
外れていた保護帽。精神科病棟で転倒し寝たきりに。病院に謝って欲しい
(回答者に交代)
野島梨恵:
もしもしい?
相談者:
あ、もしもしい。
野島梨恵:
はい、よろしくお願いしますう。
相談者:
あ、よろしくお願いいたします。
野島梨恵:
まずぅ、「今後の対策はこういうふうにします」とかあ。謝罪が欲しいっていうことを、
相談者:
はい
野島梨恵:
言ってもいいか?っていうことですよね?
相談者:
はい
野島梨恵:
ハー・・(小声で吐く息)
相談者:
私としては、もうこれは・・起こってしまった、こ、と、で・・カミさんの、この状態は、生涯続くことだ・・と、
野島梨恵:
うん・・
相談者:
いうことは、脳神経外科の先生から聞きました。
野島梨恵:
うん。
相談者:
・・ので。
もう、これはもう、私は、今後は、病院に、お世話になる・・ということで、納得してますので。
ただ、単、に、トップの方から、「このようなことはもう起きないように・・気をつけます」という謝罪がいただけたら・・それで、納得はできます。
野島梨恵:
じゃあね?
相談者:
はい
野島梨恵:
謝罪がなかったら納得できないですか?
相談者:
・・謝罪がなか・・ったら、もう・・「そうなんだ」と、諦めを、自分でつけます。
野島梨恵:
なるほどね?
相談者:
はい
野島梨恵:
謝罪があればよし。
相談者:
はい
野島梨恵:
無いなら、無いで・・仕方がないと。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
そういう割り切りが、本当にできるんだったら、聞いてもいいと思います。
それは・・聞くことは別に、法律的には自由ですし、
相談者:
はい
野島梨恵:
それは、誰も止められないけれども。
相談者:
はい
野島梨恵:
要するに、「聞いてもいいかどうか?」っていうのは、聞いた方が・・あなた様にとって、いいか?どうか?ですよね?
相談者:
はい
野島梨恵:
うん
相談者:
はい
野島梨恵:
聞いた結果・・結局、あなたが、嫌な思いをされ。せっかく今納得しかけているのに、それも全部ひっくり返されるような、
相談者:
はい
野島梨恵:
回答が返ってくる可能性も、あるわけじゃないですか。
相談者:
はい
野島梨恵:
余計、腹が立つようなね?
相談者:
はい
野島梨恵:
・・
相談者:
あのう・・私が、主治医の先生に、「院長先生は知ってますか?」と聞いて、
野島梨恵:
うん・・
相談者:
そこで、あのう、主治医の先生が・・「院長に報告する必要はない」とか、いうような、答えを、もし、されたとして・・
野島梨恵:
うん・・
相談者:
そうなったらもう・・私は、そこで・・納得するぅ・・しか仕方がないという、感じなんですかね。
野島梨恵:
いや、納得するかしないかは、あなた様の、その、お気持ちなのでね。
相談者:
ああっ・・ああー・・
野島梨恵:
納得しない、かったら、じゃあそのね?、医療過誤だとか、そういう話にするのかどうかっていうのは・・
相談者:
はい
野島梨恵:
あなた様次第なのかな、と、思います。
相談者:
あーなるほど。
野島梨恵:
うん。
だからそのお・・聞いた結果、
相談者:
はい
野島梨恵:
余計・・自体が、複雑になってしまうこともあり得るのでえ。
相談者:
はい
野島梨恵:
そこはぁ・・お気持ちい、の、整理のつけ方かな?とね?。うん、でえ・・
相談者:
はい
野島梨恵:
「トップの」ね?「院長先生知ってますか?」とか、「いや謝ってほしいです」とかね?
相談者:
はい
野島梨恵:
「なんか、今後の対策を、考えてほしいです」って・・あなたがおっしゃったとして、
相談者:
はい
野島梨恵:
それを、言ったことで、別に、奥さんに、何らかの不利益・・があるか?っていうとお、
相談者:
はい
野島梨恵:
そら、教科書的には、無いはずですよね?・・うん。
相談者:
・・はい。
野島梨恵:
ただあ、人間のやることなので。
完全に、ゼロ、かどうか?っていうのは、誰にもわからないですよね?
相談者:
あっ・・そうですかあ。ああ・・
野島梨恵:
そう思いません?
