言葉を持たない4歳に「なぜ?」攻撃。恥ずかしがり屋の孫に発達障害を疑う婆さん
テレフォン人生相談 2017年1月3日 火曜日
パーソナリティ: 今井通子
回答者: 大原敬子(幼児教育研究家)
相談者: 18年前に離婚した女68歳 娘2人 近くに住む38歳の次女家族(夫35歳、長男4歳半、次男1歳半)
今井通子:
もしもしい?
相談者:
はい、もしもし
今井通子:
テレフォン人生相談でえす。
相談者:
はい、こんにちは、お世話になりますう
今井通子:
はい
今日はどういったご相談でしょう?
相談者:
えーと、ちょっと孫のことでえ、相談したいと思いましてえ
今井通子:
はい
相談者:
アドバイスを貰いたいなと思って、お電話しました
今井通子:
はい、あなたはおいくつですかあ?
相談者:
わたくしはあ、68歳です
今井通子:
68歳
相談者:
はい
今井通子:
ご主人は?
相談者:
あー、離婚しましたあ
今井通子:
何年前?
相談者:
えーと、18年ぐらい前ですかね
今井通子:
はい
で、えー、お孫さんと言うからには、お嬢さんか、坊っちゃん、いらっしゃるわけよね?
相談者:
はい、えーと、娘が2人おりまして
今井通子:
はい
相談者:
2人ともお、家庭を持っています。
今井通子:
はい
相談者:
そして、あのお、次女の
今井通子:
はい
相談者:
子どものことで、ちょっと、アドバイスが欲しいなと思って電話しました。
今井通子:
じゃ、下のお嬢さんはおいくつ?
相談者:
38歳です
今井通子:
38歳
相談者:
はい
今井通子:
で、ご主人いらっしゃるんですよね?
相談者:
はい
今井通子:
おいくつ・・
相談者:
35歳です
今井通子:
35歳のご主人がいてえ
相談者:
はい
今井通子:
で、お孫さんは、何歳の、
相談者:
えっとお、長男があ、4歳半ですね。
今井通子:
4.5歳、はい
相談者:
次男が、一歳半ですね
今井通子:
あ、男のお子さん2人
相談者:
はい
今井通子:
はい
相談者:
でえ、ま、その長男の、ことでちょっと・・
今井通子:
4歳半の、
相談者:
はい
今井通子:
坊っちゃんのことね?
相談者:
はい
今井通子:
で、どういう、何がありました?
相談者:
あのお、ま、異常に恥ずかしがり屋っていうかですね、
今井通子:
ああ
相談者:
保育園に行ってもですね、「おはようございます」とか、
今井通子:
はい
相談者:
ちょっと、帰りに「さようなら」とか、言わないんですよね。
小さい声で、「おはようございまあす」って言ったり、するんですけどお、
今井通子:
はい
相談者:
ちょっと、自分のお、意見をはっきり、こう、言わないんですよ。
今井通子:
はい
あなたはあ、
相談者:
はい
今井通子:
その、次女の方と一緒に住んでらっしゃるの?
相談者:
いえ、住んでないんです。
住んでないんですけどもお、
今井通子:
あん
相談者:
あの、ま、近くうなもんですから、
今井通子:
はい
相談者:
しょっちゅう、まあ、いたり、行ったり来たり、してるもんですがあ、
今井通子:
あの、例えば、
相談者:
はい
今井通子:
そのお、保育園にい、
相談者:
はい
今井通子:
お孫さんを送り迎えしたことがあるの?
相談者:
えっとお、母親があ、ま、向こうの方に一緒に泊まってたりして、一緒にい、朝、送っていったりすることはあるんですけどお
今井通子:
うん
相談者:
あの、そのお、挨拶をするところは見てないんです。
今井通子:
あ、じゃあ、この話は何?
相談者:
はい
今井通子:
あなたのお嬢さんから聞いた話?
相談者:
はい
まあ、だってあのお、こっちに来たときも、あのお、大きな声で「おはよう!」じゃなくて、来ないんですよね。
こっちから大きな声で挨拶をすれば、あ、まあ、気が向いたときは、挨拶はするけど、黙あってるときもあるし、
今井通子:
うん
相談者:
うん
今井通子:
ちっちゃいときからそうなの?
