不幸な成育からのAC、性的マイノリティ‥見つけてしまった上手くいかない理由
テレフォン人生相談 2025年9月24日 水曜日
相談者: 男41自営一人暮らし 母と姉が2人いる 父は他界
玉置妙憂:
もしもしい。
相談者:
もしもし。
玉置妙憂:
テレフォン人生相談です。
相談者:
はい・・よろしくお願いしますう。
玉置妙憂:
よろしくお願いいたします。
相談者:
はい
玉置妙憂:
それでは、詳しくね、今日の・・ご相談内容を、お伺いする前に、
相談者:
はい
玉置妙憂:
お年を、教えていただいてもよろしいですか?
相談者:
はい。えと、今、41です。
玉置妙憂:
41。
相談者:
はい
玉置妙憂:
はい。ご家族は?
相談者:
ええと、一緒には住んでないんですけれども、
玉置妙憂:
うんうん
相談者:
えと、別の場所に、母親と、
玉置妙憂:
あ、お母さんと?
相談者:
はい、姉・・
玉置妙憂:
お姉さんと?
相談者:
が、2人おります。はい。
玉置妙憂:
うん。お父さんは?
相談者:
えと、父はもう他界しております。
玉置妙憂:
はい、わかりました。
相談者:
はい
玉置妙憂:
で、今は、じゃあ、一人で暮らしてらっしゃるんですね?
相談者:
はい
玉置妙憂:
うん。お仕事は?
相談者:
仕事は、えっと、
玉置妙憂:
うん
相談者:
自営で、やっております。
玉置妙憂:
自営をされてる。
相談者:
はい
玉置妙憂:
そうでしたか。はい。
それでは、今日のご相談を、詳しく教えてください。
相談者:
ちょっと、最終的・・な、
玉置妙憂:
うん
相談者:
やっぱりちょっと、質問の内容が、まだ、ちょっと、自分の中であまり、まとまってないんですけれどもお。
玉置妙憂:
はいはい
相談者:
えーとですね、ま、幼・・少、期、に、父親と二人で暮らした時代があって。
玉置妙憂:
うん
相談者:
父親・・まあ、から、あの、暴力を振るわれたり、
玉置妙憂:
うん
相談者:
罵声をあびせられたりっていうのが、
玉置妙憂:
あ、罵声をね?
相談者:
はい。
玉置妙憂:
はいはい、うん。
相談者:
ん、が毎日のようにあって。
玉置妙憂:
ふーん・・
相談者:
ま、今までの・・人生の中で、この・・自己肯定感が、ひ、
玉置妙憂:
うん
相談者:
すごく低い・・かったんですね?
玉置妙憂:
うん
相談者:
で、それ・・生、き、づ、ら、さ、を、すごく感じて、
玉置妙憂:
うん
相談者:
いたんですけれども。
玉置妙憂:
うんうん
相談者:
まあ、向き合い始めて、
玉置妙憂:
うん
相談者:
気がつき始めたのが、やっとこう・・20後半から30ぐらいになって、
玉置妙憂:
うん
相談者:
やっと、自分の中の引っかかりを、に、気づき始めてえ。
玉置妙憂:
うんうん
相談者:
自分と向き合って、改善をしてきた、つもりではあるんですけれども。
玉置妙憂:
はい。うん・・
相談者:
ま、やっぱり・・なかなか、こう、うまく・・人生が回っている感じがしないというかあ、
玉置妙憂:
うんうん
相談者:
何かあると、それ、を、考えてしまう。
◆#$それさえ・・なければ、
玉置妙憂:
うん
相談者:
もっと、違ったんじゃないかっていうふうに考えちゃう
玉置妙憂:
ふーーん・・
相談者:
っていうことが多いのでえ。
玉置妙憂:
はいはいはい。
相談者:
自分の、考え方・・というか、
玉置妙憂:
うん
相談者:
変えてく・・には、どうしたらいいかなというふうに、
玉置妙憂:
うん
相談者:
あーのう、今・・はい、思ってます、はい。
玉置妙憂:
そうなんですね?
相談者:
はい
玉置妙憂:
うん。
何歳ぐらいの頃に、どれぐらいの期間、お父さんと2人で、住んでらっしゃったんですか?
