毎朝の車の送り。母親同士の感情のズレが13歳の娘に飛び火する
テレフォン人生相談 2015年12月7日 月曜日
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究家)
相談者: 女43歳 夫42歳 娘13歳
今日の一言: 何事も当たり前と思うな。
加藤諦三:
もしもし?、
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
よろしくお願いいたしますう。
加藤諦三:
はい
最初に年齢教えてください。
相談者:
43歳です。
加藤諦三:
43歳
相談者:
はい
加藤諦三:
結婚してます?
相談者:
はい
加藤諦三:
えーと、ご主人何歳ですかあ?
相談者:
42歳です。
加藤諦三:
42歳。
相談者:
はい
加藤諦三:
お子さんは?
相談者:
13歳。
加藤諦三:
男の子女の子?
相談者:
女の子です。
加藤諦三:
女の子。
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、分りました、で、どんな相談ですか?
相談者:
娘のトラブルの件でえ、あのお、
加藤諦三:
この13歳の女の子ね?
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
はい、はい
相談者:
で、近々、あの、話をしたいということでえ、相手方、トラブルの、相手先ですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
そちらの親御さんから、お話がありましてえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
そのときに、どのように対応したらいいか?とお、今後、あのお、ま、トラブルにならないように、
加藤諦三:
はい
相談者:
娘に対してどのようにしていけばいいか?っていうのを相談させていただきたいです。
加藤諦三:
はい
トラブルっていうのは、どんなトラブルですかあ?
相談者:
すぐご近所に、あのお、Aちゃんっていう、
加藤諦三:
はい
相談者:
今回の相手先のお子さんがいらっしゃるんですがあ、
加藤諦三:
はい
相談者:
うちの子が小学生のときにい、こちらに、わたしたち家族が引っ越して来ましたので、
加藤諦三:
はい
相談者:
こちらに来た当初からあ、Aちゃんの、お母さんが、あの、子ども関係のの地域のことですとかあ、
加藤諦三:
うん
相談者:
学校の、ことを教えてくださったりとかあ、
加藤諦三:
はい
相談者:
Aちゃんがどこかに遊びに行くときには、うちの子も誘ってくださる、といういうような状況でえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお、通学も一緒にい、行くので、
加藤諦三:
はい
相談者:
毎朝、Aちゃんのお宅が、車で送ってくださってるというような状態なんですね。
加藤諦三:
車で送ってくれてる?
相談者:
はい
加藤諦三:
要するにあれですか?、そのAさんのお宅が、お子さんを、車で、学校に送るのにい、
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
あなたの、この13歳のお嬢さんも一緒に送ってるっていうこと?
相談者:
そうです、そうです。
加藤諦三:
はい、はい
車で行ってるわけ?
相談者:
そおですね。
加藤諦三:
はい、はい、はい
相談者:
それでえ、一月ほど前に、
加藤諦三:
はい
相談者:
Aちゃんのお母さんから、相談がありましてえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
内容はあ、あ、半年ほど前からあ、
加藤諦三:
はい
相談者:
娘がAちゃんに意地悪をするのとお、
加藤諦三:
はい
相談者:
娘に直接関係ない、トラブルに、娘が首を突っ込んでえ、自分と仲良しの、ま、グループの方について、ま、口を出すので困っているう、といったような、内容だったんですね。
加藤諦三:
んん、Aさんに、意地悪するのと?
相談者:
はい
加藤諦三:
もう一つは、あなたの、この13歳のお嬢さんの仲のいいグループ?
相談者:
はい
あの、その、例えば、Aちゃんとお、また別のBちゃんっていう子がいるとして、
加藤諦三:
はい
相談者:
その子たちが、ちょっとしたトラブルになったときに、そのBちゃんの方についたりとかしてえ、
加藤諦三:
ああ、なるほどねえ。
相談者:
こう、
加藤諦三:
はい
相談者:
話を(笑)かき混ぜるというかあ、
加藤諦三:
はい、はい
相談者:
そういったことになっているので、困ってるう、というような話でえ・・
加藤諦三:
はい、はい
Aちゃんに、意地悪するっていうのは、相手方のお母さんの話だと、
相談者:
はい
加藤諦三:
どういう意地悪をしてるんですか?
相談者:
えっとお、例えば、学校でAちゃんの陰口を言ったりとかあ、
加藤諦三:
ああ、はい、はい
相談者:
はい、元々、Aちゃんと仲良しだったお友だちを、うちの娘が、ま、取り上げるといいますかあ、
加藤諦三:
はい
相談者:
そういった内容で、
加藤諦三:
うん
相談者:
ま、あのお、Aちゃんがお家でよく泣いてしまうようになりましたと。
加藤諦三:
うーん・・
相談者:
いうことだったりとかですね・・
加藤諦三:
うん・・
相談者:
で、この状態が続いてえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
ま、あのお、Aちゃんが登校拒否とか、その先の、もっと最悪な事態になってしまった場合にい、名前が上がる・・
加藤諦三:
これ今は、
相談者:
はい
加藤諦三:
今は、登校拒否ということですね?
