毎朝の車の送り。母親同士の感情のズレが13歳の娘に飛び火する

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
ええ
事態の正確な説明をしていただいたと思うんですけども、どうでしょうか?

相談者:
はい・・やってみます。

加藤諦三:
それほどすごいトラブルというなことではないという、誤解みたいなもんでしょうね。

相談者:
ああ・・はい

加藤諦三:
あの、もし、あなたがね、

相談者:
はい

加藤諦三:
逆の立場だったら、どう思いますかあ?

相談者:
そおですね、やっぱり、先生が代弁してくださったような、ふうに、思うと思います。

加藤諦三:
ですよね?

相談者:
はい

加藤諦三:
だから、まあ、お嬢さんが、毎日乗せてもらってもお・・親切をしても、あなたの方に反応がなかったんですよねえ。

相談者:
はい

加藤諦三:
で、おそらく、その反応の、が何でなかったかっていうと、

相談者:
はい

加藤諦三:
失礼な言い方だけれども、まずくいっていた夫婦関係に気を奪われてえ、

相談者:
はい

加藤諦三:
周囲の好意に感謝する心の余裕がなかったんじゃないのかしら?

相談者:
そおですね・・はい

加藤諦三:
で、今、大原先生が説明したようなことですから、

相談者:
はい

加藤諦三:
そういうふうに対処をすればですね、

相談者:
はい

加藤諦三:
これで、色んなことを、

相談者:
はい

加藤諦三:
人間関係学べたと。

相談者:
はい

加藤諦三:
この人間関係を学んだことでそれが、お嬢さんとの関係にも生きるし、

相談者:
はい

加藤諦三:
夫婦関係にも、生きるか、もしれませんよね?

相談者:
はい、分りました。

加藤諦三:
はい、どうも失礼します。

相談者:
すいません、ありがとうございました。

加藤諦三:
何事も当たり前と思うな。

(内容ここまで)

期待込みの親切

 

小中学生を車で送りねえ。

送迎なの?
つまり、帰りも?ってこと。

理由は何?
防犯って言うんなら、登校よりも下校だしね。

だとしても、登下校の思い出が車の中って悲しくないか?
だって登下校っつうのは単なる移動だけじゃないでしょ?
大切な何かを失っているような気がする。

ま、時代が変わったとしか。

 

大原さんの見立てどおりだと思う。

いくらついでとは言ったってねえ。
あまりにも”親切”が一方的過ぎて。

自転車買ってやれよ。

 

案の定、その親切には紐がついていたわけだ。

合わないんだと思うよ、娘とAちゃん。

朝、娘は家の前で待つわけでしょ。
で、A母の車が止まる、
Aちゃんは助手席に乗っている。
で、後部座席に乗り込む。

もちろん、挨拶ぐらいするさ。
だけど、それは決して、「おはようー!」、じゃない。
A母娘に向けた、「ぉはようございまあす・・」だ。

こんなの何年続こうと、友だちにならないって。
親には言わない秘め事を共有するからこその友だちなんであって。

 

で、その娘。

陰口言ったとか、どっちについたとか、友達奪ったとか。
A母が言ってるこれだけじゃ、言い掛かりレベル。

だけど・・

相談者 「その先の、もっと最悪な事態になってしまった場合にい、名前が上がる・・」

ああ、例の遺書にいじめた奴の名前書いて自殺するってアレね。
そこまで心配する何かが分ったの?

だとしたら、いまだに平然と同乗する娘はモンスターだな。

大原 「知っていてあえて乗るっていうところに、お嬢さんの性格が見られるっていうことなんです」

突然泣いたときは、???だったけど、娘の正体にショックを受けてんなら理解できるけど。

 

やることは立派なのに、どうも人間関係がうまくいかないな、という人もいる。親切な人だと思うのだけど、やはり付き合いたくないという人もいる。

依存心の強い人間がどんなに親切をしたつもりになっていても、その親切にはどこか押しつけがましさがでてしまう。
それは依存心の強い人間は、相手への愛情から親切をするというよりも、自分の力を誇示するために親切をするからである。
ところが本人にはこの自覚はない。むしろ逆で自分の親切を純粋なものと思い込んでいる。

<加藤諦三 「安らぎと焦りの心理>


毎朝の車の送り。母親同士の感情のズレが13歳の娘に飛び火する」への1件のフィードバック

  1. 「何事も当たり前だと思うな」
    親切を受けることが「当たり前」、ではなく、学校を卒業して社会人になって結婚するというロールモデルが「当たり前と思うな」とも受け取れた。つまり、相談者が娘の正体に気づいてしまった、「娘の名前が載るかもしれない(遺書に書かれるなど)」という相談者の懸念も「女の勘」が働いたのかも。相談した時点がターニングポイント。穿った見方をすれば佐世保の事件の二の舞に繋がるか。
    管理人さんの提案通り、A宅に平謝りして娘に自転車買い与えるのが一番の解決策じゃないかな。子供の交友関係には口出し過ぎるのも無関心なのもいけない、さじ加減は難しいね。A家は口出し過ぎたし、相談者宅は気づくのが遅かったし。相談者も夫と娘もモンスターに見えてきて大変かと。ただ一方で「合わない相手と無理矢理付き合い続ける」「ギブアンドテイクや親切にされることの裏に気づかない」のは母娘共通だな。相談から二年半経つけど今頃この母娘はどうしているのだろう。

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