【日曜に読む傑作選】目の前でキス、2千通のメール。浮気クセの夫をそれでも好きと言うワケ
テレフォン人生相談 2011年9月16日 金曜日
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 中川潤(弁護士)
相談者: 女40歳 夫40歳 長女高2 長男中1 4人暮らし
今日の一言: 愛と執着を間違えないこと。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
あ、もしもし?
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、よろしくお願いします。
加藤諦三:
はい、最初に年齢を教えてください。
相談者:
40歳です。
加藤諦三:
40歳。
結婚はしてます?してません?
相談者:
してます。
加藤諦三:
えー、ご主人何歳ですか?
相談者:
40です。
加藤諦三:
40歳。
お子さんは?
相談者:
と、2人います。
加藤諦三:
何歳でしょうか?
相談者:
と、中2と、高2です。
加藤諦三:
高2。
はい、で、男の子、女の子は?
相談者:
下が、男。
加藤諦三:
はい
相談者:
上が女の子、になります。
加藤諦三:
はい、分かりました。
で、どんな相談ですか?
相談者:
とお、旦那が、
加藤諦三:
うん
相談者:
浮気をして、いるんですね。
加藤諦三:
あ、今、
相談者:
それが・・
加藤諦三:
今、浮気してるところ?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、い、2回目なんですよ。
加藤諦三:
2回目?
相談者:
はい
加藤諦三:
今、浮気してる相手はどういう人ですか?
ね、年齢とか、結婚してるとか、結婚してないとか。
相談者:
いやあ、わ、全く分からないんですが、大体想像は、つきます。
加藤諦三:
全く分からないで、
相談者:
はい
加藤諦三:
浮気してるということだけは確実なんですか?
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
な、何で、浮気してると確信したの?
相談者:
えっと、1週間前に、
加藤諦三:
ええ
相談者:
見覚えのない、携帯電話、他社の電話を、持ってるのを見かけ、見つけたんですよ、車の中から。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、それを、見てしまったんですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
それで、分かったんですよ。
加藤諦三:
ああ・・
なんかメールかなんかが?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
どんなメールだったんですか?
相談者:
と・・「一緒になろう」、とか。
加藤諦三:
ああ・・
相談者:
それ、それ契約しているのが、
加藤諦三:
ええ
相談者:
3か月、前、ぐらいなんですよね。
加藤諦三:
うーん
相談者:
で、その時期って、と、ちょっと、大喧嘩をしてしまって、
加藤諦三:
うん
相談者:
それをきっかけに、と、深まったのではないか?と。
加藤諦三:
なるほどね。
そうすると・・
相談者:
あと、
加藤諦三:
はい
相談者:
「子供を作ろう」とか、
加藤諦三:
はいはい
相談者:
「欲しい」とか、
加藤諦三:
はい
相談者:
「生理の臭いつけちゃってごめんね」とか、
加藤諦三:
はい
相談者:
内容がもう、凄い、ですね。
加藤諦三:
うーん・・
それが、もう、いくつも入ってるんですか?
相談者:
そうです。
凄い、ほんと3か月ぐらいの間なんですが、
加藤諦三:
はい
相談者:
もう、2000ぐらいが入ってますね。
加藤諦三:
ええ!?
相談者:
もう頻繁だっていうことなんですよね。
加藤諦三:
2000ていうのは凄いですね。
相談者:
2000通って言うんですかね、はい。
加藤諦三:
はい
相談者:
その前から、
加藤諦三:
うん
相談者:
なんか、薄々、いるのではないか?っていう、のは感づいてはいたんですけど。
加藤諦三:
はい。
薄々ってのは何で、わ、感づいたの?
相談者:
えっと、1回目に浮気された、時と、同じ症状になったんですね。
加藤諦三:
うーん
相談者:
その1回目の浮気というのは、10年ぐらい前でして、
加藤諦三:
はい
相談者:
で、5年ぐらいで終わったんだと思います。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、その頃から、あの・・旦那の、
加藤諦三:
はい
相談者:
携帯電話鳴った時に、「取ってくれ」って言われて、私が出てたりとか、できたんですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
それが、3年ぐらい前から、
加藤諦三:
ええ
相談者:
携帯を、はん、肌身離さず持ち歩いて、
加藤諦三:
ああ・・
相談者:
とか、あと、私が出ること、ができなくなったんです。
で・・
加藤諦三:
これは10年前もそうだったというこ?
相談者:
そうだったんです、はい。
加藤諦三:
うん、はい
相談者:
同じ症状なので、これはちょっと同じだから、と思いまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
感づいてはいたんですが、
加藤諦三:
うーん
相談者:
それが、
加藤諦三:
うん
相談者:
1回「飲みに行く」と言って、
加藤諦三:
うん
相談者:
朝も帰ってこなく、その、夕方に帰ってきたりとか。
加藤諦三:
うーん
相談者:
それを追及した、3か月前に、大喧嘩になりまして(笑)
加藤諦三:
あ、その、要するに、大喧嘩の原因ていうのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
浮気いー、
相談者:
はい
加藤諦三:
が、あった、なかったということですね?
