モノに当り散らす悩みの種の30歳の孫息子。優しさゆえに母を失って背負わされてきたもの
テレフォン人生相談 2016年5月14日 土曜日
パーソナリティは、加藤諦三
回答者は、最上雄基(心理療法研究)
相談者: 女83歳 孫3人(男30、女28、女19)と4人暮らし 夫は他界。
一人娘は30歳の長男が3歳ときに離婚、別の男との間に出来た19歳が1歳半のときに未婚のまま他界
今日の一言: 何事も当たり前と思わない事。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
はい
加藤諦三:
最初に年齢を教えて下さい。
相談者:
80と3才です。
加藤諦三:
83才。
相談者:
はい
加藤諦三:
で、今あ、お一人です・・暮らしてるんですか?
それとも、ご主人
相談者:
あのお、主人も亡くなりましたしい、
加藤諦三:
はい
相談者:
娘もお、亡くなりましてえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
一人娘があ、亡くなったんですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
それで、今あ、わたしは、あの、娘のお、子どもがあ、3人います、孫。
加藤諦三:
ああ、その3人のお孫さんはあ、何才ぐらいなお孫さんですか?
相談者:
えーと、一番上が、30才です。長男。
加藤諦三:
はい
相談者:
その次があ、28才です。
加藤諦三:
これも男の子?
相談者:
女の子。
加藤諦三:
これは女の子、はいはい
相談者:
それから、もう一人、女の子があ、19才のお、女の子がいます。
加藤諦三:
はい、そうすると、この3人のお孫さんと、一緒に暮らしてるう?
相談者:
はい、そうなんです。
加藤諦三:
はい、分かりました。
で、どんな相談ですか?
相談者:
えっとお、その、長男の方があ、
加藤諦三:
ええ
相談者:
どうも、あの、引きこもりみたい、と思うんですけどお、
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお、物当たりが凄く、怖いんですねえ。
声掛けるとお、
加藤諦三:
うん
相談者:
もう、暴力でえ、来るんですねえ。
加藤諦三:
物を投げる?
相談者:
もう、投げるより、壊すんです。
もう・・
加藤諦三:
あ、壊すの?そうする・・
相談者:
ええ、テーブルを壊したりね、
加藤諦三:
はい
相談者:
それこそ、あのお、椅子を壊したりねえ、
加藤諦三:
ああ、椅子、
相談者:
もう、凄い力でえ、あの、壊すんですよねえ。
加藤諦三:
はいはいはい
相談者:
だからあ、あのお・・わたしは、もう、側にいる事ができないんですよ、怖くて。
加藤諦三:
あのお、色んな椅子壊したり、テーブル壊したりするっていうのはあ、
相談者:
はい
加藤諦三:
1ヵ月のうちに、何回ぐらいですか?
いっつも、そんな事やってる?
相談者:
いいえ、1ヵ月、ではないんです。
ただ、色んなね、あのお、お手紙が来ますからあ、役所からお手紙が来たりい、
加藤諦三:
はい
相談者:
そのお手紙をお、あの、「読んでくれ」って言って、あのお、そのお部屋に置いとくんですけどお、
加藤諦三:
はい
相談者:
それが、読んだ返事もないしい、
加藤諦三:
はい
相談者:
読んだ、様子もないんですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、大事な、そのお、役所から、のも、お手紙が来てるのに、
加藤諦三:
うん
相談者:
「どうして、目を通さない?」って、
加藤諦三:
うん
相談者:
それで、何回もお、あの、わたしが言ってみたりい、下の娘があ、ね、
加藤諦三:
うん
相談者:
あのお、言ってみたりするんですけど、
加藤諦三:
うん
相談者:
もう、当人は、言うとお、怒鳴りつけてえ、
加藤諦三:
うんうんうん、うん
相談者:
もう、絶対、聞き入れてくれないしい、
加藤諦三:
うーん
相談者:
それで、今度は、物当たりをするわけですよ、何回も言うと。
加藤諦三:
はいはい、で、暴力を振るうのはあ、こっちから話し掛けた時だけですね?
相談者:
そうです、そう。
それだけです。
加藤諦三:
そうす、そうするとお、
相談者:
普段は、あんまりないです、うん。
加藤諦三:
ええ、一人で引きこもってる分にはあ、
相談者:
ひ、あの、引きこもりじゃなくて、
加藤諦三:
はい
相談者:
今は、あの、派遣社員って言うんですか?
ま、派遣社員って、わたしはあ、派遣社員だと思って、想像してるんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
毎日、8時半てなると、仕事に行くんですね。
加藤諦三:
あ、なるほど、あの
相談者:
それで、帰って来るのは、何時だか、分からないんです。
夜の・・何時、帰って来るのか。
加藤諦三:
うーん
相談者:
黙って、自分で帰って来て、お部屋に入って、寝てるみたいなんですよ。
加藤諦三:
うん、うん、うん、で、くどいようですけれどもお、
相談者:
はい
加藤諦三:
この、暴力っていうのは、あの、あなたが話し掛けると、「うるせえ!」って言って怒るっていうのは、分かったんですけども、
相談者:
はい
加藤諦三:
どの位、振るうんですか?いつも、振るうっていうか、こう、具体的に言うと、
相談者:
あのね、具体的に言うとお、
加藤諦三:
うん
相談者:
そのね、か、会社をね、長年、6年勤めた会社を辞められて来たのでえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
それで、その、会社辞められてからあ、
加藤諦三:
うん
相談者:
なんで、会社を辞められたかも、わたし達には、分からないのでえ、ね?
