
不登校のルールに導かれる家族
(回答者に交代)
マドモアゼル愛:
はい、どうも、こんにちはあ。
相談者:
こんにちは。
マドモアゼル愛:
この、14歳の、彼が、ご長男ってこと?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
兄弟は、他には?
相談者:
小、学、6年と、
マドモアゼル愛:
あ・・すう(吸って)ろ・・
相談者:
次男。・・はい。
マドモアゼル愛:
6年の次男がいらっしゃるわけね?、 はい。
相談者:
で、年、長、の、三男がいます。はい。
マドモアゼル愛:
みんな、男の子、3人ってことだよね?
相談者:
はい 、はい。
マドモアゼル愛:
はい。(吸って)最初、は・・ご長男の、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
不登校に、つい、ての、お尋ね・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
が、ありました。
これ、ルールがありましてえ。
相談者:
ルール?
マドモアゼル愛:
あの・・うん、うん。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
不登校の、ルールみたいのがあってね?
相談者:
ああ、はい。
マドモアゼル愛:
うん。
家族の、何らかの病理が、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
一番、優しい子に、現れると・・いう。
相談者:
あーーー・・
マドモアゼル愛:
も、こういう、もう、ルールがある。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
まあ、おそらく、この、長男が、一番、この病理を、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
受け止める、優しい性質だった。
相談者:
うん・・
マドモアゼル愛:
っていう風に、まあ、一般的には考えられるのよね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
それ、どうですか?、お母さんから見て。
相談者:
あたってます・
マドモアゼル愛:
そうい、う、ことになるよね?、やっぱりね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
それから、もうちょっと怖い話になるけれども。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
長男が、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
こうした病理を表現して、くれたおかげで、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
誰が助かったかわかる?
相談者:
・・誰が助かった?・・
マドモアゼル愛:
はい。
偽りの夫婦関係が、維持できているんです、そのおかげで。
相談者:
ああ・・
マドモアゼル愛:
それができるのも、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
彼の、病理が、要するに(含み笑い)不登校が・・あるおかげだっていう、まあ、
相談者:
うん・・
マドモアゼル愛:
そういうふうになっちゃうわけよ。
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
心理的な、メカニズムから言うとね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そこらへん・・なんとなくわかるう?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
だから・・そうなると、これは、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
子供の問題ではなくてね?、原因を作った、夫婦の関係と、いうことに、
相談者:
うーん・・
マドモアゼル愛:
も、ならざるを得ないわけだよね?
相談者:
・・はい
マドモアゼル愛:
あなたは、旦那さんと、修復したいのかしら?
相談者:
うーうーん・・フフフッフ(苦笑)
マドモアゼル愛:
かなりね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
お笑いになられたように、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そこがはっきりされてないのよ。
相談者:
・・うん、そうです。
マドモアゼル愛:
例えば、僕、聞いてきてね?
加藤先生が、「御夫婦関係はどうですか?」って言った時・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
「どっちかとお、いうと、うまくいってない」って言った時に、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
相、当・・ダメだなと、思ったんですよ(含み笑い)。
相談者:
うう・・ん・・
マドモアゼル愛:
もう、その、表現自体がね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
これが、「うまくいってません」って言えば、まだ、何か、赤裸々な、嘘でないものが、ぶつかり合ってるから。
相談者:
ううん・・
マドモアゼル愛:
修復しやすいわけよ。
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
「どっちかというと、うまくいってません」っていう中には、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
愛情の、欠片を、感じないのよね・・
相談者:
ああ・・んん・・
マドモアゼル愛:
そこでお尋ねしたわけよ。
相談者:
ああ・・
マドモアゼル愛:
まず、本気で、修復する、気があるのかないのかっていうこと。
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
そうすると・・もう、現実論・・抜きにして。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
お母さんとしては、本、当、は、どういう人生を送りたい?
相談者:
うーん・・やっぱりい、家族円満っていうのは、自分の中では・・理想として、あるんですけどお。
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
なんだろう・・お互い、なんか、話を・・
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
聞いてほしい時に、聞いてなかったりとか。
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
そういう、ことが、多々あって。
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
相談・・しないで決定したりとか?
