならばあ、ま、経済的な問題もあるのかもしれませんけれど・・
相談者:
・・
森田豊:
経済的に、お母さんがそれをサポートして・・くれるっていうのは難しいんですかねえ?
相談者:
あのう、難しくてえ。
森田豊:
お父さん、があ、全ての、その、経済状況を握っちゃってるんですかねえ?
相談者:
・・難しいので、
森田豊:
うん・・
相談者:
ちょっと・・大変で・・
森田豊:
とはいえ、お母さんはお父さんと、コミュニケーションを取れる立場にいるわけですよねえ。
相談者:
はい
森田豊:
で、お母さん・・よりも、お父さんの方が、経済的に、いろんな、力も、握っているわけですよね?
相談者:
はい、あのう・・父親、は、結構、お金に、うるさい・・人で。
家も、「自分の」・・「家だから」ってえ、言ってえ、権利、が、あるので・・
森田豊:
ただ、あなたから、お父さんにお願いして、
相談者:
はい
森田豊:
お父さんが直接あなたに経済的サポート・・を、してもらうというのは、ちょっと難しいと思うんですよね?
相談者:
はい、難しいです。
森田豊:
だから・・お母さんが、できる範囲で、あなたに、経済的サポートをしてもらうように・・する。
それと同時に、お母さんからお父さんに、働きかけて・・どういうふうに言ったらいいのか?これ、お母さんの、判断になると思うんですけれどお。
相談者:
はい
森田豊:
まあ、あなたが一人暮らしたいということを、ダイレクトに言っていいのか?
お父さんとの関係が、うまくいってないっていうことを、お母さんがお父さんに言うのかどうか・・これはまあ、お母さんの判断にもよりますけどお。
相談者:
はい
森田豊:
できることなら、それで・・お父さんが、持っているような、その・・資産というか、経済、的な、力を、お母さんを通じて、あなたの方に動かすと・・いうことが、できるのかなあ?と思うんですよね。
相談者:
はい
森田豊:
・・可能ですか?
相談者:
一応、聞いてみます。
森田豊:
うん・・
今、お母さん、62歳で、ステージ4、と・・いう、癌を、・・診断されたと。
相談者:
はい
森田豊:
ええー・・とても・・気持ちが動転しているの、かもしれないとは、思うんですけど。
ただ・・も、う、12ヶ月というか、1年ぐらい経ってますからあ、
相談者:
はい
森田豊:
お母さんも、次のステップ考えてらっしゃると思うんですよね?
相談者:
はい
森田豊:
でえ・・だから、もしもの時にどうするか?ということを考えていると思うので、あなたがあなたの気持ちを・・率直にお母さんに伝えることが大事でえ。
相談者:
はい
森田豊:
もしかしたら、お母さんとお姉さんの・・関係も良好なら、もしもの時に、お姉さん、も、こういう・・形で介入してもらおうか?っていうような話にもなるのかなあ?と、思いますね。
相談者:
はい
森田豊:
(吸って)今の状態で、あなたが一人で苦しんでいるとねえ、もう、孤立してしまいますから。
相談者:
はい
森田豊:
とにかく、この話は・・まあ、お母さん、体調が悪いときはダメです、きょう、しょうけど・・
相談者:
はい
森田豊:
ある程度体調ががいい時に、きちっと時間をかけてえ、
相談者:
はい
森田豊:
えー、お話しされるのが、最もいいのかなあと、思います。
相談者:
んはい、聞いてみます。あの、体調がいい時に。
森田豊:
参考になれば、幸いです。柴田理恵さんにお戻しします。
相談者:
はい
(再びパーソナリティ)
相談者のキャラはさて置き
重い相談だった🦆
年齢にしては幼く感じた
24才相談者。3カ月前にアルバイトで初めての仕事に就いたと。
1年前に母親がステージ4の癌を宣告され、母親がもし亡くなったら、中学生の時から口を聞いてない父親
と二人っきりになったらどうしたらよいかと。
相談者は幼少期に場面緘黙症にを患ったが治ったと言ってたが、精神的問題をまだ抱えいるのではと思った。
柴田さんは強くなりなさいとアドバイスしてたが、その前に精神科受診が必要なのでは。
こんなラジオに相談してないでさっさと一人暮らしを始めろ。困難なら包括支援センターなどに相談。お母さんに何かあったら連絡してもらうようにすればいい。
柴田さんに同感です。
家族三人の生活がいつまで続くかはわからないけど、この時期を自分が変わるためのきっかけにしないと。
どうしたっていつかはひとりになるんです。
それをしっかり自覚すべきですよ。
1番の問題は
相談者は独り暮らしするのが良い
とわかってはいるが、正社員ではなく収入が少なく家を出られない
だと思う
森田医師はお金に困ったことがないであろう育ちで、独り暮らしのための方策は何も出てこなかった
医師ということで癌のステージ4に触れていたが病気自体は相談者の気がかりでは無い
今の世代の非正規雇用の多さに、若者達の生き辛さを感じますね
相談者にとって、森田医師の回答は求めていなくて、柴田さんの終わりの回答だけでもいいんじゃない?
なんて感じてしまいました
お一人で。
姉や関係各所にもしっかり相談、まずはここが一丁目一番地か?ご両親がどのくらい生きられるか分からないが、前期高齢者が近いですからねえ。
私も父親との関係が似たような状況だったので、柴田さんの言葉には思わず涙が出ました。幸いにも80代の両親は健在ですし、私が20代で1人暮らしを始めた頃から母がかなり言ってくれたおかげで、今は良好です。出来のいい弟も一昨年突然死したので、何かあれば、私しか頼る人がいませんし……。小学校の時から毎日「バカ」と言われてたし、よく頭も叩かれていたから、正直面倒みたくはないけどね。
客観的には、柴田さんの〆の言葉どおり
自分が何をしたいかを軸に据えられれば、辛いことでも耐えられる
反骨心を忘れずにしたたかに行けたら、それに越したことはない
だけど、今の相談者にそれができるか、甚だ心許ない
そもそも、バイトを始めたのが3か月前で、24歳になるまでバイトにも採用されなかったって余程のことよ
コミュニケーション能力に不安があるか、あるいはまだ精神が不安定で働くどころじゃなかったか
いずれにせよ、現状じゃ独り暮らしなんてまだ遠い目標
そもそもこの相談者、なんとなく家族の中で浮いてたんじゃないか、もっと言えば家族のサンドバッグだったんじゃないかって気がする
リストラに遭って荒れ狂ってた親父も、成績のいい姉には手を出さず、立場の弱い妹=相談者に当たり散らしてるし、それを姉も母親も見て見ぬふりだったんだろうな
相談者も、母親の体調の心配というより、母親がいなくなったら父親の面倒を見なきゃいけなくなるって不安の方が大きそうだし、そもそも相談者も母親を味方とは思ってなさそう
相談者は、この機能不全家族のひずみを一身に受けつつ、この家から離れて自立できるだけの経済力も精神力もない、本当に気の毒な状況
理想を言えば、どこか住み込みで働けるところを探して、この家から離れられたらいいのだろうけど、今の状況では、蟻地獄から逃げ出す方法は、柴田さんの言うやり方以上のものはたぶんない
「このままじゃイヤだ」という気持ちだけは忘れずに、歯を食いしばって前を向いてもらいたい