相談者:
・・
加藤諦三:
今不登校?
相談者:
いえいえ、そんなことには、なってなくてですね。
加藤諦三:
あ、今、不登校ということじゃなくてえ、
相談者:
ええ、ええ
加藤諦三:
このままでいくと、
相談者:
この状態が、
加藤諦三:
はい
相談者:
続いてしまうと、そういうことになるんじゃないでしょうか?っていうことでえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
今のうちに話をしたくってえ、ということでえ、そのとき相談があったんですね。
加藤諦三:
うーん・・
はい
相談者:
それが、一月ほど前だったんだけどもお、
加藤諦三:
うん
相談者:
結局う、あのお、様子を見てるうちに、今になってえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
結局それから、一ヶ月ほど経ったけどお、
加藤諦三:
うん
相談者:
まだ、謝ってもらってないし、また、うちの娘は悪口を言われてる、っていうことでえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
近々、親も、同席して話をさしてくださいっていうことで、申し出があったんです。
加藤諦三:
ん、それは、あの、お母さんの方から、
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
の、申し出ですね?
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
そいで、こういうトラブルう、を、する前(まえ)、後(あと)、
相談者:
はい
加藤諦三:
そのお、家の中での、あの、あなたのお嬢さんは、何か変わったことってのはありますか?
相談者:
そおですね、ま、わたしい、が、主人との仲が、あまり良くなくてえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
娘・・それは娘が小さい頃からそうだったんですがあ、
加藤諦三:
うん
相談者:
あのお、娘のことをよく見ていなかったんじゃないかなあ、(泣)というふうには自分で思います。
加藤諦三:
うーん、うん・・
そうすと、それは、その最近出てきたことではないんですね?
前々から、あったことであってえ、
相談者:
それは、はい、そうです、そうです。
加藤諦三:
そいで、今、こういう事件が起きていてえ、
相談者:
はい
加藤諦三:
相手の家(うち)からあ、
相談者:
そうです。
加藤諦三:
話し合いをしたいと言って来たと。
相談者:
はい、はい。
ま、本人にはあ・・娘にですね、
加藤諦三:
うん
相談者:
相手方から聞いた話の内容を、確認してみたんですがあ、
加藤諦三:
うん
相談者:
ピンとこない、というような返事だったので・・あのお・・
加藤諦三:
あ、要するに、自分は、あの、Aちゃんに、イジメなんか、していないということね?
相談者:
そうですね
加藤諦三:
で、Aちゃんの悪口なんか、陰口なんか、学校で、していないということね?
相談者:
いや、たぶん、そのお、話の様子からするとお、陰口、なども言ってた、ようなんですがあ、
加藤諦三:
はい
相談者:
ただ、何て言うんでしょう、女の子どうしのグループの対立う、というような感じでしか受け止めていなくてえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
はい
加藤諦三:
そうすと、相手方の言ってることと、お嬢さんの言ってることとの間には多少違いがあるけれども、
相談者:
そお
加藤諦三:
いずれにしても、相手方から、話し合いを申し込まれてるということですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、分りました。
今日はスタジオに幼児教育研究の大原敬子先生がいらしてんので、伺ってみたいと思います。
相談者:
はい
(回答者に交代)
「何事も当たり前だと思うな」
親切を受けることが「当たり前」、ではなく、学校を卒業して社会人になって結婚するというロールモデルが「当たり前と思うな」とも受け取れた。つまり、相談者が娘の正体に気づいてしまった、「娘の名前が載るかもしれない(遺書に書かれるなど)」という相談者の懸念も「女の勘」が働いたのかも。相談した時点がターニングポイント。穿った見方をすれば佐世保の事件の二の舞に繋がるか。
管理人さんの提案通り、A宅に平謝りして娘に自転車買い与えるのが一番の解決策じゃないかな。子供の交友関係には口出し過ぎるのも無関心なのもいけない、さじ加減は難しいね。A家は口出し過ぎたし、相談者宅は気づくのが遅かったし。相談者も夫と娘もモンスターに見えてきて大変かと。ただ一方で「合わない相手と無理矢理付き合い続ける」「ギブアンドテイクや親切にされることの裏に気づかない」のは母娘共通だな。相談から二年半経つけど今頃この母娘はどうしているのだろう。