
80歳「何があろうと一回一緒になってみますわ!」(これから告る)
(回答者に交代)
大原敬子:
こんにちは。
相談者:
こんにちは。えらい、すんません。
大原敬子:
お元気そうですねえ。
相談者:
元気ですよお。
大原敬子:
とっても若い、
相談者:
80ですけどねえ、
大原敬子:
うん
相談者:
朝5時から起きて、
大原敬子:
うん
相談者:
ストレッチ体操やって。
大原敬子:
ええ
相談者:
腕立て伏せ140回。
大原敬子:
うん
相談者:
腹筋運動140回。
大原敬子:
うん
相談者:
で、ラジオ体操もやってまスう。
大原敬子:
はあー、昔から?、それ。
相談者:
いやあ、もう、このお・・2、3年前から。
大原敬子:
本、当、に、お元気そうでえ。
相談者:
ああ、元気です。
大原敬子:
前向きで。
相談者:
毎日、8,000歩以上歩いてる。
大原敬子:
時間では何分くらい?、30分?もっと?
相談者:
だいたい、9時20分から、11時過ぎまで歩いてる。。
大原敬子:
ちょっと聞いていいですか?
相談者:
・・
大原敬子:
今、その、彼女いますね?
相談者:
はい
大原敬子:
どこが好きになったの?
相談者:
まああのう、やっぱり・・若いところとですねえ、
大原敬子:
はい。「若いところ」ってのは、あなたが見て、「あ、若いなあ」と思うのは、どこですか?
相談者:
いや、相手が、やっぱり、まだ40・・後半ですからあ、
大原敬子:
うん
相談者:
ほで、まぁ、あのう・・私、80代でえ、
大原敬子:
うん
相談者:
やっぱり私も、話し合い手が・・一人暮らしなのでえ、
大原敬子:
はい
相談者:
話し合い手が欲しいし。
大原敬子:
・・
相談者:
相手の方も、一人暮らしなので、ちょうどいいかな?と思いまして。
大原敬子:
で・・人目で、その、女性と会った時、「いいな」と思ったの?
相談者:
いやいやいや、まああの、しょっちゅう接触もありますし。
大原敬子:
で、その方が、タバコを吸ってるところ、あなたはそばにいたわけね?
相談者:
うん。それは、ちょっと、見ましたねえ。
大原敬子:
嫌だなあと思ったの?
相談者:
うん、私は、タバコの害の恐ろしさを知ってますのでえ。
大原敬子:
ああ・・
相談者:
それだけ、だけが、気になるんですよ。
大原敬子:
ああ、なるほどね?
相談者:
はい
大原敬子:
どれだけ健康でいたい?
相談者:
私はねえ、
大原敬子:
うん
相談者:
20歳から40歳まで、タバコを吸っていましたしい。
大原敬子:
うん
相談者:
ほでえ、40歳から60歳まで、タバコをやめたんですけど、
大原敬子:
しっかりし・・
相談者:
人の、煙を、吸ってですねえ、
大原敬子:
うん
相談者:
肺気腫になってですねえ、
大原敬子:
あらあら・・ええ。
相談者:
今も、あのう・・吸入器を使って、治療をしてるんですよ。
大原敬子:
・・あのね?
相談者:
はい
大原敬子:
彼女が好きだなと思うの、や、め、さ、せ、る・・タバコをね、云々ではなくって。もう・・相手がタバコを吸ってようが、何しようが、僕は、この先の人生を、彼女に、かけると思ったら、
相談者:
それこそ・・
大原敬子:
もう答えは決まってるだわよね?
相談者:
まあ、はよう言うたらねえ、
大原敬子:
うん
相談者:
私・・はあ、ある程度、私も、財産持っていますんでえ。
大原敬子:
ええ
相談者:
彼女の、老後もみてやりたいしい。
大原敬子:
ええ
相談者:
それから、あのう・・一緒になれば、法律上、私の財産の半分は、彼女に行きますからねえ?
大原敬子:
うん・・ただやっぱりい、病気にはなりたくないと?・・
相談者:
・・
大原敬子:
で、今、彼女と・・自分の告白をしないで、遠くで見ている、状況では我慢できないの?
相談者:
うん・・い、いや、それはできますけどお、
大原敬子:
うん
相談者:
やっぱりあのう・・一緒になってね?、やっぱり話し相手・・というかね?、独り住まいだったら、そのう・・例えばですね、あのう・・食事がですねえ、すき焼きとか、水炊きとかいう、その・・家族、だんだん(団らん)のお・・生活がないですしなあ。
大原敬子:
ああ・・ああ、なるほど。
相談者:
そういううううう、のは・・す、好きですねえ、やっぱり。
大原敬子:
そうですねえ、今、聞いていて・・なるほど、楽しいだろうなと思います。
相談者:
はい
大原敬子:
それじゃあね?、一歩前に進んで。
まずは、彼女に言う前に、僕の心が決まってないとダメなんですよ。
相談者:
ああ・・
大原敬子:
あなたの気持ちが、もし、彼女が、タバコを吸っていても・・「もう、この際、いい」と思う・・意思。
相談者:
はい
大原敬子:
だって、彼女が、「タバコやめないわよ」ったら、それっきりでしょ?
