親切にはお返し。近さが負担になる女46歳が親から受け取っていた強烈なメッセージ
テレフォン人生相談 2016年8月1日 月曜日
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者: 女46歳 夫65歳 二人暮らし 子供はいない
今日の一言: 親が子に与える破壊的メッセージ“存在するな”、“あなたであるな”
加藤諦三:
もしもしい?
相談者:
あ、もしもしい?
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、よろしくお願い致しますう。
加藤諦三:
はいー、最初に年齢教えて下さい。
相談者:
と、46歳です。
加藤諦三:
46歳。
相談者:
はい
加藤諦三:
結婚してます?
相談者:
はい
加藤諦三:
えー、ご主人何歳ですか?
相談者:
と、65歳です。
加藤諦三:
65歳、お子さんは?
相談者:
いません。
加藤諦三:
んじゃ、今、お2人で暮らしてんですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、分かりました。
で、どんな相談ですか?
相談者:
はい、今あの、マンションに住んでいるんですが、
加藤諦三:
はい
相談者:
同じマンションに、
加藤諦三:
はい
相談者:
えーっと、同じサークルに、入っているう、
加藤諦三:
はい
相談者:
えー、女性がいまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
その方との、付き合いに、ちょっと悩んでいます。
加藤諦三:
このサークルっていうのはあ、もし、よ、良ければ、どんなようなサークルです?
相談者:
あ、ちょっとあのお・・習い事でえ、
加藤諦三:
あ、習い事?
相談者:
はい。えー、6人ぐらいのお、
加藤諦三:
はい
相談者:
女性ばかりのグループの、
加藤諦三:
はい
相談者:
習い事のサークルなんですが、
加藤諦三:
ああ、はい
相談者:
え、6、し・・はい
加藤諦三:
そいでこの、女性の、今、あなたが、困っているという女性は何歳ぐらいの方ですか?
相談者:
60う、代です。
加藤諦三:
60代?
相談者:
はい
加藤諦三:
そ、それで、そのこ、困っているというのは、まあ、具体的に言うと、例えばどんな?
相談者:
はい。まずう、そのサークルにい、わたしが最初加入したのがあ、
加藤諦三:
はい
相談者:
6、7年前になるんですが、
加藤諦三:
はい
相談者:
で、その、女性は、2年ぐらい前に入って来られ、て、
加藤諦三:
はい
相談者:
で、ちょっと、えー、話が、変わるんですが、わたしが、今、住んでいるマンションにい、
加藤諦三:
はい
相談者:
1年前に、新築のマンションに転居して来たんですね、
加藤諦三:
はい
相談者:
わたし・・
加藤諦三:
はい
相談者:
で、その、問題の女性の方もお、同じ時期に偶然、同じマンションにい、
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお、入居され、て、同じ時期に引っ越して来たんですう。
加藤諦三:
はい
相談者:
でえ、あの、元々その、サークルでえ、あの、1年ほどの、付き合いがあった段階でえ、
加藤諦三:
ええ
相談者:
たまたま、その同じマンションに入るっていう事が、まあ、分かってえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお、入って来たんですけど、最初そのちょっとお、サークルだけでの、お付き合いだったら何の問題も感じてなかったんですがあ、
加藤諦三:
はい
相談者:
あの、同じマンション、っていう事になって、ちょっとこう、気が重くう、なっ・・た面はあったんです、最初。
加藤諦三:
はい
相談者:
でえ、あのお、車で、その方があのお、サークルに通って来られ、てて、わたしも、あのお、自分は運転しないので、「一緒に、乗っけて行くよ」っていう事でえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
ご好意で、あのお、行き帰り車で、あの、乗せてもらってるんですが、
加藤諦三:
はい
相談者:
それが、とてもあのお・・・あの、気を遣うって、いう風にも、思ってましてえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
で、何かお返しをしなくてはいけないと思って、あのお、お昼ご飯をご馳走したりい、
加藤諦三:
はい
相談者:
色々お土産を渡したりとかっていう風にお付き合いをしてたんですがあ、
加藤諦三:
はい
相談者:
2ヵ月ぐらい前に、その方があのお、ちょっと体調を壊されて、
加藤諦三:
はい
相談者:
入院されたんですがあ、
加藤諦三:
はい
相談者:
んと、身寄りのない、1人暮らしの、方でえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
ちょっとあのお・・・ま、様子を見に行ったりですとかあ、ま、結局入院されたのでえ、病院の方に、行ったりですとかあ、なんかあのお、自分がこう・・しなくちゃいけないっていう風なあ、あのお、なんか、負担に感じつつもお、なんか、そういう状況に追い込まれてると、こう、自分がとても、期待されて要求されてるように、感じてしまってえ、
加藤諦三:
うーん
相談者:
ううなんか、負担に思いつつもお、それから、こうもう、なんて言うんですかね?、どこまでや・・って、どこまで、線引きして良いというのが、分からなくなってしまってえ、
加藤諦三:
うんうんうん
相談者:
で、
加藤諦三:
はいはい
相談者:
結局は、相手に対して、凄くあのお、嫌悪する気持ち、憎悪する気持ちが出て来てしまってえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
でえ、もう、習い事を辞めてしまおうか、とも・・思うんですが、なんか、自分はそうやって人間関係を、きち、築く時にい、いつもそういう感じになってしまうから、
加藤諦三:
あ、何あのお、今回ばっかりじゃなくてえ、こういうような、あなたにとっては非常に気が重いような関係ってのは、いつも、今まであったという事ですか?
相談者:
あったんですう。
加藤諦三:
今回が初めてではなくてね?
相談者:
まったく、同じような、そっくりな状況があ(苦笑)
加藤諦三:
はい
相談者:
以前にもありましてえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
で、これは何か、こう、自分で、学・・ぶというかあ、訓練っていうか、練習、人間関係の、練習をお、するためにもお、こう、上手く、距離をとって、付き合って、行かなくちゃいけないのかあ?、それとも、負担だと思う事はもう、辞めてしまっても良いのかあ?
加藤諦三:
うーん
相談者:
悩んでるんです。
加藤諦三:
うーん・・分かりました。
そうすと、こういうようなあ、女性のなんか、あん、女性との付き合いでえ、
相談者:
はい
加藤諦三:
日常生活でも、色々な負担が出て、
相談者:
はい
加藤諦三:
気が重くなって来て、
相談者:
はい
加藤諦三:
どう考えたら良いか?っていう事?
相談者:
そうですう。
加藤諦三:
はい、分かりました。
相談者:
はい
加藤諦三:
ああ、今日はスタジオに心についての、エッセイストとしてお馴染の、マドモアゼル愛先生がいらしてるので、
相談者:
はい
加藤諦三:
伺ってみたいと思います。
相談者:
はい
(回答者に交代)
この相談内容は46歳女性の独り相撲のようなたいしたことない相談ですが、加藤先生の「存在するな、あなたであるな」という格言が今後憲法改正があるとしたら特に24条改悪などの精神的底流的思考であるだろうと思いました。
「存在するな、あなたであるな」怖い。
終わりのご紹介文、「優しさに接してもわからない」がよくわかります…私は「幸せ」「不幸」がわかりません。だから「幸せになると覚悟を決める」が体感できません。「愛」はちょっとわかった気になっています。先生と愛先生、大原先生が特にありがたいかな。愛先生、大原先生は殊更「きもち」に焦点をあててお話下さっているので。ただ、やっぱり?大原先生わかんない(入ってこない)ことはあります。
いつもヘレン・ケラーを思い出すんです「これが、水なのね!」と。心の中のどこかに「これが、幸・不幸なのね!」があるのなら、知りたい…