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
することが、増えてきちゃって。
マドモアゼル愛:
はい・・
相談者:
っていうところもあれば、子供の不登校のこともあるから、修復していきたいっていうのは、一応、今のところ、強く感じては、います。
マドモアゼル愛:
あ、修復したい気持ちはあるわけだね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
じゃあ、何がそれを阻んでるかっていうと、今のお話の中でね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
夫は、あなたに、本当の関心を向けてないんだよね?・・と、あなたは少なくとも受け止めてるよね?
相談者:
はい、そうです。
マドモアゼル愛:
・・そうした、夫に無視されている自分に、失望しているよね?自分自身に。
相談者:
・・はい、そうですねえ・・
マドモアゼル愛:
うん。
だから、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
こうしたい、ああしたい・・夫とはこういう形で修復したいっていう、思いも、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
出てこないのよ。
相談者:
うん・・
マドモアゼル愛:
だから・・あなたも、苦しんでいたっていうことをね?
相談者:
はい・・
マドモアゼル愛:
自分自身に認めてあげた方が、楽になると思うよ?
相談者:
・・うん、そうですね。
マドモアゼル愛:
うん。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
かわいそうだったと思うよ?
相談者:
・・ううん・・
マドモアゼル愛:
・・
相談者:
やっぱり、苦しい時(涙声)・・
マドモアゼル愛:
うん。あったよね?、ずっとね?
相談者:
◆#$%□・・うん
マドモアゼル愛:
そのことがやっぱり・・夫は理解・・が足りなかったんだろうね?、きっとね?
相談者:
ッハア(ため息)そう、ですねえ・・
マドモアゼル愛:
うん・・
相談者:
なんとなあく・・なんですけど、
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
やっぱり・・父親?
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
に、なれてないような感じがして・・
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
子供に、全く、関心がない。
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
お家の家事を手伝っとけばあ、あとはもう、自分の時間でゲームをしたりとか・・
マドモアゼル愛:
それ、話したことある?
相談者:
あります。
マドモアゼル愛:
そうすると?、どういう態度になるわけ?
相談者:
「もう、僕は、ダメな人間だから」みたいな感じの、言い方をします。
マドモアゼル愛:
「ダメじゃないだろう!」ぐらい・・ッハ(苦笑)
相談者:
いやあ(苦笑)
マドモアゼル愛:
ちょっと、1回ぐらい・・ぶっちゃうぐらいの・・迫力があるといいんだけど。
相談者:
うん・・
マドモアゼル愛:
要するに、怒りが溜まってんだよ、まだ。
相談者:
アハハ(苦笑)・・
マドモアゼル愛:
ね?
相談者:
ってか、子供の前で、
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
強く、怒れなくて、私自身が。
マドモアゼル愛:
子供の前で喧嘩する必要は、ないかもしれないけれども。
相談者:
うん・・
マドモアゼル愛:
子供はあ、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
母が、自分を・・守ってくれてると思うかもしれないよ?
相談者:
・・ううん
マドモアゼル愛:
正当な怒りを出してくれたら。
相談者:
ううん・・
マドモアゼル愛:
今、突破口になるのは、その・・母の怒りだと思うのよ、僕。
相談者:
・・
マドモアゼル愛:
これだけは、純な、輝きを今、話の中で、やっと感じられたのよ。
相談者:
・・ああ、は・・
マドモアゼル愛:
これを・・ダメ夫にね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
「ふざけんな!」っていう形で、やっぱり、一回、出してみたらどうでしょうか?
相談者:
・・うん・・
マドモアゼル愛:
それじゃないと、私、未来がわからないと思う。
相談者:
・・
マドモアゼル愛:
このままじゃ、未来が作れないよと。
相談者:
うん・・
マドモアゼル愛:
そういうことじゃない、だって・・
相談者:
・・うん
マドモアゼル愛:
だから、未来に対する自信なくなって、一番優しい子が、自分から未来を閉じていったんじゃん。
相談者:
うん・・
マドモアゼル愛:
これが、
相談者:
うん・・
マドモアゼル愛:
解消されない限り、修復なんか、できっこないじゃない、やっぱり。
相談者:
うん・・ハアー(ため息)
マドモアゼル愛:
だから、怒らないまま、表面的な平穏を、装うことには、もう、限界が来たんだと。
相談者:
うん・・
マドモアゼル愛:
そういう事態だっていうことを、理解してもらうと。
相談者:
・・はい
マドモアゼル愛:
あともう一つ、価値観だよね?
