登場最多記録更新!49年共にしたキツい母も亡くなってしまえば悲しいのナゼ?

(回答者に交代)

坂井眞:
よろしくお願いします。

相談者:
あ、坂井先生、よろしくお願いいたします。

坂井眞:
はい、よろしくお願いします。
・・最後に・・今日のご相談を、整理していただ・・いたんですけど。

相談者:
・・

坂井眞:
それがすごく、きれいに整理されているなあと思って、伺ってました。

相談者:
あ・・

坂井眞:
あんなに嫌い、な、母だったのに、

相談者:
はい

坂井眞:
亡くなっちゃうと、どうしてこんなに寂しいんだろうかって・・

相談者:
はい

坂井眞:
あの、縮めて言うとそんな感じですよねえ?

相談者:
あ、はい。

坂井眞:
でねえ、まず最初に答え言ってしまいますね?

相談者:
はい

坂井眞:
それはね、当たり前なんですよ。

相談者:
はい

坂井眞:
すっごく当たり前。

相談者:
はい

坂井眞:
なんでそうなのかっていうのを、ちょっと私の考えを説明させてもらって・・

相談者:
はい

坂井眞:
それで、なるほどなと思っていただけるといいんだけれども(含み笑い)。

相談者:
ああ、はい。

坂井眞:
まず分かりやすいところからいくと、あなた今、あのう・・独身で、お母さん亡くなられちゃって2ヶ月前とおっしゃったかな?

相談者:
はい

坂井眞:
おひとり暮らし、じゃないですか。
で、49年生きてきて、そのうち49年一緒にいたのがお母さんなわけ。

相談者:
はい、そうです。

坂井眞:
あ、当たり前のこと言っててすいませんね(含み笑い)

相談者:
いえいえ、はい。

坂井眞:
でえ、そのうちの、お父さんが・・中3というから、15ぐらいで亡くなっちゃったのかな?、あなたが。

相談者:
はい

坂井眞:
だから、49年のうち、15、を、過ぎたあたりから、30・・4年?は、お母さんと一緒。まあ、妹さんが・・ある年まで一緒にいたんだろうね?

相談者:
ばい

坂井眞:
・・で、妹さんは・・いくつで結婚したんだろう?

相談者:
妹の年が、25の時です。

坂井眞:
ああん・・そうすると、22年前だ。

相談者:
・・はい

坂井眞:
47だもんね?、2つ、◆#$%□

相談者:
はい

坂井眞:
そうするとさあ、

相談者:
はい

坂井眞:
49年一緒に生きてきたうちの、22年は、

相談者:
はい

坂井眞:
あなたは、お母さんと2人で暮らしてるわけじゃない。

相談者:
はい・・

坂井眞:
で、その人が、2ヶ月前に、

相談者:
はい

坂井眞:
いなくなっちゃったんだよね。

相談者:
はい

坂井眞:
好きとか嫌いとかは、色々あるかもしれないけど。

相談者:
はい

坂井眞:
あなたにとって一緒に・・人生を送ってきた、まあ、いわば、パートナーというと言葉違うんだけどお

相談者:
はい

坂井眞:
人生を一緒に過ごしてきた、一番身近な人が亡くなったわけですよ。
嫌なところがあったかもしれないけど。

相談者:
はい

坂井眞:
・・でも・・ほぼ毎日、ご飯食べたり、

相談者:
はい

坂井眞:
笑ったり、喧嘩したり、して、過ごしてきたわけでしょ?

相談者:
はい、そうです。

坂井眞:
二人っきりで22年。

相談者:
はい

坂井眞:
◆#$たまには、妹さん来たり・・したんだろうけど。

相談者:
ああ、はい。

坂井眞:
まあ、基本、生活はさあ、お母さんと2人の生活をしてきたわけじゃない。

相談者:
はい

坂井眞:
・・その人がいなくなったら、

相談者:
はい

坂井眞:
寂しいのは当たり前なの。

相談者:
・・あ、はい。

坂井眞:
それ、あ、な、た、だから、じゃなくて、誰でもそうなります。

相談者:
・・

坂井眞:
そんな風に思えません?

相談者:
・・思います。

坂井眞:
エッへへ(苦笑)
だから、

相談者:
はい

坂井眞:
「妹に依存してはいけない」って、ちゃんと言ってらっしゃるから安心なんだけど。

相談者:
はい

坂井眞:
それは、妹さんだって、わかってくれますよ。

相談者:
あ、はい・・(涙声)

坂井眞:
ただあんまりね?、あの、もたれかかっちゃうと、向こうにも家族があるからね?
それは「困る」って言われるかもしれないけど、

相談者:
はい

坂井眞:
そういうあなたの気持ちが、わかんない・・はずはないし。
どうなの?、妹さんとの関係はどうなの?、仲いいんですか?

相談者:
週に1回、電話で近況報告し合ってます。

坂井眞:
あ、じゃあ、仲いいよね?

相談者:
あ、はい。

坂井眞:
だからさ、そしたら、あなたの気持ちだってわかってくれるし。
で、あなたが今・・寂しくなるなんていうのは、あ、あんまりにも、当たり前すぎるから。私に言わせると、「それはそうなりますよ」・・

相談者:
あ、はい。

坂井眞:
それがおかしい・・だとか、悲しくならないようにしようとか、思う方がおかしいよ?

