
客引きで2週間食いつなぐ多動性家出少年に疲弊する親「心中しようかな」
(回答者に交代)
和田秀樹:
精神科医の和田秀樹です。
相談者:
はい、はい。
和田秀樹:
大変ですよね。
発達障害っていうのはあ、
相談者:
はい
和田秀樹:
結局・・例えばね?、 言語能力とかあ、計算能力とかあ、まあ普通のことお、に関しては、普通に発達しているん だけどお。
相談者:
はい
和田秀樹:
例えば・・じっとしているだとかあ、学校の授業でずっと座っているだとかね?
相談者:
・・
和田秀樹:
あるいはあ、人の気持ちが分かるとかあ。
相談者:
ええ
和田秀樹:
いろんな面の、どっかの発達が遅れている?
相談者:
ええ、ええ、ええ。
和田秀樹:
人たちを、発達障害って言うんですね?
相談者:
はい
和田秀樹:
なのでえ、衝動が抑えられない・・
相談者:
はい
和田秀樹:
例えばこれ・・2、3歳の子供だったら、お菓子があったら、
相談者:
はい
和田秀樹:
パッと取っちゃうみたいなことがあって。それが、だんだん、小学校に入るぐらいまでには、
相談者:
はい
和田秀樹:
そんなことしなくなる・・もんなんだけど。
相談者:
あーあーあ・・
和田秀樹:
それが、まああ、17歳になっても、そんな風にしちゃう?・・みたいなもんだっていう風に思ってください。
相談者:
・・は、い・・
和田秀樹:
でえ、
相談者:
ええ
和田秀樹:
確かに、いろんな場面場面で、その、発達がおかしいところもあればあ、その、発達がおかしいところ以外のところは、人の気持ち、とかも、まあまあわか・・るので。
相談者:
はい
和田秀樹:
すごく優しい子のような感じになったりね?
相談者:
はい、はい。
和田秀樹:
とてもいい子の時もあるわけね?
相談者:
はい
和田秀樹:
でえ、一般的には発達障害の人って、授業がつまんなかったりい、
相談者:
ええ
和田秀樹:
じっとしていられなかったりするから、
相談者:
はい
和田秀樹:
学校での成績がどうしても、知能が悪いわけじゃないんだけど、
相談者:
ええ、ええ。
和田秀樹:
悪くなっちゃうから、普通級にいられなくなって、
相談者:
そうです、はい。
和田秀樹:
それで、まあ、特別支援学級っていうところに、
相談者:
ええ
和田秀樹:
移るってことが多い?
相談者:
はい
和田秀樹:
んですね?
でね?この子が、しかし、家を・・に、じっとしていられなくて、外に出たいっていう衝動・・というのと。
相談者:
はい
和田秀樹:
もう一つね、やっぱり、発達障害の子ってえ、
相談者:
はい
和田秀樹:
一般的には、出来の悪い子とか、
相談者:
はい
和田秀樹:
落ち着きのない子だとか、
相談者:
はい
和田秀樹:
ダメな子、みたいな、レッテルを張られることが多いのね?
相談者:
ええ、ええ、ええ、ええ。
和田秀樹:
そうすると・・たま、に、どっかで、なんかのことをしたら、できてね?、で、「お前できるじゃん」とかあ、
相談者:
ええ、ええ、ええ。
和田秀樹:
「お前役に立つじゃん」とかって言われると、いわゆる承認欲求って言われるものが、
相談者:
はい
和田秀樹:
満たされる?っていうことがあってえ。
相談者:
はい
和田秀樹:
この子も、多分、キャッチの仕事をして、
相談者:
はい
和田秀樹:
それで、どっかの・・まあ、風俗店なら風俗店に連れて行ったら
、
相談者:
ええ
和田秀樹:
一人連れて行ったら、本当だったらいくらかお金もらえるんだけど(含み笑い)、
相談者:
・・ええ、ええ。
和田秀樹:
その、親玉が、悪いやつだから、まあ、もらえなかったのかもしれないんだけどお。
相談者:
はい
和田秀樹:
それでもお、「お、お前、なかなかやるじゃん」って言われて、
相談者:
ええ
和田秀樹:
自分が、初めて、「あ、俺も、役に立ってるんだ」とかあ、
相談者:
ええ、ええ、ええ。
和田秀樹:
「できるんだ」っていう体験をするとね?、ああ、この仕事を、またしたいっていう風に、
相談者:
ええ
和田秀樹:
思っちゃうんじゃないかな?っていう気がします。
相談者:
あーっあー・・
和田秀樹:
で、その発達障害の人って、
相談者:
はい
和田秀樹:
探せば、何か、取り柄があるはず?
