ステージ4の母より心配は亡き後の10年口利かない父親との生活

(再びパーソナリティ)

柴田理恵:
もしもし?

相談者:
もしもしい。

柴田理恵:
私ね、

相談者:
はい

柴田理恵:
思うんだけどさ。

相談者:
はい

柴田理恵:
あなたは、

相談者:
はい

柴田理恵:
まだ、若いじゃないですか。
ずっとお話聞いてると、

相談者:
はい

柴田理恵:
自分の将来のこととか、きちんと考えてらっしゃるし。
すごくしっかりしてると思うの。

相談者:
はい

柴田理恵:
だから、い、言いますけど。
強、気、で、勝ち取っていかなきゃ、ダメですよ!

相談者:
・・

柴田理恵:
あのねえ、お父さん頑固親父だったら、「私は、割り切って、ここの家にいるのよ。お金いっぱい稼いだら、置いてくんだから、あんたなんか」っていう気持ちで、我慢して(含み笑い)、我慢っていうかさ・・

相談者:
我慢、して、

柴田理恵:
まあ、あの、要するにね?
や、ら、れ、て、我慢するんじゃなくってえ。

相談者:
はい

柴田理恵:
「あたしは、あたしのために、この、家に、住むの」。
「一人で自立するために。そのために、金を稼いでるの」

相談者:
はい

柴田理恵:
っていう気持ちで、今、アルバイトとか、それから資格をちゃんと取って。それで、お金・・が、できて、自立できるようになったら、「お父さん、私、あんたなんか、絶対に一緒に暮らしたくないから」って、出てっちゃえばいいの。

相談者:
・・

柴田理恵:
そのために、しっかり・・生きていく!

相談者:
はい

柴田理恵:
そうやって、やっていけば、あなたは、絶対大丈夫だから。

相談者:
はい、ありがとうございます。

柴田理恵:
でも、私、その前にもう一つ言いたいのが、

相談者:
はい

柴田理恵:
(吸って)・・お母さん、もしかしたら、

相談者:
はい

柴田理恵:
まだまだ・・お元気かもよ?

相談者:
はい

柴田理恵:
元気かもしんないから、

相談者:
はい

柴田理恵:
そこまで、心配しなくていいよ。

相談者:
・・

柴田理恵:
お母さんと、お母さんの命の限り、お母さんと元気に生きて。
お母さんの命は、お母さんの問題ですから。

相談者:
はい

柴田理恵:
で、子供の幸せを願わない親は、いないから。

相談者:
はい

柴田理恵:
だから、「私は、しっかりこうやって生きていきたいんだ」っていうことを、しっかり・・お母さんと、言って。で、頑張って、やってきなさい。
た、絶対、あんた、大丈夫よ。

相談者:
あ、ありがとうございます。

柴田理恵:
うん。
頑張ってねえ!

相談者:
頑張ります。

柴田理恵:
はい。んじゃあ、失礼します。

相談者:
はい、ありがとうございます。失礼いたしまあす。

柴田理恵:
はい。
はい。

 

「ステージ4の母より心配は亡き後の10年口利かない父親との生活」への9件のフィードバック

  1. 年齢にしては幼く感じた
    24才相談者。3カ月前にアルバイトで初めての仕事に就いたと。
    1年前に母親がステージ4の癌を宣告され、母親がもし亡くなったら、中学生の時から口を聞いてない父親
    と二人っきりになったらどうしたらよいかと。
    相談者は幼少期に場面緘黙症にを患ったが治ったと言ってたが、精神的問題をまだ抱えいるのではと思った。
    柴田さんは強くなりなさいとアドバイスしてたが、その前に精神科受診が必要なのでは。

  2. こんなラジオに相談してないでさっさと一人暮らしを始めろ。困難なら包括支援センターなどに相談。お母さんに何かあったら連絡してもらうようにすればいい。

  3. 柴田さんに同感です。
    家族三人の生活がいつまで続くかはわからないけど、この時期を自分が変わるためのきっかけにしないと。
    どうしたっていつかはひとりになるんです。
    それをしっかり自覚すべきですよ。

  4. 1番の問題は
    相談者は独り暮らしするのが良い
    とわかってはいるが、正社員ではなく収入が少なく家を出られない
    だと思う

    森田医師はお金に困ったことがないであろう育ちで、独り暮らしのための方策は何も出てこなかった
    医師ということで癌のステージ4に触れていたが病気自体は相談者の気がかりでは無い

    今の世代の非正規雇用の多さに、若者達の生き辛さを感じますね

    相談者にとって、森田医師の回答は求めていなくて、柴田さんの終わりの回答だけでもいいんじゃない?
    なんて感じてしまいました

  5. 姉や関係各所にもしっかり相談、まずはここが一丁目一番地か?ご両親がどのくらい生きられるか分からないが、前期高齢者が近いですからねえ。

  6. 私も父親との関係が似たような状況だったので、柴田さんの言葉には思わず涙が出ました。幸いにも80代の両親は健在ですし、私が20代で1人暮らしを始めた頃から母がかなり言ってくれたおかげで、今は良好です。出来のいい弟も一昨年突然死したので、何かあれば、私しか頼る人がいませんし……。小学校の時から毎日「バカ」と言われてたし、よく頭も叩かれていたから、正直面倒みたくはないけどね。

  7. 客観的には、柴田さんの〆の言葉どおり
    自分が何をしたいかを軸に据えられれば、辛いことでも耐えられる
    反骨心を忘れずにしたたかに行けたら、それに越したことはない

    だけど、今の相談者にそれができるか、甚だ心許ない
    そもそも、バイトを始めたのが3か月前で、24歳になるまでバイトにも採用されなかったって余程のことよ
    コミュニケーション能力に不安があるか、あるいはまだ精神が不安定で働くどころじゃなかったか
    いずれにせよ、現状じゃ独り暮らしなんてまだ遠い目標

    そもそもこの相談者、なんとなく家族の中で浮いてたんじゃないか、もっと言えば家族のサンドバッグだったんじゃないかって気がする
    リストラに遭って荒れ狂ってた親父も、成績のいい姉には手を出さず、立場の弱い妹=相談者に当たり散らしてるし、それを姉も母親も見て見ぬふりだったんだろうな
    相談者も、母親の体調の心配というより、母親がいなくなったら父親の面倒を見なきゃいけなくなるって不安の方が大きそうだし、そもそも相談者も母親を味方とは思ってなさそう

    相談者は、この機能不全家族のひずみを一身に受けつつ、この家から離れて自立できるだけの経済力も精神力もない、本当に気の毒な状況
    理想を言えば、どこか住み込みで働けるところを探して、この家から離れられたらいいのだろうけど、今の状況では、蟻地獄から逃げ出す方法は、柴田さんの言うやり方以上のものはたぶんない
    「このままじゃイヤだ」という気持ちだけは忘れずに、歯を食いしばって前を向いてもらいたい

コメントはお気軽にどうぞ。承認後に掲載されます。
承認基準はコチラ

名前欄は必須です。何かハンドルネームを入れてください。