
56歳の娘の姓を名乗ることにためらいのない相手43歳にヒモの香り
(回答者に交代)
塩谷崇之:
はい、こんにちはあ。
相談者:
こんにちは。
塩谷崇之:
はい
相談者:
お願いいたします。
塩谷崇之:
はい。
お嬢さんの、パートナー。
えっと、お嬢さんより、ちょっと年の若い・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
ちょっとっていっても、10歳以上違うのかな?
年の若いパー・・
相談者:
13歳ですね。はい。
塩谷崇之:
うん・・パートナーがあ、
相談者:
はい
塩谷崇之:
お嬢さんの方の、苗字。つまり、あなたと、同じ苗字を、名乗ることに、
相談者:
はい
塩谷崇之:
抵抗があると。
相談者:
はい、そうです。
塩谷崇之:
じゃあ、なんで抵抗があるのか?ということについて、今、まあ、柴田先生からねえ、
相談者:
はい
塩谷崇之:
ええ、いろいろ、質問がありましたけれどもお。
相談者:
はい
塩谷崇之:
何かあった時に、娘の肩に・・なんか、かかってくるんじゃないかと・・ということ、が、なんとなく心配だということ、なんですかね?
相談者:
もう一つあるんです(含み笑い)。
塩谷崇之:
あ。もう一つ。
相談者:
長男が名前を継いでおりますので、
塩谷崇之:
うん
相談者:
パートナーの方に、悪いけれども、なんか、こう・・名前を名乗った時に、出てきてほしくないっていう・・ことなんです。
わたくしの、考えとしまして。
塩谷崇之:
・・おお・・あれですか?、こう、おうち(家)の方で、何か事業とかをやってるんですか?
相談者:
それは・・やって、おります。
塩谷崇之:
なんか、じ、自営業で?
相談者:
あ、そうですね。
塩谷崇之:
あーあー・・
相談者:
はい、わたくしどもがやってたものを、今・・息子の方が、
塩谷崇之:
うん
相談者:
まあ、継いではいるんですけれども。
塩谷崇之:
うん・・
お嬢さんのパートナーが、同じ苗字を名乗ることによって、あなた方がやっていた事業の、後継者が、そっちのパートナー・・だという風に、世の中から思われてしまうんじゃないか?という・・そういう、なんていうのかな、こう、世間体・・の、問題なのかな?
相談者:
んんー・・漏れてしまうっていうか(含み笑い)、
塩谷崇之:
うん
相談者:
うーんとお・・入籍をするっていう話を聞いた時に、娘の名前を名乗りますって、言われたので、わたくしはそこ、反対ですっていうことは・・ゆ(言)っていて。
今、の、ところ、そのままの状態なんですけれども。
塩谷崇之:
ううん・・
まず、基本的なところなんですけどね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
お子さんは今、3人いらっしゃるわけですよねえ?
相談者:
はい
塩谷崇之:
でえ、あなた方の、相続人っていうのは、その、3人なんですよね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
で、これは、パートナーが、もしね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
あなたと、養子縁組をして。あなたの養子になった場合には、
相談者:
はい
塩谷崇之:
この、パートナーも相続人になるんですけれども。
相談者:
はい
塩谷崇之:
養子縁組い・・を、するわけじゃないんですよね?
相談者:
違いますね。
塩谷崇之:
うん、そうするとお、
相談者:
はい
塩谷崇之:
パートナーが、
相談者:
はい
塩谷崇之:
あなたと同じ・・性を名乗ったとしても、そのパートナーは、え、相続人でもなんでもないです。
相談者:
はい
塩谷崇之:
うん。
なので、あなた・・方の、財産とか、
相談者:
はい
塩谷崇之:
あなた方がやっていた事業が、
相談者:
はい
塩谷崇之:
そのパートナーの方に、行ってしまうっていうことは、ないんですよ、相続によって。
だ、まず、それは、基本的なところとして、ご理解いただきたいんですけれどもお。
相談者:
あの、その、相続とかそういうこと・・ではなくって、
塩谷崇之:
うん
相談者:
お金、の、問、題・・なんですけれども。
これから先に、パートナーが、
塩谷崇之:
うん
相談者:
多額のね?、何かが、あった、時、にい、
塩谷崇之:
うん
相談者:
こちらの方に、請求でしょうか?
