転職繰り返した挙句ニートを宣言した息子28。小さなことから認めてあげましょう
テレフォン人生相談 2016年12月23日 金曜日
28歳の三男が半年前に仕事を辞めてから「一生働きたくない」と言って家にいる。どうすれば働くようになるのか?
パーソナリティ: 今井通子
回答者: 田中ウルヴェ京(シンクロ銅メダリスト、メンタルトレーナー)
相談者: 女59 自営の夫60 28の三男と3人暮らし 長男36と次男34は家庭持ち
今井通子:
もしもしい、テレフォン人生相談です。
相談者:
はい、こんにちは
今井通子:
こんにちはあ
今日はどういったご相談ですか?
相談者:
あのお、わたくしの三男坊がですね、
今井通子:
はい
相談者:
「働くのが嫌」だと言ってえ、
今井通子:
ええ
相談者:
全然、働かないんですよね。
今井通子:
あら。
あなたおいくつ?
相談者:
えっと、59です
今井通子:
ご主人いらっしゃる?
相談者:
はい
今井通子:
おいくつ?
相談者:
60です。
今井通子:
ご主人は、自営か、会社にお勤めか、ですか?
相談者:
自営業です。
今井通子:
自営でいらっしゃる。
相談者:
はい
今井通子:
あなたは手伝ってらっしゃる?
相談者:
はい、そうです。
今井通子:
はい
で、三男っておっしゃいましたよね?
相談者:
ええ
今井通子:
長男の方と次男の方いらっしゃるわけね?
相談者:
はい
今井通子:
じゃ、ご長男から年齢をちょっと仰ってください。
相談者:
長男は36で、
今井通子:
ええ
相談者:
次男が34です
今井通子:
はい
で、問題の三男の方は?
相談者:
28歳です。
今井通子:
28歳
相談者:
はい
今井通子:
上の二人は、もう、例えばご結婚して独立されてるとか?
相談者:
はい、そうです。
今井通子:
じゃ、三男の方は?
相談者:
いえ、家に居ます。
今井通子:
家にいらっしゃる。
相談者:
はい
今井通子:
他にい、お子さんいらっしゃいますか?
相談者:
いえ、いません
今井通子:
で、家にいらっしゃるのは、あなたとご主人と、三男の方?
相談者:
はい
今井通子:
はい
で、今まで三男の方は何か仕事されてたの?
相談者:
えーと、専門学校卒業してから、
今井通子:
はい
相談者:
色々とお、今まで、4つか、5つ仕事変わってるんですけどもお、
今井通子:
はい
相談者:
長続きがしないんーですよね。
今井通子:
はい
何系のお仕事?
相談者:
色々ですね。
ホテル、とかあ、
今井通子:
うん
相談者:
修理工場とか、パチンコ屋とか、あと、土木関係とか。
今井通子:
はい
相談者:
色々してます
今井通子:
なるほど
じゃ、あなたのところで、その、自営で何かやってらっしゃるのは、ご商売?
相談者:
はい
今井通子:
そこをお手伝いって、わけにはいかないの?
相談者:
あ、そこのいた、2年ほどいたんですけどお、
今井通子:
はい
相談者:
ちょと、従業員とケンカして辞めてしまいました。
今井通子:
あー、そお、それはあ、何年前ぐらいですか?
相談者:
3・・4年前だと思います
今井通子:
ふんふんふん
元々はあ、小さいときはどんなお子さん?
相談者:
小さい時は、大人しくてえ、
今井通子:
うん
相談者:
コツコツとお、
今井通子:
はい
相談者:
やるタイプでしたね。
今井通子:
はい
相談者:
でも、あの、友達関係は自分から積極的に中に入っていくような子ではなかったですね。
今井通子:
なるほど。
専門はなんだったんだろう
相談者:
造形デザイン科ってところですね。
今井通子:
造形デザイン
相談者:
ええ、家具職人みたいなもんですね
今井通子:
なるほどお
元々そういうのお好きだったのかしら
相談者:
いえ、好きではなかったですけどお
今井通子:
うん
相談者:
学校の工作とか見たらあ、
今井通子:
うん
相談者:
上手には出来てましたね
今井通子:
あー
そうすると、本当はその、腕前をそのままね、活かしたかったのかしら?
相談者:
いえ、じゃなくて、あのお、専門学校通っているときに、
今井通子:
うん
相談者:
あの、家具職人はあのお、「奥が深過ぎて自分には無理だ」、とか言ってえ、就職はしなかったんですよね。
今井通子:
ふん
相談者:
で、違う道のとこに就職しました。
今井通子:
ああ、そうなんですか
相談者:
ええ
今井通子:
ていうことは、そのお、作ることはお好きなんだけれどもお、
相談者:
ええ
今井通子:
仕事にはしたくなってってこと?