相談者:
ちょっと言葉が遅かったことは遅かったんですよね。
今井通子:
ん、何歳で・・
相談者:
一歳半ん・・
今井通子:
そんなに遅くないな・・
相談者:
ぐらいかな・・
今井通子:
一歳半で、
相談者:
はい
今井通子:
ま・・
相談者:
ちょっとわたしもあの、保育園でえ、お遊戯会とか、運動会とかで、お遊戯い、とかありますよね?発表会とかで。
今井通子:
はい
相談者:
練習はよくするみたいなんですけど、いざ、本番になると、いっぱい人がいると、恥ずかしがってしないんですよね。
今井通子:
そうすると、そのときに、
相談者:
はい
今井通子:
えー、例えば、どういう状態になるわけ?
みんながバンザイの手、上げてたりい、
相談者:
ええ
今井通子:
うん
相談者:
まあ、その場面にはいるんですけど、
今井通子:
うん
相談者:
しないですよね、立ってる、たり・・なんかあ、
今井通子:
立ってるだけなの?
相談者:
はい、はい、立って、ま、踊りは、ま、そう、手えを、足を動かしたりはするけど、そんな、踊りにはなってないんですよね。
今井通子:
だけど、踊りは一緒に動いてはいるのね、じゃあ。
相談者:
はあい
ん、で、自分のお、意思をはっきりい、ま、言わないですよね、だから。
今井通子:
あのお、それは、どういうことでですか?
相談者:
ま、どうしてしないの?って言っても、黙あってるし、
今井通子:
うん
相談者:
「なんでしないの?」って言っても、ほら、「恥ずかしいの?」とか、こっちが言えば、黙あってるしですね、
今井通子:
これはなに?
「お遊戯をなんでしないの?」って言ったの?
相談者:
はい、「何でみんなと一緒にしないの?」って、「練習は出来るんでしょ?」って言えば、「うん」って言うんですよね。
今井通子:
うん
相談者:
「恥ずかしいの?」、「照れてんの?」とかって言うんですけどお、なあんか、はっきりしないんですよね。
自分の意思をはっきり言わないもんだから、ちょっとこっちが、◆#$%
今井通子:
あのお、例えばですね、
相談者:
はい
今井通子:
おやつう、とか言って、
相談者:
はい
今井通子:
なんか、何種類かの、ま、食べ物があったりして、
相談者:
ええ、はい
今井通子:
「どれが欲しい?」とかって聞きますか?
相談者:
はい
今井通子:
そういうときは?
相談者:
は、ま、自分の好きなものに手を出しますよね。
今井通子:
うん
で、
相談者:
ま、あの、ま、あんまり、兄弟ケンカも、しないし、優しいんですよ、ものすごく
今井通子:
うん
相談者:
弟に対しても。
今井通子:
で、あのお、保育園の中でえ、
相談者:
はい
今井通子:
いじめられっ子になっちゃったり、怪我させられたり、
相談者:
いや、それはないみたいです
今井通子:
ってことはないですね?
相談者:
はい、ないみたいです、はい
今井通子:
で、そのことについてえ、
相談者:
はい
今井通子:
えー、なんか、恥ずかしがり屋なんじゃないか?、えー、要するに、意思をはっきりさせないんじゃないか、っていうことについて、
相談者:
はい
今井通子:
あなたは、お嬢さんから相談されたの?
相談者:
いや、お嬢、あの、娘もそう思ってるんですけど、わたしも、なんか思ってるもんですからあ、
今井通子:
うん
で、お家にいるときはどうですか?
相談者:
お家にいるときは、もう、大きな声も出すし、
今井通子:
要は昔で言う、内弁慶の、
相談者:
んん、そおなのかなと思うんですけどねえ、ええ
今井通子:
でえ、それでえ、今日のご質問はそうすると何でしょう?
相談者:
あのお、どうなんでしょうね?
発達障害とか、そういうのが、あるんでしょうかね、もし、あれだったら、病院に連れて行ってえ、診察してもらった方がいいのかな、と思って。
どお・・
今井通子:
なるほど
相談者:
はい
今井通子:
今日はですね、
相談者:
はい
今井通子:
幼児教育研究の大原敬子先生がいらしてますので、
相談者:
はい
今井通子:
伺ってみたいと思います
相談者:
はい
今井通子:
先生よろしくお願いいたします。
(回答者に交代)
今回の大原先生の具体的なアドバイスに加え、今井先生の忠告には、スッキリしました!
日々お節介な嫌味を言ってくる近所の老婆がいますが、今井先生のお言葉を胸に今日も強く生きれます。