塩谷崇之:
うん
相談者:
来るようなことは・・あ、ないのかな?っていうところで。
塩谷崇之:
無いです。
相談者:
同じ名前を、
塩谷崇之:
うん、無いです。
相談者:
名乗ってても、ない?・・
塩谷崇之:
うん、同じ名前だからあ、借金を負うっていうことは、無いですね。
相談者:
◆#$%□・・
塩谷崇之:
だって、名前同じ・・人、だから、連帯責任を負うってことは、無いですからあ。
相談者:
はい
塩谷崇之:
それ、単なる、名前の問題ですから。
相談者:
はい
塩谷崇之:
ね?
ま、田中さんという人がね?、借金をした時に、
相談者:
はい
塩谷崇之:
同じ、田中さんという苗字の人がね、
相談者:
はい
塩谷崇之:
借金を負うってことは、無いんですよ。
相談者:
はい
塩谷崇之:
うん。
だからあ・・その、パートナーが、あなたと同じ姓を名乗ったとしても、
相談者:
はい
塩谷崇之:
それは、たまたまという・・言い方はちょっと良くないかもしれないけども。姓が同じだけなんであって、別に、そこに、親子関係があるわけでもなければね?、親子兄弟の関係があるわけでも、無いですからあ。
相談者:
はい
塩谷崇之:
同じ苗字だからといって、請求が来るとか・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
責任を負うってことは・・一、切・・無いです。
相談者:
じゃあ、その点は・・まず、分かりましたけど。
塩谷崇之:
うん
相談者:
わたく、し、が、
塩谷崇之:
うん
相談者:
ただ、その、名前を、名、乗、るっていうのが・・どうしても、そこで、「ああ・・よかったね」って、こう、言えないっていうか・・なんかそういうところがあって。
塩谷崇之:
うん
相談者:
どうしても、その、つ・・よ、い、言葉でえ、その、「名前を名乗るるのは、反対です」っていう・・ことを、ま、ゆ(言)ってしま・・ったから、
塩谷崇之:
うん
相談者:
娘も、こちらを、向かなくなってしまったっていうこと、
塩谷崇之:
うん
相談者:
が、あるんですけれどもね。
塩谷崇之:
だから、そこがあ、
相談者:
はい
塩谷崇之:
あなたがあ、やっぱり、ちょっとね、とっさのことだったので、勘違いをしちゃったというかね?、お嬢さんの方にね?
相談者:
はい・・
塩谷崇之:
責任が来るんじゃないかとかね?
さらに言うと、まあ、あなたの長男のところにね?
相談者:
ええ
塩谷崇之:
何かこう・・責任が及ぶんじゃないかとか。
相談者:
ええ・・
塩谷崇之:
そういうふうに、勘違いをしちゃったからあ、
相談者:
ええ
塩谷崇之:
反対をしたけれども。
相談者:
ええ
塩谷崇之:
よくよく考えてみたら・・あるいはね?、人生相談でね、弁護士の先生に相談をしてみたら、
相談者:
ええ
塩谷崇之:
「そんなことはない」というふうに、
相談者:
はい
塩谷崇之:
「言ってました」と。
相談者:
はい
塩谷崇之:
うん。
だから、「ちょっと、私、あの、とっさに・・そういうふうに言っちゃったけど。よくよく考えたら・・特に、問題はない、ということなんで、ちょっとその時は、勢いで、そういうふうに言っちゃってごめんなさいね」っていうふうに・・言えばいいことだと、思うんですよね?
相談者:
わたくしの考えが、だから、ちょっと変えればいいということ・・◆#$%□
塩谷崇之:
ん、変えればいいというかあ、
相談者:
ハアー・・
塩谷崇之:
多分、
相談者:
はい
塩谷崇之:
あなた自身が、娘の肩に、何かがかかってくるという風に、
思い込んじゃったわけでしょ?