相談者:
はい。
5、6歳の頃から、
玉置妙憂:
うん
相談者:
10年ぐらいですね。
玉置妙憂:
ふううん・・
相談者:
中学3年頃、までなのでえ。
途中でえ、
玉置妙憂:
うん
相談者:
再、婚、をして、父親が。・・なので、えと、義理の母と、途中で義理の弟も、
玉置妙憂:
あー・・
相談者:
できるんですね。
玉置妙憂:
うんうんうんうんうん。
相談者:
はい。
まあ、義の母・・も、
玉置妙憂:
うん
相談者:
ま、ちょっと、途中・・から、ちょっと、父親とい・・まあ、一緒になって、ちょっとこう・・よくぅ・・怒られることが、増えて。
玉置妙憂:
うーん・・
相談者:
ただ、その、義理の弟には、手を・・挙げない・・っていう感じだった◆#$%
玉置妙憂:
お父さんがね?
相談者:
はい。
玉置妙憂:
うん。そうすると、さっき・・「離れて住んでます」って、ゆ(言)ったお母様は、義理のお母様の方?、それとも・・
相談者:
あ、う、あのう・・
玉置妙憂:
産みのお母様の・・
相談者:
はい、うみ、産みの人です、はい。
玉置妙憂:
あーー、そうなんですね。じゃあ、お母様と、お父さんは、離婚されたんだ・・
相談者:
そ・・うですね。はい。
玉置妙憂:
うん。
それで、あなたが、お父さんの方に、ついていった?
相談者:
・・離、婚、は、もう、私い、が、おそらく・・幼稚園入る・・
玉置妙憂:
うん
相談者:
ぐらい、には、もう、離婚してたと思うんですけれども。
玉置妙憂:
うんうん
相談者:
で、しばら・・くぅ、は、少しは、母親と姉と、私で暮らしていたんですけれども。
玉置妙憂:
ほおう、ほうほうほう・・
相談者:
私だけ、父親に、行くことになってしまってえ。
玉置妙憂:
うーん
相談者:
はい
玉置妙憂:
あなただけが、お父さんの方に、行ったと。
相談者:
はい。(吸って)それで・・私が生まれる前も、母親や姉・・は、やっぱり、そういうこと・・あってたみたいなんですね。で、母親なんか・・
玉置妙憂:
あ、お父さんの暴力?
相談者:
は、はい。
玉置妙憂:
うん
相談者:
で、母親は、かなり特に・・ひどい目にあってたみたい、なんですけれども。
玉置妙憂:
うんうんうん
相談者:
で、それでえ、ま、そういうこともあって、離婚にな・・至っ・・て。(吸って)
玉置妙憂:
うん
相談者:
ただ、母親は・・私が、かなり、姉とはもう、年・・が、離、れているので、
玉置妙憂:
うん
相談者:
その頃からは、年月が経っていたので、
玉置妙憂:
うん
相談者:
まあ、二人で暮らすには、もう、そんなに・・暴力は振るわないだろうと、思って、送り出したらしいんですよね・・母親が言うには。はい。で・・
玉置妙憂:
うん。それで、あなたを、お父さんのところに、送ったと。
相談者:
はい
玉置妙憂:
そしたら、全然・・収まってなくて、
相談者:
そうです、はい。
玉置妙憂:
相変わらず、暴力罵声・・で。
相談者:
はい・・
玉置妙憂:
で、途中で・・お父さんは、再婚されて。
義理のお母さん・・
相談者:
はい
玉置妙憂:
との、関係もあったわけだよね?
相談者:
はい
玉置妙憂:
・・うん・・でも、それで、まあ、今、それを生き抜いてきて・・
相談者:
はい
玉置妙憂:
41歳になっているんだけれども。
相談者:
はい
玉置妙憂:
人生がうまくいかない?・・
相談者:
・・そおう、です、ね。
ま、やっぱり、その・・若い、時、も・・
玉置妙憂:
うん
相談者:
何かこう、周りと、違う・・のは、すごく感じ、て・・い、てえ。
玉置妙憂:
うん
相談者:
あのう、今の、言葉で言うとそのう・・いわゆる、アダルトチルドレンとかあ。
玉置妙憂:
うん
相談者:
ま、そういうのに当てはま・・っていたなと。
お、ま、今、やっぱり、こう、SNSで、いろんな情報が・・あるのでえ。
玉置妙憂:
うん
相談者:
そういうのを見ると、「ああ、自分も、こういうのにはま・・当てはまっていたんだな」というふうに・・あのう、思っ・・
玉置妙憂:
思うのね?
相談者:
はい。
玉置妙憂:
うん
相談者:
で、人間関係もうまくやっぱり築、け、ない・・のでえ。
仕事も、つく、転々としていたりと、かあ・・はい
玉置妙憂:
うーん・・
相談者:
それと、プラス、して、私が今、あの・・セクシャルマイノリティなん・・ですよね?