相談者:
価値観?
マドモアゼル愛:
お母さんは、息子に、どういう息子になってほしかったの?、長男に。
相談者:
自分が、すごい・・小学校、中学校・・
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
家庭の、事情でえ、
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
ずっと・・学校終わったら、
マドモアゼル愛:
あん、うん
相談者:
家庭のお手伝いしていて、
マドモアゼル愛:
うん、うん
相談者:
友達と遊ぶ時間がなかったんですね?
マドモアゼル愛:
うん、うん
相談者:
やっぱりそれって、すごい羨ましくてえ。
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
子どもには、
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
やっぱり、友達関係もお、
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
大事にしながらあ、
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
仲良く、もう、ずっと外で遊んでほしいなってのは・・すごい、
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
あったですね。
マドモアゼル愛:
そら、理想として、あるだろうね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
でも長男は、実際は、人間関係でトラブルがあり。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
相性が合わない友達が、いるということで、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
悩んでるわけだよね?、結構。
相談者:
はい、そうです。
マドモアゼル愛:
ね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
その悩み方も、いじめられるとかなんかじゃなくて、「いつ手が出るかわからない」という・・こ、れ、も、感情を、抑圧して、母さんに似てるよね?、結構ね?
相談者:
ああ、(含み笑い)私にですか?
マドモアゼル愛:
うん。
相談者:
はい・・
マドモアゼル愛:
じゃあ、いつ手が出るかわかる?
相談者:
いつ、手が、出るか、わかる?
マドモアゼル愛:
うん。
相談者:
わかんないです。
マドモアゼル愛:
お母さんに、さらに、失望した日よ。
相談者:
・・ッハアー(ため息)・・
マドモアゼル愛:
だから、正直に、お母さん・・家で振る舞った方がいいと思います。
相談者:
ううん・・
マドモアゼル愛:
その、正直に振る舞うとは、何か・・夫に対する、怒りを感じた時には、もっと出した方がいいと思います、やっぱ・・
相談者:
・・ああ・・
マドモアゼル愛:
それが、必ず、突破口になると思う。
相談者:
ん・・
マドモアゼル愛:
そして、そういう話をしていった時の、あなたの声は、明るかったもん。
相談者:
うん、(含み笑い)そうなんですね・・
マドモアゼル愛:
うん。
ま・・そんなアドバイスしかできませんけれども、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
ちょっと考えていただきたいなと思います。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
加藤先生にもう一回、替わってみますう。
相談者:
はい
(再びパーソナリティ)
今週は夏休み特集として5日間、子育てのお悩み相談をお送りしました。
ぜひいずれは非社会人(中学生、高校生、学生)からのお悩み相談を夏休みはもちろん、冬休み、春休みと云った長期休暇を利用して特集して下さい。この番組はたまに非社会人からの相談も放送されていますので。以上
少子化が進んでるのに不登校が増えてる不思議。休んでいいという風潮が進んでるんだな。昔は首根っこ捕まれて無理やり学校に連れていかれたもんだが。
やれ虐待だ、モラハラだ、パワハラだとうるさく言われるようになって、甘やかすようになったんだな
喧嘩をしてしまった方が良いに、共感しました。
おいらの母親が発達障害+境界知能だったんですね。上手くいってなかったんです。おいらは一人っ子でした。おいらに気を使って、表面上は争わない仮面家族だったとなりそうです。祖母(父方)と父の会話でのみ、母への愚痴が出るのです。母からおいらには、祖母(父方)の愚痴なんです。
父方の祖父が亡くなるまで、仮面家族だったんです。仮面家族は崩壊しました。
その後は母に苦しめられるのですが、息苦しい仮面家族が崩壊して楽になった感覚は有りました。大人ならやり過ごせても、こどものおいらには重荷だったとなるかな。
アドバイスで離婚に至るのか絆が深まるのかは分かんないです。現状維持では変わらないって方向性のアドバイスに、息子の立場で共感しました。
37才相談者。不登校の14才長男、小学6年生次男、年長の三男の子育て大変だと思いますが、専業主婦ですか?専業主婦でも夫の協力なしではストレスが溜まるばかりですね。
夫は子供の教育に関心がなく、ゲーム三昧では思春期の長男の悩みにも気づくはずなし。
中1から不登校が始まったのに、今まで学校のカウンセラーか地域の子育て支援センター等に相談しなかったのか?