相談者:
そうですね。
今のところ、病院代を立て替えた・・とか、
塩谷崇之:
ん?、それは・・
相談者:
いろんなことを、ちょっと、聞◆#$%□
塩谷崇之:
それは・・苗字の問題じゃないですよね?
相談者:
ええ、ええ。はい。
塩谷崇之:
うん。
苗字があ、その、向こうのパートナーの苗字になったとしても、
相談者:
ええ
塩谷崇之:
その、病院代を立て替えたりとかあ、
相談者:
ええ
塩谷崇之:
そういう話は出てくるでしょうし。
相談者:
あ、そうですね?
塩谷崇之:
うん。
夫婦で・・生活していく上でね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
経済的には、
相談者:
はい
塩谷崇之:
一緒に、こう、責任を負わなくちゃいけない場面っていうのは、出てくると思うんでね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
それは、だから・・お嬢さんの姓になったから、パートナーの姓になったからっていうような、そういう問題ではないですからあ。
相談者:
はい
塩谷崇之:
そこは、多分、あなたの、勘違い・・なんですよ。
相談者:
はい
塩谷崇之:
そこは、ちゃんと認めてくださいよ。
相談者:
はい・・
塩谷崇之:
うん。
相談者:
まあ、「私が反対している理由は、これなんですっていうところを、話したいから、ちょっと来てねえ。時間があるときね」っていうところを、手紙で出したんですけれども、来なかったんです。
塩谷崇之:
うん、うん・・
相談者:
だから、なんか、そういうところもちょっと・・私も、「何よ」って。「話も聞かないで」っていうのがちょっと・・なんか、私の心の中に、残っては・・いるんです。
塩谷崇之:
うん・・それはそうですよ。だって、「反対する理由を、説明したいから来て」って言ったら、それは喜んでくる人いないですよ。
相談者:
・・うん・・
塩谷崇之:
うん
相談者:
名前が、一緒になるというか、名前を・・名乗られるっていうのが、もんのすごく、なんか・・なん、でだか、(含み笑い)分かりませんけど・・ちょっと、仲良しこよしでは、ずっと来たんですけれども、
塩谷崇之:
うん
相談者:
名前の名前に・・ッフィ(苦笑)出た時に・・なんか、そういう・・気、持ち、っていうか、私自身がもう・・心には、もう、あったんです。
塩谷崇之:
うんん・・
相談者:
名前を、名乗っては欲しくないっていうのが・・
塩谷崇之:
うんん・・
相談者:
あったんです。ずっと、だから、まあ、
塩谷崇之:
ああ・・
相談者:
強い口調というか・・こう、言ってしまったんですけれどもお。
塩谷崇之:
うん・・それをねえ、やっぱり・・言っちゃったらあ、言われた側はね?
相談者:
◆#$うーん・・
塩谷崇之:
なんか、すごく、拒絶されたっていう感じになりますから。
相談者:
あーー、「認めてくれてないんだね」っていうところを、
塩谷崇之:
そう。
相談者:
言ってたらしいんでス。私じゃないけど◆#・・
塩谷崇之:
うーん・・せっかく、だって、みんなで集まった時に、「入籍したい」って宣言したわけでしょ?
相談者:
そうですね。
塩谷崇之:
それってえ、自分も、「じゃあ、これから、家族の一員として、仲良くやっていきたい」という思いから、そういう宣言をしたわけじゃないですか。
相談者:
はい、はい・・
塩谷崇之:
その時にね?