相談者:
あ、はい。

坂井眞:
で、しかも・・一人になってるわけだから、寂しくて当たり前じゃない。これまで・・お母さんと一緒に暮らしてきたのが・・

相談者:
はい

坂井眞:
だから、それを・・変なことじゃなくて、

相談者:
はい

坂井眞:
それは、誰でも、そうなる、当たり前のことだとまず・・分かってください。

相談者:
はい

坂井眞:
そうすると少し・・しんどさも、楽になるかもしれない・・

相談者:
あ、はい

坂井眞:
っていう気がします。
あとね?、お母さんがあなたのことを、例えばでさっき聞いていたら、随分なこと言われてるじゃないですか。

相談者:
・・

坂井眞:
私みたいな性格の・・私ってあなたのことね?

相談者:
はい

坂井眞:
性格の子を産んだことはないって。
そんなことはない、あなたが産んだんだって話じゃないですか。(含み笑い)

相談者:
あ、はい(苦笑)

坂井眞:
ハハハ(苦笑)

相談者:
はい(苦笑)

坂井眞:
で・・大人しいだとかノロマだとか不器用だとかって、ひどいよね?、自分の子に向かって。だけど、

相談者:
あ・・はい

坂井眞:
それは、やっぱ、親子だからそう言えてるってことだと思うんですよ。

相談者:
あ、はい。

坂井眞:
もっと言っちゃうと、

相談者:
はい

坂井眞:
遺伝子の半分は、あなたのお母さんから来てるの。
だから、「半分はお前のせいだ」と思ってればいいんですよ、そんなことは。

相談者:
アハ(苦笑)はいッヒ(苦笑)はい。

坂井眞:
で、そんなことを言うお母さんは、ひどいじゃない・・

相談者:
・・

坂井眞:
だから、あなたも、お母さんのことを、「ひどいとこがあったやつだなあ」と。

相談者:
はい

坂井眞:
向こうが、ノロマだとか言うんだったら、「あんたも同じようなもんだ」と、思って、いれば・・いいんじゃないかなあと。
お互い様の話だと思うんですよ。

相談者:
はい

坂井眞:
だってえ、言われている本人、からすると、ひどいなあだけど、第三者的に見るとさ、お母さんもひどいでしょ?

相談者:
あ、はい。

坂井眞:
子供に意地悪なことを言うやつよりさ、おとなしくて、ノロマで、不器用なやつの方が、いい感じしません?

相談者:
あ、はい。

坂井眞:
だから、お母さんもひどかったなって・・

相談者:
あ・・

坂井眞:
だけど、こんな長く、一緒に二人で暮らしてきて、

相談者:
はい

坂井眞:
お母さんも、きっと、あなたを頼りにしてたんだと思いますよ?、 そんな感じはあるでしょ?

相談者:
あります。

坂井眞:
でえ、悪口言える子供がそばにいるっていうのは、きっとお母さんにとってはさ、心の支えの部分も あったんだと思うんですよ。

相談者:
はい

坂井眞:
あなたが、おとなしいのを、いいことに。

相談者:
はい

坂井眞:
でえ、すぐには、寂しさは、もちろん、なくならないと思いますよ?

相談者:
はい

坂井眞:
だけど、ま、それを、受け入れていくしかないよね?、

相談者:
はい

坂井眞:
こう言っちゃあ・・まあ、元も子もないけど。

相談者:
あ、いえいえ。

坂井眞:
だって、みんないつかは生まれて・・さ、いつかはみんな死んでくるんだからさ。

相談者:
あ、はい。

坂井眞:
で、お母さんと・・ま、色々、嫌なこともあったかもしんないけど・・

相談者:
はい

坂井眞:
それだけ長く一緒にさ、濃密な、(含み笑い)・・嫌なことも含めて、暮らしができたんだから、

相談者:
はい

坂井眞:
あー、「嫌なことも含めて楽しかったなあ」と、思い出して、

相談者:
はい

坂井眞:
お母さんを弔ってあげてくださいよ。

相談者:
あ、はい、わかりましたあ。

坂井眞:
うん。
だから、あの、あなたの、最初の質問は、「あんなに嫌な、実母だったのに、なんでこんなに寂しいんだろう」って言うんだけど。
全、然、それは不思議なことじゃないから、

相談者:
はい

坂井眞:
すごく自然なことだって思ってください。

相談者:
あ、はい、わかりました。

坂井眞:
うん。
あのう、あまり、大したこと言えなくて、(含み笑い)申し訳ないけど。

相談者:
あ、いえいえ、坂井先生、ありがとうございまあす。

坂井眞:
うん

(再びパーソナリティ)

「登場最多記録更新!49年共にしたキツい母も亡くなってしまえば悲しいのナゼ?」への5件のフィードバック

  1. 遺伝子の半分はお母さんからきてるか…
    今週の相談者さんはこの手のタイプが多かったな。
    面白いけどね。

  2. 楽しんでるね〜。
    「あ、はい」も相変わらずだし。
    次はどんなネタで来るかな?
    次回は秋頃でしょうか。乞うご期待。

  3. 2ヶ月前に亡くなって、寂しいのは当たり前

    なぜ
    寂しくて仕方ないのか?

    結婚していないから
    過去しか振り返らないから
    自分の欠点しか見ないから
    長所を伸ばそうとせず、欠点を直そうと努力もしないから
    馬鹿でノロマと自分で言っていればいいと思ってる

    そうではなく、馬鹿でノロマなら何が出来るか
    を考えて“行動”することが必要

    妹さんが可哀想です
    妹だって母親が亡くなって悲しいはず
    悲しいから、姉が鬱陶しい、と変わることは時間の問題

    姉妹仲が悪くならないことを祈っています🙏

  4. 常連さんの相談を何度もオンエアする局側の意図はなんだろう?

  5. 複数回の相談は
    有料にしたらいいのに。

    解決しようとしてないし、この人は心の問題を解決できないよ。残念ながら。
    愚痴言うだけの場所になってるような。

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