資格試験を挫折した大卒34歳の息子は引きこもり?、いや単なる怠け者

テレフォン人生相談 2014年11月3日 月曜日

相談者: 女62歳 夫63歳 長男37歳 引きこもりの次男34歳

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究家)

今日の一言:
不幸を受け入れる。そこで道が開けます。

加藤諦三:
(お子さん)お2人とも家を出てるんですか?

相談者:
あのお、2人ともおります。

加藤諦三:
あ、そうすると今、4人で暮らしている。

相談者:
そうです。

加藤諦三:
分かりました。
それで、どんな相談ですか?

相談者:
次男なんですけど。

加藤諦三:
34歳のね。

相談者:
はい、そうです。
ええと、大学を出まして・・それで・・あのお・・資格試験を受けるので、就活はしないということで・・でえ、そのまま、資格試験も取れず・・うぅん、なんか、ダラダラになってしまいまして・・結局、引きこもりみたいな感じなんでしょうか・・。

加藤諦三:
引きこもりみたいな感じ、というのは、まあ、一応、そのお、家を出て、買い物に行ったり、公園に行ったりするけれども、アルバイトも何もしていないと、そんな感じ?

相談者:
そうです。

加藤諦三:
すっかり、引きこもってる感じじゃないんですね?

相談者:
そうです。
煙草を吸うんですけど、煙草買いに出たりとか・・ペットボトルの・・飲み物系とか・・ちょっとおやつ系のものとか・・そういうものは買いに出ます。

加藤諦三:
ああ、そうですか。
ですから、まあ、要するに、引きこもりといって、部屋に引きこもってるわけではないんですよね。

相談者:
一応、自分の部屋があるので・・自分で、昼の食事は自分で作るために、キッチンに出てきて、自分で作るとか、そういうことは出来るんです。

加藤諦三:
部屋では何をしてるのかしら?

相談者:
・・パソコン・・とか・・テレビを見てる・・

加藤諦三:
あ、テレビも見てる。

相談者:
夜起きてる時間だと・・同時に・・同じテレビが、別の部屋にもあれば・・親が見ている番組と、本人が観ている番組が同じ場合がありますね。

加藤諦三:
ああ、そうですか。

相談者:
その場合は、あのお、「今のどうだった?」、みたいな話で・・

加藤諦三:
ふーん。

相談者:
同じ話題で、「面白かったね」、っていうような話になることもあったりして・・

加藤諦三:
それで、今、相談の34歳の方ですけどもね、ま、大学卒業してから、資格を取るんだということで、就職活動もしなかった、って言うことですけども・・資格っていうのは、どういう・・

相談者:
社会労務士(社会保険労務士)とか・・いうのでしょうか。

加藤諦三:
はい。

相談者:
そういうのを取りたいということで・・言ってたんですけれど。

加藤諦三:
はい。
それは、何回も何回も取ろうとしてた・・っていう・・本当に取りたければ、何回も何回もやるとは思うんですけれども・・。
(ここで相談者の「2回」と言うのが聞こえる)

極端に言うと、就活をしないことの口実みたいになってた、ってことはないんですか?

相談者:
・・ううん・・その辺が、はっきり分からないんですけど。
それが、あの、2、3年くらい前まで、私も・・ずっと・・私はパートで働いておりまして・・結構、のんびりと、考えてたんですね。

加藤諦三:
はい。

相談者:
そのうちには・・ハローワークにも行ってたりしてたので・・そのうちには就職・・先を見つけてくれるだろうな、っていう考えでいて・・それで・・2、3年前に、引きこもりのセミナーみたいな・・お知らせの・・なんかを見かけて・・引きこもりという言葉が、ちょっと、目に付いて。
ひょっとして、次男は、この、引きこもりに、はまる(当てはまる)のかな、とかって思ったんですね。

加藤諦三:
うん。

相談者:
そしたら、引きこもりの定義とかって話で、ピッタリはまるみたい、ということで、それで、あの、自分で、自立センターみたいな所に出かけて行くとか・・そういう風な気持ちにもなってもらえない状態で・・

加藤諦三:
はい。

相談者:
それで、あのお、そのときに話したときに、
「仕事をする意味が分からない」、と。

加藤諦三:
はい、はい。

相談者:
と本人が言ったんです。

加藤諦三:
はい。

相談者:
それで、私もビックリしまして、ちょっと、理解できなくて・・どうして、そういう風に、考えることになったんだろうと・・

加藤諦三:
うん。

相談者:
思うんですけど・・どうして?って聞いても、本人も、明確な・・答えが出ないというか・・。

加藤諦三:
で、今日のあなたの相談っていうのは・・

相談者:
はい。

加藤諦三:
資格を、取る、取ると言いながら、実際にはダラダラして、で、今、仕事をする意味が分からない、という状態になってしまったけれども・・

相談者:
はい。

加藤諦三:
このお子さんにどう接したらいいか、という、そういう・・ことですか?

相談者:
そ、そうですね。

加藤諦三:
今日は、幼児教育研究家の大原敬子先生がいらしているので、ここら辺の心理、どう指導していったらいいか、教えてくださると思うので、伺ってみたいと思います。

(回答者に交代)

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