
祖父母と実母をサゲる父と躾の厳しい継母の介護したくない中国出身一人っ子
(回答者に交代)
三石由起子:
こんにちは。
相談者:
こんにちはあ。
三石由起子:
ご事情はよくわかりました。うん。
相談者:
・・(含み笑い)ありがとうございます。
三石由起子:
うん。よくわかったんだけどお、
相談者:
・・
三石由起子:
私、あなたの辛さが、どこから来るのかなあ?っとお・・ 考えた時に、あなたが、いつまでも、子供でえ、いるっていう・・自分の立場?を、
相談者:
はい
三石由起子:
子供にしているっていうところから、来るんだろうと、思うんですよ。
相談者:
・・
三石由起子:
60・・5歳の、お母さんを納得させることは、できないしさ、もちろん。
相談者:
はい
三石由起子:
で、63歳のお父さんに、昔言ったことで反省させることはできないし。
相談者:
う、◆#うん?・・
三石由起子:
で、あなたがそのううう、聞きたくなかった2つのことをね?
相談者:
・・
三石由起子:
お父さんの口から聞いた時にね?
相談者:
はい
三石由起子:
あなたは、そこで自分の立場を、逆転させるべきだったんだよ。
相談者:
・・
三石由起子:
つまりね?
相談者:
・・
三石由起子:
この人間よりも、自分の方が、もはや立場が上だっていうことを、あなたは思うべきだったんですよ。
相談者:
・・うーん、はい。
三石由起子:
それを、あなたは、相変わらず子供としての感覚で受け止めてえ、
相談者:
はい
三石由起子:
悲しくなっちゃったんだよ。
相談者:
うーん・・
三石由起子:
ね?
あなたはどうすべきか・・だったかっていうとね?
お母さんのお、悪口・・実母のね?
相談者:
・・
三石由起子:
悪口を、お父さんが言った時に・・それを聞いた時にね?
相談者:
・・
三石由起子:
お母さんは、そういうことは言わなかったわけでしょ?
「いい人だった」って言ってたわけでしょ?
相談者:
はい
三石由起子:
うん。その時にはさあ、もう冷、静、に、「ああ、これはあのう、お母さんの方が、人間、上だったなあ」って、ただ、冷たく思えばよかった。
相談者:
・・うーん・・
三石由起子:
ね?
相談者:
はい
三石由起子:
お母さんからは、あなたはお父さんの、いいことしか聞いたことがなかった。
で、お父さんは、男のくせに、あの、昔の女房の悪口を言ったっていう時にね?
相談者:
はい
三石由起子:
あなたは、もう、心の中で、「なあーんだ、お母さんの方が格上だな」って、思えばよかったんですよ。ただ・・
相談者:
・・◆#$
三石由起子:
それを、あなたはあ、
相談者:
はい
三石由起子:
自分・・があ、子供として・・受け止めてしまって、悲しくなっちゃったんだよ。
相談者:
・・
三石由起子:
そこが間違いよ?
相談者:
うーん・・
三石由起子:
わかる?
相談者:
・・はい
三石由起子:
もう、その時点でさあ、あなたはね?、生きる力・・も、人間性もね?
相談者:
・・
三石由起子:
「この人は、庇ってあげるべき、人なんだな」っていう風に思わなきゃいけなかったの。
相談者:
・・
三石由起子:
「この人の子供だあ」と思ったから、悲しくなっちゃったんだよ。
相談者:
うー、ん・・
三石由起子:
ね?
それと、お金の話だけどねえ、
相談者:
はい
三石由起子:
その・・おばあちゃんがお金の話をしたっていうのねえ、お金の話はするって(含み笑い)・・それはッハ(苦笑)・・だって、
相談者:
・・う、う、ん・・
三石由起子:
ただでは、子供育たないしさあ。
相談者:
・・
三石由起子:
それは「もうちょっと送ってくれよ」も言うだろうし。
それ、愛情と関係なくね?
相談者:
・・はい
三石由起子:
愛情がなかったから、「お金お金」って言ったっていうのは、お父さんが、やっぱり・・そこまでの男だったっていう風にね?
あなたは自分が生きていくためにね?
相談者:
・・はい
三石由起子:
そういう解釈をすればよかったんだよ。
相談者:
・・
三石由起子:
お金の話はするからさあ。
それは、おばあちゃんがあ・・あなたを、愛していなかったっていうこととは、別のことなんだよ。
相談者:
・・
三石由起子:
あなたの頭、すごい混乱しててね?
相談者:
・・
三石由起子:
いろんな、あの、事象を受け止める時にい、子供として受け止めるのか、ね?
相談者:
はい
三石由起子:
思い出したあ、セリフを、解釈する時にもさあ、今、あなたは36歳ですよ。
相談者:
・・
三石由起子:
そしてえ、いい家庭があってえ、夫の家族とも仲良くできてるわけ。
相談者:
・・
三石由起子:
そしたらね?、精神的にも、
相談者:
はい
三石由起子:
人間としても、あなたは、庇う側であって。
いつまでも、子供でいるべきじゃないんです。
相談者:
実際、会った時はあ、
三石由起子:
うん
相談者:
どういう風に接したら、いいと思いますか?
相談者:
ああ、だから、自分の方がね?