相談者:
はい、思います。
野島梨恵:
うん。
相談者:
私い、の、今の考えでは・・一回、主治医に聞いてみて、
野島梨恵:
うん
相談者:
主治医の方で、
野島梨恵:
うん
相談者:
「院長・・に、言ってもいい」と言われたら・・院、長、に、言いますし。
野島梨恵:
うん
相談者:
主治医の方で、「院長に言う必要はない」とかあ、言われましたら
、もうそこで、私は、
野島梨恵:
うーん・・
相談者:
自分を抑えます。
野島梨恵:
うん。
納得のいかない何かが起こった時にい、
相談者:
はい
野島梨恵:
「謝ってほしい」・・と、お考えになるのは、すごく自然なことですしい。
相談者:
はい
野島梨恵:
今回の、奥様の事故ってえ、すごく奥様の一生を左右してしまうような、また、あなたの、様の、人生も、左右してしまうような・・大きな、事故、で。
相談者:
はい
野島梨恵:
非常に、重大な結果をもたらしましたよね?
相談者:
はいそうです。
野島梨恵:
それに、ご納得がいかないっていうの、お気持ちとして、全く、ごもっともだと思います。
相談者:
はい
野島梨恵:
うん。
なんですがあ・・あなた様として、その、「訴訟をしてやろう」とか、そういうお考えでもない状態・・じゃないですか。
今ね?
相談者:
はい、訴訟する、
野島梨恵:
うん
相談者:
気持ちはありません。
野島梨恵:
こういう、ケースにおいてえ、本当に謝ってもらって納得する・・っていうケースもありますし。
相談者:
はい
野島梨恵:
「謝ってもらったけど、余計腹が立った」・・という結論もありますしい。
相談者:
はい
野島梨恵:
「謝ってくれないので、余計腹が立った」・・という結論もあり得る。うーん。
相談者:
はい
野島梨恵:
なのでえ・・「謝ってほしい」と言って、謝ってもら、えるかどうかっていうのと、謝ってもらった結果・・あなた様のお気持ちが・・落ち着くかどうかっていうのはあ、
相談者:
はい
野島梨恵:
これはまたあ・・相手が、どう反応するか次第なのでね?
相談者:
はい
野島梨恵:
分からない、とは思います。
ただ・・奥様を、思う・・お気持ちですよね?
相談者:
はい
野島梨恵:
うん。
今まではねえ、入院されていたとしても、歩、け、て、たんでしょ?、普通に。
相談者:
歩けてました、はい。
野島梨恵:
お話もできたんですよね?
相談者:
できてました、はい。
野島梨恵:
それができなくなってしまったっていう、そういう悲しみ?
相談者:
・・
野島梨恵:
だから、まあ、「怒りよりも、悲しみなんだ」と。
相談者:
・・はい
野島梨恵:
それをまあ・・「分かってほしい」っていうお気持ちを・・
相談者:
はい
野島梨恵:
が、伝わればあ・・謝ってくれる・・かもしれない。
相談者:
はい
野島梨恵:
うん。
ただあ、(含み笑い)あんまりギャーギャーね?、言うとお、弁護士が入ってくると・・
相談者:
はい
野島梨恵:
ま、そもそも、謝るべきなのかどうなのか、が・・余計、難しくなってくると思うので(含み笑い)。
相談者:
はい
野島梨恵:
本当にそのお・・理屈ではなくて、お気持ちの問題として?
相談者:
はい
野島梨恵:
自分の気持ちの納得のために、妻のことを思うのと。
やっぱり、悲しいので・・
相談者:
はい
野島梨恵:
「何か一言、あってほしいんだ」っていう、そういう、お気持ちを前面に出して、
相談者:
はい
野島梨恵:
法律論ではなくて、金の問題でもなくて・・というところを、前面に出してみたら、響く、かもしれないし、響かない、かも、しれない・・ですね?
相談者:
はい
野島梨恵:
ただあ、
相談者:
わかりました。(涙声)
野島梨恵:
ただあ、結構、大きな事故ですよね?、これね?うん。
相談者:
はい、大きな事故です。はい。
野島梨恵:
あんまり、弁護士に相談しようとか、そういうふうには最初っから思われなかったです?