相談者:
はい
今井通子:
はい
で、今回、そのお、働きたくないっていうのは、突然言われたの?
相談者:
2年ぐらい前に、
今井通子:
はい
相談者:
「本当は働くのが嫌なんだ」とかって言われたんですよね
今井通子:
うん
相談者:
そして、それでも、あの、仕事させなきゃいけないと思って仕事させたんですけども、
今井通子:
ふん
相談者:
(苦笑)一ヶ月ぐらい前に、
今井通子:
はい
相談者:
「一生働きたくない」って。
今井通子:
ふん
相談者:
「だから、就職も嫌だ」とかって
今井通子:
ふん
相談者:
言い出してしまったんですよ
今井通子:
ふん
で、なに、それについてえ、
相談者:
ええ
今井通子:
どんなこと言われた?あなた、もしくはお父、あの、ご主人は。
相談者:
主人は無理やり仕事させてもお、
今井通子:
うん
相談者:
「イヤイヤやるんだから、また辞めるから、自分が気がつくまで、少しほっとけ」と、言われましたけど
今井通子:
あー、そお
いわゆる一般的なね、
相談者:
ええ
今井通子:
大人になったら働か、なくちゃいけないんだ、みたいな話は、誰もしてないの?
相談者:
いえ、それは言いました
今井通子:
それ誰が?
相談者:
わたしが言いました
今井通子:
で、それに対する反応は?
相談者:
ただ黙り込むだけです。
今井通子:
で、「一生働きたくない」
相談者:
はい
今井通子:
その、一生働かないで生きて行けると思っているのか、っていう話は?
相談者:
それもしましたけど。
ただ、そういう話をしてもお、
今井通子:
うん
相談者:
ただ、もう、黙り込、こくってえ、
今井通子:
うん
相談者:
何も知らない顔するんですよね。
今井通子:
生きて行けると思っているのかな。じゃあ。
相談者:
思っていないと思いますう、けども、親が、「親がいつまでも健康な、状態でいれるわけじゃないんだから」っていうこと言ってもお、もう、知らん顔、ですね。
今井通子:
ということは、じゃあ、今、日常生活の中のお、
相談者:
ええ
今井通子:
まあ、ご本人の、家計っていうか、お金は、どうやって、得て、どうやって使ってんの?
相談者:
えーと、小遣いは渡してませんしい、
今井通子:
うん
相談者:
ただ、ご飯を食べさせてえ、
今井通子:
うん
相談者:
るう・・あとおは、わたしも息子もタバコ吸うもんですから、
今井通子:
うん
相談者:
タバコはあたしが買って来たのを、勝手に、盗んで、
今井通子:
うん
相談者:
吸ってるっていう、
今井通子:
うん
相談者:
ぐあいですね。
今井通子:
うん
相談者:
あと、電気代とかは、
今井通子:
うん
相談者:
親持ち(笑)、親持ちです。親から出てますよね。
今井通子:
要するに、ガス、水道、電気みたいな、あの、家庭で使うものっていう意味?
相談者:
そうですね。
今井通子:
それとあとお、えーと、スマホだの、パソコンだのっていうのも含め?
相談者:
そうですね
今井通子:
要は家庭で、やってる、家庭自身は、あなたたちのお家に住まわせて、
相談者:
ええ
今井通子:
全部、親掛かりということね?
相談者:
そうです。
今井通子:
ふんうん
じゃあ、ということで、今日はですね、
相談者:
ええ
今井通子:
ご質問としては何ですか?
相談者:
「働きたくない」ってこと言う、いわゆるすごくショックを受けててえ、
今井通子:
うん
相談者:
これからどういうふうに、この子に対して接してってえ、働くような、を、なったらいいかな、と思って・・
今井通子:
働くようにし向けられるか?っていうこと?
相談者:
はい、はい
今井通子:
分かりました
相談者:
はい
今井通子:
今日はですね、
相談者:
はい
今井通子:
シンクロの、銅メダリストで、メンタルトレーナーの、田中ウルヴェ京さんがいらしてますので、
相談者:
はい
今井通子:
聞いてみたいと思います。
先生、よろしくお願いいたします。
(回答者に交代)
自営なんだから自分とこで鍛えてあげたらいいのに。自分とこで雇えない人を社会に出そうなんてハードル高すぎ、そんな親に育て直しなんて無理。