スマホを盗み見して浮気を確信する女。結婚52年の70代の夫婦
テレフォン人生相談 2016年10月26日 水曜日
パーソナリティ: ドリアン助川
回答者: 坂井眞(弁護士)
相談者: 女75歳 夫78歳自営業 結婚52年 子ども4人は独立している
78歳の夫が浮気をしているようだ。夫に対しての怒りが収まらない。
ドリアン助川:
もしもし?テレフォン人生相談です。
相談者:
こんにちは
ドリアン助川:
よろしくお願いします。
相談者:
よろしくお願い致します。
ドリアン助川:
今日どんなご相談でしょうか?
相談者:
はい、要するに、浮気です。
ドリアン助川:
浮気?
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー、どちら様の?
相談者:
夫です。
ドリアン助川:
旦那様の?
相談者:
はい
ドリアン助川:
はい。えー・・あなた様おいくつですか?
相談者:
わたくし、75歳。
ドリアン助川:
75歳?
相談者:
夫78歳。
ドリアン助川:
78歳?
相談者:
はい
ドリアン助川:
お子さんは?
相談者:
子どもはあ、4人。
ドリアン助川:
4人いらっしゃる?
相談者:
はい
ドリアン助川:
もちろんみなさんもう・・
相談者:
もう、家出てます。
ドリアン助川:
え、独立なさっていて、
相談者:
はい
ドリアン助川:
はい。えー浮気という事なんですけども、
相談者:
はい
ドリアン助川:
旦那さん、あの、78歳ですよねえ?
相談者:
ふふ(笑)・・はい
ドリアン助川:
ずい随分、あのお・・お若いというか、
相談者:
若いですね。
ドリアン助川:
ええ
相談者:
自営業で、まだ働いてますから。はい
ドリアン助川:
はい。えー、それは、あん、ん、どのようにして発覚したんですか?
相談者:
4、5年前に、にい、
ドリアン助川:
はい
相談者:
から・・メル友じゃないけど、メールでえ、
ドリアン助川:
はい
相談者:
・・こう、やり取り・・
ドリアン助川:
はい
相談者:
してるのを、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
わたしがある日・・見たんですね。
ドリアン助川:
はい
相談者:
メールを・・それから・・
ドリアン助川:
メール見てしまった。
相談者:
見てしまった(笑)それから気になって、しょっちゅうめ、み、見てて、
ドリアン助川:
それはあの、パソコンですか、携帯電話ですか?
相談者:
携帯です。
ドリアン助川:
携帯で?、はい
相談者:
はい。そいでえ、2年ぐらい前に、
ドリアン助川:
はい
相談者:
夫が風呂に入ってる時に、
ドリアン助川:
はい
相談者:
・・えっと、メールが入って来たんで、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
開けたんです。
ドリアン助川:
はい
相談者:
・・それまで見てるなんて言った事ないんですけど、
ドリアン助川:
はい
相談者:
開けてえ、見て、頭に血が上って、
ドリアン助川:
はい
相談者:
お風呂から出て来て、喧嘩したんです。
ドリアン助川:
はい
相談者:
それからあ、「やあ、これは知らない人でえ」
ドリアン助川:
ええ
相談者:
何だか分かんないんですけど、
ドリアン助川:
はい
相談者:
「メールに入って来て、『友だちになりませんか?』って言ったから、遊びでやってるんだよ」と。
ドリアン助川:
はいはい
相談者:
その時、言ったんです。
ドリアン助川:
ええ、旦那様が?
相談者:
はい
ドリアン助川:
はい
相談者:
それでえ、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
・・「もう絶対そういう事はない」と。
ドリアン助川:
はい
相談者:
言われたんですけど・・それから・・もう、わたしはメールをチェックしわ、し始めましたから、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
月に、何回も、メール、を、やり取りしてるしい、
ドリアン助川:
旦那さんも、あの不用意に、携帯を、奥様の手が届くところに置きっぱなしなんですね。
相談者:
そうなんですよね・・・不用意にその辺に置いてあるんです。
ドリアン助川:
はい
相談者:
ピアノの上に。
ドリアン助川:
ピアノの上に?