相談者:
はい、で、ほんに・・
加藤諦三:
それで、その時に、
相談者:
はい
加藤諦三:
夕方、例えば、帰ってきて喧嘩になった、
相談者:
はい
加藤諦三:
で、その時、ご主人は、認めたわけ?
相談者:
いえ、「いないから」って言いました。
加藤諦三:
はーん・・
相談者:
でも、その私、「いないから」って言われて、でも、ちょっと不安なので、
加藤諦三:
はい
相談者:
たまたま見つけてしまった電話があって、
加藤諦三:
はい
相談者:
でも、これを追及して、
加藤諦三:
ええ
相談者:
本人に、会ってしまったら、
加藤諦三:
はい
相談者:
10年前に、私、浮気相手に会ってしまったんですね。
加藤諦三:
ええ
相談者:
2人でいるところを。
加藤諦三:
ええ
相談者:
で、私を目の前にして、2人が、キスをし、抱き合ったんです。
加藤諦三:
ええ
相談者:
で、それをきっかけに、もう、堂々と付き合うようになったので、
加藤諦三:
ええ
相談者:
これは、メール見ても、
加藤諦三:
ええ
相談者:
会ってはいけないな、知らない振り、で、いような、いた方が良いなと思って、今は我慢はしているんですけど、どうしたらいいのか・・
加藤諦三:
そんな、が、我慢していて、夜寝られますか?
相談者:
寝れないですねえ。
加藤諦三:
寝れないですねえ?
相談者:
でも、また、堂々と、平気で付き合ってしまわれたら、私もちょっと辛いので、それだったら、知らないで付き合われた方が良いのかな。
加藤諦三:
うーん
相談者:
あの、分かったと同時に、殴られてアザになったこともあるので(笑)、それがちょっと・・
加藤諦三:
あ、じゅ、10年前?
相談者:
そうですね。
あと、この前の大喧嘩の時もちょっとありまして、それも、あるので・・我慢は、して、いるのですね。
加藤諦三:
あー・・
そうすと、あなた、ご主人といて、
相談者:
はい
加藤諦三:
まあ、こういうようなアザ、が出来るほどっていうと、あんまり寛げないわけね?
相談者:
・・いえ、んー・・そんなことはないんですよ。
一緒に、いられるんですね。
普通に、接して、くれ、るというか
加藤諦三:
はい・・
相談者:
子供の前の体裁上かもしれないんですけど、
加藤諦三:
うん
相談者:
と、一緒に買い物に行ったりとかはするんですね。
加藤諦三:
うん
相談者:
うーん、だけども、あの・・この前、「メールのあなたは好きだけど、お前自体は嫌いだ」と。
加藤諦三:
うん
相談者:
ということは、形上(かたちじょう)ってことなのかな?って思いました。
加藤諦三:
ん?
て、あなたと会ってない時には、あなたが好きだけども、
相談者:
はい、うん
加藤諦三:
実際に、目の前にあなたが来ると、あなたが嫌いっていうことです?
相談者:
あ、そうですね。
加藤諦三:
そういうことですか?
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
あー
相談者:
「安らげない」
加藤諦三:
「安らげない」と?
相談者:
「早く、別れてくれ」
加藤諦三:
「早く別れてくれ」と。
あ、今そうすと、もう、離婚の要求は出てるわけですか?
相談者:
一時期、ありました。
あの、大喧嘩した時に。
加藤諦三:
ていうのは、大喧嘩って、3か月前には「別れてくれ」はあったっていうこと?
相談者:
凄かったですね、毎日のように。
加藤諦三:
「別れてくれ、別れてくれ」って言われる?
相談者:
はい。
離婚届を、車に忍ばせてるのは、
加藤諦三:
ええ
相談者:
発見しました。
だけど、私の目の前には、出してないです。
加藤諦三:
うーん、なるほどねえー・・
で、今日のあなたの相談ていうのは?
相談者:
別れたくはない、というのと、この先どうしたらいいのか?と。
加藤諦三:
いうことですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、分かりました。
相談者:
その、
加藤諦三:
はい
相談者:
はい、女の方に対して会った方が良いのか?旦那に追及した方が良いのか?どうしたら良いのか?
加藤諦三:
はい
相談者:
ていうことですね。
加藤諦三:
はい、分かりました。
今日は、あの、スタジオに、弁護士の中川潤先生がいらしてるので、
相談者:
はい
加藤諦三:
伺ってみたいと思います。
相談者:
はい
(回答者に交代)