玉置妙憂:
うんうんうん
相談者:
でえ、やっぱりこう・・自信とか、すごく、無い、ところにい、
玉置妙憂:
うん
相談者:
セクシャルマイノリティっていう、アイデンティティも入ってえ、
玉置妙憂:
うん
相談者:
余計に、こう・・
玉置妙憂:
うん
相談者:
自信を持てないというかあ、こう・・
玉置妙憂:
うんうん
相談者:
「ああ、自分がダメなんだ」とか、「自分が変・・だ」とかあ。
玉置妙憂:
うーん・・
相談者:
「自分が、こう、気持ち悪いんだ」というふうに、なんかこう・・うんと、思い込ん・・でるか、
玉置妙憂:
うん
相談者:
自分が、こう、頭の中で、そう考えてる・・っていう、ことも、それすら、もう・・あんまり、ハッキリと、気づかれなかったんですけどお。
玉置妙憂:
うんん・・
相談者:
やっぱり、気がつくと、そういう風に、自分を責、め、て、るということ。自分・・評価、下げてる。はい・・
玉置妙憂:
うん・・
相談者:
やっぱり、その、子供の時のことっていうのは、どうしようもできない・・ので。
玉置妙憂:
うん
相談者:
うん、なんか、こう・・もし、それが・・ちょっとでも違ってたら、今のあらゆる人生のあらゆることが、もっと違ったかなって、いちいち考えてしまうんですよねえ。
玉置妙憂:
うん・・いちいちね?
相談者:
はい
玉置妙憂:
今の、なんか、うまくいってないようなことが、全部、その・・過去のね、
相談者:
はい
玉置妙憂:
小さかった頃の、それらの、が、原因なんじゃないかって思ってしまうって・・
相談者:
はい、はい・・
玉置妙憂:
ことですよね?
で、今日は・・それを、どうしたらいいか?・・っていうことかなあ・・
相談者:
そうですね・・はい。
玉置妙憂:
うん・・
相談者:
自分・・の中で、こう、どうやって折り合いつけていったらいいのかとか、
玉置妙憂:
うん
相談者:
向き合い方っていうのが、はい。
玉置妙憂:
うん、うんうん。
そのあたりの、
相談者:
何か、わかれば・・
玉置妙憂:
ヒントが、
相談者:
はい
玉置妙憂:
いただきたい・・っていう、
相談者:
はい
玉置妙憂:
ことですよね?
わかりました。訊いてみましょう、先生に。
相談者:
はい。お願いします。
玉置妙憂:
はい
相談者:
はい
玉置妙憂:
今日お答えいただきますのは、弁護士の、塩谷崇之先生です。
では先生、よろしくお願いいたします。
(回答者に交代)
不幸な生育歴には同情するが、相談者の父親が亡くなって20年以上経過し、相談者も41才。
いつまでも責任転嫁してないで、一歩踏み出す努力をしましょう。
今回の回答者はマドモアゼル愛先生が適任だつたかも。
ネットで当てはまる原因探しをして、テレ相諦三さんの何でも親のせいにすることに影響を受け
発する言葉は「・・・たら」「・・・れば」
居る居る、こういう人間
責任転嫁、他責思考
聴いていてイラッとしたが、同じ気持ちでいるであろう崇之弁護士は呆れながらも丁寧な回答をしていて素晴らしい対応だと感じました
過去に囚われず前を向いて歩いてください
精神科受診も考えた方がいいと思うが、それには地元市町村の福祉関係部署に相談、関連施設の職員を紹介してもらって同行してもらうのがいい。
もちろん、人のせいにするのは良くないだけに、前を向いて頑張って欲しいが、最終的には精神科通院を続けながら自営をして欲しいところです。
客観的な目で見たら、塩谷先生の仰るとおりなのは間違いない
憎い父親はもう他界して、自分を縛るものは何もない
雇われの辛さもないから自分のペースで働けるし、LGBTなら同じ仲間の方々と交流を持っていけばいい
…なんだけど、虐待を受けて心がへし折られた人は、そうやって背筋を伸ばして、いい意味で開き直るのがとても難しいのもまた事実
父親の暴言罵倒をずっと言ってたけど、きっと相談者にとってもっと重大だったのは「実母に捨てられたこと」だろうなと思う
5~6歳の時に産みの母に見放され、親父からも継母からも愛されずに育てば、そりゃ自己肯定感もゼロになろうし、人間関係をうまく結べるはずもない
男性が好きなんじゃなく、母に捨てられた心の傷で女性不信なんだろうなという気もする