相談者:
はい
ドリアン助川:
はい、あの、2年前に、その頭に血が上ったという、
相談者:
うん
ドリアン助川:
うー、噴火してしまったという、
相談者:
そうですね。
ドリアン助川:
何が、何が書いてあったんですか?
相談者:
「愛してる」とか、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
「価値観が一緒だから」あのお、「好きだ」とかあ、「あーん」とか色々、おほほ(笑)
ドリアン助川:
あ、ま、その手の言葉が並んでたという事ですか?
相談者:
そうですね。
ドリアン助川:
はい
相談者:
そういう事が書いてありまして、
ドリアン助川:
ええ、ええ
相談者:
そいであの、携帯があ、スマホに変わったんです。
ドリアン助川:
はい
相談者:
携帯の時は、あのお、消去しても、残るようになってて、
ドリアン助川:
はい
相談者:
あー、やってたなってのが分かるんですけど、
ドリアン助川:
はい
相談者:
それが今度スマホに変わったんですね。
ドリアン助川:
ええ、ええ
相談者:
でスマホに変わったらあ、難しいので(苦笑)その、消去したら、
ドリアン助川:
はい
相談者:
それが、履歴が残るっていうのは、どうやって開ければ良いのか分かんないし、残らないー、のかも、今のスマホは。
ドリアン助川:
・・・はあ、あの、携帯以外でね?
相談者:
うん
ドリアン助川:
例えば、よの、夜の帰りが、ご、午前様になってるとか、
相談者:
それがないんです。
ドリアン助川:
それないんですか?
相談者:
ま、もうほん・・とうに、時間通り帰って来んです。
ドリアン助川:
何時頃ですか?
相談者:
7時から8時の間です。
ドリアン助川:
7時から8時?
相談者:
はい
ドリアン助川:
普通、なんか恋愛してると、もっと遅い、時間になりますけどねえ?
じゃ、実際には、そんなに・・
相談者:
「愛してるよ」とか、ね?
ドリアン助川:
相手の方と会ってないんですかね?
相談者:
いや・・髪の毛があ、
ドリアン助川:
はい
相談者:
たまあに、長い・・わたし、短いんですけど、
ドリアン助川:
はい
相談者:
長い髪の毛が(笑)馬鹿だから家ん中に落ちてるんです。
ドリアン助川:
は、は、は、は
相談者:
そいで、会ってる事もお、
ドリアン助川:
はい
相談者:
わたしは、分かる、し、
ドリアン助川:
うーん
あのお、結婚されて何年ですか?
相談者:
それが52年なんです。
ドリアン助川:
52年も、一緒に
相談者:
はーい
ドリアン助川:
いらっしゃると、
相談者:
はーい
ドリアン助川:
もう、何してるか全部分かっちゃう?
相談者:
わか・・・ちゃいますね、
ドリアン助川:
あー
相談者:
向こうは何にも分かんないですけど、
ドリアン助川:
はい
相談者:
わたしの方向いてませんから、何にも分かりませんけど、
ドリアン助川:
うーん
相談者:
わたしは・・分かっちゃうんですね。
ドリアン助川:
うん。あのお、旦那さん、その4、5年前に、そういう動きが出てからあ、ま、えー、これはあ、ま、単なる偶然だという事で、一回もやんないという事でしたけども、
相談者:
うん
ドリアン助川:
えー、まあ、やってるだろうなという事で、
相談者:
はい、あ、やってます。
ドリアン助川:
えー、何か、問いただした事はあるんですか?
相談者:
その後ですか?
ドリアン助川:
ええ
相談者:
ないです。
ドリアン助川:
ないんですか?
相談者:
はい
ドリアン助川:
という事は、まだそのお、旦那さんが実際に、「いや、俺は実はやっぱり好きな女がいるんだ」とか、
相談者:
はい
ドリアン助川:
そういう展開になってない?
相談者:
そういう事も言わないんです。
ドリアン助川:
言わないんですね?
相談者:
はい
ドリアン助川:
では・・怪しいという事がずっと続いてるという事ですか?
