甥姪に送りつけた兄の所業!忠告届かず「私は楽しむ事も謝らせる事も両方やる」
(回答者に交代)
森田豊:
もしもし、森田です。
相談者:
あ、もしもし。よろしくお願いします。
森田豊:
・・まあ、いわゆる・・DVにはね?
相談者:
はい
森田豊:
体の、DV。心のDV。
相談者:
はい
森田豊:
まあ、あとは、性的なDVもあるかと思うんですけど。
相談者:
はい
森田豊:
今回の場合は・・あなた自身が、
相談者:
性的。
森田豊:
性的な、暴行なんですか?
相談者:
はい
森田豊:
ごめんなさい。
あなたあ、のお、状況が、どんなに辛いものかを知りたいので、
相談者:
はい
森田豊:
もし可能だったら、具体的に、あのう、表現できる・・ん、限りでいいんですけど。教えていただいてもいいですか?
相談者:
・・膣のところが痛くって、何をしてるのかな?と思って、変なことされたなってしか、わからなかったです。
森田豊:
(吸って)・・そのことが起きたのは、今から・・60年くらい前の話ですよね?
相談者:
小学校・・はい、はい。
森田豊:
でえ、そのう、今までこの60年間の間、
相談者:
はい
森田豊:
あなたの心は、そのことばっかりいつも考えるようでしたか?
相談者:
・・
森田豊:
そうでもなかったですか?
今までは何か、こう、忘れるような・・何か、要素があった・・んですか?
相談者:
・・考えたり考えなかったり。色々なことがありましたけれど。
・・ずっとはなかったですけれど。でも、たまに、思い出してましたね。
森田豊:
(吸って)
相談者:
そのことに対して。
森田豊:
この被害を初めて言ったのは、いつ、誰に、言ったんですか?
相談者:
姉に言いました。
森田豊:
なんておっしゃってました?
相談者:
「もう、でも、私たちはもう、この歳なもんだから」、
森田豊:
うんん・・
相談者:
「助けてあげたいけど」兄は怖いし」って、いう感じ?
森田豊:
うん・・
相談者:
一回、ちょっと揉めたことがあって。
ほんで兄が・・「殺してやろうか」っていう言葉を出したみたいで、もう、それから・・姉はね、もう、「あの人は、もう、相手したら怖いからもう、他の人に相談してみたら?}っていう感じでした。
森田豊:
そのことがきっかけでえ、
相談者:
はい
森田豊:
例えば今・・あなたは、旦那さんと生活してるわけですか?
相談者:
はい
森田豊:
で、その、旦那さんとの、肉体関係とかあ。そこに支障をきたしたり、とかあ。旦那さんとの性行為とかに、トラブルをきたしたりとか、そういうことはありませんでしたか?
相談者:
うん・・ん、でも、あんまり、さあ、そういうことに対して、あんま、好きじゃなかったですけれど。
森田豊:
うん・・でも今は、旦那さんとも、仲良くやってると。
相談者:
まあ、普通ですね。
森田豊:
で・・うん。お姉さまとも、仲良くやってると。
相談者:
・・ん、まあ・・私たち、離れてますのでね。
森田豊:
(吸って)まあ、今、77歳で、あなたとしては、人生で、最大の、辛かったことを、
相談者:
はい
森田豊:
謝らせたい。
相談者:
はい
森田豊:
そう思ってらっしゃるんだよね?
相談者:
はいそうです。
森田豊:
お気持ちと、怒りは、よーく伝わってきました。
相談者:
・・
森田豊:
一般的に、こういったまあ・・いわゆる、心的外傷後ストレス障害だと思います。PTSDの、方に関しては、
相談者:
はい
森田豊:
そのことを、考えれば考えるほど。また、そこを、フラッシュバックしてしまって、負のスパイラルに陥ることが多いんですね?
相談者:
はい
森田豊:
だから、も、し、過去を振り返らないで、そのことを避けられるなら、逃避した方がいいと・・いう、場合もありますよね?
相談者:
・・
森田豊:
だから、謝罪を求める、ことの、メリットもありますけれど。
謝罪を、諦めることのメリットもあるのかなあと思いますね。
相談者:
・・
森田豊:
あとは、このことをね?
相談者:
はい
森田豊:
私たちに、連絡してくださったことは、いいことだと思うんですよ。
相談者:
はい
森田豊:
あと、他に・・ね、
相談者:
はい
森田豊:
このお、辛いことを、
相談者:
はい
森田豊:
言える人を、もう少し作った方がいいのかなあと思います。
相談者:
ん・・
森田豊:
なかなかねえ、自分では恥ずかしいことだから、言いづらいかもしれませんけれど。誰か、親族の方とか、親友の方にも、打ち明けてえ。この、あなたの・・
相談者:
それが、いないもんですか、らあ。
森田豊:
うん・・
相談者:
・・しっかりした人が、みんな、亡くなっていますのでねえ。
森田豊:
ん・・
相談者:
もう、これといった人がいないんですよね。
森田豊:
なるほど、うん。そうすると・・
相談者:
だから、弁護士を立てて、
森田豊:
うん、うん・・
相談者:
相談したりね・・
森田豊:
ああ、まあ、弁護士さんを立てるというのも、一つの、方法なのかなあとは思いますね。
相談者:
うん・・うーん・・
森田豊:
でえー、まあ、私がね?
相談者:
はい
森田豊:
断定的に、こうした方がいいということは・・あのう、申し上げられませんけれども。
相談者:
はい
森田豊:
やはり、自分のことを、もう一人の自分が、もう一回見つめてもらってえ。
別に、謝罪を求めることを、やめろとは言いませんけれど。ただ・・謝罪を求めすぎるあまり、あなたの、これからの生活が、脅かされる・・っていうことも、あるんだっていうことは、ちょっと・・頭の片隅に、置けたらね?、いいのかなと思うんですよね。
77歳で、今、何か、楽しいこととか、やりたいこととか、ワクワクすることとかありますか?
相談者:
・・うん、今は、やってますけれど。
森田豊:
何やってます?
相談者:
・・グランドゴ、ル、フ?
森田豊:
あー、いいですねえ。
だから、お兄さんのことはお兄さんのことで、も、う、腹立つなと。
まあた、手紙送ってあげるって言うんだったら、送ってあげてもいいと思いますよ?
だけど、その、グランドゴルフとかあ、なんか・・他のことは、ちゃんとやって。
お、兄、さん、にい・・大なしにされた人生を、今から、なんか、別の意味でえ・・楽しむっていうかあ。
なんかこう・・いい方向に、向かいたい、ですよね。
相談者:
・・
森田豊:
なぜならあ、こんな辛い思いしてきて、ここから77歳からね?、あと・・30年40年、長生きしている時に、ずーっとお兄さんのことを、恨んで恨んで・・反応がない状態で。
そんなつまらない人生、ないじゃないですか。
だから・・怒るのをやめてとは言いませんけどお、適度に怒るようにして。
でえ、まあ、いつか・・謝ってくれるかなと思いながらも、とにかく、あなたの、楽しみ喜び・・こういったものも、きちっと、持って。これから、人生・・なんとかね?、少し、考え直して。
一つのことだけえ、に・・固守せず、広い意味で、質の高い生活を送ってもらいたいと思います。
相談者:
はい
森田豊:
なかなかねえ、全部が全部・・聞き入れてもらえないかもしれませんけど。
少しでも参考になればと、いうふうに思います。
玉置先生に替わりますんで。
相談者:
はい
(再びパーソナリティ)