相談者:
ええ
塩谷崇之:
「いやいや、ダメですよ。あなたは・・よその人ですよ」みたいな感じで、排除しちゃったらあ、
相談者:
はい
塩谷崇之:
それは・・やっぱりねえ、向こうも、カチンと来るというか。
相談者:
はい
塩谷崇之:
ああ、なんか、自分は拒絶されたんだなって、思っちゃいますよ。
相談者:
はい、はい・・
塩谷崇之:
だからそうじゃなくて、
相談者:
うんん・・(ため息まじり)
塩谷崇之:
うん。
「私が、あなたを拒絶してるわけじゃなくて」、
相談者:
はい
塩谷崇之:
「ただ、なんかその・・」、
相談者:
はい
塩谷崇之:
「我が家に、何かこう・・災難が降りかかるんじゃないか
?っていうふうに、とっさに思ってしまったから」
相談者:
はい・・
塩谷崇之:
「反対したけれども、でも、専門家の人に聞いたら」
相談者:
はい
塩谷崇之:
「『そんなことはないよ』というふうに」、
相談者:
ええ・・
塩谷崇之:
「言われた、し」。
相談者:
ええ
塩谷崇之:
まあ、「私が勘違いして、あんなこと言っちゃって、ごめんなさいね」
相談者:
ええ
塩谷崇之:
っ・・ていう風に・・声をかけてあげたらどうでしょうかねえ?
相談者:
ああ・・「入籍します」って言われた時には、「ああ、おめでとう!」とかって言ったら、その後の言葉が、なんか・・ううん・・こちらの名前を・・名乗ります、言われた時に、なんか・・「名前を名乗るのは、この子だけでいい」っていう、なんか、そういう・・気持、ちが・・
塩谷崇之:
うん
相談者:
長男に対してあるわけなんです。
塩谷崇之:
あのねえ、その感覚は・・言っちゃ失礼かもしれないですけど、
相談者:
はい
塩谷崇之:
戦前の感覚ですよ。
相談者:
はあーい・・
塩谷崇之:
はい。
家と、
相談者:
うん
塩谷崇之:
苗字っていうのが、完全にくっついてた・・
相談者:
うん・・
塩谷崇之:
時代の、感覚ですからあ。
相談者:
んん・・(うなる)
塩谷崇之:
うん。
それがね?、やっぱり、そういう・・元で育ってきた場合にはね、
相談者:
ええ
塩谷崇之:
あの、そういうふうに・・思っちゃうのも、無理もないんですけれども。
相談者:
うんん・・
塩谷崇之:
そこは、冷静になって、考えて。今の時代、
相談者:
はい
塩谷崇之:
別に、結婚して、
相談者:
はい
塩谷崇之:
奥さんの側の、性を名乗るっていうのは、決して珍しいことじゃないし。
相談者:
はい
塩谷崇之:
いけないことでもないし。
相談者:
んん・・
塩谷崇之:
それによって、法律上何らかの、権利義務が・・影響を受ける、ものでもないんだから。
相談者:
はい
塩谷崇之:
パートナーが、「私と同じ姓を、名乗ってくれて」・・
相談者:
・・うん・・
塩谷崇之:
ま、「ありがとう」という必要
相談者:
うんん
塩谷崇之:
無いかもしれないけども。
相談者:
うんうん、うん。
塩谷崇之:
うん。
まあ、「同じ、ま・・名前、同じ姓になったね」と。
相談者:
ええ、ええ・・うーん(うなる)
塩谷崇之:
「まあ、これから、仲良くしましょうね」
相談者:
うーん・・
塩谷崇之:
・・っていう風にね、
相談者:
は、あい・・
塩谷崇之:
なかなか、こう、本心から言えないかもしれないけど。その声を
かけてあげるだけで、
相談者:
う、うんうん
塩谷崇之:
多分・・お互いの間に、こう、くすぶってた・・いろんなこう、わだかまりが・・ちょっとこう、解けて。
相談者:
・・はあいはい・・
塩谷崇之:
うん。
普通に、話ができるよう になると思いますよ?
相談者:
ええ・・そうですね。わかりした!、じゃあ、
塩谷崇之:
はい
相談者:
わたくしが、ちょっと・・心ね、(含み笑い)今の、 時代に、切り替えながら、
塩谷崇之:
そうですねー。
相談者:
よくよく考えて(含み笑い)・・あの、あれしていきますので。
塩谷崇之:
はい
相談者:
わかり ました。
塩谷崇之:
はい。◆#$はい、もう一度、柴田先生に替りますね?
相談者:
あはい、わかり ました。
塩谷崇之:
ちょっと待ってください?
相談者:
はい
塩谷崇之:
はい
(再びパーソナリティ)