相談者:
ええ
和田秀樹:
だから、この子の、取り柄を探してあげる?
相談者:
・・はああ。
和田秀樹:
っていうのが、一番大事なことで。
相談者:
はい
和田秀樹:
その、取り柄にぶつかった時に、その子が、能力が開花する。
その・・僕が一番言いたいのはね?
相談者:
ええええ。
和田秀樹:
いい部分とダメな部分があった時に、ダメな部分を見ちゃうわけよ。
相談者:
はい
和田秀樹:
ところが、そうじゃなくて。できる部分を探してあげる?
相談者:
はい
和田秀樹:
ということが大事で。
やっぱり、家を居心地を、良くするためには、ダメな部分を見るんじゃなくて、できる部分。
例えばあなたが、
相談者:ええ
和田秀樹:
「すごく、私の前でいい子なの」って、おっしゃってたじゃん?
そうやってえ、まああなたは、ま、いろいろ言われてる・・発達障害って言われてるけど。私が、経験した中で、
相談者:
ええ
和田秀樹:
「一番優しい子はあなたよ」みたいなことを言ってあげるわけだよ。
相談者:
あーあ・・はい・・
和田秀樹:
で、「この優しさってすごい大事よ」って言って。
相談者:
ええ、ええ・・
和田秀樹:
まあ、社会に出た時にい、ちょっと遅れたり、いろんな仕事になるかもしれないけど。
相談者:
ええ
和田秀樹:
「こんなに優しかったら、すごくいいわ」みたいな話に持っていくっていうのが、大事だと思うんですよ。
相談者:
・・
和田秀樹:
それよりも、僕、心配なのは、
相談者:
はい
和田秀樹:
お母様が今、参っちゃってるって話、してるじゃない?
相談者:
・・あ、お嫁さんの方ですね?、はい。
和田秀樹:
うんうんうん。
つまりね?、こういうことってさあ、この、発達障害の子供には、医者がつくのよ。
相談者:
ええ、ええ。
和田秀樹:
ところが、お母様って、すごいそのせいで気苦労が多いのに、それは、別に、病気じゃないからあ、
相談者:
ええ
和田秀樹:
医者がつかないことが多いのね?
相談者:
はい
和田秀樹:
でも、あのう、医者じゃなくても、精神科の医者に、紹介してもらえばさ、
相談者:
ええ
和田秀樹:
臨床心理師のカウンセリングとかが受けれることがあるからあ。
相談者:
はい
和田秀樹:
お母さんが、潰れ・・ないように。
ちゃんと心のケアを受けられるといいんじゃないかなあ?とは思いましたけどね。
相談者:
そうですねえ、
和田秀樹:
うん
相談者:
私も、日頃・・とにかく自分の体一番に、とは・・あの息子にも、嫁さんにも、言ってるんですけどお。
和田秀樹:
そうだよね?、だから、それで潰れないようにしてえ。
相談者:
ええ
和田秀樹:
っていうのはあ、この子さあ、確かに出てったりするけどお。
なんとなくねえ、やっぱり自分で生きていく道を、探してる感じがするわけ。
相談者:
あああ・・
和田秀樹:
だからあ、どうしても連れて帰らなきゃこの子死んじゃうとかっていうふうな・・ふうには、僕には、聞こえなかったのね?
相談者:
(含み笑い)ああ、そうですか。
和田秀樹:
うん。
だから、そこ、に、ばっかり気を取られるよりはあ、
相談者:
ええ
和田秀樹:
この子って何が・・取り柄なんだろう?とかあ。
どんな風に生きいきゃあいいんだろう?とか。
相談者:
ええ
和田秀樹:
どれだったら稼げる道なんだろう?とかってね?、探してあげる?
