何故か潔癖症になってしまった彼女。同棲解消を回避する手立て
テレフォン人生相談 2016年6月3日 金曜日
パーソナリティ: 今井通子
回答者: 三石由起子(作家・翻訳家・三石メソッド主催)
相談者: 男37歳 同棲相手28歳
今井通子:
もしもしい?テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、よろしくお願いしますう。
今井通子:
はい。今日はどういったご相談ですか?
相談者:
え~っと、ちょっと、あの、同棲相手のお、
今井通子:
はい
相談者:
件なんですけど。
今井通子:
はい
相談者:
同棲相手の方がですね、
今井通子:
ええ
相談者:
あの、潔癖症がだんだんひどくなってきてしまってて、
今井通子:
はい
相談者:
ちょっと一緒に暮らすのが、もうお互いにちょっとこう苦しくなってきてしまってて、
今井通子:
はい
相談者:
その件でちょっと相談したくて電話しました。
今井通子:
なるほど。
あなたおいくつ?
相談者:
私は37歳です。
今井通子:
37歳。
相談者:
はい
今井通子:
え~、お相手はおいくつ?
相談者:
え~、28です。
今井通子:
8歳。
相談者:
はい
今井通子:
あの~、え、同居されてて何年くらい?
相談者:
ええっとお、5年半くらいです。
今井通子:
で、お仕事は、そうすっと、あなたは自営か会、会社員?
相談者:
や、あの、普通の会社員です。
今井通子:
会社員。
相談者:
はい
今井通子:
お相手は?
相談者:
パートです。
今井通子:
パート?
相談者:
はい
今井通子:
でえ、彼女があ、
相談者:
はい
今井通子:
いつごろから潔癖症になったの?
相談者:
え~っと3年ぐらいになると思います。
今井通子:
ふ~ん。
相談者:
で、なんかまあ、あのお、自分がちょっと、あのお、作業服を着て、まあ、普段する仕事してるんですけども、
今井通子:
はい
相談者:
通勤の行き帰りもそういう形でしてるんですけども、
今井通子:
ええ
相談者:
どうしてもこう作業着とか、外から、あのお、汚れとかがすごい気になるみたいで、
今井通子:
ええ、
相談者:
「家に持ち込まないでくれ」って、
今井通子:
なんかきっかけありましたか?
相談者:
お付き合いしてる人がですね、もともとその介護の仕事してたんですね。
今井通子:
はい
相談者:
今は違う仕事してるんですけども。
今井通子:
はい
相談者:
で、訪問介護の仕事をしてたんですけども、
今井通子:
はい
相談者:
あの、ま、老人の身体を洗ったりとか、部屋の掃除をしたりとか、
今井通子:
はい
相談者:
そういうことをしてたんですけども、
今井通子:
はい
相談者:
それがまあ、一番の、このきっかけになったと本人は言ってるんですけども、どうしても、こう、え、身体が弱ってる方の、
今井通子:
はい、
相談者:
世話をするにあたって、どうしても自分が綺麗でないといけない。
今井通子:
ふうん、
相談者:
っていう意識が、ま、その、3年くらい前に芽生えたみたいでえ、
今井通子:
ふうん
相談者:
で、一方でその、汚いものをすごい拒絶するようになったんですね。
で、そこらへんからちょっと、きっ、なってったところがあると思います。
今井通子:
う~ん。
・・・・で、今は別の仕事してんでしょ、でも。
相談者:
あ、もう、それはちょっと精神的につらくなってやめたんです、はい。
今井通子:
あ、なるほど
相談者:
はい
今井通子:
じゃ、今あなたに対して求められているのは、作業着で出入りしないで、
相談者:
はい
今井通子:
例えば「シャワーでも浴びてから帰れ」みたいな(笑)
相談者:
ま、そういう・・・ことなんですけど、やっぱり、ちょっとその、日常生活とか、あと共同生活にもかなり支障が出てて、
今井通子:
うん
相談者:
やっぱ・・
今井通子:
他には?
相談者:
電車・・に乗る時もやっぱり、つり革がつかめなかったりとかあ、
今井通子:
うん
相談者:
あと、電車の座席に座れなかったり、とかですね。
今井通子:
はい
相談者:
あと、まあ、椅子に座るときもビニールシートを敷いたりとか。
今井通子:
これは、ご本人がっていうことですよね?
相談者:
そうですね、はい。
今井通子:
「あなたも座ってちゃだめ」っていう話じゃないですよね?
相談者:
あ、わ、ぜ、私も「やめて欲しい」とは言われています。
今井通子:
ほお~
相談者:
はい、あと、ま、そのどうしてもちょっと自分もずぼらな性格の部分もあってえ、例えばその、電車の中で床面に、こう荷物を置いたりしてしまうことがあるんですね。
今井通子:
んんん
相談者:
「そういうの絶対やめてくれ」っていうのと、「そういうのだったらもう家に持ち込まないでくれ」っていうふうに、いつも言われます。
今井通子:
う~ん。
あなた自身は、
相談者:
はい
今井通子:
親御さんはお元気?