相談者:
ああ、はあ。
相談者:
ねえ。そしたら、もっと傷つくじゃない。
相談者:
ああ◆#・・
大原敬子:
だ、今、彼女に、伝える前に、
相談者:
はい
大原敬子:
あなたの、自分の意思をですね、
相談者:
うん
大原敬子:
自分が確認するんです。
相談者:
相手が・・タバコを吸おうが吸うまいが、
大原敬子:
僕は構わないと。
残された人生を・・彼女と行ってみたいって
気持ちが、強かったならば、
相談者:
うん
大原敬子:
そこで、自分の気持ちは、固まりますよねえ?
相談者:
はいはい
大原敬子:
で・・相手に、自分の気持ちを伝えることはいいけれども・・自分も、決まってないけど、相手が、やめてくれたらいいってのが・・うるよ?
相談者:
・・ああー
大原敬子:
そう思わない?
相談者:
そうですねえ。
大原敬子:
そうですよお?・・
相談者:
◆#
大原敬子:
ただすごいのはね?
相談者:
はい
大原敬子:
あなたがその年で・・好きな人が出たってのは、これ、素晴らしことねえ!
相談者:
そうでしょう。
大原敬子:
ねえ。
相談者:
はたしてねえ、残された人生わずかだからあ、
大原敬子:
うん
相談者:
やっぱり、あのう・・一人で、このまま、死んだっていう・・財産持ってえ、死なれせずね?
大原敬子:
そこまで考えているのに、
相談者:
はい
大原敬子:
彼女に、告白するのに、「タバコが」と思うんでしょ?
相談者:
はい
大原敬子:
何でしょう?、それは。
相談者:
うん、あのう・・やっぱりあの・・私は、残された人生の間で、彼女が先、病気してもうたら・・困りますわなあ。
大原敬子:
あ・・あのねえ、人間はね?
相談者:
はい
大原敬子:
よくこれ、昔の人も言うんですけどね?
「ま、ず、は、今を、楽しめ」って言うんですね?
相談者:
はい
大原敬子:
「ああだ、こうだと、憂えることは、全く意味がないっていうのね?
相談者:
はあ、はああ。
大原敬子:
今、
相談者:
うん
大原敬子:
自分が、楽しい道を。選んだのは、得策だとこれ、昔から言われている言葉なんです。
相談者:
なるほど。・・は、はあ。
大原敬子:
だから私は、今あなたは、この、お元気。
相談者:
はい
大原敬子:
で、朝の・・ウォーミングアップ。
相談者:
はい
大原敬子:
全部頑張っているのは・・どっか、後ろに、彼女という、人がいるから、頑張ってんの、かも、しれないし。
相談者:
そうですねえ。
大原敬子:
ねえ。
だから今、お元気なんでしょ?
相談者:
はい。
というのは私・・ふるさと(故郷)があるんですわ。
大原敬子:
はあー・・はい。
相談者:
それでえ、やっぱり、彼女を連れて、田舎の、おふくろの墓、参りが、したいんです。
大原敬子:
あーー、わかる、あ、なあるほど。
相談者:
そう、それが、第一の、希望ですよ。
大原敬子:
あの・・おふくろのお墓に、もし彼女がね?
相談者:
はい
大原敬子:
同行してくれたならば、あなたはおふくろに、何と、伝えますか?
相談者:
・・おふくろお、は、もう・・
大原敬子:
うん
相談者:
「こんな、幸福な人生を作ってくれて、ありがとう」言いたいですよ。
大原敬子:
(吸って)・・ああー・・じゃあ、彼女が、タバコを飲むのが、僕の、こだわりであって。
それさえなければ、打ちあけてみたいわねえ?
相談者:
はあい
大原敬子:
で、お母様は、それ伝えたら、何て言うかしら?、墓前で。
相談者:
ああ・・おふくろは、どのように言うかね、やっぱり・・
大原敬子:
うん
相談者:
やっぱり、「そういう彼女でもお・・お前の人生だからあ」・・と言うてくれるかもわかりませんねえ?
大原敬子:
それじゃあね?