相談者:
はい
三石由起子:
立場が上だっていうことを・・自分の中で、確実に思うことですよ。
相談者:
・・うーん・・
三石由起子:
それとね?、あなたは、
相談者:
はい
三石由起子:
今、あなたの、うち(家)っていうものがあってさ。
相談者:
はい
三石由起子:
大事にしているものがあるんだから。
相談者:
はい
三石由起子:
そこを、ハッキリと自分の中で持っている限りは・・そして、自分の方が、力も、人間としての力がね?、上だっていう確信を持っている限りは、怯えることはなんにもないと思うの。
相談者:
・・
三石由起子:
だってね?、今ね?、お父さんお母さんがね?
相談者:
・・はい
三石由起子:
老後の面倒を看てくれって、言ってるわけじゃないじゃない。
相談者:
・・そうです◆#
三石由起子:
うん、今、言ってるわけじゃない。そんな先のこと心配しなくていい。
相談者:
・・
三石由起子:
ね?
相談者:
うん・・
三石由起子:
それで、老後の面倒を、看ましょうかあ?って、あなたが、言う必要は、さらさらないし。
相談者:
・・
三石由起子:
あなたあ、にとって、今大事なことはね?
そういうことを先走ってえ、
相談者:
はい
三石由起子:
考えるから、苦しくなっちゃうのよ。
相談者:
ふ、う、ん・・
三石由起子:
うん。
相談者:
はい
三石由起子:
今、今あなたは、つよ・・自分が強いっていうことを、自覚してね?
相談者:
はい
三石由起子:
もう子供ではないのよ。
強いっていうことを自覚してえ、育ててくれた2人のところにい、遊びに行ってさあ。
そういうあの、具体的な話があ、出るまではあ、ニコニコして、ご飯食べて帰ってくればいいんですよ。
相談者:
でも、私、家族って思ってるんですよ。
三石由起子:
うん
相談者:
だから、多分、先生、私、今、苦しいんですよ。
三石由起子:
うん・・だ、か、らあ、
相談者:
ウッフッフ(笑)
三石由起子:
あなたがなんで苦しいかって言ったら、子供やってるから苦しいんだよ。
相談者:
ああ・・ん・・
三石由起子:
いつまでも子供やってるから。
相談者:
◆#$%
三石由起子:
年寄り、そんなに、甘やかしちゃダメですよ。
相談者:
子供、やめれるんですよねえ。
三石由起子:
子供じゃないんだよ、もう。
あなたはもう子供じゃないんです。
相談者:
はい
三石由起子:
うん。
まだまだダメッ。
相談者:
・・
三石由起子:
ウッフッフッフ(笑)
相談者:
すいません。ウッフッフッフッ(大笑い)
三石由起子:
だからさ、悩むに値しないってえ。・・うん、だから・・
相談者:
はい・・でも先生に相談してよかったです。はい・・
三石由起子:
うん。
だから、ご主人と、お父さんと、仲良くしてください?
相談者:
わかりましたあ。
三石由起子:
楽しいこといっぱいあるから。
相談者:
はい、わかりました。
三石由起子:
はい、はい。
相談者:
ありがとうございます。
三石由起子:
はあい
(再びパーソナリティ)
あらっ?可愛い声
え〜〜?38歳!
ひとりっ子
声、喋り方だけでなく、何もかもが子供の、まま
由起子さんのおっしゃる通りです
理解できたのかな?
まず第一に人を「比較」して「批判」するのはやめなさい
65歳と68歳、まだまだ介護する年齢でも何でもありません
相談者が何もすることなく亡くなることもあるかも知れません
過去を引きずらず、それよりも、早く子供を作ってあなたが親になりなさい
「子供を作れ」は余計。
今どき子無しは珍しくない。そもそも両親との関係に苦しんでいるのに、子供を作れプレッシャーは追い討ち。
ご両親が嫌いな気持ちはよく分かるが、形はどうであれ、そのご両親が介護になってから亡くなるまでの道筋は確実につけてあげて欲しいと思う。
36才相談者は母親を病気で亡くした後、日本に来て再婚した父親と義母との生活で苦労し、両親との関係も良くないと。
相談者は結婚して夫の家族とも仲良く過ごせているのだから、三石先生のアドバイスどおり、今は自分達家族の幸せを一番に考えてよい。
未だに、両親に対する嫌悪感があるのなら、自分から積極的に関わる必要はないと思う。
継母さんが「日本で暮らすためのマナー」を徹底的に叩き込んでくれたのは結果相談者さん本人にはすごく役立ってると思うし(それで今日本人夫やその家族とも良い関係が築けてると思う)
お父さんも日本で1人勉強しながら働いて家族に仕送りして相当苦労されたと思う。お母さんやおばあちゃんにも優しい部分だけでなく別の一面があったはずだけど相談者さんは幼少期にお別れしたから知ることがなかっだけかもしれない。(お父さんはそれがちょっと腹立たしかったのかな?そこはちょっと大人げないですね…)
他人から見れば、そんなことは簡単に想像がつくけれど、無条件に愛されたい子供の目フィルターを通すと見えなくなるものがいっぱいあると思う。
三石先生のアドバイスは誰にでもあてはまると思います。血縁でいえば永遠に親と子の関係ですが、もうこの年齢になれば人としての関係では完全に大人同士。それは親も子もお互いに自覚しなければいけないことですね。とてもためになりました。