相談者:
・・ええ、ええ。
和田秀樹:
っていうのが、割と大事で。で、お母様も、そっちの方に目をやるようになったら、もうちょいメンタル楽になるかもしれない。
相談者:
・・
和田秀樹:
で、も、
相談者:
ええ
和田秀樹:
本当に、ちょっと・・「このまま死んでしまいたい」みたいなこと、とか、「一家心中でもしようかな」みたいな・・話になってるんだったら、やっぱり・・ちゃんと、精神科の先生に聞いて、カウンセラーを見つけた方がいいと思いますよ。
相談者:
・・ああ、はあ、ああ、そうですね・・
和田秀樹:
うん。
相談者:
・・ええ
和田秀樹:
まあ、そういうことで、ちょっと、納得がいったかどうかわからないんですけど。僕だったら、そういうふうに、息子 さんに接したらいいかなあと思いますよ。
相談者:
・・そうですね。ちょっとじゃあ・・息子や、お嫁さん にも・・先ほど先生ええええ・・が、おっしゃっていただいた、
和田秀樹:
うん
相談者:
こと・・
和田秀樹:
そうですねえ。
相談者:
伝えま、はいい。
和田秀樹:
はい。じゃあそういうことで。
ま、どのくらいお役に立てたかわかんないですけども、ま、
相談者:
ええ
和田秀樹:
あのう、僕はそういうふうな見方で、
相談者:
ええ
和田秀樹:
長い目で見て。あと家族みんなが倒れないようにね?
相談者:
ええ
和田秀樹:
していただければと思いますね。・・う、
相談者:
・・そうですよね。
和田秀樹:
はい。
相談者:
はい
和田秀樹:
では、柴田さんに、返しますね。
(再びパーソナリティ)
そもそも祖母が息子夫婦の家庭に口出すのが間違ってる。姑根性丸出しw
それはおいといて、17歳の男の両親に言いたい。もうすぐ成人の18歳になるのだから、一人暮らしさせてみればいいんじゃないの?バイトでもなんでもして食いつないでみて、生活の大変さを思い知らせよう。助けを求められても無視してほっとけばいいよ。た
そもそも祖母が息子夫婦の家庭に口出すのが間違ってる。姑根性丸出しw
それはおいといて、17歳の男の両親に言いたい。もうすぐ成人の18歳になるのだから、一人暮らしさせてみればいいんじゃないの?バイトでもなんでもして食いつないでみて、生活の大変さを思い知らせよう。助けを求められても無視してほっとけばいいよ。た
相談者のお孫さんは発達障害で多動性、家出を繰り返し、警察にも関わってもらったと。
現在は特別支援学校等に通学してる?
家族で抱えて疲弊しているようなので、かかりつけ医と心理療法士、学校の支援を受けながら、時には警察にも相談して、お孫さんの特性に応じた生き方を見つけられますように!
お孫さんのお兄さんの話しは出なかったが、大丈夫かと気になった。
孫の精神科通院が続けられていれば引き続きになるが、養護学校通学中ならば何とか卒業して欲しい。
あとは両親にあたる次男夫婦の健康、容量オーバーに成らないうちに精神科通院が出来ればいいなあ。
???とんでもないバイタリティあるんでない???野宿したり早くも働いてるなんて、何が心配なんだ。すげーやん
ていう自分みたいなのが親戚にいたら良かったのにな
出来る部分を探してあげる、稼げる道を探してあげる。
キャッチがある。
あえて発達障害孫の気持ちになってみた。
確かに育てにくい子供だったかもしれないが
この子は発達障害という目で親や社会から見られると
生まれるところからやり直したい気分になるのではないか。
どうせ俺は何をやっても半人前なんだろうとか
自暴自棄な気分になるのではないか。
そんな彼が野宿でも数日生活できることが分かったらなんか自信が付いた気になるかもしれないし、
キャッチだろうが、とりあえず何かしら自分にもできる仕事は有ると明るい気持ちになったかもしれない。
発達障害と言うものが本当にあって大変苦労される人もいると思うが
そういう目で接するとさらに悪い影響が出るような気がする。
なんちゅうか、ご本人に失礼だと思う。
このケースの場合、親もお祖母ちゃん(祖母)もそういう目で接してきたくせに今更「あんたはホンマは出来る子なんやでえ!」とか言われても
ウルセー!と思うかもしれない。私なら。
親がまいっているほどなら、親が児相に相談するという方法もあるなぁと思いました。
子育てに困ったら児相。
親からの扱いに困ったら児相。
心中や犯罪など、悲惨な状況に陥る前に。
この子は家が居心地悪いんだろうから、いっその事、独り暮らしさせたらどうだろう?
このままじゃ家族が疲弊するだけ。
距離を置いた方がいいと思う。