加藤諦三:
うーん
相談者:
それでえ、それを言いたくないのとお、
加藤諦三:
うん
相談者:
それとお、自分のお部屋をねえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
見て欲しくないんですよ。
加藤諦三:
ええ、それはそうですよね。
相談者:
どーんなに、汚くてもお、
加藤諦三:
ええ
相談者:
入って欲しくないのと、
加藤諦三:
ええ
相談者:
見て欲しくないの。
加藤諦三:
ええ
相談者:
それに、口を出して欲しくないの。
加藤諦三:
関わられるのが、物凄く嫌ですから、それは、分かります。
それで、くどいようですけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
じゃ、この1年の間にい、暴力を振るったのは、何回ですか?
相談者:
3回です。
加藤諦三:
3回。
相談者:
はい
加藤諦三:
すと、その3回は、みんなあなたの方から話し掛けた時ですね?
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
で、放っとくとお、話し掛けなければあ、暴力はあ、振るわないんですね?
相談者
あり・・はい、ありません。
加藤諦三:
ある、無いわけですね?
それで、このお父さんは、どうなってるんですか?
相談者:
お父さんは、離婚していないんです。
加藤諦三:
あ、そうすると、今どこにいるか、分かんないけど、
相談者:
分かりません、はい。
加藤諦三:
でも、おー・・亡くなられてはいないんですね?
相談者:
え、それも分かりません。
加藤諦三:
うーん、そうするとお、いつですか?
お父さんとお母さんが離婚してえ、3人になったのは。
相談者:
えーっとお、お兄ちゃんが3才でえ、
加藤諦三:
うーん
相談者:
お、あのお、娘え、の方があ、1才の時ですう。
加藤諦三:
そうすると、その、
相談者:
うん
加藤諦三:
19才のお嬢さんっていうのは、
相談者:
19才の、人はあ、あのお、お母さんが、再婚をするかしないかで、向こうから、「お嫁に来て欲しい」って事、言われたんですけどお、
加藤諦三:
はい
相談者:
主人があ、「子どもお、2人がいるのでえ、お嫁には、やりたくない」ってえ、反対したんですよ。
加藤諦三:
はい
相談者:
それで、反対して、「一緒にはさせないでも、お友達でいらっしゃれば良いんじゃない?」っていう話で、ずっと、そのお、人と付き合ってましたけどお、そういう、付き合ってる間にい、一人、下の女の子、19才の女の子があ、出来たんですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
え、そのお、女の子とお、うん、3人わたしがあ、見てるわけですよ。
加藤諦三:
はい
相談者:
うん
加藤諦三:
それで、この3人の仲はどうですか?
相談者:
とっても、良いです。
3人っていうかあ、お姉ちゃんとお、下の妹は。
「お姉ちゃん、お姉ちゃん」って、とっても良いです。
加藤諦三:
あ、28才と19才の女の子はあ、
相談者:
うん、とても仲が良いです。
加藤諦三:
とても、仲がい、その、
相談者:
はい
加藤諦三:
この2人と、
相談者:
はい
加藤諦三:
30才のお、お兄ちゃんとは、どうなんですか?
相談者:
その、お兄ちゃんはあ、もう、凄くね、面倒良かったんですよね。
あの、お母さん、亡くなってから、間もなくなんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
もう、こんな小さい子がね、お母さんと離れてえ、「おばあちゃん、大変だけど、お願いね」って、わたしにい、「下の子をねえ、可愛がってくれ」っていう事をね、お兄ちゃんがわたしに言ってたんですよお。
加藤諦三:
はい
相談者:
そう言ってる間にい、なんか、#$%□、都合の悪い会社を辞められたり何かして来たら、段々と、その、相談する、ひ、相手も居ないのでえ、そういうふうに、わたしい、が、言っても、おばあちゃんの言う事は、あんまりね、聞いて頂けないしい、それで、これで、何処に相談に行けば良いかと思ってえ、この相談にい、あの、お願いしたんですけど。
加藤諦三:
うん、分かりました。
そうすると、今日はですねえ、
相談者:
はい
加藤諦三:
こういう、その30才のお、彼はまだ、結婚してないんですね?
相談者:
結婚しません。はい。
加藤諦三:
してないですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
に、対して、どういう態度を取ったら良いか?という事ですね?
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
はい、分かりました。
相談者:
はい
加藤諦三:
今日は、スタジオにですね、心理療法研究の、最上雄基先生がいらしてるので、伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)