息子家族と同居して元気に働く女75歳がそれでも不満なワケ。目指すべきは内的成熟
テレフォン人生相談 2016年11月17日 木曜日
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 中川潤(弁護士)
相談者: 女75歳パート勤め 夫は53年前に他界 次男と嫁、孫3人と同居 長男は39歳の時に孫3人残して他界 最近ひ孫が出来た
長男が亡くなってから、嫁と孫と疎遠になってしまった。嫁や孫たちと親密にやっていくには?
今日の一言: 何事も当たり前と思うな(アルフレッド・アドラー)
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
あ、もしもしい
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
はい
加藤諦三:
最初に、年齢教えて下さい。
相談者:
はい、75歳です。
加藤諦三:
75歳。
相談者:
はい
加藤諦三:
結婚してます?
相談者:
えー夫とはあ、
加藤諦三:
う・・
相談者:
死に別れなんですがあ、
加藤諦三:
あはい何年前ですか?
相談者:
53年ぐらい前です。
加藤諦三:
・・53年ぐらい前って事は、
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたが20う、2、3っていう事?
相談者:
ん・・そうです。
加藤諦三:
じゃ、結婚したのは、何歳なんですか?
相談者:
えー、二十歳です。
加藤諦三:
二十歳で結婚して、
相談者:
はい
加藤諦三:
それで、その時にお子さんは?
相談者:
二十歳で結婚して、
加藤諦三:
うん
相談者:
その年、に、あのお、長男を出産しました。
加藤諦三:
今長男は、
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたとは別に暮らしてるんですね?
相談者:
別です長男と。
加藤諦三:
そうすっとあなたは今、一人で暮らしてんですね?
相談者:
次男ん、夫婦と同居し、しました。
加藤諦三:
あ、次男夫婦と、で今、次男は何歳ですか?
相談者:
えー、二つ違いだから、50#$%◆・・
加藤諦三:
50・・4、5ね?はいはい
相談者:
ええ、ええ
加藤諦三:
・・はい。それで、えー、次男夫婦と一緒に暮していると。
相談者:
今は、はい
加藤諦三:
はい分かりました。
相談者:
はい
加藤諦三:
で、どんなご相談ですか?
相談者:
・・はい、えーっと、長男が亡くなってるもので・・あの・・
加藤諦三:
長男は、いつ亡くなられたんですか?
相談者:
えー・・39歳の時にい、はい
加藤諦三:
はい
相談者:
それで、孫お、が、3人、いるんですが、
加藤諦三:
はい
相談者:
・・嫁え、さんとはあの、始終、始終っていうか、たまに電話で連絡が取れるんですけどお、
加藤諦三:
はい
相談者:
孫たちは、全然、家の方に来ない?
加藤諦三:
はい
相談者:
来た事がないん(苦笑)ですがあ、
加藤諦三:
はい
相談者:
わたしの孫ですからあ、
加藤諦三:
はい
相談者:
会いたい気持ちもあるしい、
加藤諦三:
はい
相談者:
孫の一番おっきいのは、もう、ひこ・・わたしにとればひこですけどお・・ひこが生まれえて、そういう、連絡も全然・・あの、してくれないんでえ・・行き来がないんですよね。
加藤諦三:
という事は、
相談者:
はい
加藤諦三:
長男が亡くなったところで、
相談者:
ええ
加藤諦三:
この家族との縁は切れてるという事ですね?
相談者:
うーん
加藤諦三:
行き来がなくなってるという事ですね?
相談者:
そうですねえ。
加藤諦三:
はい
相談者:
はい
加藤諦三:
それで、今、次男の方の、家族と一緒に住んでんですね?
相談者:
ええ
加藤諦三:
次男は、の家族っていうのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
どう、どういう構成ですか
相談者:
えーやはり、3人子どもがいます。
加藤諦三:
はい
相談者:
孫が、◆#$%孫が3人います。
加藤諦三:
孫が3人と・・はい
相談者:
お・・
加藤諦三:
それで、今日のあなたの相談っていうのはどういう事ですか?
相談者:
はい、えっと長男ん、の方とお、
加藤諦三:
うん
相談者:
あのお、行き来したいんですよね、もっと。
加藤諦三:
そのお嫁さんとお、の、話は、行き来はないけど、話は、し・・できてんですかね?話もない・・
相談者:
たまに・・
加藤諦三:
電話もない?
相談者:
たまに、電話すれば、わたしの方からですけどお、
加藤諦三:
はい
相談者:
電話にはあ、出て話を・・ま、必要な話はできますけどお、
加藤諦三:
・・用事、だ、例えばどういう用事があるわけですか?、あの・・
相談者:
えーそうですね、あの、お彼岸ん、の、時なの、かはあ、
加藤諦三:
はい
相談者:
「お墓参り、一緒に行こう」とかあ、
加藤諦三:
はい
相談者:
そういう事、言うんですけどもお、
加藤諦三:
はい
相談者:
えっと嫁さんの方が、「もう行って来たから」・・っていう風なね?
