
24から働き始めたものの仕事は好きでも嫌いな人がいると辞めてしまうボク26歳
テレフォン人生相談 2025年7月28日 月曜日
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)
相談者: 男26独身 両親は離婚 母56と同居
今日の一言: 自分が自分自身を嫌いな時に
「私はあの人を嫌い」と言います。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
もしもおし。
加藤諦三:
テレフォン人生相談です。
相談者:
よろしくお願いします。
加藤諦三:
あい。
最初に、年齢を教えてください。
相談者:
26歳です。
加藤諦三:
26歳?
相談者:
はい
加藤諦三:
今、一人ですか?、結婚してる?
相談者:
いや、独身で、家族で暮らしてます。
加藤諦三:
お父さんお母さん何歳?
相談者:
お母さんが、52歳。
加藤諦三:
・・あい
相談者:
お父さんは、離婚して、いないです。
加藤諦三:
わかりました、それで・・
相談者:
えとお、
加藤諦三:
どんな相談ですか?
相談者:
自分のことなんですけどお。
加藤諦三:
ん、あい
相談者:
ちょっと自分、20・・4、歳、ぐらいから、
加藤諦三:
うん
相談者:
仕事を始めてきましてえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
それまでは、ちょっと精神の障害があってえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
そっちの治療をしてきてえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
そっちがうまくいったのでえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
自分も、社会に出たいっていう、思いがあってえ。
加藤諦三:
うん
相談者:
24歳からあ、
加藤諦三:
うん
相談者:
仕事を始めてきたんですけどもお。
加藤諦三:
あん
相談者:
もう、半、年、も、持たずにい、
加藤諦三:
うん
相談者:
自らあ、退職してるんですぅ?
加藤諦三:
・・(吸って)あい
相談者:
理由があ・・「あの人が嫌いだからあ」・・とか。
「あの人が怖い対応を取るから」っていう、(吸って)思いがあってえ・・今まで辞めてきてえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
今、勤めている会社もお、
加藤諦三:
うん
相談者:
同じような感じなんですぅ。
加藤諦三:
嫌いな人とか、怖い人がいるってこと?
相談者:
そう、それでえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
もう、逃げ癖がついてるからあ、
加藤諦三:
うん
相談者:
辞めたいって思っちゃうんです。人間関係で、もう辛くてえ。
加藤諦三:
はい
相談者:
ただ、仕事、の、内容はあ、
加藤諦三:
うん
相談者:
今のところ、好きなんですよ。
加藤諦三:
うん
相談者:
それでえ、どうにかあ、乗り越えたいんです、僕は。
加藤諦三:
人が嫌いっていうのは、
相談者:
うん・・
加藤諦三:
例えば、普通の人に比べると、
相談者:
うん
加藤諦三:
あの人が嫌い、あの人が怖いっていう気持ちが、非、常、に、強いということですか?
相談者:
非常に強いってことです。
加藤諦三:
うん・・
相談者:
ただ、自分・・昔からなんですけどお。
加藤諦三:
うん
相談者:
人にい、
加藤諦三:
うん
相談者:
好かれたいっていう気持ちがあるんですよ。
100人いれば100人に好かれたいみたいな・・気持ちがあるんですよ、僕。
加藤諦三:
(吸って)対、象、無差別に、人から、好かれたいっていうのは、今26歳ですけれども、
相談者:
うん・・うん
加藤諦三:
あなたの、成長の過程でちょっと違ったことがあった・・っていうのは、ないんですか?
相談者:
中学校と高校でえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
いじめに遭いました。で、不登校でした。
加藤諦三:
不登校って、どのくらい?
相談者:
・・中学校、2年生からは、
加藤諦三:
うん
相談者:
3年生まで行ってなくてえ。
加藤諦三:
うん
相談者:
高校も、入ってすぐう、
加藤諦三:
うん
相談者:
いじめられてえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
不登校になってえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
もう通えないからあって言って・・退学して、
加藤諦三:
うん
相談者:
通信制に通いました。
加藤諦三:
いじめって、どういう、いじめですか?