それほどの重い過去を背負って生きてきた人に、軽々しく「なぜ立ち上がれないんだ」とは言いたくない
だけど、このまま過去を言い訳にうずくまって生きていくのが嫌なら、塩谷先生の仰るとおり、過去は過去として、今から歯を食いしばってでも前を向いて行くほかない
「変えられないのは過去と他人、変えられるのは自分と未来」(by加藤先生)だ、相当苦しい道のりにはなろうけど
自己肯定感が「低い」と自覚しているなら高めに持っていけば良いだけじゃないかな。「低い」と言うってことは、基準が分かるんだよね?他人から自己肯定感低いねーと言われてハッとするなら分かるけど、自覚があるなら自己を肯定したら、少なくとも悩みが1つ減る。
うーん。自我の形成に影響が出ると思うんですよね。それに対して、教科書に書いてあるようなアドバイスで良いのかなと思ったです。
相談者さんが悪くて怒られるなら、直せば怒られなくなるハズなんですね。継続した事から、筋違いや八つ当たりや言い掛かりが混ざって怒られていたのだろうと推理します。当たっているなら、自我の形成に影響が出ないのがおかしいです。
育ちの所為にしてるって見えるのは、自己分析が終わってないからかも知れないです。
相談者さんの父親は発達障害かなと。
息子相手に理不尽に怒れてしまう辺りから、そんな匂いがします。怒るネタも枯渇するなりして、毎日のように怒れないかなと。
もしかすると相談者さんもかなっても思います。
『クソオヤジ、今日は機嫌が悪いんだな』ってのに早く気付ければ、「自分が悪いのではない」として分離できるのかなと。劣等感の蓄積に繋がりにくそうなんです。つまり、自我の構築への影響が少ないはずです。
最悪なら相談者さんが発達障害の特性で、怒られて当然な事柄を繰り返していた可能性も考えられます。そして、未だに怒られた理由が分かっていない。
自己分析が完了していれば『理不尽に怒られた』って表現になるだろうと考えてます。
正論で突き放すより、もう少し寄り添ってあげてもよかったのではと思いました。
虐待の傷は何年たっても癒えないと思います。
相談者の話だけでは、父親の暴力がどの程度だったのか、普通のしつけ程度かもしれないし、客観的にはわからないんだよね。
あと、ネットの情報、特にSNSを鵜呑みにしないほうがいいな。心配だったら精神科医にみてもらったら?間違って金儲け優先の「自称精神科医」にひっかからないようにねw
大人になってから気づくからこそ、ACはつらい。
理不尽な仕打ちを受け続けたことへの、無力感、憤り、悔しさ、悲しさ。
自分が家庭を持つ年代になってきたからこそ、ひしひしと痛感するのは、愛されて育つ子供と自分の生い立ちとの絶望的な違い。
私は精神科の主治医から機能不全家族と告げられ、愛着障害に関する本を借りたことで、自分の苦しみの要因を知りました。
なので相談者の言いたいことが理解できました。
「もらいたかった形での愛情がもらえなかっただけかもしれない」
そう思えるようになるまで、私は何年もかかりました。
しばらくは苦しさが続くかもしれませんが、相談者は情報収集が上手い人だと思うので、心の傷を癒す情報にもそのうちたどり着けると思います。
自己分析や言語化も上手なので、カウンセリングや精神科、その他の相談できるサービスをいろいろと利用してみるのもいいかもしれませんね。
痛みの原因の一つに気づけたことは、大きな一歩だと思います。
ずっと我慢してきた(させられてきた)
から、すぐに前を向けないよね。
相談者さんが辛いのがとてもよく分かりました。
私も、平気平気って、気にしないふりをしてきましたが、30代にうつ病になり過去の父親の暴力や、(愛されていなかったんだな。)と、認めて苦しく、フラッシュバックもくるしく、なんとかやっています。
平和な家庭環境の人を羨ましく感じもします。
相談者さん、良かったら、紙に気持ちを書くのがおすすめです。
カウンセリングだと、人と対峙しなくてはなりませんが、紙に書くのは一人でできます。
マイノリティは、わからないけれど今回相談できたこと(他人に、自分の状況を伝えれたこと)が、勇気あるすごい一歩だと、私は思いました。がんばりすぎずに、頑張ってほしいです。