加藤諦三:
うん
相談者:
ええ、だからわたしはわたしで行くっていうな、感じ・・
加藤諦三:
うん
相談者:
なんですよね。
加藤諦三:
うん・・で今、次男、と一緒に暮してるわけですから、
相談者:
え
加藤諦三:
次男とは上手く行ってんでしょ?
相談者:
・・ええ、やはりあのお・・途中からあ、い、い、え同居したものでえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお・・若い人たちの話に入って行けないところがわたしにはあります。
加藤諦三:
気持ちの上で、
相談者:
ええ
加藤諦三:
ギクシャクしてるって事はないんですか?、心の触れ合いが、も、な、なくなってるというような事なの?
相談者:
あ、そうですね、やはりわたしの方が、黙ってる方・・話に入って行けないからあ、
加藤諦三:
・・食事は一緒ですか?
相談者:
ええ、食事はあ、夜だけですね。
加藤諦三:
んま、夜だけだけどもう、じゃ、お孫さん・・
相談者:
ええ、一緒です。
加藤諦三:
さ、3人と、その次男と、
相談者:
はい
加藤諦三:
お嫁さんとで・・
相談者:
はい
加藤諦三:
ま、6人で食事してるわけね?
相談者:
ええそうです。
加藤諦三:
でえ、しかもそれはそのお、お互いに憎み合ってるって関係でもないわけですよ・・
相談者:
そ、そういうあれじゃないんです、があ、
加藤諦三:
ええ
相談者:
話に入れない。
加藤諦三:
っていう事はあ、
相談者:
はい
加藤諦三:
話に入れないっていう事で、むしろお・・あれですか?、このお孫さん達が、楽しそうにしているとお、
相談者:
ええ
加藤諦三:
逆にあなたは落ち込んで来ちゃうって事?
相談者:
ええそうですね。あのお、嫁さん、とお、長女とお、次女があ、
加藤諦三:
うん
相談者:
3人で話し、している、女ばっかりでね?
加藤諦三:
うーん
相談者:
そこにわたしが(苦笑)いるわけなんですが、
加藤諦三:
うん
相談者:
黙ってるしかないんで、
加藤諦三:
うん
相談者:
それで食事が終わればすぐに、自分の部屋行ってしまって、そのまんま朝まで、部屋から出て来ないし、
加藤諦三:
うん
相談者:
で朝は、まあ、わたしまだ仕事してるんで、パートで。
加藤諦三:
あーそうですか?
相談者:
ええ
加藤諦三:
はい
相談者:
出掛けちゃうんですよね。
加藤諦三:
うーん、その仕事は、今あなた面倒くさくはないのね?、75歳で。
相談者:
そうですねあのお・・家(うち)にいるよりもお、仕事してた方が、生き甲斐が、あるっていうか、
加藤諦三:
うん
相談者:
そういう感じで、疲れますけどお、おほほ(苦笑)仕事はしたいですねえ。
加藤諦三:
あーうん、結構元気じゃないですか?
相談者:
あは(笑)あの元気って言えば元気ですけど、
加藤諦三:
元気だよお。
相談者:
んとだから、あは(苦笑)長男の方の嫁の・・嫁とか・・
加藤諦三:
長男の嫁が気に入らない?
相談者:
ええ、嫁とか、あの、長男の方の孫。孫たちが気にかかる、っていうか、
加藤諦三:
う、「気にかかる」っていうか、
相談者:
ええ
加藤諦三:
何か・・結構贅沢だねえ、
相談者:
はは(苦笑)
加藤諦三:
欲張りで。
相談者:
はは(苦笑)そうかもしれない。
加藤諦三:
だって、次男の方のお・・お孫さん3人いてえ、
相談者:
ええ
加藤諦三:
ご飯も一緒に食べていてえ、
相談者:
ええ
加藤諦三:
・・で、もう一人の方の長男の方の、孫3人が、
相談者:
うん、ええ
加藤諦三:
「ちゃんと家に来い」と。
相談者:
ええ
加藤諦三:
・・そういう事言ってるわけよね?
相談者:
そうですね。「たまには顔見せてくれ」とか、
加藤諦三:
うーん
相談者:
あの、わたしの方から行ったりするんだけど、全然・・
加藤諦三:
あ・・
相談者:
「今仕事に行くとこだから」って、いないんですよね。
加藤諦三:
おんであの、連絡もしないでい、行く事あるわけ?
相談者:
あります。あのお、側まで行ってえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
あの、電話するんですけどもお、
加藤諦三:
うん
相談者:
「今、いる、下にいるからあ、あの、行くね」って、嫁さんに言うんですけど、嫁さんはあ、
加藤諦三:
ええ
相談者:
「今から仕事に出ちゃうから」っていうふな・・・
加藤諦三:
あー
相談者:
そういう答えなんで、入る事もできない。
加藤諦三:
いや、でもさ、
相談者:
ええ
加藤諦三:
「今下にいるんだけれども」って電話掛ける関係っていうのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
それほど、険悪な関係でも何でもないんと思うだけど、分かりました。
相談者:
すいま・・
加藤諦三:
今日はスタジオに、弁護士の、中川潤先生がいらしてんので、
相談者:
はい
加藤諦三:
伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)