両先生は夫に対する抑圧された怒りが問題の根底にあるというアドバイスだったが、長男の不登校についてのアドバイスもあってもよかったのではと思った。
子どもの同級生の不登校児も家庭がうまくいっておらず中学2年生の時に離婚しちゃいました。その子は本来なら今高校生なのですが、ずっと引きこもりしているそうです。
いい機会なので腹を割って話をして解決できますように。
夫婦の問題より、まず長男に向かい合う事が大事だと思う。
こんな頼りない夫には期待しないで、自分が主体的に動くべき。
例えば転校させたり、フリースクールに通わせたりして、学校と少しでも接点を持たせる方が良いと思う。
このままじゃ引きこもり一直線だよ。
聞いててきつかった・・・
まさにマド愛先生の「不登校は家庭環境に原因がある」の典型例
がんばることを放棄した38歳児の父親と、元ヤングケアラーで自己消滅型解決(by加藤先生)が骨の髄まで染み付いてしまってる母親=相談者
この家庭環境で子どもが真っすぐに育つのは難しい
マド愛先生が今日も頼もしかった
「合わないヤツをぶん殴ってしまうかもしれないから学校に行けない」って、自分のヤバさに気づいた上で、そこで我慢できずに発散するならまだしも、迷惑を掛けられないから自分から引こうとしてるんだな、この聡明な長男坊は
ご指摘通り、それは「自分さえ我慢したら」とじっとこらえてる母親と同じ態度だよ
気持ちに蓋をして自分に刃を向けてる状態が続けば、この子も本格的に心を病んでしまいかねない
そして、相談者夫婦にも問題がありすぎるくらいある
この幼児夫は最低限の家事はしてるみたいだけど、自分のことだけで全然大人にはなれてないし、父親の自覚も乏しそう
一方で相談者も、37歳にしては声が幼いし、自分の意志がないなって印象を受けた
「自分が知らない温かな家庭を築きたい」からお互いに20代前半で結婚して、子どもを3人も設けたんだろうけど、こういう方は往々にして、自分に温かい家庭の実体験がないから、相手に一方的にやさしさを求めたり、それが満たされずに不満を持ったりってことがある
ひょっとしたら、夫婦そろってそうなのかも知れない
ともかく、お互いに不貞腐れたりため込んだりをやめて、前向きに気持ちを吐き出していかないと、家族の空気はいつまでも淀んだままだ
このままじゃ、いずれ下の弟たちにも累が及びかねない
この旦那さんに気持ちを伝えたところで伝わるのでしょうかね?
ウチには発達グレー(診断つかない)の手のかかる子供がいますが、3歳で市に相談した時から始まり、受給者証の申請、幼稚園に退園を迫られた時の対応、就学にあたり通常級か支援級か?、時には校長先生や教育委員会と直接話さなければならない事もありましたが、全て私一人でしてきました。
母親一人では格好がつかないからと、同席して貰ったこともありましたが、無関係でトンチンカンな質問をする始末。
夫ははっきり言って無関心です。
自分自身の事なら何でも自分でできる方なのでそんなに困らなかったのですが、
子供の事となると、、辛いですね。
ただ夫はそこそこ稼いでくれて、私が専業主婦だからこそ子供に手をかけられています。
そこだけは感謝です。
本当に手のかかる子なので共働きだったら詰んでいたと思います。
子育て特集、一部地域は今日の親権争いまでとなりましたが、大半地域は昨日まででした。率直に言うと、不登校が次男と三男にも伝染しそうか?
長男は来年か再来年に高校受験ですが、本人の要望を100%とはいかないまでも受け入れて、夫婦関係修復に専念まで持っていけたらでしょう。