相談者:
ああ、はい、元気です。
今井通子:
何歳くらい?
相談者:
71です。
今井通子:
お父様?
相談者:
はい
今井通子:
お母様は?
相談者:
72です。
今井通子:
72。
お相手は?
相談者:
えっちょっと、年齢ちょっと正確にはわからないんですけど、40後半くらいだと思います。
今井通子:
親御さんがね?
相談者:
はい、そうです。
今井通子:
はい
相談者:
で、兄弟が、下に一個下の、弟がいて、
今井通子:
うん
相談者:
で、その下に、え~っ、ちょっと年が離れて18くらいの妹さんがいると思います。
今井通子:
で、元々そのお、お相手の方が、
相談者:
はい
今井通子:
潔癖症だとかっていう話は聞いたことある?
相談者:
いや、ないですねえ。
今井通子:
うん。
今の、そのお話を伺ってると、かなり、なんですよね?
相談者:
あ、はい・・
今井通子:
うん。
で、電車の他には何かあります?
相談者:
電車の他、う~ん・・
今井通子:
家の中ではどうなんだろう?
中入っちゃってから。
相談者:
中入ってからはですねえ。
やっぱりその・・・
今井通子:
「すぐ、シャワー浴びて」
「はい、すぐ着替えて~」みたいな感じ?
相談者:
そうですね、そういう感じですね。
今井通子:
あなたに対してね?
相談者:
はい。
もう本人ももちろんそうなんですけど。
今井通子:
うん。
相談者:
はい
今井通子:
で、ごはんを食べようとすると、「手を洗って」、みたい?
相談者:
そうですね。はい(笑)
ま、まったくその通りです。
今井通子:
なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
で、あなたと、相手の方も、とおっしゃってたからなんだけど、
相談者:
はい
今井通子:
あなた自身はその潔癖さ?
相談者:
はい
今井通子:
うん、で、それであなた自身も、こうそ(拘束)、あの、時間的にするから、その、なんて言うんだろ、体験的に拘束されちゃう?
相談者:
そうですねえ。
今井通子:
ということがきつくなってる?
相談者:
そうですね、はい。
今井通子:
相手の方はなにがきついの?
相談者:
やっぱりそのお・・・、ですね、今、一番、問題になってるのが、やっぱこう一緒に暮らしてて、
今井通子:
うん
相談者:
で、将来的にはまあ、もちろん、結婚てのも考えていたんですけども、
今井通子:
うん
相談者:
やっぱり、このまま一緒に生活をしていくことがやっぱお互いにちょっと今苦しくなってきてしまっててえ、ま、僕自身もちょっと悪い点があるんですけどもお、あの、どうしても普段の中で、そういうふうに言われてることがやっぱストレスだと思うんですね?
で、それがこう、どうしてもこう、まあ、またまに知り合いとかと飲んだりすると、まあ、酔って帰ったりするとですねえ、まあ暴言を吐いたりしてしまうことがあってえ、
今井通子:
うん
相談者:
で、暴言を吐いてることで相手も伝わってるんだと思うんです、その自分が苦しんでるってことがですね。
今井通子:
うん
相談者:
その、彼女自身もやっぱ、そうしたくてそうなったわけではないのはわかってるんで、お互いがお互いを追い込んでしまっているような状態になってて、それがやっぱ彼女にとっては苦しいんだと思います。
今井通子:
あなたは、もう生活は続けらんないと思ってるけど、
相談者:
はい
今井通子:
彼女の方はそうでもない?
相談者:
いや、実は逆で、あの、やっぱ僕はできれば一緒に暮らしていきたいっていう気持ちはまだ持ってるんですけども、やっぱ向こうが、やっぱ僕、を、あの生活を縛ってる部分とか、あと、一方でその暴言を吐かれたりするっていうのはその、やっぱりつらくなってるみたいで、
今井通子:
うん
相談者:
向こうがちょっと生活を、一緒に・・・ま、「別に暮らそうか?」っていう話を今、もらってるんですね。
今井通子:
なるほど。
相談者:
はい。
で、今後どうしたらいいか?っていうのが、今日、すいません、相談したいことでした。
今井通子:
わかりました。
相談者:
はい
今井通子:
今日はですねえ、三石メソッド主催で作家で翻訳家の三石由起子先生がいらしてますので、伺ってみたいと思います。
先生よろしくお願いいたします。
(回答者に交代)
潔癖症って病気なんだけど。
三石さん、理解してるんかな。
電車のつり革とかシートとか、花屋では解決しないぞ。