相談者:
例えばあ、高校の、時の例だとお、
加藤諦三:
うん
相談者:
自分は、体操着を、教室に取りに行く時、女子生徒が、着替えられてる時に、「行け」って言われてえ。
加藤諦三:
あい・・
相談者:
閉じ込められてえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
他の男子は、平気に笑っててえ。
加藤諦三:
あああ、要するに・・いじめられている時に、
相談者:
うん
加藤諦三:
誰も、守ってくれなかったということ?
相談者:
守ってくれなかったんですよお。
加藤諦三:
うんん・・
それは、あれだよね?、人に対する信頼感がなくなっちゃったんだよね?
相談者:
もう、信頼・・もう、ないですよね、そ、んなことあったら・・
加藤諦三:
・・って・・その信頼感、の、なさ、というのは、家になかった?
相談者:
・・
加藤諦三:
お母さんは、
相談者:
うん
加藤諦三:
自分が困っても、自分のことを守ってくれない、とか。
相談者:
特には・・な、い、ですねえ、家の中では。
ちゃんと話してるのでえ、こういうことあったって。
加藤諦三:
うん
相談者:
うーん・・結構、甘やかして、くれたんですよ、僕のことを。
加藤諦三:
あーあー・・
相談者:
「学校嫌いだったら、行かなくていいよお」って。
「無理しなくていいよお」って、
加藤諦三:
うん
相談者:
言われてきました。
加藤諦三:
そうすと・・お母さんは、学校でいじめられてもね?
相談者:
はい
加藤諦三:
家に帰ったら、お母さんがちゃんと、おいしいものを、
相談者:
はい
加藤諦三:
作って、待っていてくれる、という、そういう信頼感は、あったんですね?
相談者:
はい、ありました。
加藤諦三:
ということは、さっき・・「仕事を辞め続けてきた」っていう、こ、と、は、
相談者:
はい
加藤諦三:
困った時に、
相談者:
うん
加藤諦三:
誰も、自分を助けてくれないっていう風に、感じ・・た、という風に、
相談者:
あ、
加藤諦三:
理解できないの?
相談者:
ものすごく、理解・・できます、そこは。
加藤諦三:
で、あなた、今・・仕事は、続け、ら、れ、ない、ということですね?
相談者:
続けられないという気持ちがあるけどお・・もうちょっと頑張りたいのでえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
どう気持ちを切り替えればいいのかなあー?って。
加藤諦三:
あ、
相談者:
うん
加藤諦三:
仕事を続けたいので、
相談者:
はい
加藤諦三:
どういうふうに、気持ちを切り替えたらいいか?ということね?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、わかりました。
今日は、幼児教育研究の、大原敬子先生がいらしているので、伺ってみてください。
相談者:
はい
(回答者に交代)
どこの職場にも必ず嫌なヤツが仕込まれていると思ってやっていくしかないね。考えてみれば、みんな食べるためにライバル求職者を蹴落として仕事にありついたのだから。自分を追い出そうとするヤツがいても不思議ないじゃないか?
私も、嫌いなヤツが自席の隣にいる。少しでも居眠りしそうになると机を叩かれる。だから、眠気を感じるとトイレでスマホ弄って気分転換している。また、ヤツは始業前からガツガツ仕事していて、趣味のない憐れなヤツと思うようにしてる。
自分なりに工夫してやり過ごすようにしたいね。今日も無事に一日が終わりますように🙏
仰る通りですが、特に今の若者はストレス耐性難ありか?次の仕事、何とか定年まで頑張って欲しい。
すごく良い話でした。
最初、今の自信がない自分を作ったのは、いじめや、その時の母親の対応が、よくはない、となるのかと思ったら、母親がそのようにしか対応できないのは仕方ない。それを理解できたらいいとのこと。
私も、人の顔色をうかがってしまうので、人の不機嫌は、その人のせい、自分が、いいと思ったことをしていこうと思いました。
精神障害を患っている26才独身男性。仕事が好きだが、人間関係で長続きしないと。
担当医に相談しながら、今の状態で、できる仕事を選択したほうがよい。
今回は高橋先生案件。
生き抜くためには、稼いで食べていかなきゃ。
割り切って仕事するしかないですよ。
世の中すべて「いい人」ではないんだから。
それがダメなら専門医へ行って、精神障害者手帳を
受給し、精神障害年金をもらって下さい。
先生方はあまり重視してなかったけど、いじめがこの相談者の人生に重大な影響を与えたと思う。
いじめのせいで精神疾患になり、人間関係でも神経を尖らせるようになった彼が気の毒でならない。
でも引きこもりにならず、転職を繰り返しながらも働き続けてるのは立派だと思う。
これからも嫌な人は必ず現れるけど、くじけないで生きていって欲しい。
体操着の着替えを、女子も教室で行っている高校はあるのだろうか?