相談者:
怪しいってか、メールが来てるから。
ドリアン助川:
ええ
相談者:
実は一週間前に、
ドリアン助川:
はい
相談者:
またお風呂に入ってる時に、
ドリアン助川:
はい
相談者:
メールが鳴って、
ドリアン助川:
はい
相談者:
「おやすみ・・愛してるよ、おやすみ」みたいなメールがあったのでえ、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
あ、メールやり取りしてるから、どっかで会ってるかな?、昼間とかって、
ドリアン助川:
うーん
相談者:
思ってからあ、
ドリアン助川:
はい
相談者:
ずーっとわたしは、口を利いてません(苦笑)
ドリアン助川:
あー
相談者:
だから(笑)
ドリアン助川:
はい
相談者:
それを、どう、どういう風に、
ドリアン助川:
はい
相談者:
「わたし今まで、ずっとメールを見てたよ」なんていう事は、
ドリアン助川:
はい
相談者:
わたしは言いたくないので、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
どうやって相手に・・それを(苦笑)伝える事ができるかなあ、とずーっと思ってるんですけど、
ドリアン助川:
相手というのは、旦那さんですか?
相談者:
そうです。
ドリアン助川:
旦那さんに、
相談者:
うん
ドリアン助川:
「あなたのうわ、あなたが浮気してる事知ってるのよ」と。
相談者:
うん、うん
ドリアン助川:
でえ、色々改めてちょうだいっていう事どうやったら伝えられるかという事ですか?
相談者:
うーん
ドリアン助川:
うーん
相談者:
本気だったら、も、しょうがないんですけどね。
ドリアン助川:
うん、奥様としては・・とにかく「あなたが今やってる事分かってんのよ」と。
相談者:
うん
ドリアン助川:
でえ、それを伝えられて、
相談者:
うん
ドリアン助川:
「あのお、ちょっと今後考えてくれ」と、いう風に持って行ければ、
相談者:
うん
ドリアン助川:
それでよろしいんですか?
相談者:
そうです、「どうしてくれんですか?」って。
ドリアン助川:
「どうしてくれんですか」というのは、
相談者:
うん、そのお、と、一回喧嘩した時に、
ドリアン助川:
はい
相談者:
「もし、2度とそういう事があったら」
ドリアン助川:
はい
相談者:
「わたしの・・あの、要求する事、すべて、呑みます」っていう念書が取ってあるわけです。
ドリアン助川:
あー・・それは公証役場、に行ったりとか、ではなくて?
相談者:
え?、ただのお、紙切れです。
ドリアン助川:
二人で、
相談者:
はい
ドリアン助川:
二人でやり合った念書という事で。
相談者:
はい、紙切れです。
ドリアン助川:
はい。そ、うーん、何か、奥様の、取り越し苦労だという事はございませんか?
相談者:
あ、
ドリアン助川:
その実際には、何年か前まではそういう事あったんでしょうけども。
相談者:
いやだって、現に、メールが来てるから。
ドリアン助川:
あー、でそこに相手の名前は書いてないんですか?
相談者:
あ、もう、分かってますよ。
ドリアン助川:
あ、なるほど、それはもうチェックしてるわけですね?
相談者:
はいはい
ドリアン助川:
はいはい、という事は、ま、何等かの、関係はあるだろうと。
相談者:
そうですね。
ドリアン助川:
はい。あのお、もう1つだけ聞かして下さいね。
相談者:
はい
ドリアン助川:
先生に代わる前に。これまでのお、
相談者:
はい
ドリアン助川:
結婚生活52年の中で、
相談者:
はい
ドリアン助川:
浮気が発覚した、というのは、何回かあったんですか?
相談者:
分かんないんですけど、よく台湾に行ってたので、
ドリアン助川:
はい
相談者:
1回、なんかそういう写真があって、
ドリアン助川:
はいはい
相談者:
揉めた事はありますけど。
ドリアン助川:
あー・・
相談者:
日本においてはあんまり、
ドリアン助川:
これまでなかった?
相談者:
はい
ドリアン助川:
うーん、それでは、ここから先の、
相談者:
はい
ドリアン助川:
おー、ま、探索方法というか、
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー、どうしたら良いのかという部分をですね、
相談者:
はーい
ドリアン助川:
えー
相談者:
ぜひ教えて下さい。
ドリアン助川:
本日の先生・・に、相談してみたい・・と思います。
相談者:
はい
ドリアン助川:
え、弁護士の坂井眞先生です、よろしくお願いします。
相談者:
はい、よろしくお願い致しまーす。
(回答者に交代)