相談者:
はい
大原敬子:
墓前、の・・に、お母さんに対して、聞いてみましょう。
相談者:
◆#
大原敬子:
「おふくろね?」って。
「僕今、こういう彼女を好きになったんだ」って。
相談者:
うん
大原敬子:
「だけども、タバコを吸うんだよ」って。
相談者:
・・はあ。
大原敬子:
で、「僕は・・今、肺気腫と、いろんなことがあって、もう嫌なんだ」と。
相談者:
うん
大原敬子:
「おふくろ、彼女に、このことを告げてもいいのかな?」って言ったら、お母様はなんていうかしら。墓前で。
相談者:
・・(含み笑い)◆#$%□&・・
大原敬子:
そうです。
相談者:
これ、難しいですねえ。
大原敬子:
いや・・いやいや、逃げないで。お、お母さんだったら、
「でもね?」
相談者:
うん
大原敬子:
「今のままでいいんじゃないか?」ってのと・・もう一つは、「あなたが好きだったら・・先を憂いる・・ことよりも、今・・自分の思ったことをやってごらん?。後悔はしない方がいいよ?」ったら、どうしますかあ?
相談者:
うん、そうな、「後悔しない方がいいですよ」、言うかも、分かりませんなあ。
大原敬子:
あらあ、そっちの方が強いの?
相談者:
はい
大原敬子:
じゃあ・・あなた今、答えは決まってるじゃない?
相談者:
は、あ、あっ。
大原敬子:
ただ、そこには危険があって。
僕がいつもビクビクしてね?
相談者:
はい
大原敬子:
ああ、タバコ吸ってる・・タバコ吸ってるって、怖いでしょお?
相談者:
はい
大原敬子:
それは、あなたの心が、乗り越えることよね?
相談者:
はい
大原敬子:
今日の相談の内容は・・あなた自身が自分で選択をして、
相談者:
はい
大原敬子:
今後、自分は、どう生きるかっていうことを、あなたが・・決めることよね?
相談者:
ああ、はあ、はあ。
大原敬子:
ほで・・究極は、お袋のお墓で・・墓前で、手を合わせて・・「母さん、こんな彼女ができたよ?」って言ってみたいんでしょ?
相談者:
はい
大原敬子:
さあ、どうしましょう。
相談者:
やっぱり彼女がいなかったら、私も、あのう・・田舎の袋の墓参りが・・できませんしねえ。
大原敬子:
そしたらね?
相談者:
はい
大原敬子:
今病院には通ってますか?、あなたの。
相談者:
いや、今、病院は、通ってないです。
大原敬子:
そしたら、あなたが、彼女に言う前に・・
相談者:
はい
大原敬子:
あなた悩んでいますから、ドクターに、「僕はこんな、病歴あります」と。
相談者:
はい・・
大原敬子:
「彼女は、タバコを吸っています」と。
相談者:
はい
大原敬子:
「今後、僕の体に、何か影響がありますか?」って。
専門医に聞いてみたらどう?
相談者:
・・ああ、そうですかあ。
大原敬子:
「大丈夫だ」と、先生がおっしゃったなら、初めてついに・・彼女に、アタックすることよね?
相談者:
はあ、はあ、はあ。
大原敬子:
みんな中途半端ですもんね?
相談者:
ああ、そうです、まあ、中途半端です・・
大原敬子:
じゃあね、最後にね、あなた、目を閉じてみて?
相談者:
・・はいはい
大原敬子:
その時に、浮かぶ彼女の姿は、どんな姿が浮かびますか?
相談者:
まあ、彼女の、笑顔ですなあ。
大原敬子:
笑顔なんだ。
癒しなんですね?、そうですかあ。
相談者:
はあ・・
大原敬子:
じゃあ、もう、今日・・まず、彼女に、自分の気持ちを告げる前に、自分の気持ちを、整理すること。
相談者:
はあ、はあ、はあ。
大原敬子:
今、あなたの心次第で、道は変わるんです。
相談者:
あー、そうでっか。
大原敬子:
そうでしょ?
相談者:
はい、そうですぅ。
大原敬子:
だから、
相談者:
はい
大原敬子:
ちゃんと、たいかいの道歩くに・・「どんなことがあっても、やっぱり僕は、悔いなく生きたい」と思ったら・・答え出ますよねえ?
相談者:
はい
大原敬子:
その先は、知りませんよ?
相談者:
はい
大原敬子:
相手はなんというか・・
相談者:
はい
大原敬子:
でも・・その覚悟できてますよね?、あなた。
相談者:
はいはい。
大原敬子:
もし、「ダメよ」って言われたら、なんて言うの?、あなた。
相談者:
・・まあ、それは、しゃあないです、なあ。
大原敬子:
あっ・・そう思えるんだね?
相談者:
もう、あきらめますわ。
大原敬子:
よかった。
じゃあね?
相談者:
はい
大原敬子:
幸せになってね?
相談者:
はい
大原敬子:
加藤先生、替わります。
(再びパーソナリティ)