両親が離婚ということで、兄弟関係も聞かなかったが、たぶん一人っ子なのだろう
兄弟姉妹が居るだけで、人の扱いを学ぶものですが、皆に好かれたい、とかは幼児のままの気持ち
いじめられても“誰も守ってくれない”という言葉も幼児のまま
嫌な学校は行かない
きっと、学校の部活で先輩達にもまれる経験も皆無なのでしょう
一人っ子、両親揃っても難しいものなのに、シングルマザーでの子育ては超難しい
一人っ子&シングルマザーの弊害
職場の怖い、嫌い、が中年女性
悪いけど、私も苛めっ子の気持ちがよくわかります
笑えてしまいます
相談者は、自己中心的で自分の気持ちにしか興味が無い、他人の気持ちを考えてみようともしない人です
相談者が思う、怖い挨拶を返す人
無視しないで返してくれる人
その人は多少なりとも相談者のことを気にかけているのです
鬱陶しがられても、そういう人が居たらもっと近寄ってみてください
話しかけてみてください
他人の気持ちをよーく考えてみること
相談者は、勝手に人を、皆を、嫌いになっているのです
新しい職場へ行けても、返事があろうがなかろうが“笑顔”で挨拶をすること!
変な人と思われても挨拶を続けること!
挨拶できるようになることだけでも自信になります
まずそこからがこの人の勉強であり経験です
この人に必要なのは決して精神科の治療なんかではありません
嫌いな人がいるだけで仕事を辞めてしまうという事が分かってて
それを克服したいと思っているのだから半分くらい解決したようなもの。
そして今回大原先生と加藤先生からアドバイス貰えたから鬼に金棒。
きっとこの方は乗り越えられると思う。
20代は上司が未熟なふるまいをしても、とても指摘できる立場ではないので
ただひたすら理不尽に耐えるしかない時でもある。(私も経験者)
しかし大原先生の言うように、そのおばちゃんに認められるために生まれてきたのではないという事を思い出し、仕事に打ち込んでいけば自身が40代になる頃には良いおじさんになれると思う。
しゃべり方も幼稚で、考え方も本当に幼稚な相談者だなと思ったけど、この環境では本人に罪はないなとも思った
大原先生のご指摘通り、母親が根本的に無関心で無責任だったんだろう
幼少期に甘えの欲求が満たされず、自我がグラグラだったからいじめのターゲットにされ、それでさらに自尊心が削り取られたんだろうな
母親に手を上げたのだって、もっと俺に構ってくれよっていう叫びだったんだろうけど、母親もそこで何も気持ちを汲み取ろうとせずに、病院に連れて行くって上っ面な対応のがやるせないが
きっと病院経由で障害福祉サービスにつながって、就労支援を受けて就職できるようになったんだろうけど、心の中はナルシズムが満たされない愛情飢餓のままだから、そりゃ周りとはうまくいかないだろう
今も誰彼かまわず無差別に承認を求め、未だ得られぬ母親の愛を職場の同僚のおばちゃん達にまで求めようとしてきたんだろうな
客観的には気持ちはわかるけど、周りはいい迷惑だったろう
だけど、このままじゃマズいと自分で気づけてるのが救いだ
まずは大原先生に言われたとおり、周りの反応がなくても「自分から行動を起こす」ことを続けてほしい
見返りを求めずに自分の意志で何かをすることを続けて行けば、周りの反応なんか気にならなくなるし、いずれ親の愛をすっぱり割り切って諦めることができるかもしれない
前途多難ではあるけれども、前を向いて頑張ってほしい
私はいじめっこの気持ちなど解りたくありません。傍観者や皮肉を言って他者を貶める奴らは何のために生きているんだろう?謎だ。