相談者:
ええ、あのう・・もう自分としては・・なってしまったことなのでえ。
野島梨恵:
うん・・
相談者:
・・弁護士とかに、相談して、
野島梨恵:
うん
相談者:
お金が欲しいとか、そういうエネルギーも・・気力も、正直、無いんですよ・・
野島梨恵:
うーん、なるほどねえ・・
相談者:
はい。
私としては、カミさんに・・できる、医療の、ことを、やってもらうだけですので。
野島梨恵:
うん・・そこまで思い切るには、なかなか、辛かったと思いますけれども、
相談者:
はい
野島梨恵:
よく、そういうところにね?、ご自分の気持ちを持っていけたなあとは、思います。うん。
相談者:
気持ちの優しい、性格が良い・・カミさんだったのですので。
野島梨恵:
うん・・
相談者:
・・
野島梨恵:
そうするとね、じゃあ、まあ、今後の奥さんの、病院生活のためにも、また、あなた様のお気持ちのためにもね?
本当に、いい解決が得られるといいですねえ。
相談者:
はい
野島梨恵:
うん・・
じゃあ、田中さんの方に、お戻ししますね?、はい、失礼しまあす。
相談者:
ありがとうございました、はい。
(再びパーソナリティ)
これは、病院側のリスクマネージメントが機能しなかつた結果、相談者の気持ちが収まらないのは当然だと思う。
てんかん発作で転倒し、大学病院で手術して病院に戻った直後に、保護帽でも防げなかったことを含め、相談者が納得いく説明が不足したのだと思う。
相談者の妻は寝たきりになってしまい、今後も入院が継続するので言いにくいとは思うが、これは重大な医療事故なので、病院側に説明責任があるので聞いたほうがよいと思う。
思わず涙してしまいました。
病院側の真摯な対応が為されますように。
ヴェルヴェの「ん」は自信の無さからくる自分への励まし、だと感じます
彼女が回答者だった時、ほとんどが実質的なゼロ回答、または相談者やリスナーを不快にさせるマイナス回答で、ヴェルヴェの望む返答と逆の反応(反撃)をする相談者も多かった
だからパーソナリティの今も誘導に乗ってくれた返答が得られると「ん」で固めとく😆
余談でした
さて今回の相談
妻の身の上に降りかかった一大事だけど
イキサツからして妻は今後病院で終生面倒をみてくれて相談者さえ納得して受け入れれば今後の見通しはついている、という現状かな
のじりえ先生もそこをシッカリ確認した上での法的手段や正当性を分かりやすく説明されてました
相談者も重々理解してるんですね
これ以上こじらせること得策ではない、と
でもなんかモヤモヤする
色んな感情が整理できない
プロに相談するまでもない
こんな時こそテレ人さ
気持ちを吐き出して背中をおしてもらう、何よりの解決法でしたね
病院側は謝罪=賠償と結びつくだろうから簡単に頭を下げられない事情があるのでしょうが
やはり最後は人間ですから感情が収まるかどうかが大事ですね。
それは謝罪マニュアルがあったとしてそれに沿えば解決するかと言えばむしろ反対に作用する。時間はかかっても病院側には患者さんとご家族の心に寄り添ってほしいなと思いました。
今はカスタマーハラスメント、いわゆるカスハラがはらんでくるだけに、謝罪を求めること自体がはばかられるような状態にあるのかなあと思う。
病院もピンキリありますが、たいていの病院は最大限の安心・安全を期して運営しているだけに、弁護士を立てて交渉するのがベターでしょうか。
妻が精神疾患になっても見捨てなかった相談者は優しい人だなと思った。
精神疾患だけでも辛いのに今度は寝たきりだなんて。
子供もいないから独りで看るんだろうし、大変だと思う。
病院に相談者さんの気持ちが伝わって、少しでも気持ちの整理ができたら良いなと願う。
相談者のご心中お察します。
お辛い事でしょう。
医療事故について、家族は、入院時に同意書を提出している関係上、病院側に強く主張出来ないし、次の入院先を探すのにもあてがなく、躊躇しがちだが、相談者が訴えないと、いつまで経っても気持ちの整理が付かないと思う。
ここは、思い切って医療事故弁護に詳しい弁護士へ、一度は相談した方が良いのではないだろうかと思う。
奥様の次の入院先を同時に探しつつ、仕事を続けるのはとても大変だと思いますが、頑張って欲しい。
基本、訴訟問題にしない病院側の謝罪はあり得ませんので、謝罪だけを求めても意味がありません。
但し、医療事故を立証する為の証拠集めが一番苦労するところです。